ミシェイル(FE)

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ミシェイル(FE) - (2017/10/31 (火) 19:47:04) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/07/06 (火) 10:29:14
更新日:2024/02/05 Mon 22:58:23
所要時間:約 4 分で読めます




ファイアーエムブレムシリーズの『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』に登場するキャラ。

CV:速水奨(箱田真紀版ドラマCD)、福島潤FEヒーローズ

マケドニア王国の若き王で、ミネルバ、マリアらの兄。

マケドニア王国建国者である奴隷勇者アイオテの再来と謳われる英傑で、属国と見下し続けるアカネイア王国を嫌っていた。
というのも以前大陸全土が飢饉になった時、マケドニアの食料をアカネイアに奪われてしまい、数千人の犠牲者が出たからである。

若さ故に血気盛んな節があるが、妹思いの良い兄である。
媒体によっては、グルニア王国の名将カミュとは友人という設定もある。


【暗黒戦争編】

復活したドルーア帝国によりマケドニアは侵略の危機に晒される。

これに対しミシェイルはアカネイアへの積年の恨みを晴らす好機と捉え、
ドルーアと一時同盟を結びアカネイアを制圧した後グルニアと組みドルーアを滅ぼすことを提案する。
しかし、当時の王だった彼の父は彼の案を退けアカネイアに救援を求め、ドルーアと対峙することを決定。
ミシェイルは当然反対する。
マケドニアを見下すアカネイアに救援を求めても助けてもらえず、ドルーアとは単独で戦わざるを得なくなると考えているのだ。
単独で戦う場合マケドニアに勝機はなく、国全体が奴隷となってしまう……。


この父子の確執に目をつけたガーネフは「王がミシェイル追放を企てている」と噂を流し、
ミシェイルを焚き付け、結果ミシェイルは父王を暗殺し、自ら王位に就きドルーアと同盟を締結する。

暗殺の件で妹のミネルバとの関係に亀裂が生じるが、同じく妹のマリアをドルーアへ人質に出す事で反乱の意思を封じる。
妹を人質に出すと決めた時に、ミシェイルは生まれて初めて涙を見せたと言う者もいるらしい。

同様に、国内の貴族達の反意を抑えるために、マケドニア貴族の娘のレナを妃に迎えようとしたが、
レナ本人が拒み出奔したため、代わりに彼女の兄マチスを戦いの前線に出す事で反抗勢力を強引に黙らせた。
しかし、マルス率いるアリティア軍が挙兵し、アカネイア王国の生き残りのニーナと合流した事で状況が一変。
彼の手でマリアがドルーアから救出され、枷の外れたミネルバが離反。
アカネイア帝都パレス、アリティアが解放、さらに同盟国のグラ、グルニアが滅ぼされたためミシェイルが立てた当初のプランは破綻。



アカネイアと組むのを好しとせず、マケドニアのプライドのためにミシェイル自ら戦場に立ちマルスらを迎え撃つ……。



因みに、自国の民でも敵となった以上容赦しないが、マリアで挑むとミシェイルがうろたえまくる(対してマリアはノリノリで攻撃してくる)。
クラスはドラゴンナイト。クラス特有の性能の高さに加え、特攻無効の「アイオテの盾」のおかげで弓が効かない。
『新・暗黒竜』以外では性格の反映なのか敵将なのに突撃してくる。ただ某雷帝と違い部下を引き連れているので下手すると泥沼化する可能性がある。
しかし武器が、FC版ではてやり、SFC版ではぎんのやりのせいで、グラディウス持ちのカミユと比べるとインパクトに欠ける。
『新・暗黒竜』でも相変わらずの汎用武器である。せめてオートクレールを持っていれば…ミネルバめ。
もっとも動かない『新・暗黒竜』では仮に持っていたとしても使わせてもらえない可能性が高く結局てやりキャラになってしまうのであるが…。

高い守備に加えリブローによる援護も受けてくるミシェイルだが、魔防の低さだけはカバーしきれていない。ここが狙い目。

初代では重要キャラにも関わらずグラフィックがナバールの使い回し。王様なのに裸鎧である。

『新・暗黒竜』では戦闘曲がカミユ同様「決戦!二つの正義」に。
また戦闘会話が追加され、ミネルバ、ペガサス三姉妹、マリア、と親族と元部下とは会話が発生するようになった。これは敵将の中では最多でありかなり優遇されている。

【英雄戦争編】
新・紋章の謎』では顔グラに変更があることが確認。顔のいたるところに傷が入っている。

暗黒戦争ではミネルバにとどめを刺された設定。
しかし死にきれてはおらず、マリアにある秘密裏の必死の治療を受けて復活。
かつて妹達を裏切ったにも関わらず命を救ってくれたマリアに心を打たれ、本来の兄としての自分を取り戻す。

しかしガーネフがメディウス復活のためにマリアを拉致。時同じく、マケドニア国内で反乱が発生。王位に就いたミネルバが囚われてしまう。
ミシェイルは、妹達に繋ぎ止められた命を今度は彼女達を救うために使う事に決めた。

まず反乱の首謀者のリュッケの立て籠る砦に単騎で攻め込み強引に満身創痍のミネルバを引き取り、回復した後カダインでマルスらと引き合わせる。

その後はマリアを救出するため単身ガーネフの行方を追い、竜の祭壇に潜入するもガーネフの「マフー」により瀕死の重症を負う。
それでもマフーの対抗魔法の「スターライト」を奪うことには成功。祭壇の近くの村に落ち延び、マルスにスターライトを託して息を引き取る。
さらば、兄よ…スターライトはなくてもクリアできるが、制限プレイでない限りは取っておこう。
小説版『紋章の謎』においてもシリウスはミシェイルに対してのみ、仮面を外してカミュとして彼の死を看取った。

なお、ミシェイルの村に向かう際、村の左側から盗賊が続々とやって来るが、彼らは実は山に阻まれて村までたどり着くことが出来ない。その隙に祭壇のボスでも倒して増援を止めとこう。
しかし、ISは何を考えてこんな温情ではあるが、マヌケな設定をしたのだろうか…多分紋章永遠の謎である。










追記・修正は天空を駆ける騎士になってからお願いします。





※ネタバレ注意










『新・紋章の謎』では条件付きだが、仲間になる。
初期能力が高く強い…のだが、

幸運の初期値が2

上級職Lv12での加入なので成長は期待できない。
伸びは悪くないのだが。

必殺を喰らってロストしやすいので、前線に出す時は注意。
使うなら「女神の像」は全て彼に注ぎ込むために残しておこう。

彼を仲間にするとミネルバの後日談が変化する。
因みに傷だらけだった顔は元に戻っている。よかったね!

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