登録日:2009/10/03 Sat 22:51:24
更新日:2025/03/28 Fri 00:39:56
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この項目では3.について取り扱う物とする。
自らの技術で滅びるがいい、ソレスタルビーイング……。
トランザム!
GAGA
《目次》
《GNZ-004 ガガ》
◎仕様
型式番号 |
GNZ-004 |
全高 |
18.1m |
重量 |
26.4t |
動力機関 |
GNドライヴ[T] ×1 |
装甲材質 |
Eカーボン |
所属 |
イノベイター(イノベイド)勢力 |
武装 |
GNバルカン ×2 |
搭乗者 |
量産型イノベイド |
◎機体解説
高性能機として知られる
GNZシリーズに連なる
量産型MS。
むき出しのフレームや胴体に内蔵された擬似太陽炉など、GNZシリーズの中では全体的に構造が簡素。また
イカメシコアファイターも無く、緊急離脱も不可能。疑似太陽炉の交換も出来ない。
さらになんと
下半身が存在しないのが最大の特徴。
足のあるべき場所にはGNスラスターがあり、肩アーマー内部にも大型のGNスラスターが配置されている。
足が無くなった代わりに大型のクローアームとなった腕で自立するが、当然武器など持てないし胸部に固定されたGNバルカンも明らかに射界が狭い。
そんな一見
貧弱に見える本機の運用方法は
トランザムにより超加速し、機体そのものをGNフィールドをも貫く「GN粒子を纏った砲弾」となす特攻。
出撃時にはGNZシリーズ共通の使い捨てブースターを下半身に1基装着しているが、これはおそらく初っ端からトランザム状態での運用になるため、粒子消費を補填し速度(≒威力)と射程を伸ばすための措置と思われる。
その機能を超高速航行からの
体当たりと
自爆に集約したためか装甲は薄いらしく作中でもバタバタと撃墜されていたものの、夥しい数を展開することでその欠点を補っており、
エースパイロットでも対処が困難なほどの突進の乱舞を繰り出している。
このガガのパイロットはブリング・スタビティ、デヴァイン・ノヴァらと同じ塩基配列パターンの量産型イノベイド。
このイノベイドは
リボンズ・アルマークが側近として造った(ヴェーダに造ってもらった)連中とは違い、外側だけ生体パーツの
ハロみたいなもの。
他のイノベイドと同様の頑強な肉体を持ちながら自我や感情を与えられておらず、特攻の結果死ぬ事に対する恐怖など微塵も持ち合わせていない。
リボンズの命令に従い特攻して、死ぬ。
ただそれだけの為「だけ」に製造された、
ロボット同然の存在でしかない。
リボンズの同類への認識が良く分かる。
なお、型番から分かる通り開発はGNZシリーズでも早い方で、アニメ公式サイトによると「決戦兵器として開発された」かつ「ガデッサ
以降のバリエーション機より前に開発されていた」とのこと。
小説版ではリボンズが「ビリー・カタギリを招聘したことで、ガガの破壊力は格段に向上した」と述懐しており、リボンズが設計したものに対して
ビリー・カタギリが改良を加えたと取れるほか、一部の資料では単に「ビリーが開発した機体」と記述されている。
◎劇中での活躍
かなりの数が撃墜されたが、それを上回る圧倒的な物量でダメージを与え続けた。
化け物染みた頑丈な装甲を持つプトレマイオス2にはそこまで大きなダメージは与えられなかったものの、
GNアーチャーはおろか
レグナントすら、直撃すれば一撃で戦闘不能に陥り、強烈な衝撃で
中のパイロットが気絶してしまう程の凄まじい破壊力を持つ。
劇中最強機体の一角である
ダブルオーライザーですら、レグナントがダブルオーライザーを抱き込む形で衝突の余波を少し受けたに過ぎないにも拘わらず、シールドの一部の塗装が剥げて損耗する程だった。
恐らく、ガガの特攻を無傷で耐えられるMSは、少なくとも2312年時点では存在しなかっただろう。
その膨大な数による特攻とイノベイド達による一斉のトランザム起動で視聴者にかなりのインパクトを与えた。
トランザム!トランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザム……!
