ファイアーエムブレム ヒーローズ

登録日:2017/02/09 (木) 11:13:05
更新日:2024/03/23 Sat 22:34:55
所要時間:約 48 分で読めます





扉を開け。英雄と共に。





出典:ファイアーエムブレムワールド【FIRE EMBLEM WORLD】、https://is.gd/AUJ1OW
24年2月20日に閲覧、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS




概要

『ファイアーエムブレム ヒーローズ』とは2017年2月2日から世界同時配信された任天堂のスマホゲーム。
『ファイアーエムブレム Direct 』にて詳細が発表され、その二週間後に配信された。
配信初日で売り上げが約3億になるなど、好評な出だしである。


本作は課金式ゲームであり、『ランダム型アイテム提供方式』いわゆるガチャを採用している。
任天堂系列でこれを採用した前例として『バッジとれ~るセンター』『ポケモンコマスター』などがあるが、
前者は非常に価格設定が安く課金できる金額の上限が低めに定められていること、
後者は開発・販売が本家と同じ任天堂・ゲーフリ体制でないことからそこまで話題になっていなかったが、
本作は本家FEを作っているインテリジェンスシステムズ(以下IS)が開発を担当しており、
任天堂関連の会社がガッツリとこの方式を採用したのはこれが初と言えるために、ネットでは良くも悪くも話題になった。

任天堂系列として初のDLCを導入した『覚醒』以来、『if』の同性婚、
『♯FE』のアトラスとコラボした本格的なRPGなど、任天堂作品の中で先陣を切って新たな取り組みに挑んできたFE。
今作も、ガチャ課金有りのスマホゲームに任天堂で最初にチャレンジした作品となる。

17年6月29日時点でのダウンロード数は『スーパーマリオ ラン』の10分の1だが、売り上げは既に超えているらしい。
マリオランは1200円の買い切り型であり、課金型システムの実力を見せつけている。
17年7月21日に『Deconstructor of Fun』はヒーローズの売り上げが127億円に到達したと発表した。

『Google Play』が選ぶ17年度のベストゲーム賞にヒーローズが選ばれた。

海外人気も非常に高く、本作で歴代シリーズやそのキャラを知った*1海外ファンも多い。

本作の特徴として歴代のFEキャラを扱えるというものがある。
サービス開始時点で、
ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」「ファイアーエムブレム 紋章の謎」
ファイアーエムブレム 封印の剣」「ファイアーエムブレム 烈火の剣
ファイアーエムブレム 覚醒」「ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国」
の6タイトルから参戦。

現在ではさらに、
ファイアーエムブレム 新・紋章の謎〜光と影の英雄
ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」「ファイアーエムブレム 聖魔の光石
ファイアーエムブレム トラキア776」「ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王
ファイアーエムブレム 暁の女神」「ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
ファイアーエムブレム 風花雪月」 「幻影異聞録♯FE Encore
「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」「ファイアーエムブレム エンゲージ
を加えた計17タイトルからの参加となっている。
これらのタイトルの全員が参加しているという訳ではなく、その中の一部のキャラだけ。数が数なので全員参戦は遠い夢である。

ちなみに、♯FEは本作の配信開始時点で既に発売されていたタイトルだが、参戦は20年1月と丸3年もかかった。
これについては本作配信直後に任天堂の松下慎吾氏が、
♯FEとFEヒーローズは世界観が被る部分もあり、参加するとなるとシステム面を改修する必要があると語っており、
そのために参戦には時間がかかったのだろう。
また♯FEはあくまで移植版が参戦しているため、設定もそちらに準拠している。

唯一未登場タイトルはリメイク前の「ファイアーエムブレム外伝」を除いて「ファイアーエムブレム無双」のみ。
公式から詳細は一切明かされていないが少数の出典キャラとクロスオーバー作品がため、落とし込むのが難しいと考察が挙げられている*2

キャラクターデザインは、
  • 1部、3部、5部、6部、8部
コザキユースケ氏。
  • 2部
前嶋重機氏。
  • 4部、7部
四々九氏。

……がそれぞれ担当されている。
メインビジュアルは1~6部までと8部はコザキユースケ氏が担当されていたが、7部のみ四々九氏が担当している。


あらすじ

  • 第一部
あらゆる異界の支配を目論むエンブラ帝国と、それに抗うアスク王国、2つの国が存在する世界。

歴戦の英雄たちの力を借り得る「召喚師」として特別な力を持つあなたは、
滅亡の危機に瀕するアスク王国を救うため、特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」の一員となり、果てない戦いに挑みます。

  • 第二部
氷の王国ニフルと炎の王国ムスペル。

対立していた両国だったが、炎の王「スルト」が率いるムスペル王国の圧倒的な力によって戦いは終焉を迎えようとしていた。

ニフルの王女「フィヨルム」は滅亡した祖国から逃れ、アスク王国で「ヴァイス・ブレイヴ」のメンバーに出逢う。

ヴァイス・ブレイヴの協力を得たフィヨルムは祖国復興に大きな希望を抱くが、ムスペル王国の侵攻はアスク王国にまで近づいていた……。

  • 第三部
ムスペルとの激しい戦いを終え、アスクへ帰還したヴァイス・ブレイヴ。
そこへ、死の王国「ヘル」の不気味な兵士たちが突如襲いかかる。

苦しみながらも敵兵を撃退するアルフォンスらは、歴史に残る伝説の王「リーヴ」「スラシル」を名乗る死の王国の将たちと遭遇する。

一方死の王国では、女王「ヘル」が王女「エイル」へ恐ろしい指示を下していた。
『生者どもの軍に入り、生者どもに尽くせ。身も心も服従せよ。そして十分に信用を得た後……私が命じたその時、生者どもを殺せ』

母の命を受けヴァイス・ブレイヴと行動を共にするエイル。
彼女の瞳には、深い憂いが宿っていた……。

  • 第四部
アスク王国内・辺境の村の住民たちが悪夢にうなされ続けているとの報を受け、ヴァイス・ブレイヴは現場へ急行した。

しかし、アルフォンスらも現場近くで強い眠気にとらわれ、意識を失ってしまう。
夢うつつで目覚めた彼らが出会ったのは、人に夢を見せる美しい妖精だった。

悪夢の妖精との戦いと、夢の中から現実世界に戻るための旅が始まる。

  • 第五部
小人族の国「ニザヴェリル」から襲撃を受けるアスク王国。
襲い来る王女「レギン」の狙いはあなた(召喚師)だった。

魔道科学を駆使した機動兵器に苦戦するアルフォンス。
しかし、レギンの剣筋に迷いを見て取り剣を収める。
「ファフニール王を……お兄ちゃんを止めてください!!」

ヴァイス・ブレイヴは、戦いを終わらせるため、レギンと共にニザヴェリルを目指す……。

  • 第六部
アスク王国の村が闇に消える異変が発生した。
調査先でヴァイス・ブレイヴはヴェロニカ皇女と出会い、
エンブラ帝国にも同じ事態が起こっていることを知る。

神竜アスクの眷属「アシュ」の協力も得て、
原因が憑竜エンブラにあると突き止めるアルフォンスたち。

ヴェロニカと共に収拾にあたろうとするが、
彼女を蝕むエンブラの呪いが「アスクの者を殺せ」と囁き―――

アスク王国とエンブラ帝国に、手を取り合える未来はあるのか。

  • 第七部
ついに魔女「グルヴェイグ」を追い詰めるヴァイス・ブレイヴとあなた(召喚師)。

一度は倒されたかに思われたグルヴェイグだが、
たちまち時を操る力で復活し、あなたたちは全滅する。

……。
…………。

あなたを呼ぶ声が聞こえる。
目を開けると、死んだはずの仲間の顔があった。
戸惑うあなたの元に突如として現れる、光の国「ヴァナ」の女神「セイズ」。

彼女は、あなたが見たものは未来の光景だと言う。「時の侵略は、すでに始まっています」
程なくして、グルヴェイグの尖兵が現れた―――

時を越えた戦いが、いま始まる。

  • 第八部
和平の道を歩み始めたアスク王国とエンブラ帝国。
同盟の締結を間近に控えたある日、
両国に「ユグドラシル」の者たちが魔の手を伸ばす。

アルフォンスの暗殺に遣わされた
少女の名は「ラタトスク」。
自らの心と葛藤していた彼女は、家族を救うため
あなた(召喚師)たちと手を組むことを決意する。

隠された意図、錯綜する情報。
謀略うずまく戦いが今、幕を開ける。


(公式より引用)


9つの世界を彩る英雄たち

※以下の英雄達の大半が召喚可能であるが、召喚された英雄は一部例外を除き設定上無数に存在する異界から呼び出された別人なことに注意!
【特務機関 ヴァイス・ブレイヴ】

プレイヤーの分身。デフォルトネームは『エクラ』、海外版では『Kiran』で、設定した名前がアカウント名として反映される。
アスク王国に召喚された大英雄であり、異界に住む英雄達を召喚する力を持つ銃『ブレイザブリク』を扱う事が出来る。
元々いた世界はどうやら現実の現代世界に近いようだ。
その雰囲気は覚醒におけるマイユニット・ルフレに似ているとされている。
ルフレ同様にPVではフードで姿を隠して登場しているが、ゲーム内では容姿は描写されない。
また台詞も一切なく、マイユニというよりは烈火の軍師マークルフレくらい前に出てきたといった感じのキャラである。
やはりというか何というか、歴代のマイユニのご多分に漏れず、敵味方・性別問わず色んな英雄からモテる。ストーリー内のレギュラーの中では特にアルフォンスとフィヨルムが好意的。

CV:鈴木達央
ヴァイス・ブレイヴの一員であり、アスク王国の王子。
歴代におけるロードのようなお人であり、マルスのような正統派の王子様。
かつて戦場で仲の良かった英雄を散らしてしまった過去があるため、召喚された英雄に深く関わろうとしないが、エクラのことはがっつり肩入れし、第三部ストーリーにも大きく影響している。
ストーリー的にもエクラが喋らない為、主人公的存在なのだが、アルフォンスは数が多い剣使いである事、
英雄召喚で星の数が多い剣使いが出やすいという事、
やたら力に特化したスキルばかり習得する上に速さが低いまさかのパワータイプであることから、即メンバーから外される事が多い悲しい人。

CV:内田真礼
アルフォンスの妹でヴァイス・ブレイヴの一員。明るく人懐っこい性格。
そのミニスカにしか見えない上着のせいで、短パンがパンツにしか見えないと評判。太股がいやらしい。
槍使いで、味方の補助手段も持っており兄とは逆に小器用で使いやすい子。

CV:世戸さおり
ヒーローズのオリキャラ……というかいつもの感じなアンナさん。
ヴァイス・ブレイヴの隊長であり、アルフォンス達の上官。なぜその国の王子より目上なのかは不明。
なんと今回は斧使いであり、プレイヤーが最初に操作するチュートリアル用のキャラにもなっている。
斧使いだが速さで勝負するスピードタイプである。
商売をしないアンナさんなんてアンナさんじゃない!……と思われていたが、実はアンナ商会と特務機関隊長の二足の草鞋を履いており、
季節毎の外伝やその他イベントでは相変わらず金儲けに精を出している場面が見受けられる。

