プトレマイオス(機動戦士ガンダム00)

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プトレマイオス(機動戦士ガンダム00) - (2016/04/04 (月) 18:58:50) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/11/21(日) 18:41:58
更新日:2024/02/18 Sun 15:32:35
所要時間:約 8 分で読めます





私達ソレスタルビーイングの初お披露目よ。ど派手に行きましょ!


本項では『機動戦士ガンダム00』及び『劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-』に登場する艦船
「プトレマイオスシリーズ」について解説する。


プトレマイオス

型式番号:CBS-70
所属:ソレスタルビーイング
全長:251m
全幅:84m
全高:74m
動力機関:GNコンデンサー
装甲材質:Eカーボン


1stシーズンに登場した、ソレスタルビーイング実動部隊が運用する多目的輸送艦。通称「トレミー」。

動力源はGN粒子だがGNドライヴを搭載していないため、ガンダムのGNドライヴから供給された粒子で稼動している。
ガンダムが不在の場合はコンデンサーに貯蔵した分しか稼動できない。
それでも粒子貯蔵量はかなり多く、大量の粒子を消費するGNフィールドで艦全体を覆うことができる。

ガンダム各機は船体前部の円環レールに固定された4基のコンテナに格納される。

艦首には展開式リニアカタパルトが備わっており、使用の際には発進させるガンダムのコンテナを上部にローリングさせ、機体をカタパルトデッキに移動させる。
また、コンテナを開放して直接発進させることも可能。

輸送艦ということもあり非武装だが、通常のコンテナを『強襲用コンテナ』に換装することで、GNキャノンとGNミサイルが使用可能になる。


◆劇中の活躍
非戦闘艦故に活躍も少なく、人革連のガンダム鹵獲作戦では特攻艦の接近を許す等、いろいろと危うい場面があった。

国連軍の作戦「フォーリンエンジェルス」では、アルヴァトーレの砲撃で右舷をえぐられ、最終的には接近したGN-Xに艦橋を潰されて撃沈した。





プトレマイオス2


型式番号:CBS-74
所属:ソレスタルビーイング
全長:251m
動力機関:GNコンデンサー
装甲材質:Eカーボン

武装
  • 大型GNキャノン×4
  • GNキャノン×4
  • GNバルカン×4
  • GNミサイル発射管×38
  • GN魚雷発射管×4
  • GNフィールド
  • 光学迷彩


2ndシーズンに登場した、プトレマイオスの後継艦。引き続き「トレミー」の愛称で呼ばれる。
輸送艦であった先代とは打って変わり、本艦は多目的攻撃母艦として建造された。
船体のメインブロックは先代とほぼ同形状だが、MS搭載区画の一新と武装化により、シルエットはかなり変わっている。

また、システム面も大幅に進歩しており、先代では宇宙のみに限定されていた行動範囲が地上にも拡大され、水中航行も可能。故に大気圏突入・離脱能力も備える。

ローリングコンテナに替わって両舷に設置されたMS搭載ブロックは3層式で、上段はリニアカタパルトデッキ、中段は格納庫、下段は水中発進用注水室となっている。
左舷第1格納庫には、主にダブルオーガンダムアリオスガンダム、右舷第2格納庫にはケルディムガンダムとセラヴィーガンダムが収容される。
このブロックの外側には空力制御用の翼があり、大気圏内での飛行時には左右に展開する。

先代から継承した艦首の第3カタパルトには格納庫が設置され、主に支援機であるオーライザーとGNアーチャーが収容される。

特筆すべきはトランザムシステムへの対応と耐久性能にある。
まず前者は、太陽炉を接続したガンダムがトランザムを起動することで、艦も連動してトランザムを行えるだけではなく、ガンダムがいなくてもコンデンサーを解放してトランザムができる。
大気圏離脱はこれを利用して行い、メメントモリ攻略戦などの特殊任務にも使用された。

そして、後者は、尋常ではない粒子貯蔵量によるもの。
ガデッサのフルチャージショットにはGNフィールドごと装甲が貫かれてしまったが、一撃の余波だけでもダブルオーライザーのシールドを焦がすガガの特攻を立て続けに受けても耐えるだけのGNフィールドの出力とフィールド効果による頑強な装甲を有する。