うん。異常なくらいにウザイ。
余りにチープに使われた為、トランザムの特殊性がほぼ無くなった場面とも捉えられる(通称
『トランザム祭』)。
スメラギは敢えてソレスタルビーイング号の奥深くにプトレマイオス2を突っ込ませ、狭い通路内におびき寄せる事でガガのトランザムを封じるものの、それでも圧倒的な物量の前に押されてしまい、プトレマイオス2の防衛にあたっていたGNアーチャーを大破させられてしまう。
それでも終盤では
トランザムバーストによって中のイノベイドの統制が一気に崩れた隙を突かれて
アリオスガンダムに雲霞を落とすかの如く蹴散らされ、挙句リジェネの協力を受けてヴェーダを奪還したティエリアが、
セラフィムガンダムで
トライアルフィールドを発動させた事で機能を停止。再起動しないよう全てが破壊された。
アニメでは残骸がほとんど描かれていないが「00N」では一帯に残留する大量のデブリを処理する場面が描かれている。本来民間の業者に委託できるものを、レグナントやGNZ系機体、リボーンズガンダム等機密につながるものが流出しないよう、軍隊が直接作業を行う羽目になったとのこと。
またソレスタルビーイング号内部に残存していた機体は、後に
ビリー・カタギリがレイフ・エイフマン教授理論のトランザムとCB由来のトランザムとの相違点の研究に使っているほか、多くは下記のガガキャノンに改修された。
「機動戦士ガンダム00 A wakening of a the Trailblazer」のノベライズ版ではパトリック・コーラサワーが出撃するシーンで「無人特攻機であるガガも投入されている」と記述されている一方でガガキャノンについて全く言及が無いため、改修されていたのかどうか、ガガを無人化して投入したのか、特攻機として運用されたかなども含め詳細不明。
◎考察
- ・開発時期
- 先述の通り本機の開発時期は早くガラッゾよりも前に開発を終えており、リヴァイヴ・リバイバルの「既にガデッサもロールアウトしています」という発言が2ndシーズン5話なのでその前後で開発が始まり、ガラッゾの初登場した10話より前にはガガの開発を終えて量産に入っていた可能性が高い。
- ビリー・カタギリが開発に関わっているという点もミソで、ビリーは4話でアロウズ入りを決めて新型機の開発主任を命じられ、9話で連邦の新型機の開発を進めていたため彼がリボンズから接触を受けたタイミングが4話の直後、そこからガガの開発を経て9話までに連邦に戻ったと考えると辻褄が合う。そうであれば、マスラオのトランザムにもガガの開発で得た知見が反映されたのかもしれない。
- ・トランザム
- ガガのトランザムがマスラオ/スサノオに搭載されていたものか、アニュー・リターナーが盗み出したCB由来のものかは明言されていない。開発時期が上記の通り5〜8話の間であれば、まずマスラオと同じものが搭載されたと思われる。
- …が、ガデッサ等は後からCB由来のトランザムを追加していることと、項目冒頭にも引用した「自らの技術で滅びるがいい、ソレスタルビーイング……」というビリーのセリフから、CB由来のトランザムである可能性も否定できないのが悩ましいところ。
- ・重量軽減効果
- 特に明言されていないが、ガンダムアストレアTypeFのGNハンマーのようにGN粒子の重量軽減効果をコントロールできているとすれば、加速・巡航時に重量を軽減してスピードを稼ぎ、着弾の寸前に重量を増すといった芸当も可能だろう。
- ガガの重量は26.4tと他のGNZシリーズ(約60t)の半分以下、セラフィムガンダムと同程度。GN粒子の重量軽減効果がどの程度のものかは推定する材料が乏しいが、ヴァーチェ(66.7t)がフラッグ(67.1t)より軽くなるのだからかなりの重量を変動させることが出来るのではないだろうか?