  • グスタフ
CV:中田譲治
アスク王国現国王でアルフォンスとシャロンの実父。雰囲気を見るにアルフォンスは父親似。
「厳格」という言葉をそのまま形にしたような人物であり、過去に息子アルフォンスが特務機関に入隊することを強く反対。
最終的に認めはしたものの、招集がなければ王城出入り禁止の命令を下している。
しかしながら本当は子ども想いの優しい父親であり、妻ヘンリエッテ曰く「子どもに会えず寂しい思いをしている」のだとか。
死の国の王ヘルとは因縁があり、20年前に父(アルフォンスの祖父)を殺されている。額の大きな傷はその時の戦いのもの。
そして何より、グスタフ自身も「FEシリーズの主人公の父親」という呪われたポジションに逆らうことは出来ず……

プレイヤー達からの俗称は「パパフォンス」。というか語呂が良すぎて明らかにグスタフと呼ぶ人が少ない。

  • ヘンリエッテ
CV:能登麻美子
アスク王国王妃でアルフォンスとシャロンの実母。雰囲気を見るにシャロンは母親似。
夫グスタフとは打って変わっておっとりとしたマイペースな性格。
危険な戦場を駆ける子どもたちをいつも心配してくれている優しいお母さん。
そのため、グスタフもアルフォンスもヘンリエッテには頭が上がらない。

プレイヤー達からの俗称は当然ながら「ママフォンス」。

CV:下地紫野
神竜アスクの眷属。
妙に長ったらしく回りくどい表現を好んで使う。
少女の姿をしているが本来の姿は巨大な牛で、尻尾から光線を放つ。
第六部1章をクリアすると仲間になる。

CV:黒田崇矢
アスクを建国した神である男性の神竜。



【異界より召喚されし英雄たち】

CV:小上裕通
ファイアーエムブレム 覚醒』の世界から華麗に召喚された貴族。
ストーリーに関係しないのにも関わらずチュートリアルで仲間になる我らが貴族。
アンナさんという特殊な例外を除けば歴代の英雄の中で真っ先に仲間になるという大抜擢を受けた。
星の数こそ少ないが本作で希少な弓使いである事、ガチャはオーブをため込んで使った方がお得である事、その前に城の強化に使いがちという事、
狙った職種が出るとは限らない事、敵に飛行ユニットが多いという事などなど……。
多くの事情からプレイヤー――特に無課金の人はしばしの間ヴィオールをメンバーに入れている事が多い。

……だったのだが、ver2.5.0以降にはチュートリアルで仲間になる座から降ろされ、チュートリアルの後に普通に仲間になる事に……。

CV:梶裕貴
ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国』から召喚されたひねくれた白夜の弟王子。
前述のヴィオールではインフレについていけなくなったので、代わりにチュートリアルで召喚される事になった。それも星4。
そのままでも十分強いが、羽根を集めて星5に覚醒することが出来れば、強力な風神弓や近距離反撃のスキルが解禁されるので使い易さに拍車がかかる。
配信開始直後では無類の強さだったタクミなので初心者にはうってつけの人材だが、
インフレが進んだ今では歩兵弓でもそれなりといった位置に落ち着いている。
  • 義の盗賊 マシュー
CV:保志総一朗
『ファイアーエムブレム 烈火の剣』から召喚された密偵。
チュートリアル後にしれっと加入している。
ヴィオールと違い暗器によるデバフや速さの鼓舞による味方の支援を得意とする。

CV:藤原夏海
『ファイアーエムブレム 封印の剣』から召喚された闇魔法の使い手。
こちらもマシューと同じくチュートリアル後にいつの間にか加入している。
ヴィオールが魔防のデバフスキルを持つので組み合わせるとそこそこ役に立つ。


  • フェー
CV:木村珠莉
アスク王国特務機関の伝書フクロウ。1月18日が誕生日。実はオス
本作のマスコットキャラやツイッター公式アカウントでの広報担当。
名前の由来は本作の略称である「FEH」からと思われている。
普段はマイキャッスルの右上にある止まり木に止まっており、プレゼントの受け取りはフェーをタップすることで行われる。
本作での育成に欠かせない「英雄の翼(その形状から通称羽根)」は一説ではフェーから毟られていると言われているため、あまり羽根くれとは言わないでおいてあげよう(しかし公式がネタとして認知している事と実際に羽根を毟れるグッズが存在しているため、スタッフも知っている様子)
YouTubeで配信されているフェーちゃんねるでは進行役を担当している。CVはここでしか使われておらず、ゲーム内では喋らない。
17年6月のサイファの生放送でキャストが公表されたが、木村氏に決まったのも以前ゲストに来た時、フェーの声をアドリブで演じたかららしい。

余談だが、一回の課金でオーブを購入できるのは最大143個=9000円なので、
このゲームをやっているとよく聞く「1フェー」という単語は9000円という意味である。
ほしいキャラを狙って課金したが結局出なかったこともあるので、ご利用は計画的に無理のない範囲で。



【エンブラ帝国】

CV:日高里菜
第2回英雄総選挙2位。
エンブラ帝国の皇女。
異界の門を閉める力を持つが閉じる事を拒み、異界に侵略の手を伸ばしている。
マルスやロイといった英雄王や若き獅子を打ち破り、自分に従うように契約をした恐るべき幼女。
服装が似ているせいか、幼女マクベスと言われている。
また、イメージイラストがヴェロニカ1人に対し大勢の英雄が剣を構えているリンチのような構図で、ファンからは「握手会」「ボスチク中の図」と言われている。
アプリのアイコンにも彼女が描かれているため、実質ヒロインのような扱いを受けている。
第2部以降はアスク諸共様々な国から立て続けに攻撃を受けており、その度にブルーノらの計らいで救援にかけつける、という展開が続いている。
第2回英雄総選挙にて2位を獲得したため、後にバージョン違いのヴェロニカがプレイアブルとして実装された。


CV:小西克幸
ファイアーエムブレムif』の異界より呼び出されたエンブラ帝国に味方する英雄。暗夜きょうだいの長男。みんな大好きマークス兄さん。
他の英雄たちと同じくヴェロニカに召喚され強制的に従わされ配下になっているのだが、
どういうわけか彼は自分の意志でヴェロニカの味方をしており、自軍に倒された後も彼女の元に留まっている。
その理由は至極単純で、ヴェロニカの悲しそうな表情がとあるきょうだいに似ているからだという。

そのためか、他のきょうだいや原作において対となるリョウマと違い、彼のみ召喚ガチャに実装されていない。
その後大英雄戦で仲間にできる(ヴェロニカに味方しているマークスとは別個体)と発表され、5月に実装されたが、
何故か通常版のマークスが仲間にできるようになるより先に、3月末からの期間限定のイベントでバニー姿のマークス兄さんが先行で登場した。「スプリング、ハズ、カム!」
それを皮切りに超英雄として2017年夏には水着姿で浮き輪を振り回し
2018年夏には浴衣姿になって盆踊りを踊るなど、毎年のイベント毎に大はしゃぎしている。
2020年の夏にはついにヴェロニカとタッグのユニット(双界英雄)として登場した。
また、現在ではホームガイドミッションで通常版の星5のものが手軽に入手できる。

  • ブルーノ
CV:三木眞一郎
ヴェロニカの兄でエンブラ帝国皇子。
第1部においてヴァイス・ブレイヴの前に何度も立ちはだかる、褐色の肌に仮面をつけた変態男。
物語開始当初は名前と地位も伏せられており、名義も「謎の男」で完全に謎の存在であった。
中破するとムキムキな上半身が豪快に露わになり裸同然の姿になり、(ちなみに公式でも何度もネタにされる始末)
2019年春に実装されたイースターver.でも、またもや上半身を豪快に見せ付ける始末であった。
お約束ネタになりつつある……?

かつてヴァイス・ブレイヴにいたアルフォンスの友であるザカリアを殺したと発言しているが、
その後、実際にはそのザカリアの正体こそが彼であるということが判明する。
辺境に追放された彼は身分を偽ってザカリアを名乗ってヴァイス・ブレイヴに加わるが、
エンブラの皇族にかけられた呪いによりいつか仲間を傷つけてしまうと考え、何も言わず組織を離れて独自に動いていた。
そのため、それを知ったアルフォンス達からは以後もザカリアと呼ばれ続けている。
特務機関では槍使いだったようで、シャロンに槍術を教えたのは彼である。それならばあのムキムキも納得出来よう。

CV:M・A・O
第六部で登場するエンブラの皇族で、エンブラの特務機関「呪詛部隊」の長。
ヴェロニカにとっては姉のような人物だが、継承順位は第九位で低い。

  • エルム
CV:入野自由
エンブラ帝国を作ったとされるエンブラの眷属。
冷酷で相手を直接的になじる言葉を使う。
中性的な少年の姿をしているが、真の姿はコウモリ。

CV:丹下桜
「憑竜」とも呼ばれ、エンブラ帝国の神である神竜の女性。
自らの血を持つ者に取りついて操ることができる。
何らかの理由からアスクを恨んでいる。


【氷の王国 ニフル】

CV:高橋李依
第二部から登場。氷の王国ニフルの第二王女。
故郷がムスペルに滅ぼされ、母の仇のスルトを追ってアスク王国がある世界に来て特務機関に保護される。
その後アルフォンス達と行動を共にする。エクラに好意を寄せ、いつか恩返しをしたいと考えている。
第二部1章5節をクリアすると必ず仲間になる配布キャラ。
優秀な反撃スキルが揃っており、特にスキルを付け替えしなくてもデフォルトで十分戦える。
第二部完結後はエクラにつきっきりらしいことをバラされたり、臭い疑惑が持たれたりしている。

CV:茅野愛衣
氷の王国ニフルの第一王女で、フィヨルムの姉。
おっとりしていて母性のあふれる性格をしたピンク髪のお姉さん。
エクラを『生涯に一人だけ、全てを捧げる相手』として夢の中からサポートする。
配布の妹とは違い、こちらはガチャ限。

CV:大空直美
氷の王国ニフルの第三王女。一番末の妹の幼女。
人質としてムスペルの城に幽閉されていた。
その後なんとか脱出し、姉やエクラたちと合流するが……?