この二つの機能によって、かつて輸送機に過ぎなかったプトレマイオスは浮沈艦とすら評せる代物へと変貌を遂げた。


プトレマイオスⅡとよく間違えられる。正しくは数字の2なので注意。


◆武装
  • 大型GNキャノン
第1第2カタパルトデッキ上部後方に2門ずつ搭載。本艦の主砲。

  • GNキャノン
第1第2カタパルトデッキの外側に2門ずつ装備された副砲。

  • GNバルカン
艦首部に内蔵されている。

  • GNミサイル
艦全体に計38門の発射管を持つ。ミサイルだけでなく、スモーク弾や機雷、ジャミング用グレネードも発射可能。

  • GN魚雷
水中用装備。艦底に4門の発射管を持つ。

  • GNフィールド
先代に引き続き搭載。部分的に粒子濃度を高めて防御力を上げることができる。
大気圏突入・離脱時などには前面に展開し、空気抵抗と衝撃をを軽減させる。

  • 光学迷彩
プトレマイオスⅡに搭載。
地上でのみ使用する。船体上面に展開し、監視衛星の目を欺く。
GN粒子とは相性の悪い機能なので、戦闘等粒子を大量に消費する際には解除の必要がある。


◆劇中での活躍
最初の見せ場であるアレルヤ奪還作戦では、大気圏突入から直接海に突っ込むという戦術、津波を起こしてビームの威力を半減させる役目を果たした。

次の4話ではトリロバイトに風穴を空けられ、ケミカルボムで拘束プレイを喰らう。
11話ではガデッサの砲撃で第3格納庫がブチ貫かれるなど、かなりハードにやられる。

第2の見せ場はメメントモリ攻略戦。低軌道リングの上を猛進する姿は実にカッコイイ。
電池の「トランザム(キリッ」でレーザーを回避し、最終的にミッションは無事成功……したのだが、
直後にエンプラスとガデッサ、ガラッゾの襲撃に遭い、やむなく地上へ降下してしまう。

ブレイクピラーの後は再び宇宙に戻り、アニューの離反を経てヴェーダ奪還作戦へ。
アロウズの猛攻をカタロンとマネキンの協力で凌ぎ、ソレスタルビーイングへ向かう。
ガガの特攻受けつつソレスタルビーイングに突入し、オートマトンに群がられるも、なんとかヴェーダを奪還。
刹那のサポートのために(オーガンダムを落下させながら)発進し、援護射撃を行うが、
リボーンズキャノンの一撃で航行システムに不調をきたし、スモーク弾で目くらましをする。最後はエクシアRⅡを射出して、戦闘から離脱。
戦闘終了後はガンダム各機を回収した。





プトレマイオス2改




型式番号:CBS-742
所属:ソレスタルビーイング
全長:260m(ブースター装着時)
動力機関:GNコンデンサー
装甲材質:Eカーボン


劇場版に登場。
プトレマイオス2を改修した艦で、改修前と外見上の差異は無い。相変わらず愛称は「トレミー」。

改修されたのはシステム面が主で、トランザムの最適化技術が導入されている。
これによりトランザムの継続時間が延長され、追加ブースターを艦尾両舷に装備することで超長距離航行が可能になった。

内装面では第3格納庫が大型化され、ダブルオーライザーを合体状態で格納・発進できるようになった。




◆劇中での活躍
本艦による直接戦闘は皆無と言っていい。

火星圏出向の際にはブースターを装備していた。

イノベイド達との最終決戦ですら航行を維持した頼れる存在だった本艦ですら、ELSとの最終防衛戦では紙一重のところまで追い詰められた。
最終的にはELSに船体の半分ほどを侵食されてしまっており、如何に凄まじい攻勢だったかがここからも見て取れる。



◆ゲームでの活躍
  • スパロボ
第2次Zにて初参戦。
00がシナリオの中核のため、母艦になることが多い。

GNフィールドを備え、スメラギを始めとするクルーの精神コマンドもあって雑魚の攻撃ではかすり傷一つ付かない鉄壁振りを見せる。

ただしその鉄壁のGNフィールドはENを消費する上、
原作再現で初期ENがたったの100なのでフル改造ボーナスで『バリア・ジャマーのEN消費0』を付けるか、『電力受信アンテナ』を装備させたい。

また、スメラギが修理スキルをデフォで持っているため、鉄壁の防御力を活かして前線のユニットの修理屋にもできる。
『パーツ供給』も持たせると更に便利屋に。

ただし非武装艦のため、攻撃はできない。
必中を持つラッセ涙目。

シナリオ中盤で武装コンテナが追加され、晴れて攻撃が出来るようになる。
これまで『カットイン?何それ美味し(ry』状態だったせいか、
攻撃時のカットインでは武装コンテナの設定完全無視の女性陣(だけでなく男性陣もチラッと映ってる)総出演。

また、エクシア・デュナメスとの合体攻撃(GNアームズTYPE-EorD)も追加されるが、
ガンガン斬り込むエクシアや後ろから狙い撃つデュナメスに付いていくと前者では集中砲火を浴び、後者では攻撃が届かないという状況に陥るため、結構使いにくい。


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