- ・エネルギー量
- 質量弾といってもどの程度のものであろうか。運動エネルギーは「運動エネルギー[J]=1/2✕質量[kg]✕ 速度[m/s]^2」で求められるが…
- 仮に速度をブースターを装着したガラッゾの78[km/s]、機体重量をスペック上の26.4[t]とすると、運動エネルギーは80,308,800[MJ]となる。ジュールだとちょっとイメージが湧かないので、無理やりTNT換算すると約19.2[kt]。エネルギー量で広島型原爆(約13[kt])を超え長崎型原爆(約21[kt])に迫り、さらにGNドライヴの自爆が上乗せされる。色々な意味で、現実世界とは桁違いの戦場と言えよう。
- こんな奴らが3機がかりで取りついても殺せないコーラ、パネェ。
- ・リボンズがガガに求めたもの
- 本機はもとより決戦兵器として開発されているが、リボンズにとって決戦とは即ちCBに引導を渡す時であり、その切り札を早くから用意していたことになる。
- そしてリボンズが決戦兵器を開発するにあたっては、恐らくアロウズを含む人類が彼らイノベイド勢力に敵対した場合を想定し、連邦とアロウズが保有する「GN粒子撹乱兵器」の存在を念頭に置いていたものと思われる。
- つまり、
- 撹乱/弱体化されていないGNフィールドを突破できる
- 粒子撹乱の有無に影響されず運用できる
- 艦隊規模の敵に対処できる
- 裏切らず、奪取/鹵獲されない
- といった点を満たすために作り出したのがこのガガの大群なのだろうと推測できる。
- これは誰にも奪われず、CBとアロウズの両方に有効で、確実に標的を圧殺できる兵器を求めたという意味であり、戦力としても仲間としても、他のイノベイドやアロウズ(人類)を全く信用していなかったということでもある。リボンズらしい話である。
- 唯一トライアルシステムには弱いが、範囲が狭い上に優先権がリボンズにある以上容易には使えず、ヴェーダを奪われでもしない限り問題にはならない。そのヴェーダを当のリボンズがソレスタルビーイング号で抱え込んでいるわけで、ソレスタルビーイングの面々は正面からガガの大群を掻い潜って接近するハメになった。
- 作中でも刹那がイノベイターへと革新を果たしトランザムバーストを発動させる事が出来なければリボンズがそのまま押し切っていた可能性が高く、侮りがたい存在であるのは間違いない。
- ・イノベイドを乗せた理由
- 複雑な戦闘を行わず、単に標的に突っ込むだけなら無人で良かろうし、それこそハロやヴェーダに直接制御させても良かったようにも思え、肉体を持つイノベイドを大量に使い捨てるのが非効率に映る。
- ただ、ハロは確かに高性能だが操縦技能という面では肉体を持つイノベイドに劣っているらしい描写が散見される。
- そこを補強できるのならば、特攻機体なのだから搭乗させるイノベイドは自我や感情が欠落した量産型のほうが良い。よしんば自我に目覚めてもリボンズは配下のイノベイドの思考を読み、いざとなればアニューやルイスのように脳量子波で強制的に支配、洗脳できるので裏切りは確実に察知、阻止できる。無人機でなくなればハッキングやジャミング等で無力化するのも難しくなるといい事ずくめである。
- ヴェーダを掌握して無尽蔵のリソースを運用しているリボンズにしてみればコストパフォーマンスは度外視できる要素であって、「あえて乗せない」という選択肢は無かったのだろう。
- ・MSである必要があったのか
- 「ただGNドライヴを積んで突っ込んで爆発させるだけなら、わざわざMSにせずミサイルのような形状でも良かったのではないか?」という疑問はよく見かけるところ。
- 実際、ガデッサの開発を終えた時点でかなりコンパクトにまとまっていて撤退するレグナントに追従できるスピードと航続距離を持つコアファイターが完成しているのでそちらを量産しても良かったように見えるし、GNフィールドを貫くだけならそれこそGNファングでも実現している。後の時代まで見ればガデラーザの大型GNファングなども存在するため尤もな意見ではある。
- 詳細な理由は語られていないので推測する他無いが、考えつくところでは
- 破壊力をGNドライヴの自爆に依存すると、不発した際に威力が激減する
- 機体構造を大きく変えるとGN粒子の制御に影響が出る
- できるだけ開発期間を短縮したい(決戦に間に合わないのでは困る)
- これらの理由から既存の機体設計を流用した上で、質量弾としての威力と加速力を両立するために適度な軽量化と推進機の増設を簡単に施した結果、あのような中途半端な姿になったのかもしれない。