年齢も幼く戦闘には向かない容姿から誰もが杖使いと思った中、まさかの暗器使いというギャップが凄い子。

CV:松岡禎丞
氷の王国ニフルの王子。ニフル四兄妹の一番上の兄。
フィヨルム達とはまた別の場所でムスペルとの戦闘を繰り広げていた。
出番が終盤な上に、立ち絵がデフォルトでボロ絵というなんとも恵まれていない王子。

しかしそのがっしりとした体格と精悍な振る舞いで淑女な召喚士達からは大人気。

CV:高橋李依
ニフルの地をおさめる氷竜。
生贄を捧げることで神器に自らの力を与えるとされる。
ある事件を境に冷淡になった。



【炎の王国 ムスペル】

CV:玄田哲章
炎竜の血をひく炎の王国ムスペルの王。見た目は某覇王を彷彿とさせる。
他国を制圧し、そこの民を虐殺するのが王の使命と言い切る暴虐の王。

CV:釘宮理恵
スルトの娘であるムスペルの第二王女。感情が乏しい。
物事を自分で決める事が苦手らしく、姉の指示には必ず従う。姉が大好きな事をよくプッシュされている。

CV:田村ゆかり
スルトの娘でムスペルの第一王女。
スルトに似ず無益な戦いを避け、敗戦国の民も丁重に扱うため、
敵からも一人の人間として評価は高い。
シスコンネタが多い。

CV:中井和哉
ムスペル王国の将の一人で、貴族ではなく貧民街出身。
粗暴な性格で口が悪く、ニフルの民を虐殺した経歴があるため、ニフル側からの評価は悪い。
しかしそんな彼にも家庭的な事情はあり、残虐性があるのは根が腐っているからという訳ではなく、それに気づいたユルグとは仲が悪くない様子。

CV:玄田哲章
ムスペルの地をおさめる火竜。
生贄を捧げることで永遠の命を与えるという。
血の気が多いヤクザ竜。



【死の王国 ヘル】

CV:小山茉美
喜びの園へ逝けなかった魂を操る事ができる死の女王。
アスクへの侵略を始める。
アルフォンスの父グスタフとは、過去にとある因縁がある。
弄りどころ皆無の冷酷な敵役だが、4コマでは容赦なく弄られる。

CV:雨宮天
ヘルの娘。ヘルの命令で特務機関に潜入する。
エクラやアルフォンスたちとは初対面の筈なのだが、なにやら過去に出会ったことのある記憶があるようで……?
第三部1章5節をクリアすると必ず仲間になる配布キャラ。

  • リーヴ
CV:前野智昭
ヘルの軍勢を率いる魔剣士。
骸骨のような鎧と骨が透けて見える半透明の肉体が特徴的。
その名は神竜アスクと契約した初代アスク王と同じだが……

  • スラシル
CV:小倉唯
ヘルの軍勢を率いる鏖殺の魔女。一国を滅ぼせる魔力を持つ。
その名はエンブラ帝国の初代皇帝と同じだが……

  • ガングレト
CV:大地葉
ヘルの下女だった者。
ヘルを失い統治者のいない死の王国の無秩序を憐れみ、その原因を作ったエイルを襲い、新たな死の女王となる。

【生の国 ユーミル】

CV:河野ひより
エイルの本来の故郷で、死の王国ヘルのあった場所にもともと存在し、
ヘルに滅ぼされてしまった国の神竜。
エイルや彼女の両親のことも覚えてくれている。

【夢の国 アルフ】

CV:和氣あず未
子供が好きで無邪気な夢の世界の妖精。幸せな夢を扱う、「幸夢のピアニー」。
四部一章をクリアすると仲間になる。

CV:古谷徹
夢の国アルフの王。夢を司る神として崇められている。

CV:久野美咲
白昼夢を操る妖精、「白夢のルピナス」。
いつも眠そうにしており、掴みどころのない性格。
正確には夢の国ではなく、アスク王国辺境の霧の森に住んでいる。



【悪夢の国 スヴァルトアルフ】

CV:井口裕香
悪夢の世界の妖精。異名はそのまま「悪夢のスカビオサ」。
未来に希望を持たない性格で、人に悪夢を見せる。

CV:堀江由衣
悪夢の世界の妖精。異名は「淫夢のプルメリア」。
異名通り人に淫らな夢を見せるのだが、当の本人は潔癖な性格。
いやらしい見た目と設定とは裏腹に、その凄まじい過去に驚かされたエクラは数知れず。

CV:林原めぐみ
スヴァルトアルフの女王でフロージの妹。
兄に対して「兄妹愛を超えた感情」を抱いており、兄を自分のものにするべく人間界と夢の国へ侵攻する。

  • アイト
CV:和多田美咲
双方の妖精達の天敵である「虚無の王」の眷属。
フレイヤを幼くしたような見た目で、ヴァナの神族のような特徴も見られる。

  • ギンヌンガガブ
CV:恒松あゆみ
虚無を司り、夢の世界を浸食する「虚無の王」。無機質な見た目で分かりにくいが女性。
かつて一度は退けられたが、フレイヤが「夢現」を引き起こし、眠りから再び目覚めると再度動き出した。
鋼を操り、フレイヤをもってしても単独では敵わない相手。


【小人の国 ニザヴェリル】

CV:小原好美
小人の国ニザヴェリルの第2王女。FEシリーズ初のメカ少女キャラ。五部一章をクリアすると仲間になる。
豹変した義兄ファフニールに疑問を抱きつつ交戦するが、剣筋に迷いがある事をアルフォンスに見て取られ、
元に戻って欲しい一心で兄に刃を向けることを決意する。
六部一章をクリアすると仲間になる。

CV:吉野裕行
ニザヴェリルの王子で、レギンの実兄。
戦災孤児だったがレギンと共にファフニールに保護され、以来彼を兄として慕っている。
狂いゆくファフニールとともに豹変しており、レギンがアスクについた事を知ると容赦なく離縁を宣言し攻撃を加える。

  • ファフニール
CV:加藤和樹
ニザヴェリルの王。
もとあった王家が滅んだあと一兵士から成り上がって王となった人物で、
ある時から過去の記憶を失って豹変し、他国を次々と侵略している。
時折頭痛と共に失った記憶を求める奇行をし始める事も。

CV:高山みなみ
罠を仕掛けた森の奥に住む賢者であり発明者。
だがその実はロキにも喧嘩を売るアブない研究を行うマッドな人物。
見た目は白ずくめにとんがり帽子の魔法使い風の少女だが…?



【巨人の国 ヨトゥン】

CV:高垣彩陽
巨人族の国ヨトゥンの第2王女。
王女とは思えないくらいの筋肉質な体形と短髪が特徴で、好戦的でノリが軽い。
姉ノートとの仲はかつては良好だったが、ある時を境に険悪に。

  • ノート
CV:水樹奈々
巨人族の国ヨトゥンの第1王女で、ダグの双子の姉。
ダグ同様に筋肉質な体格。
優雅で美しいものを好む。惚れっぽい性格でイケメンにはホイホイ騙される。

【光の国ヴァナ】

CV:羊宮妃那
七色に輝く羽衣をまとった光の国ヴァナの女神。
グルヴェイグによって滅びるという未来の光景を見た召喚士と特務機関の前に降臨し、彼女に対抗すべくヴァナへと誘う。
神秘的な雰囲気を持つが、方向音痴で道に迷って取り乱すなどどこか抜けている。
七部13章をクリアすると仲間になる。いきなり13章開始なのは第七部が時間を行き来する展開のため。

CV:三森すずこ
黄金の魔女と呼ばれ、黄金の蛇を生やした姿の魔女。
時を操る力を持ち、未来の世界を絶望の淵に追いやっている。

CV:三森すずこ
セイズの妹ともいえる存在だが実際は…。
グルヴェイグの蛇の呪いに蝕まれている。

  • ニョルズ
セイズを遣わした光の国ヴァナの王。全ての海を統べる神。
神を至上とし、地上の人間たちを見下している節がある。
グルヴェイグというを生み出した張本人であったが、その本性を現した直後に
まるで飼い犬に手を嚙まれるがごとく、グルヴェイグにあっさりと始末される。
しかも復活することも無く七部は終わり、絵まであるのに敵としてすら登場しないという異例の冷遇まで受けた。

CV:日髙のり子
ニョルズの妹。地上に生きる動物や人間を溺愛する。
フロージとフレイヤの叔母にあたり、第4部との繋がりを感じさせる。

【ユグドラシル】

  • ラタトスク
CV:長縄まりあ
九つの世界全てと繋がっている世界樹の国ユグドラシルを拠点とする【癒し手】の一員。リス。
父からアルフォンスの暗殺を命じられて襲おうとするが…。

  • フレスベルグ
CV:若山詩音
【癒し手】の一員でラタトスクの姉。沈着冷静だが家族への愛情は深い。
なお、アドラステア帝国の皇室とは名前以上のつながりは無い。

  • ニーズヘッグ
CV:豊崎愛生
【癒し手】の一員でラタトスクの姉。酔いの回る果実をいつも食べているため本性をうかがい知れない。

  • レーラズ
ラタトスクらの父で、ユグドラシルから生まれた神。
ラタトスク達にそれぞれ別の任務を与え、自害まで命じているようだが…?


【謎の勢力】
CV:新井里美
当初はムスペルの軍師として登場。怪しい色気を出した大人の女性。
カミラもビックリの巨乳の持ち主。
魔法で姿を自由に変える事ができ、第一部での先行登場ではアンナさんの姿に化けていた。
元ネタの某笑いの神に比べ、とにかく掴みどころの少ない性格をしているトリックスターで、用が済めば陣営をコロコロと変える。
戦禍の連戦や外伝ストーリーでもあの手この手で戦場を引っ掻き回す。二部以降も暗躍している。

CV:佐藤利奈
種々のイベントや異伝などに姿を見せる戦神。
こちらも中々の巨乳の持ち主。
特に「ミョルニル」では実際に大軍隊を率いてアスク王国へ攻めてくるが、負けても滅ぼしはしない。
アルフォズルという主神に仕えており、ロキとは同様の存在ではあるようだが、
ロキ程頻繁には姿を見せず、2021年11月までは直接戦闘になる事も、英雄として召喚された事も無かった。



【その他】

CV:小林ゆう
期間限定イベント『戦渦の連戦』に登場するどっかで見たような仮面の剣士。
戦渦と呼ばれる時空の歪みで異界と異界が混ざり合ってしまう現象を止めるべく、世界を巡っている。
しかし、向かった先の異界の英雄に振り回されることも多々あり、困惑している苦労人。
戦渦の報酬で偶に星4と星5の個体が手に入る。上記のマルスとは別人らしい。

CV:萩道彦
地属性の伝承英雄である暁版アイク。
元々はガチャ限定キャラだったが、投票で人気1位を獲得し、無料配布されることとなった。
事前のガチャで重課金してしまったエクラは泣いていい……
また、ホームガイドミッションでは斧版の総選挙アイクも入手可能。

CV:利根健太朗
ご存知ダイムサンダで有名な副官。おそらく本作でもっとも知名度を上げた人物。
その強さと手に入れやすさから本作の主人公という声もあり、ホームガイドミッションでは最初に貰える無料配布星5キャラとなっていて初心者には優しい仕様となっている。

CV:洲崎綾
人と氷竜のハーフの踊り子。ホームガイドミッションで貰える無料配布星5キャラ。
本作では踊りに加えて竜石によっても戦える「踊れるマムクート」になった。
こういう原作でできなかった事ができるのもヒーローズならではだろう。

