狛枝凪斗

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狛枝凪斗 - (2023/01/31 (火) 01:03:39) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/09/02(日) 15:21:37
更新日:2024/04/26 Fri 11:54:37
所要時間:約 4 分で読めます







……よろしく、僕は狛枝凪斗だよ。








狛枝凪斗(こまえだなぎと)とは、ゲーム『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』の登場人物の一人である。



毎年平均的な学生から一人抽選で選ばれる《超高校級の幸運》と呼ばれる才能の持ち主。
(しかし、実際はくじ引きで1/16のハズレを引くなど《超高校級の不運》と言える運の持ち主)

誰に対しても朗らかで優しく、空気の読める好青年だが爽やかな笑顔で毒を吐く。
また、少々ネガティブで自分を卑下する傾向があるようだ。

希望ヶ峰学園に対してはある種の憧れのようなものを抱いているらしく、
同じく希望ヶ峰学園に強く憧れていた日向創とはすぐに意気投合して仲良くなった。

非日常パートでも何度も行動を共にする相棒ポジションのキャラで、
七海千秋他女性キャラを差し置いてヒロイン扱いする人もいるのだとか。

不安定で炎が揺らめくような特徴的な髪型をしている。上に行くほど白いグラデーションがなされている。
また、緑を基調としたパーカーが特徴的。



顔立ちや性格、才能など多くの点がこの人物と共通しており、
名前もアナグラム(コマエダナギト→ナエギマコトダ=苗木誠だ)となっていることから彼の存在が発表された時は多くのプレイヤーが、

「苗木が出るとか胸が熱くなるな……」
「まさか苗木がNPCになる日が来るとは思わなかった」

とか思ったとか思っていないとか。
ただ、身長は明らかに一致していない。もしかして伸びたのだろうか?

彼と苗木の関係をはじめとした多くのことはネタバレ許可されている第一章では語られないので、
(発売前からキーパーソン扱いされていたキャラなので当たり前だが)
多くは書けないが、今作を盛り上げる大きな要素となることは間違いない。


追記・修正お願いします。





あーあ、なんだかガッカリだな……。
ネタバレありだなんて、絶望的だよ。


























「あはっ……!



























 あはははははははははははははははははははははははは
 はははははははははははははははははははははははは!
 超高校級の才能を持つみんなが、
 力を合わせて仲間の死という絶望に立ち向かう!
 あぁ、なんて素晴らしくて美しいんだろうね!」

上記の彼は学級裁判前半まで。

その実態は希望に妄執する人物。超高校級の才能を愛し、《超高校級の超高校級マニア》を自称している。
超高校級と呼ばれる才能を持つ「希望」をより強く輝かせるため、「仲間同士のコロシアイ」という絶望を利用し、時には自分の命すら危険に曝してコロシアイを進める。
曰く「贔屓しているボクサーには強い相手と戦って勝ってほしい」ということと同じらしい。

前作にも、生徒同士の殺し合いという状況を楽しみ始めるキャラクターは存在したが、
それも「自分だけがコロシアイに生き残って勝ち進みたい」という欲求であった。
狛枝のように「コロシアイさえ進めば自分が殺されてもいい」とまで考えるのは完全に狂気の沙汰であり、「異常」の領域さえも踏み越えてしまっている。

ちなみに、上記のくじ引きもトリックの為に自身の才能を使ってあえて外れを引いている(つまり彼はツイてないどころか異常なまでにツイている)。
自身の才能については「ゴミみたいな才能」と語りながらも強く信じ縋りついているようだ。
「くじで当たった」程度のスタンスだった苗木とは逆で、自らの「幸運」を「才能」と自覚し、積極的に活用する。ぶっちゃけ彼の才能はかなりのチート。

彼の幸運は「自分が不幸な目に遭った場合、その不幸を帳消しにするほどの幸運が発生する」というもの。多くの場合、不幸に付随する形で幸運が発生する。
ちなみに自ら不幸な状況を作っても発動する。自分に危険が及ぶものの、多少なりとも制御できるという強力な特性である。

さらに、一度きりしか機能しないが、とある「出鱈目な特性」も存在している。
ネタバレになるために伏せるが、もはや才能とか言うレベルではない。
これらの特性を利用し、作中で彼はとんでもない荒業を成し遂げた。

本性を見せた後の彼はまさに「狂人」という言葉がよく似合う。
その目は日向曰く「闇が何重にも重なり合ったせいで、
その闇が眩しく輝いているような……そんな……絶望と希望をグチャグチャに混ぜ合わせたような目」らしい。


追記・修正は超高校級の希望になってからお願いします。





うぷぷぷぷ…
以下ネタバレだよ…









彼が実は希望に妄執する狂人で十神を殺した犯人……で終わればまだ良かったのだが……。
タチの悪いことになんと彼は真犯人ではない(もっとも彼のせいで殺人が起きたことに違いはないのだが)。
つまり第二章以降もこの狂人を抱えてコロシアイ修学旅行は進むのである。


彼は今回、自身の殺人の計画を乗っ取った犯人を知りながらも「希望の為に殺人を犯した犯人」を庇い、協力していた。
しかも学級裁判終了後、今後も希望の為の殺人なら協力することを宣言し、
自分が嫌いなら相談したうえで殺しても構わないとまで言い始め周囲に困惑と絶望を与える。

そしてストーリー終盤、プレイヤーはついに狛枝凪斗一世一代の希望に満ちた絶望的なスペクタクルに圧倒され、ゲームを放り投げたい衝動に駆られることになる。


ちなみに彼は人気投票で二位になるほど愛されてる(一位は七海)

ダンガン総選挙では一位だよ! やったね!
(二位は日向、三位は田中)

一方で、伊藤誠も真っ青なヘイトキャラとして王馬小吉、塔和兄妹、逆蔵十三らと共に一部のプレイヤーからは徹底的に嫌われており、スーダン2の狂気で飽きたらなかったのか3の絶望編で再び超高校級の戦犯として降臨。
めちゃくちゃな方法で76期生を決裂させ、間接的に彼らの死因となったため更にヘイトを集めた。

良くも悪くもダンガンロンパトップの人気キャラである。

余談だが、彼は何故かモノクマを予め知っているような素振りを見せたり、
ウサミが開始した修学旅行を聞いてコロシアイを連想したりしている。

入学直後からの記憶が消されているはずなので、知るはずはないのだが……。

更に名前も「ナエギマコト」のアナグラムだったり、先述の通り声優や一部のセリフ、才能が一緒だったり、どう考えても苗木誠と関係あると思わせて結局面識もなければ何の関連性もない赤の他人という、盛大なミスリード要因でもあった。

結局何がしたかったんだこいつ。

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期のおまけモードである超高校級の才能育成計画では、さすがに本編のような狂人ぶりを発揮する事は無いものの、その希望に妄執する言動でキャラ達を惑わせる事が多い。
またモノクマを動かしている人物や、王馬の秘密結社について独自に調べているらしい。

『ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿』では、相変わらずキャラ達を惑わせつつも、自分と積極的に関わろうとする日向の事は友達と認識している様子。
モナカに5色シロップのせかき氷を持ってきてあげて、更にマヨネーズもかけて6色かき氷にしようと提案するという、ズレたセンスを見せる事も。
才能と無関係の事をやるお祭りでは、桃太郎の演劇で罠を仕掛けるキャラである鬼Bの役をやっている。


アニヲタという才能を持つみんなが、
力を合わせてスレマゲという絶望に立ち向かう!
あぁ、なんて素晴らしくて美しい追記・修正なんだろうね!

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