- ・そもそも特攻兵器と言えるのか
- ここまでガガをさんざん特攻兵器と呼び、非人道的兵器という体で解説してきた。公式サイトのMS解説でもガガの攻撃を「特攻」と呼んでおり、事実としても「生身のパイロットが搭乗し、そのパイロットの生還を想定していない」という意味でガガは特攻兵器の要件を満たしているように見える。
- いや、なにも「量産型イノベイドは人間ではない。生体部品のようなものだからガガは無人機だ」などと言いたいわけではない。「イノベイドが人間かどうか」ではなく「イノベイドがどういう存在か」を考えてみてほしい。
- イノベイドは元来データ上の存在であり、肉体(生体端末)を失っても脳量子波によって人格と記憶をヴェーダへバックアップしている。肉体の喪失は人間ほど重要ではなく、当然新しい体を用意すれば復活も可能である。彼らにとっての死とは、ヴェーダ上から人格データを抹消されることなのだ。
- ガガに乗っている量産型イノベイドも例外ではないとすれば、そもそも彼らには脱出装置など必要なく、1人も”死なずに”ヴェーダ上で健在という可能性がある。
- 我々人類が乗れば忌むべき特攻兵器でしかないガガも、イノベイドの特性を合わせると「使い捨ての対艦・対MS兵器」のように見えてきてしまうのは興味深いところである。
- ただし、作中のイノベイドたちの言動を振り返るとリボンズを除く大半のイノベイドはヴェーダに人格がバックアップされている事実を知らなかったらしく「肉体の死=完全な死」と認識していたようである。
- このため、生体端末と人格が切り離された存在であると知っていたのはガンダムマイスター874、エージェント887、リボンズに加え、彼らに関わった極少数の人物のみと考えられ、多くのイノベイドにとってガガが特攻兵器であることに変わりは無いだろう。
- 加えて、ガガを作ったリボンズ本人は他のイノベイドを明確に見下していたくらいだし、ガガの特攻を見ていたであろうヒリング・ケアやリヴァイヴ・リバイバルも特に思う所は無かったあたり、彼らが量産型イノベイド達を「ただ使い捨てるだけの存在」と捉えていた可能性は十分にある。
《GNZ-004/BW ガガキャノン》
◎仕様
型式番号 |
GNZ-004/BW |
全高 |
18.1m |
重量 |
不明 |
動力機関 |
GNドライヴ[T] ×1 |
装甲材質 |
Eカーボン |
所属 |
地球連邦 |
武装 |
GNバルカン ×2 GNキャノン ×2 |
搭乗者 |
イノベイド |
◎機体解説
ELS襲来を前に少しでも戦力を増強するため、ソレスタルビーイング号に残存していたガガを連邦が改修した機体。
元のガガにとって最大の攻撃である
体当たりは融合・同化を行うELSに対しては意味がないということで、GN-XのGNビームライフルを流用して作られた太陽炉直結型GNキャノンが2門、背部に追加されている。
このキャノンは正面だけでなく真上に向けることが可能で、上方への推力が強い本機の特性に合わせた改修と考えられる。
また、所属が変わったことを示すため機体色が水色に変更された。このおかげでELSに侵食/コピーされた機体の判別は容易であったらしい。
パイロットについては、本機が元々イノベイド専用機であることに加えて、連邦自体が未曾有のパイロット不足でもあったため、ヴェーダ管理下のイノベイドが搭乗した。
ELSとの最終決戦においてガガキャノンは100機ほど配備され、このうち生き残った機体は1割に満たないとされる。
とはいえ「ガガキャノンの援護射撃に救われた」という証言も残されており、絶望的な状況下で最後まで奮戦したことがうかがえる。
◎劇中での活躍
劇場版で数カットのみ登場。複数機で編隊を組んで飛ぶ姿を見ることができる。
同作の
ノベライズ版とコミカライズ版ではガガキャノンは登場しない。
◎考察
- ・実はスペックはそれなり
- 紛れもない急造品でありELS相手には物足りなく見え、ガンダムやブレイヴ、GN-XⅣと比べるとかなり見劣りする感は否めない。
- とはいえ擬似太陽炉直結型GNキャノンの威力は高いとされ、当時のMSの大半がGNビームライフルやNGNバズーカを主武装としていることを考慮すれば、本機の火力はそう悪いものではない。
- 明確に劣っている点としては装甲、運動性能、緊急脱出不能といった面であるが、装甲に関しては敵がELSである以上は厚かろうが薄かろうが関係なく、GNフィールドを展開できない機体であればどれでも同じ。
- 運動性能も回避機動をするMSを追尾して体当りする程度は確保されており、緊急脱出に至ってはするだけ無駄である。