CV:水橋かおり
ルネス王国の王女。
グレイプニル装備のものがホームガイドミッションで貰える無料配布星5キャラ。


  • フェーニックス
CV:子安武人
本作の子安枠。厳密にはゲーム内に登場するキャラではないが、一応ここに記載。
伝書フクロウ情報局の局長で、フェーの上司。
見た目はフェーにカイゼル髭を付けて、腹部の毛並みがより多くなった感じ。
2020年2月のフェーちゃんねるに登場し、休暇で不在となったフェーの代わりとして司会を務めた。
一人称は「吾輩」で語尾は「~であーる」といった具合にテンションが常時高い。
推しの英雄はナバールロンクーゼロといった、 低めのいい声をした方々

メタ的な事を言うと、木村珠莉氏が産休でフェーの声を収録できなかったために登場した代役キャラ。
英語版フェーちゃんねるでも登場するため、事情が分からない海外ユーザーは理由も無く突然登場したフェーニックスに困惑したんだとか……

それ以後は、Youtubeの「ファイアーエムブレム 生座談会」で司会として登場。ほぼ子安とか言わない。
その中で、グスタフの時代に活躍し、現役時には異界から異界へと幾度も飛び回っていた事が明かされている。




英雄

本作の目玉である歴代のFEキャラ達。
様々なイラストレーターがイラストを担当しており、これまで歴代シリーズに携わってきた北千里氏やワダサチコ氏をはじめ、
チキハルヒシリーズなどのいとうのいぢ氏、
リンを覇者の剣の山田孝太郎氏、ロイを薔薇のマリアなどのBUNBUN氏、
オグマを十二国記シリーズの山田章博氏と、新旧ともにそうそうたる顔ぶれである。

この英雄の中には原作のFEで仲間になるキャラクター達ばかりではなく、原作では敵対するなどして仲間にならないキャラクターも含まれる。
カミュイシュタルといった仲間になりそうでならない敵将たちはもちろんのこと、
ガーネフヴァルターのような明らかに英雄とは思えないような悪党、果てはイドゥンアシュナードのようなラスボスに至るまで…。
そんな多種多様なキャラを揃えるのも、このゲームの一つの醍醐味といえるだろう。

英雄にはいくつかの種類があり、通常の「英雄」の区分以外に以下の呼称が存在する。
  • 超英雄
特定の期間限定イベントにのみ登場する別衣装の英雄。よくある季節枠。中には原作には登場しない幼少期の姿のものも。
全員がその時のイベントテーマに沿った特殊な武器を持っていることが多い。
以下の2つは超英雄のバリエーションとして登場する。
  • 比翼英雄
同じ作品の互いに関係のある英雄同士でペアになったもの。
「比翼スキル」という、戦場で任意に使って強力な効果を得るスキルを発動可能。
  • 双界英雄
作品の違う英雄同士でペアになったもの。
「比翼スキル」と似ているが、ペアのどちらかと出典が同じ味方ユニットに補助効果を与える「双界スキル」を発動可能。
  • 総選挙英雄
周年直前の1月に行われる世界同時開催の英雄総選挙での男女別上位2名ずつのキャラクターが入賞にふさわしいゴージャスな衣装を纏ったもの。
登場は例年8月頃で、毎回4人の中から1人を選んで無料でもらえる太っ腹仕様。
超英雄のように4人セットの召喚イベントで登場するが、期間限定にはならない。
  • 開花英雄
英雄としての資質が花開いた姿。大抵は原作に準じた少し未来の姿といった感じだが、定義は曖昧である。
各開花英雄ごとに召喚した最初の1回だけ開花のつぼみを入手でき、また自身は無償で開花得意を追加可能。
期間限定にはならない。
  • 魔器英雄
「魔器」という特殊武器を装備した英雄。
魔器は専用武器と遜色ない性能を持っている汎用武器で、また、スキル継承を行っても1回だけ消えないという掟破りの能力を持っている。
インフレに従って専用武器と汎用武器、後発の専用武器と一昔前の専用武器の格差が凄まじくなり、一方で汎用武器持ちに専用武器を追加したり錬成を追加したりしているが、追加が早かった分インフレに置いていかれた英雄も多くなっていた。
そういった英雄を一線級で戦わせられるようにするためのガチャを煽る手段として意図されていると思われる。
出るガチャ問わず期間限定。
  • 響心英雄
「響心スキル」を持っている英雄。
響心スキルは通常のスキルとは別枠で持つことのできるスキルで、スキル自体の性能は高くないものの新たな強化をプラスアルファできる。ただし後述するが誰でも付けて活用できるわけではなかったりもする。
魔器英雄同様、スキル継承を行っても1回だけ消えない
基本的にそのスキルと相性が悪くさえなければ誰に継承してもプラスになるので汎用性抜群で、更にガチャを煽る手段として意図されていると思われる
こちらも出るガチャ問わず期間限定。
  • 伝承英雄
月末の伝承英雄召喚イベントでのみ入手できる特別な英雄。
「水」「風」「地」「火」のいずれかの属性と固有の伝承効果を持ち、
該当シーズンに該当伝承英雄と同じ属性の祝福を付与されたキャラクターを一緒に出撃させるとステータスが上昇する。
中には事前に設定した英雄と任意で交代できるダブルが可能なものも。
  • 神階英雄
シリーズの中で神またはそれに類する存在、ないしはストーリー第三部以降の登場人物達が該当する特別な英雄。ほとんどは伝承英雄同様月末に登場。
「光」「闇」「天」「理」のいずれかの属性と固有の神階効果を持ち、
飛空城において該当シーズンに該当神階英雄と同じ属性の祝福を付与されたキャラクターを一緒に出撃させると、神階英雄の持つ「神階効果」を受けることができる。
  • 紋章士英雄
『エンゲージ』における紋章士による特別な英雄。伝承及び神階英雄同様月末に登場。
原作とは違い、紋章士英雄は他の英雄と同様に単独で戦えるが、他の英雄とエンゲージできるのが最大の特徴。
本作のエンゲージは着脱可能な響心スキルみたいなもので、特殊効果に加え、紋章士英雄の限界突破数分と同じ数の神竜の花相当の能力値ボーナスが入ることで凸を煽る
着脱できるので半永久的に活用できるとはいえ、限凸での強化効果は1凸でどれか1つの能力+1でしかないのでご利用は計画的に。


ちなみに英雄たちには通常イラストだけでなく、攻撃時やダメージを受けた時の専用絵まである。
もちろん女性キャラなら多少際どい絵もなくはないです。……いいのかIS。
まあそこまで期待してもいけないが。あんまり剥いたら林檎に怒られちゃうだろ!

近年のFE作品の例にもれず本作にもパートボイスが搭載されている。そう、登場キャラには全てである。(※ただしマイユニを除く)
覚醒とifのキャラは基本的に続投だが、サーリャ役の阿久津加菜氏は引退してしまったため、
彼女が担当していたサーリャとセルジュの両役は高田憂希氏が引き継いでいる。
またギュンター役の納谷六朗氏はifが遺作となってしまったが使用ボイスが少ない為、代役は立てられずに(おそらく)ライブラリ出演となっている。
他にはソワレの声は引退した大原桃子氏のままだが、これは引退前に収録を終えていたためで、覚醒で同じく大原氏が演じたナーガの声優は佐藤聡美氏に交代している。
同様にエンゲージのエーティエも、既に引退した嶺内ともみ氏のボイスになっている。

暗黒竜と紋章のキャラはOVAやドラマCDから引き継がれたのはマルスやナバールなど一部のキャラに留まり、
基本的には幻影異聞録♯FEでミラージュを演じた声優が担当している。
またそのためパオラ役はサービス開始時点で病気療養のために休業中だった種田梨沙氏が演じている。おそらく活動休止前に収録していたのだろう。

ロイやリンのようなスマブラで声が付いたキャラは、同作で演じた声優が引き続き本作でも担当している。
プレイアブルだったロイはともかく、アシストフィギュアのために、
一言二言しかセリフがなかったリンが大本ボイスのままだったことには驚きや喜ぶ声が多数見られた。

そして、これらに該当しないキャラクターは新規でキャスティングされている。
FEはむしろボイスのない作品が多数派なので、新規キャストは多い。
兼役はちょくちょく見られる。まあ膨大な数のFEキャラに別々にあてるのも至難の業だし、覚醒・ifの中でも兼役してるしね。
場合によっては、原作で参加している声優が持ちキャラより兼役で先に参加することも。
また、聖戦の系譜の親世代だけ「OVA版の声優です*3」とでも言わんばかりのベテラン声優で固められているという、意図したものかすら不明な傾向も。

なお、覚醒のティアモの岡田栄美氏のように、サービス開始以降に引退した事で交代したケースもある。彼女の場合はifのマトイと共に三木美氏に変更されている。
このため、引退や逝去等により演じられなくなった声優のキャラが今後何らかの形で再登場する場合は、別人が起用されるものと見られる。

本来ならキャラを個別に紹介したいところだが、今後もさらに増え続けるだろうし、そもそも現段階でも紹介しきれない。
そういう訳でFEヒーローズのタグで参加しているキャラを確認して欲しい。検索は こちらから。

ゲーム内コンテンツ

闘技場関連

  • 闘技場
おなじみのアレ。ただしお相手は他のプレイヤーのパーティー。
査定という概念があり、最新キャラや能力合計が高いキャラほどスコアが高くなってより上の相手と戦え、報酬得点も得やすい。
ボーナスキャラの概念があり、指定キャラを入れないと得点が本来得られる分の半分にされてしまう仕様がある。
そのため、最新のキャラや指定の大英雄、さもなくば貧弱なアルフォンス・シャロン・アンナ(+フィヨルム)を実質的に1人採用する必要がある。

  • 縛鎖の闘技場
そのプレイヤーのあらゆる資源を突っ込んだエース4人、
ないしエース3人+ボナキャラでの蹂躙劇を繰り返すエクラ達を見て「もっと大量のキャラに資源を使わせよう」と思い至ったらしく、実装されたコンテンツ。
闘技場形式で休む間もなく7連戦するのだが、同じキャラはなんと1回のバトルにしか使うことができない。
つまり満足に戦いたければ28人ものキャラを用意する必要がある。
実際には凶悪な敵キャラへの対策要員や踊り子などでもっと必要になる。
ただし、ボーナスキャラはおらず査定に使われるのは最初の4人だけなので、高いスコアを狙うためのメンバーは4人だけでいい。
毎回事前に対戦相手の編成を見られるため、「○殺し」などのメタスキル持ちを揃えておくのが有効。

  • 双界を超えて
丸腰の属性シーフ達が凶悪ステータスの敵キャラの護衛を受けながら逃げて行こうとするのでそれを倒すゲーム。
敵キャラは全て移動1マスに固定されているなど特殊仕様。
シーズンごとに2つの出典が指定され、スコアを稼ぐためにはその出典を持つ英雄、そしてその出典を含む双界英雄を(最大2体)編成する必要がある。
しかし能力は一切増えないため、ボーナスキャラで固めると道中の凶悪キャラ群を突破できなくなるというジレンマに悩まされやすい。

  • フレンドダブル戦
その名の通り『ダブル』が主役となるコンテンツ。特殊マップで増援付きの敵軍10体と戦う。
4枠目のキャラが必ずダブル状態になり、フレンドのキャラを必ず借りることになる。
また、このコンテンツはプレイした履歴がある状態でイベントを終えるとボーナス点が1ずつ加算されていく仕様があり、長くプレイしていると少しずつスコアが上がっていく。
仕様上ダブル持ちの伝承英雄を3体持っていないとフルスコア獲得が不可能。

  • 英雄決闘
2021年12月6日実装。事前のアップデート情報にはなく、メンテナンスと同時配信のチャンネルで初めて詳細が明かされた。
それまでの闘技場と異なりリアルタイムで他のプレイヤーとマッチングしてターン制で対局するコンテンツ。FEH史上初の対人戦。
「リーダー」+4人の5人編成、1ターンを「6手」とし、更に「ユニットを1人動かすと次は相手の手番」「1手の思考時間は30秒+前のターンまでの余り時間」という特殊ルールが設定されている。
要するに「忍者リンにサンバで踊って敵を倒し、そのまま比翼スキルでもう一体倒す」というようなこれまでの定石が通用せず*4、このコンテンツ独自の戦術が求められる。
また、時間制限が最短でたった30秒しかないため対戦ゲーでよくある『放置プレイ』問題は事実上存在しない。
時間制限が来るとおまかせが勝手に動かすという仕様になっている。

画面中央の「制圧陣地」内に相手プレイヤーより2人以上多くキャラを配置してターンが終わるか、相手キャラを撃破するとポイントが入る。
また、リーダーにはこのコンテンツ限定の専用スキルが1つ付与でき、相手の選んだスキルは実際に発動するまで中身が分からない

プレイするとリーダーキャラの推しポイントがたまり、一定量貯まると報酬が貰える。この報酬は最もポイントが高いキャラの物に対応している。
また、このコンテンツのポイントは現状だと対戦に負けても減らないため、遊び続ければそのうち全ての報酬を手に入れることが可能。

スペシャルマップ関連

  • 制圧戦
通常より大きなマップで多数のキャラVS多数のキャラのバトルを行う。
イメージとしては聖戦の系譜の広大なマップ+複数の城という戦場を小型化したような戦闘。
10ターン戦闘か敵の本拠地への攻撃を3回決めると戦闘終了。
このマップ戦闘では戦闘中に倒されたキャラが出た場合、本拠地からどんどん新しいキャラが出てきて補充されるルールがある。
敵味方共に「本拠地」と「拠点」があり、拠点は2回攻撃すれば奪えるほか、本拠地や別の拠点からワープして自軍の拠点に飛ぶことが可能。
戦闘後にはボーナス兵種での撃破数、敵の撃破数、拠点制圧数、敵の本拠地攻撃数からスコアが算出され、その結果が目標スコアを超えていると報酬アイテムがもらえる。

実装からしばらくは拠点を攻撃しようと周辺に接近しても、本拠地で沸いた敵の集団が即座にその拠点にワープして攻撃してくるという凶悪難易度となっており、
10凸された魔改造キャラや地雷用のキャラでなければまともな戦闘は不可能だった。
現在ではこの敵のワープ攻撃は大制圧戦の最高難易度以外では行われなくなっている。
また、制圧戦で敵の使うキャラの種類は開催されたバトル毎に固定されるようになり、毎回ランダムに敵の種類が変わるので難易度が激変する、ということはなくなった。

  • 大英雄戦
通常より強化されたキャラとモブのチームを相手に戦うマップ。
このマップに出てくるキャラはスキル継承で改造されている上に通常よりもHPが非常に高く、更に奥義カウントが最初から進んでいる(場合によっては最初から奥義が発動可能)インチキ仕様
おまけに「4人編成必須」なうえ、救済用チートアイテムの「光の加護」は使用禁止。更に、ノーデス必須で一人でも倒されたらゲームオーバーのため、十分な戦力がないと非常に厳しい。
クリア報酬は大英雄戦のキャラで、ハードでは星3が、ルナティックとインファナルでは星4がもらえる。インファナルのみ追加で英雄の翼2000枚がもらえる。
相手がラスボスや大ボス格中心なのでマップや敵の種類に拘りがあったりするケースも多い。
ノーデス必須にもかかわらず増援が大量に沸くマップもあり、難易度はかなり高め。

復刻時には大英雄を大英雄や3すくみで有利を取れるアルフォンス・シャロン・アンナの誰かで倒せとか、
指定キャラ加えてルナティッククリア、兵種統一でルナティッククリアのミッションが追加される。

なお、インフレに伴い絆英雄戦・伝承英雄戦(神階英雄戦)共々最初の頃よりモブが強化されており、
新しめの大英雄戦のモブはルナティックのレベル40でもストーリーの同じレベルのモブよりステータスが高い。

  • 絆英雄戦
クリア報酬が石に変わった大英雄戦。基本ルールは大英雄戦と共通。
ガチャキャラ2体の組み合わせ+モブ相手に戦闘する。
ここも基本ルールは大英雄戦と同じ。復刻に際してミッションが追加される点も共通。

  • 伝承英雄戦・神階英雄戦
このゲーム最凶のコンテンツ。
開催中の伝承英雄ガチャの登場キャラ+大量の増援と戦闘する。
基本ルールは大英雄戦や絆英雄戦と共通なのだが、最大の違いは難易度。
ノーマル・ハード・ルナティック・インファナル・アビサルの5つあり、報酬も異なる。
ノーマルは祝福をくれるサンドバッグ。
ハード~インファナルは増援あり大英雄と同じような感覚で、単純に石が欲しいだけならハード~インファナルだけクリアすればいい。
アビサルには専用のアクセサリーがある。

そして、アビサルの敵だが……滅茶苦茶強い
魔法モブですらHP60オーバー、歩行ユニットはHP70や80は当たり前、アーマーのHPは99でカンストしているといった驚異的なステータスに錬成武器と聖印
果ては最高級スキルや最新スキルまで惜しみなく装備された怪物の集団と、奥義カウントチートの影響で大体が開幕から奥義発動可能状態、更に素の能力ももはやガチャキャラの原形をとどめないレベルで強化された英雄が襲い掛かってくる。
生半可な星5キャラでは迂闊な戦闘すら許されないステータスの怪物が数の暴力と四方八方からの増援で押し潰しに来ると言えばその恐ろしさが伝わるだろうか。
クリア報酬のアクセサリーは一品もの。ただし、取るなら相応のキャラや戦略を用意する必要がある。

  • リミテッド英雄戦
フェーは一体何を思ったのか、今度は出典(紋章の謎とか覚醒とか)で縛られたうえで上記の大英雄戦~伝承英雄戦・神階英雄戦をすることになる。
もちろん難易度は据え置き……ではなく、「歌う」「踊る」等の再行動スキル禁止*5とか歌う・踊るを使用できるのは1人までという嫌がらせルールが更に追加される。
セリカの暴走ライナロック+救援踊り子3体やオフェリアの奥義連発無双で突破されたのがよほど悔しかったのか。
ただし、こちらの使用人数は1~4人で自由。
そのため、最新の凶悪キャラを持っていれば単騎でクリアできることも。
一方で、作品縛りによる拘束が与えるダメージがプレイヤーごとに大きく異なるため、人によってはどれだけ手を尽くしてもクリアできないケースもある。

報酬はハード(伝承英雄戦・神階英雄戦のノーマル)のみ英雄の翼1000枚、残りの難易度は共通で異界の紙片*6

ゲーム内イベント


プレイヤーの大掛かりな対戦系のイベントである「投票大戦」「大制圧戦」「巨影討滅戦」「護れ!英雄最前線」は共通点として、
課金でイベント専用アイテムを購入できず、全プレイヤーが有限活同数の資源を持つ」ルールになっている。
スマホゲーにしてはかなり珍しく全体参加型のイベントで課金で全く優位を取れない*7ため、無課金でも廃課金でも同じ条件で同じ成績を出せば同じ結果になる、というルール。
残りのソロ専用コンテンツは偶像の天楼以外はノーコストかスタミナ消費、その偶像の天楼もキャラは課金で買えるが専用スタミナ代わりの松明は絶対に購入できない。

  • 投票大戦
8人の英雄の誰かの陣営に入り、他の陣営と独自のルールで成績を競う。
劣勢ボーナスの概念があり、不人気キャラVS人気キャラだろうと一方的な展開にはならな……くなったのは割と最近の話で、
初期~中期は調整がいい加減すぎたため、度々圧倒的な人気の一部女キャラ陣営がマイノリティな男性陣や他キャラ陣営を全部蹂躙するということがしばしば起きていた。
現在ではかなりの僅差でも劣勢が起きる上に倍率が経過時間に応じて上がっていく(最大12倍)ため、割と普通に少数派が優勝する。

また、フレンドは同じ陣営に入っている場合に1人味方枠に投入されるが、誰も居なければ野良からランダム。
ただし、敵とランダム味方のLVは自キャラ依存。そのため、LV1のキャラを出すと敵がLV1のキャラしか出さない仕様となっている。
その穴をつき「自分はLV1のキャラを出して、フレンドにLV40のキャラを出してもらうことで、フレンドのキャラで無双してクリアする」のが基本戦術となっている。

一方で、一時期はわざと武器を外したレベル1キャラや武器を持っていない杖キャラ*8を貸し出すプレイヤーも横行。
フレンドが居ない場合、参加してみたら自分以外の味方二人どっちも武器無しのキャラや杖だった、というケースもしばしば。
後にこの仕様が一部調整され、武器無しのキャラは自軍側で決して出なくなった。
また、負けた場合に投票大戦専用のスタミナは減らなくなった(バトルに飼った後の攻撃で初めて消費する)ため、理不尽負けを喫しても勝つまでやり直しが効くようになった。

+ 調整がいい加減なせいで起きた悲喜劇
  • エフラムVSクロム→決勝戦
記念すべき第一回投票大戦の準決勝。
この二つの陣営の勢力が完全に拮抗していた上に当時は劣勢砲などなく、ギリギリの鍔迫り合いが起きていた。
史上まれにみる大接戦の末、エフラム陣営はどうにか僅差でクロム陣営を下し、両陣営のエクラが健闘を称えあう光景がそこにあった。
……と、ここまではよかった。
決勝戦の相手は 最強最大勢力のルキナ 。しかもクロム陣営との戦いで既に余力など残っていないエフラム。
繰り広げられたのはルキナ陣営によるただの蹂躙劇だった。