- 擬似太陽炉の性能もGNZシリーズに準ずるものとすればGN-XⅢは上回っているはずで、総じて太陽炉非搭載機やコロニー公社用のGN-XⅢなどよりは余程マシなスペックではある。
- もっとも、それもELSが兵器に擬態し始めてビームを撃ってくるようになるとさすがに厳しいところ。まあ作中における「ざっと10000:1」と言われるほどの戦力差では、どれほどの性能であっても焼け石に水であろうが…
- ・搭乗したイノベイドたち
- イノベイド専用機であるという点は、パイロット不足に悩むこと無く戦力化できたという意味ではむしろ良い方向に働いた。
- 搭乗したイノベイドについては00Nにおける「ヴェーダ管理下のイノベイド」という以外に言及がないが、まず戦闘用のイノベイドであろうとは推測できる。
- ELS襲来までの間に生体端末ごと新規に生産されたのでなければ、外宇宙航行艦ソレスタルビーイングの保守・運用のためにブリング/ディヴァイン型のイノベイドが多数活動している場面があるため、そうしたイノベイドたちが搭乗したものと考えられる。もしかしたら、彼らは2年前の決戦で出撃せず生き残った量産型イノベイドなのかもしれない。
- ただ、彼らイノベイドは脳量子波を発するためELSの注意を引き付けやすい性質を持っており、明言されてはいないものの最終決戦においては他の機体よりも激しい攻撃に晒された可能性がある。
《立体化》
ROBOT魂で魂ウェブ商店限定として通常仕様の単品とトランザム発動仕様の3体セットの2種類が発売された。
ただし2022年現在はどちらも生産終了しており、入手困難となっている。
両方とも本体に加えて専用のブースターとスタンドが付属し、出撃時の姿を再現可能。
ちなみに両脚は爪先のクロー部分以外は他のGNZシリーズと同じ形状のため、同じROBOT魂の「ガデッサ/ガラッゾ/ガッデス用ブースター」を装着でき、設定には無いブースター3基同時接続も可能である。
トランザム発動仕様は3体セットで通常仕様を3体買うよりもお得。成型色がクリアレッドに変更されている以外は通常仕様と同じ。
このトランザムセットの外箱は先述の『トランザム祭』をイメージしたデザインとなっており、梱包を開けた者の腹筋を攻撃してくる。
トランザム!トランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザム……!
《ゲームでの活躍》
原作通り、終盤でイノベイター勢力との決戦で初登場。やはり特攻兵器で攻撃が成功すると
自爆する。
そして原作の圧倒的物量を再現する為か、倒せど倒せど『無限沸き』する。
…しかし、それを逆に利用され稼ぎに使われる可哀想な機体。
リボーンズガンダムのアシストとして登場。3機が飛び出し相手へと向かう。勿論、当たると爆発する。
ニュートラルではゆっくり、レバーを入れると高速で突っ込む等、性能差を付けられる。5回打ち切りリロードだったが、アップデートで3回打ち切りリロード、さらにその後2回打ち切りリロードに調整された。
リボーンズガンダムの自衛能力の高さの根幹であり、リボーンズガンダムが強い時代はガガへの文句も多かったのだが、プレイヤーがどれほど苦情を言っても運営は性能を上下させるくらいしか処置を行わなかった。
だが
EXVS2XB稼働後のアップデートでついに全体的な大幅な仕様変更が入り、ガガの扱いも大きく変わった。
今までのような通常時のアシストからはガガが削除され、ガデッサとガラッゾを採用。代わりにガガは覚醒技の一つになり、10機のガガが雪崩のように連続して相手に向かっていく形となった。
性能としては自衛能力が大きく落ちたが、覚醒技ガガも使いどころを選べば強みもあり、演出面では非常に原作らしい扱いとなった。
ついでに新規実装されたガラッゾ(ヒリング機)の特殊格闘リロード中に、1機だけ召喚可能。手慰め程度の性能しか有さないので頼りにはできないが、それでも中距離攻撃に事欠く本機には貴重な攻撃手段の一つではある。
ヒリング「そっち(リボーンズガンダム)とは(ガガの)性能が(悪い意味で)ダンチなのよね(泣)!!」
基本的に敵専用だが、「クロスレイズ」でのみ自軍でも使用可能。またガガキャノンも登場。
トランザムは普通の武装扱いだが、マップ兵器「自爆」を使うと機体をロストしてしまうため使わないように。
ガシリーズやガルムガンダムへの開発も可能であるため、使う機会はないわけではない。
自らの編集で冥殿に規制されるがいい、項目荒らし共……。
追記修正!