  • 夏ガイアの悲劇
覚醒とifの夏の超英雄による投票大戦。
大穴だった夏ガイアがたまたま準決勝でレオンに勝ってしまったことで悲劇が起きた。
決勝戦の相手は 超本命の夏カムイ 。超大穴VS超本命という最悪の光景がそこにあった。
ガイアとカムイの勢力差は準決勝時点で 約10倍 。ぶつかったのは決勝なので当然もっと差が広がることに。
夏ガイアの勢力は極端に数が少なかったため、始まる前から結果が見えており負け組(新しく所属勢力を選びなおすレオン・ルフレ陣営)のほとんどの人が勝つのがわかっていた夏カムイに付いた。
その結果、 上記のルキナ蹂躙劇に匹敵する大惨事が起きた。

実際に始まると案の定夏ガイアは開始1時間で劣勢になった上、開始1時間~2時間の時点ですら 劣勢砲をいくら撃ち込んでも互角に持ち込むのがやっと というとんでもない惨状。
いくら劣勢砲を撃っても点差が縮まるどころか増えていく ほどの圧倒的な勢力差の前では当時の劣勢システムではもはやカバーできなかった。
夏カムイ側はというと、''自陣営の数があまりに多すぎていくら待っても旗を劣勢で投げられず、スコアがまるで稼げない大惨事。
''夏カムイに付いた人は軒並み最終順位がガタ落ちする羽目に*9

一方夏ガイア側も、 いくら劣勢砲を撃ち込んでも全く優位をひっくり返すことができない 。つまりどう足掻いても夏カムイには絶対に勝てないという完全な『詰み』の状態がそこにあった。
この投票大戦で夏カムイが優勢を取っていた時間は 40時間以上 、残りのわずかな時間も全部互角であった。
ちなみに準決勝でガイアに負けたレオン陣営はガイアの約二倍の勢力であり、仮にどっちが勝っても男キャラが一方的に踏みつぶされる末路は確定的だった。

  • ニニアン陣営無双
マムクート大戦で起きた光景。大本命のニニアンがその圧倒的な劣勢砲で一瞬にして相手を吹き飛ばしていく光景があちこちでネタにされた。
初戦の時点でファとの勢力差は 6倍 。こんなもので劣勢砲を撃たれようものならファ陣営はひとたまりもない。
そして上記の夏ガイアの悲劇のカムイと異なり、ニニアンは大本命だがちゃんと劣勢砲を撃てた。 最大勢力が劣勢砲をちゃんと撃ててしまったらどうなるか がはっきりと示されたパターン。
ニニアンの対戦相手はいずれもそれなりに人がいたのだが、結果として劣勢状態で数時間かけてやっとニニアンに追いついた→ 数十億単位で得点が増える
圧倒的な破壊力の劣勢砲ですぐさま吹き飛ばされるという展開になり、夏ガイアよりはマシなものの、当時のシステム(劣勢砲の倍率が足りない)の限界が既に見えていた投票大戦。
劣勢砲の倍率はこの後現行のものに調整されることに……。


  • アスク王国国民投票
上記の投票大戦を 優勝したキャラが配布される形式で行う 特別な投票大戦。
それだけに選出されるキャラはどいつもこいつも最優秀なエースや環境キャラ、神階英雄で、各プレイヤーの熱量もすさまじく高い。
劣勢砲をはじめとする基本ルールは投票大戦と同じだが、キャラボーナスの概念がなく、そのキャラを持っていないからボーナス加点がもらえない、という不利が無くなる。
どれもこれもその時点の最上位キャラである上に優勝したキャラはそのまま全プレイヤー*10に配布されるのだから、
参加賞と羽しかもらえない通常の投票大戦とは比べ物にならない激戦が繰り広げられる。

  • 想いを集めて
最新の恒常ガチャと同時開催されるイベントで、ボーナスはイベント内で入手できるアクセサリーに付き、獲得ポイントの量が増える。
最新キャラと既存キャラの交流を描いたシナリオがメインで、お祭りゲーとしての利点を生かしたイベント。
話に出てくる既存キャラは時系列などは考慮されず、プレイアブル実装されている=召喚できる=アスク王国にいるという感じの扱いなため、
既にメインストーリーでの出番を終えたフィヨルムやヘルビンディ、ピアニーなどもたまに出てきたりする。というか スルトやヘルまで見かけることがある
中級以下ならある程度の強さを持つキャラであればおまかせでも安定して勝てるうえ、完走すれば10000枚以上の英雄の翼が手に入るため美味しいイベント。

+ 復刻版
昔開催された「想いを集めて」が当時のガチャと一緒に復刻されるパターン。
期間が一週間しかなく、更に開催時期が戦渦の連戦と被る(スタミナの食い合いが発生する)のが厄介。
報酬の方は最新版の毎日プレイ報酬石2個が異界の紙片に置き換わり、ポイント上限と報酬ハードルがきっちり半分になった物。
無料召喚ガチャチケット4枚もきっちり入っているほか、当時のアクセサリーも復刻される。
次回の復刻シナリオは公式アンケートで決定されるが、まあ大体どこが勝つのかは一目見たらわかる采配が多く、見逃したシナリオの補完の助けにはなっていない。
石こそもらえないが英雄の翼の配布量は据え置きなので完走するとやっぱり10000枚以上英雄の翼を入手でき、星5への覚醒の助けになる。


  • 巨影討滅戦
HP6桁 の特殊エネミー「巨影」と周囲から沸く増援相手に7ターン戦闘するイベント。
敵は元のキャラのA~Cスキルと専用の武器、奥義を所持している。
まともに殴ってもHP6桁とか削りようがないが、このイベントではボスへの攻撃に乗算される攻撃倍率が設定されており、ボスへの攻撃や周りの雑魚を倒すことで倍率が上昇する。
なお、この敵は7ターン目終了時orダメージリミット到達時に現れる援軍の攻撃でなければ倒せないため、HP1から減らせず、敵は攻撃して動き続ける。
また、蛇毒や死の吐息などの効果が効かない。
順位報酬のほかにダメージ報酬と合計スコア報酬があり、報酬をフル回収するためには中級以上の難易度で一度に15万以上のダメージを与える必要がある。

+ 実態
……と、ここまでなら普通のサンドバッグ殴りなのだが、 あのフェーがそんなサンドバッグをただひたすら殴るだけなんて優しいイベントを作るわけがなかった
この巨影は専用の奥義を持っているが、これはカウントが9の代わりに発動すると 切り込み*1+周辺への固定ダメージ というえげつない仕様。
キャンセル効果を無理やり付与する「キャンディの杖*11」「メランコリー*12」を持ってないエクラは、
そもそもまともに戦う事すら許されない という戦渦や飛空城のボナキャラとかそんなものがかわいく見えてくるガチの人権ゲー。ワユもシルクも居ないエクラはお帰りくださいフェー
しかもワユは期間限定の5限超英雄、シルクはピックアップすら不定期な5限。
入手すら困難な最高レアが前提として必須という鬼畜仕様。

更に、巨影の持っている武器は 全距離反撃搭載 でどこから殴っても反撃される(風薙ぎやサカの加護などで「反撃不可」に出来たら別)。
しかも 与えるダメージが0以下でも強制的に1ダメージ与える という殴れば殴るほど毒のように効いてくる厄介な効果がもう一つ。
それに加え、敵が暗器の場合は最新暗器のデフォ効果となった 攻撃した時敵とその周囲2マス以内の敵の守備魔防-7 まで付属。

これに加えて敵が最初期の「蛇毒」とか「〇封じ」「〇の威嚇」持ちのキャラだと当然敵の攻撃時に発動するのでダイレクトにこちらの妨害をしてくる。


  • 戦渦の連戦
名前の通り連戦マップで、予め決めた難易度、連戦数に応じて休憩回復一切なしのバトルに挑む。
ボーナスキャラの概念は健在で獲得ポイントに直結するほか、能力補正が得られる。
報酬の中には聖印と限定キャラもあり、かなりのぶっ壊れが実装されることも。
初回では恐ろしいほどの鬼畜ルール*13だったが回を重ねるごとに緩和されていった。

  • 偶像の天楼
提示されたキャラだけで階層を攻略するイベント。
他のゲームで例えるなら、拾ったアイテムで攻略する「不思議のダンジョン」をFEヒーローズに落とし込んだようなシステム。
提示キャラのみの使用だが、全員星5相当で10レベルから始まりどんどんレベルアップしていく。
マップで最初に敵を倒したキャラはマップクリア後、ランダムに提示されたスキルから1つ選んで習得できる。
習得スキルはその英雄の専用スキル、あるいは汎用であれば入手困難な高級スキルもじゃんじゃん登場する。

めぼしいスキルが無い場合は「限界突破+1」を選択するのも手(「強化しない」という選択肢もある)。
イベントの中に限られるが、究極の魔改造ユニットを手軽に作ることができる。
2020年春から、このイベントで育成したキャラを「偶像の魂」を使って購入出来るようになった。購入可能な期間は終了後から次の偶像の天楼開始までの間。
持ってくるのは各種スキルだけで限界突破や聖印は引き継がないのと、スキル継承素材に使うことはできないことには注意。また、本来の所持スキルを別に持ってくるため、悩んだらそちらと被らないようにすると得。
イベントを行うための「天楼スタミナ」は完全な有限であるため、お目当てがいる時は他のキャラはクリアの妨げにならない程度に強くして厳選に入るという管理が求められる。

ちなみに、本来敵専用の『トロン+*14』を初期所持している青魔偶像の武器を変えずに購入すると『トロン+』を正式に手に入れることができるという小ネタがある。

なお、登場する敵は当初こそ凶悪性能のティバーンなども出ていたのだが、調整が入って現在では専用武器が比較的弱い昔のキャラ*15しか出なくなっている。
戦闘マップは一度戦うたびに変わるので、能力が恐ろしくインフレする上の方の階層であっても敵が3体のマップを引ければ難易度は大きく下がる。

  • 大制圧戦
投票大戦と制圧戦を組み合わせたようなイベント。分かりやすく言うと陣取り合戦三国志。
大きなマップで10ターン戦闘し、その結果に応じたポイントを得られる……という基本的なルールは制圧戦と同じなのだが、
それを何回も繰り返して相手チームとエリア内でのポイントを競い合い、一定時間ごとに結果に応じて「陣取り」が行われるイベント。
短時間で一気に大差をつけられた場合は「ノックアウト」となってそのエリアが即時制圧されたうえ、次のラウンドまで敵チームはそのエリアに手出し不能になる。

敵キャラは通常の制圧戦と異なり 相手陣営のリーダーキャラ であり、ハードまではお遊びだがルナティック以上に難易度を上げると 魔改造や10凸当たり前の怪物軍団 とガチバトルすることになる。
当然 ハガとかスルト、超英雄や伝承英雄も出てくるし場合によっては10凸されてる ためこちらも相当強力なキャラをたくさん持ち込まないと厳しい。10凸フレンドを頼ろう。

ちなみに『オススメ』として攻めた方が良い場所を教えてくれる機能がある……のだが、
この機能、しばらくの間は いくら攻めても何の役にも立たない頓珍漢な場所だけを教えてくれる何の役にも立たない機能だった
当然当時のガチ勢の中ではフェーの罠扱いであり、オススメを信じたライトエクラは頭ファの地雷認識であった

  • タップバトル
何故か音ゲーもどきをやりだした
コンボこそ途切れるが一般的な音ゲーと異なりバッド判定(叩いたけどミス扱い)はなく、クリアするだけならひたすら連打していればいい。
ちなみに報酬は階層依存で各1回クリアすればOK。
さすがに斜め上すぎたのか、コンテンツの増加に伴って復刻や特殊なネタの時しか開催しなくなった。

  • 護れ!英雄最前線
FE競馬
プレイヤーが出来るのはとりあえず4人いる候補のどこかに援軍を送り(という名目で専用ポイントをベットする)、
結果に応じたポイントをため、合計ポイントを競うだけ。 バトルとかシナリオとかそういう要素は一切ない
倍率が上がると攻撃が失敗しやすくなったり、盾を使うことで一応3回だけ攻撃失敗でもポイントをそのまま得られるものの、投票大戦と比べても介入できる要素が無さすぎて完全に運任せであるため語る要素がまるでない。

  • ロキの盤上遊戯
今度はチェスですか
制圧戦で使用する大部隊をもとに、それらを偶像として駒のように配置して自動で戦闘を行い、スコアを稼ぐ。
各ターンは、「偶像を購入して配置→戦闘→スコア獲得」といった流れで行われる。
購入フェイズではターン数×2の軍資金が配布され、それをもとに部隊に配置する偶像を購入して配置する。
購入できる偶像は大部隊に編成したキャラからランダムで選ばれ、同じ偶像が複数登場する事もあり、
同じ偶像を3体仲間にすると「トリプル」が発生し、対象の偶像は大きく、その他の偶像も少しレベルが上がる。戦闘開始時に残った軍資金は持ち越せる。
配置を終えると戦闘を開始するが、この時に戦闘枠に特定の組み合わせ(武器種、兵種など)の偶像が配置されていると「コンボ」が発生し、そのターン中の戦闘枠にいる全ての偶像の能力が強化される。
コンボの効果は重複し、これによりレベルが低い偶像でもレベルが高い偶像に勝てるようになり、最大HPも上がるためスコアアップにも繋がる。

普段のHPの高さがスコアに直結し、壁役として運用できる重装ユニットやステータスを底上げできるユニットなどがオススメ。アーダン最大の見せ場
逆に、HPを削って強化するユニットや補助スキルを使えない杖系、配置の関係で化身形態を活かしにくい獣ユニットは不向き。どうしても使うなら竜と獣のみの構成にしよう。

ちなみに、ここでも出禁レベルの凶悪キャラは普通に出てくる。
ハガとかマルテマンとかヤバいのが多いため、好記録狙いの場合はそれらへの対策は必須。
ただし、「護り手」は相手に使われるとあまりにもスコアへの影響がデカかったため、自分しか発動しないようになった。

  • 英雄たちの二人旅
マイ召喚士も含めた英雄の中から2人を選び、その2人でバトルを重ねてメモリアルポイントを集めることで、2人による様々な旅の思い出を見られる。
思い出の結末によって2人の親愛度が高まり、それによって報酬が得られるほか、一定以上の親愛度になると特別なボス戦に挑むことが可能になり、勝利するとアクセサリなどが得られる。
なお、途中で2人を入れ替えると親愛度はリセットされてしまう。

どんな組み合わせでイベントを見たいかも含め、とにもかくにも2人の組み合わせが重要になる。
とりわけバトルにおいては役割をその2人で回さなければならないので、互いの弱点を補完し合えるかが重要になってくる。
武器種や兵種等が同じだったりすると、それらと相性が悪い相手が出てしまうとどうにもならなくなるので、思い通りに進まなくなる。
当然、支援を組ませている者同士であれば併せてそれも進行していくのでなお良い。

なお、イベントパターンは5つ×3パターン用意されているものの、被り回避は存在しないため最悪いつまで経っても埋まらない。
埋めたい場合、コンプガチャの苦行をマラソンで体感する必要がある。
コンプ報酬は無いので面倒ならスルーしていいのが救いか。

アップデートにより、まだ見ていないイベントを過去の物含め回収できるアイテムが追加された。
このアイテムは現在の二人旅でイベントがダブると獲得したハートの数だけ貯まり、60でカンスト。
一回辺り20使う(都合3回しか使えない)が、任意のイベントを開放できる。

また、更なるアップデートで今度は「派遣した英雄がその時間に何をしているのかをリアルタイムで見られるようになるという誰得機能が追加された。
時間帯によっては特別なイベントが発生する……との事。

  • 英雄決闘チャレンジ
よせばいいのに英雄決闘をガチガチの対戦コンテンツ化。当然ユーザーからは非難続出。
縛鎖の闘技場の開催ローテを削り、代わりにこれと後述の「サバイバル」をぶちこんだ。
基本ルールは英雄決闘と同じなのだが、3回+ボーナス神界英雄1回の4回負けるまでに何勝できるかという文字通りのサバイバル
当然のことながらフェーが広めようとしていた「推し英雄」なる概念は崩壊し、伝承シグルドを始めとする怪物級の最新エースキャラとユーリス等のチートキャラ、そして仕方ないから投入する神階英雄による世紀末バトルが幕を開けた
更に英雄決闘の仕様として相手の召喚士の絆や支援効果も反映されるため、ガチ勢はこれ専用のチート兵器たちに召喚士の絆5枠や支援Sランクを改めて設定することになったため、その点でも大不評。

ちなみに参加するために通常の英雄決闘をポイント150まで稼いで専用アイテム(アクセサリー)を取ってこなければならず、その高〜いハードルも更に非難された。

  • 英雄決闘サバイバル
英雄決闘チャレンジでチートキャラとチートキャラによるチートキャラのための戦いが繰り広げられたことで危機感を持ったのか、ルールが更に追加された英雄決闘チャレンジ。
こちらでは4部隊、計20人のキャラをあらかじめ用意し、最初に相手側と互いの編成を見せ合い(分かるのは「キャラだけ」で隊長スキルも不明)、相手の4部隊のうち、厄介と判断した2つの部隊を互いにロックし、残った2つの部隊から1つを選んで戦闘に移る
つまり、前述のチートキャラを並べた編成は見た瞬間互いに封印されかねない状態となり、読み合いの要素が増した英雄決闘チャレンジ。
お互いチートキャラばかりの編成×4だとしても、召喚士の絆が封じられるか否かで戦闘力が変わるため、なかなかに難しい読みが必要となる。
これまた参加権を得るためには通常の英雄決闘で225までポイントを溜め、アクセサリーを手に入れなければいけない。

  • つながる絆
端的に言えば、FEヒーローズでポケモンのバトルファクトリーをするイベント。
ただし本家本元の超絶運ゲーと比べると難易度はだいぶ下がる。
初期キャラとしてイベント専用のアルフォンス、シャロン、アンナ、アシュの4人が渡されており、これらをマップ上にある「アスクの魔法陣」の上に放り込むことで別のキャラと交換しながらレベルを上げ、敵を倒して進んでいく。

やっていることは成長要素が魔法陣に置き換わっただけの偶像の天楼だが、敵キャラは超英雄も出てくる上、敵の種類に手加減要素が無くなったのか上の方は最新のキャラばかり登場するようになっている。
一方で、魔法陣を使って交換できるのは自分やフレンドの貸し出し、もしくは外部プレイヤーの魔改造ユニットであるためあちらと違って移動スキルは比較的使い放題。
このモードの特徴として、LVが99まで上がるというトンデモ設計になっており、ロキ将棋ではちゃんとチェックすることが出来なかった異様な高レベルのキャラを使用することが可能。

なお、LV40を超えた先の成長率はキャラクターの本来のスペックに準じているのか、初期キャラ魔改造品よりも最新のチートキャラ、平均バランス型よりも能力特化型の方が超高レベル帯ではよりそれらの能力が高くなるため有利になる。
ちなみにこのゲームの素の能力カンストは99のため、直接能力を上げるタイプのスキル(獅子奮迅や死線など)は超高レベル帯ではカンストに引っかかって効果を発揮しにくくなる側面も。

報酬は大量の神竜の花がメイン。花を大量配布するイベントは初となる。
最新キャラに追いつかせるには25回組(2022年8月時点の旧式歩行)だと2660必要になるため、相変わらず全然足りないが魔改造の助けになる。

2022年12月からは「異界との絆」を使用することにより、ここで得た魔改造キャラをも入手してしまえる。
ただし、使えるのは現時点ではVer.4.11(2020年11月)までに登場したキャラまで。
仕様は偶像の天楼とほぼ同じだが、「神竜の花が入手時点で使用できる最大値まで振られている」「個体値は(開花得意を除き)元となったユニットの個体値を引き継ぐ」点で異なる。
ただ、偶像の魂は稀に配布されるのに対して、異界との絆はかなり高額なパックで販売されるしか入手手段が無いのでかなり貴重。

  • 時を戻す、黄金の魔女
いうなれば、ヒーローズ版ローグライク。

複数の選択肢から行き先を選び、戦闘報酬でキャラを強化して攻略を目指すもの。
これだけだと普通に戦うのと大きく変わらないが、違うのはここから。

最初に4人部隊を編成する点は他と変わりはないが、開始時点ではA~Cのスキルと聖印は封印されており、使う事ができない。これらは、中ボスの撃破やイベント内のショップなどによって開放できる。
また、これとは別に拡張スキル枠が設けられており、報酬で得たスキルをもともと所持しているスキルとは別枠で習得できる。拡張スキルは各3枠まで装備可能。
最終的には、例えばAスキルに「遠距離反撃」と「秘奥」「万全」のスキルを両立、といったあり得ない組み合わせを実現した、スキルを盛りに盛った魔改造キャラが出来上がることになる

ここでの戦闘では属性相性が通常とは少し異なる。赤、青、緑の3すくみが生じる点はそのままだが、ダメージ上昇率やダメージ軽減率がより大きなものになる。
だが、味方の無属性は敵の無属性に対してものすごく不利に、味方の無属性は敵の他属性への攻撃に少し有利になり、三属性の味方が敵の無属性に有利になるなど、無属性の扱いが最も異なる。

編成に際しては、赤、青、緑、無属性を1人ずつ満遍なく加えること、
加えて立て続けで連戦になること、大英雄戦などと同様1人でも倒れると敗北になる事などをふまえ、無属性に杖ユニットを入れるなど(ABCスキルに依存しない)回復手段を確保しておきたい。
ただし、開催ごとにボーナス出典作品2つが設定されており、全能力アップに加えて拡張スキルにABCに加えて何でも付けれるフリー枠が1個増えるという強力な特典がついているため、極力ボーナス対象から選びたいのが悩みどころになることも。