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修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正修正……
- ガガキャノンってカラーリングとポジション的にボールに相当するかも。 -- 名無しさん (2014-04-01 16:29:01)
- ELS相手にこれが一割残ったのに驚きだよ -- 名無しさん (2014-04-24 00:11:22)
- exvsfbだと初期は5体召喚を5回という超武装だったけどそれが問題にならないほどバンシィングらへんが突き抜けてた -- 名無しさん (2014-05-01 00:32:52)
- 最後怖い…… -- 名無しさん (2014-09-03 15:09:34)
- 今週のビルドファイターズでモブがガガを持っていたけどこれってooの二期の機体も出るて事か? -- 名無しさん (2014-12-11 23:43:11)
- ミサイルみたいなので良くないかな… -- 名無し (2016-02-04 18:00:06)
- ↑ガ系の製造ラインを流用したんじゃないかな。そのほうが製造ラインを整備する費用が浮くから -- 名無しさん (2016-03-19 21:55:46)
- ドラッツェみたいな感じだと思ったら本気で単なる特攻兵器だったでござる -- 名無しさん (2017-03-13 21:45:21)
- 絵的にもチープになって怖さよりネタ成分のが勝ってしまったけど、予算と時間があればおそらく本来は劇場版のELSみたいに(猛スピードで大群が追尾してくる)描きたかったんだろうなと思う。実際スペエディで若干追加されたガガのカットってそんな感じだったし。 -- 名無しさん (2017-04-04 01:24:32)
- 実はスペック自体はそれほど悪くないはず。デッドウェイトがないので加速力はあるだろうし、他のガ系を見る限りバルカンの威力もかなりあるだろうし。まあそれやったら「グルドリンでいいや」になっちゃうけど。 -- 名無しさん (2018-09-29 09:42:24)
- スパロボでのガガ(というかイノベイド)はもちろんトランザム以外にも何個か喋ってくれます -- 名無しさん (2018-09-29 19:14:22)
- 敵がオーラ・バリアでも張ってるってんならともかくどう考えてもパイロット込みでミサイルよりコスト安いなんてあり得んだろ -- 名無しさん (2018-10-01 01:16:47)
- リボガンの自衛力を支えた第一人者、一生忘れないよ -- 名無しさん (2021-08-31 18:23:03)
- 物量で襲い掛かってくる自爆兵器に最初は戦慄したけど、破片や爆炎がゲームみたいに消えてしまったから、特攻とミサイルがせめぎあっているシーンは逆に冷めてしまった。 -- 名無しさん (2022-01-14 12:00:41)
- レディーガガの項目化と思ったらちがったw -- 名無しさん (2022-01-14 12:09:55)
- ガガキャノンに乗ってるのが元々の自我のないイノベイドだったという情報の出典が確認できないな…00Nでは「ヴェーダ管理下のイノベイドがパイロットに選ばれた」とあるようだが -- 名無しさん (2022-02-04 00:01:51)
- 「ガガキャノンに改修されずガガのまま投入された機体があった」という情報も確認できない。これらの記述は消すか、出典不明と明記してもいいかもしれない。 -- 名無しさん (2022-02-07 22:49:43)
- 映画の小説版だと「無人特攻機ガガ」って書いてあったから、多分こっちだとキャノンには改修されてないはず -- 名無しさん (2022-02-08 19:49:18)
- なるほど、小説はノーマークだった…すると映画・小説・漫画が混ざった記述になっている可能性があるのか。 -- 名無しさん (2022-02-08 21:35:32)
- とはいえ小説版を無視して「未改修のガガ」の存在の可能性を否定する事はできないよ。 -- 名無しさん (2022-02-08 21:42:25)
- もちろん設定があるなら否定するつもりはない。ただ媒体ごとに違うのなら混乱を防ぐためにそう書いておきたい。イノベイド周りの設定も小説か漫画版準拠の可能性があるかもしれないな -- 名無しさん (2022-02-08 21:53:02)
- それと、00Nにおけるガガキャノンについての記述は「全機がガガキャノンに改修された」という書き方になってる。一方で小説版は「ガガをそのまま投入した」となってるわけで、現在の記述である「改修はしたが、間に合わなかったものはそのまま投入した」はどちらの設定とも合わず、記述として不適切と感じる。 -- 名無しさん (2022-02-08 22:56:08)
- ガガに搭乗した量産型イノベイドはノーマルスーツを着用してたけど、ぶっちゃけ自爆するのが役目なんだから、何の為にノーマルスーツを着用してるのかよく分からんのだけど。 -- 名無しさん (2022-02-11 22:59:23)
- ↑スーツも操縦システムの一部とかかも? -- 名無しさん (2022-02-12 14:08:36)
- 特攻するまでの間にGで死んだら意味がないからでは? -- 名無しさん (2022-02-12 15:17:12)
- ずっとスーツ着せたまんまなのかな。一応他のMSとか量産したあかつきには操縦任せられそうだし -- 名無しさん (2022-02-12 16:06:24)
- まあ全裸で乗せる意味もないし、スーツ程度いくらでも用意できるだろうし、着てないことで少しでもスペックが落ちるなら着せるやろ -- 名無しさん (2022-02-14 18:23:29)
- ガンプラで出してくれないかな。 -- 名無しさん (2022-02-14 22:58:22)
- A wakening of the trailblazerのノベライズ、コミカライズの記述を確認したが、両方でガガキャノンについての言及が全く無い。ノベライズ版についてはガガを無人化して(あるいはイノベイドによる操縦を無人と称して)投入した具合になってる。搭乗してるイノベイドについても、00Nでの記述以外ではいずれの媒体でも言及がない。記述を調整しようと思う。 -- 名無しさん (2022-02-18 22:32:57)
- 広島の米焼酎に、ガガとかいう商品があるらしくて草w -- 名無しさん (2022-03-30 23:57:19)
- >そもそも特攻兵器と言えるのか この考察は確かにその通りだとは個人的に思う(実際、劇場版のティエリアも似たようなことしてたし)…けど、リボンズは間違いなくそういう見方じゃなくて、単なる死のうがどうでもいい使い捨て感覚だったとも思う。 -- 名無しさん (2022-10-23 09:13:51)
- ↑他のイノベイドは仲間がやられると動揺したり感情的になってたけど、リボンズだけはもう一度作れば良いか位にしか思ってなさそうなんだよな -- 名無しさん (2022-10-23 17:32:24)
- 小説版でも決戦での「助けてリボンズ!」に対して「イノベイドなど、再び造り直せばよいだけだ。しかし、この場面において手持ちの駒が減らされたことには不愉快な感情がそそられる」ってレベルの認識ですからね… -- 名無しさん (2022-10-23 17:52:21)
- あれほどの数の特攻を仕掛けているのに機体の破片が飛び散り残留することなく、ほとんど一瞬で消えてしまのはなぜなのだろう? 簡単に燃え尽きるくらい脆い部品ばかりなのか、トランザムの勢いがそれほどまでに凄まじいのか。 -- 名無しさん (2022-11-01 02:10:05)
- ↑ 資料集(00N)で連邦宇宙軍がデブリの処理をしてる所は描かれてる。それによれば「無数のデブリが漂っていた」とのこと。アニメでは単に作画コストとか絵面が悪くなるとかの都合で省略されてただけじゃないかな? -- 名無しさん (2022-11-03 17:47:26)
- ↑ ありがとう。GN粒子とかトランザムとかによる不思議パワーが発動したのかもと期待していたのです。 -- 名無しさん (2022-11-04 00:25:56)
- GNミサイル作ったほうがよほどコスパ良くて笑ってしまう -- 名無しさん (2023-06-24 00:45:50)
- 「ガガのGNドライヴはリボーンズガンダム用に大量生産して余ったやつの在庫処分」って説を時々聞くけど、開発時期(10話より前)を考えるとちょっとありえないかな、とは思う。リボンズがツインドライヴを追加すると決断したのがいつなのかはハッキリしてないけど9話で「ツインドライヴなんぞどうでもいいわ」みたいな態度してたし… -- 名無しさん (2025-03-28 00:39:56)
最終更新:2025年03月28日 00:39