また、スキル習得がうまくいかなかったり、攻略に行き詰まったりした場合には、タイトル通り「時を戻す」で何度でもやり直せる
スタミナは専用リソースだが、やり直す時はこれまでの消費が全回復するため、何日もサボって消費自体してない……という場合以外は詰むことはない。
やり直しをうまく使って最適な未来を見つけ、最終の時の狭間の突破を目指すことが目的となる。
戻す場所は、特定の「中ボス撃破後」または「最初から」のどちらかを選択できる。

  • おまかせ相性バトル
合コン、始めちゃいました

他のプレイヤーの部隊と共同で、制圧戦と同様のバトルを行うもの。

まず最初に共闘する相手を選択し、そのリーダーとの相性を占う。この時、互いの印象も見られる。
この相性が良いほど、バトル後に得られるスコアが高くなる。
イベントごとにボーナスの得られる出典があるため、それで固めると相性が良くなり、より多くのスコアになる。
ちなみに、同じリーダー同士の組み合わせでも、相性と印象は毎回異なる。

その後のバトルは先述の通り制圧戦方式で、タイトルにもある通り、操作できない「おまかせ」で行われる。

その他


  • 飛空城
闘技場の亜種コンテンツで、予め決められた土台マップの上にプレイヤーが仕掛けや、
障害物を設置してキャラも指定範囲内でなら自由に配置でき、他のプレイヤーを迎撃しながら自分は他プレイヤーの城を攻略して点数を稼ぐコンテンツ。
ボーナスキャラと設置していると有利になることがあるボーナス設備の概念がある。
廃課金をさらなる地獄に誘うために階級がどんどん追加されており、本ゲーム最大の魔境と化している。

+ 詳しく
攻撃側
比較的単純で、攻撃砦とサポート設備を設置してユニットを編成すれば終わり。
後は敵の城に殴り込みに行く。
……が、 サポート設備を置ける場所も自軍が移動できるスペース というのが問題。
置けば置くほど下側に逃げ場がなくなっていくのだ。
実は初期配置は 敵の間接騎馬が攻撃可能な射程内 であるため、万が一下段に施設を詰め込んだ状態で「ショットガン*16」などに当たってしまうと 逃げるスペースもなく受ける準備も出来ないまま敵の騎馬の総攻撃を受けて壊滅する という大惨事を招く。

一方で、施設をあまりに削りすぎてしまうと防衛側の仕掛けた「落雷の罠*17
「落雷の塔*18」でリカバリー困難な致命傷を受けてしまうことも。

他にも敵の間接キャラを移動1に抑える施設や比翼英雄のスキルを再発動する施設、 負けたことをなかったことにする 施設など強力な物が多い上に、
ボーナス設備を置かないと能力で圧倒的に不利になる など、取捨選択は結構頭を使うものとなっている。

編成に関しても神階英雄を入れて属性を合わせた祝福を貼ったキャラを出せば 獲得レートが上がる ため、決してエース4体+踊りが最適解というわけではない。
勝てなければ意味が無いので神階英雄は……となったとしても、祝福の効果で大幅に強化されるのでここも頭を悩ませる要素になる。
祝福の項目にも書いたが神階補正複数枚のエースは生半可な防衛を一瞬で蹂躙できるのだ。
当然のようにボナキャラ要素まであるため、誰を起用するかでまた難儀なことに。

防衛側
一方的に負けると レートをごっそり下げられる 上に水瓶を割られて相手だけ有利になるため、当然その対策に手を尽くす人が多い。
攻撃範囲全被りは基本、救援の航路サンバや踊りシグルドも当たり前、ノート使って攻撃範囲拡張も当たり前とあの手この手で攻撃側を潰すように組まれている。
当時は一応神階英雄ガチガチでボナキャラも入れたら惨敗でもレート減少0も出来ていた時期があったのだが、
プレイヤーへの嫌がらせのためにフェーが改悪して防衛レート減少の基本値が80→100に 増加 してしまったため、殺意を増した城が増えることになった。
レート減少は攻撃側を1体倒すごとに20減り、壊滅させたりリタイアさせれば点を奪われないのでなんとしても ノーデスだけはさせない 方向に特化した城もある。

置ける数は有限ではあるがただの壁複数、施設複数、偽物含めた罠4つと必ず置かなければいけないが動かせる防衛砦、泉、水瓶すべてを駆使すれば色々な防衛マップが作成可能。
開き直ってほとんど何も置かない、最小限の物しか置かないのも一つの戦略である。
攻撃側の記事で記載した「ショットガン」も相手のすぐ上以外にはほとんど何も置かないのが基本だったりするし*19

ちなみにやられた場合はその相手の城にリベンジすることも可能。その時は攻撃側の防衛履歴にもご丁寧に「相手がリベンジしました」と表示される。
基本的に下の方で当たった相手であれば強くないケースも多いが、恨みを晴らさんと突撃して返り討ちに遭って泣かないように。


+ 攻撃砦と防衛砦の小話
飛空城を遊べば目に付く障害物、全く役に立たない置物こと攻撃砦と、反対に好きな場所における壊せない壁として使える防衛砦。
実装当初は これらのレベルの配分によって攻撃が有利になる、防衛が有利になる という選択肢が存在していた。
というのも、自分の攻撃砦が敵の防衛砦のレベルを上回っていると 攻撃守備速さ魔防にレベル差×4という爆発的な補正がかかる ため。
極端な話、攻撃砦レベル5+ボーナス設備ありで防衛砦レベル1、
防衛設備無しの相手の城に突っ込むと5レベル×4の差で HP以外全部+20 というありえないほどのステータス差が発揮されることになった。
当初はこれによって「当たり」の城はまさにカモ同然の扱いになっていたりしたが、今ではこの二つの砦の機能は事実上無意味になっている。

実装当初は誰も気にしていなかったこの要素。
何があったのかというと、 新規のプレイヤーが上の方に上がり、先行組が居座る階級21以上に追い付くまでのハードルが恐ろしいほどに上がってしまっていた のだ。
考えてみてほしい。
ただでさえ後発組は飛空城設備のレベルもサポート性能も低く、英雄の質も(最新キャラを除いて)非常に低い。
そんな状態で、しかも攻撃砦レベル2や3の状態で防衛砦レベル5で戦力も充実したような相手に挑むことになるのだ。

''キャラの質でまず不利なのに防衛砦のレベルとの差が多すぎて元から開いていた戦力差がさらに大きく開いた状態で、
更にノーデスに近い状態を決め続けて勝ち上がらなければ上に上がることができず足元にたどり着くことも出来ない''。
筆者は一時期引退しており、復帰した後その状態で何度か戦ったことがあるが、偶然当たった烈火の剣統一編成の城では、
ただのエリウッドやヘクトル、リン、ニニアンといった初期キャラすら 神階英雄戦のアビサルに登場するような化け物ステータスとなって猛然と襲い掛かってくる地獄絵図 が形成された。

防衛の貧弱なネタ城ですらその有様なのだから、サンバやオフェリア、当時の最新の怪物性能を誇ったキャラを並べたガチ防衛の城に当たればどうなるかなど説明不要だろう。

このことはフェーにも問題として認識されたらしく、攻撃砦と防衛砦のレベルは事実上廃止*20されてしまい、
攻撃砦は逃げ場を潰すただの邪魔物、防衛砦は好きな場所に配置できる壊せない壁として当初想定されていた役目を完全に終えた。



  • ミョルニル
イベントに分類されるがここで記載。
アスク王国へ攻めてきたトール率いる大軍勢を迎え撃つもので、三つの期間中に敵を撃破したスコアを競うイベント。
主に「予兆の日」、「防戦の日」、「反撃の日」と分けられている。
なお、攻めてくる軍のトップは大英雄戦に登場したユニットが開催順に登場しており、増援もその軍のトップと同じ出典の者である。

「予兆の日」はマップ設備や自軍のメンバーを入れ替える準備期間。開催の告知があった時から予兆の日は開始する。
なお、前回のミョルニル終了後間髪入れずに次の予兆の日が始まる場合もある。なお、入れ替え等は防戦の日突入後でも可能。
特定の属性の神階英雄を入れることでボーナスを得られるので、持っていれば編成に入れて活用すること。

主となるのは続く「防戦の日」で、ここでは無限に沸く増援から異界への扉を7ターン防衛する。
必ず投入するマイ召喚士以外はダブルで投入されており、倒されるとスコアが減少してしまうので、必要に応じて入れ替える事。

その後の「反撃の日」は、アスク王国の秘密兵器「アスクの巨砲」を用いて防戦の日のうちに得たスコアをもとに敵軍を攻撃する。
攻撃は最大3回分まで可能で、期間中に必ず攻撃を使い切っておきたい。なお、スコアで相手に負けている時に攻撃すると通常の5倍のスコアが得られる。
「防戦の日」「反撃の日」はそれぞれ一日しか開催していないため、イベントの見落としに注意。

そして反撃の日を終えるとイベントは終了し、「平穏の日」を迎えられる。スコアに応じて報酬が貰え、「神竜の花」「異界の紙片」などのアイテムが貰える。
ちなみにイベント終了時に負けていてもアスク王国が滅ぶことは無く、何事もなく「平穏の日」を迎えているそれでいいのかトールよ…

システム

  • マップ
スマホのサイズに合わせ8×6マス(一部例外あり)となり、操作キャラも味方最大4体・敵は基本最大5体。
そのため従来を将棋と例えるならば、本作は詰将棋と言われる。
これは開発スタッフが言うには、誤操作が起きず、手軽に出来る事を重視したためとの事。
しかし従来より小さくなった分、1マスに大きな価値が生まれ、原作とはまた違った戦略性が生まれたとも語っている。

  • 三すくみ
お馴染みのシステム。本作では赤(剣・炎)緑(斧・風)青(槍・雷)赤(剣・炎)となっている。
光魔法や闇魔法もこの3つのいずれかに属している。光魔法はまとめてどれかの属性に分類されている訳ではなく使い手により異なるが、青属性である場合が多い。一方、闇魔法はほとんどの場合で赤属性である。
それ以外に無属性があり、すべての杖と大部分の暗器・弓、ごく少数の魔法が属している。*21
竜・獣には4属性のいずれかがユニットごとに設定されている。
弓と暗器は最新のキャラは色付きで登場することも。これらは3すくみの影響を受ける代わりに 「弓殺し」「暗器殺し」が効かず絶対追撃や追撃不可を受けづらい という強力な特性を持つ。
影響するのは攻撃力のみだが固定値ではなく攻撃力±20%という割合でかかるため、特に攻撃力の高い高レベル同士の戦いでは非常に影響が大きい。

ちなみに、配信開始当時の最新作であったifの仕様に合わせ、使用武器が原作から変更されているキャラも存在する。
例としては暗器を使うようになった盗賊系のキャラや、ナーシェンなどのドラゴンナイト系の一部が斧を使うようになった、などである。
これにより、一部の踊り子や鷺の民など原作では攻撃手段がなかったキャラクターも今作ではきちんと攻撃できるようになっている。

  • 兵種(クラス)
兵種の概念は無い。
下記の移動タイプ、上記の三すくみ属性と武器種の複合で擬似的に再現されている。
  • 歩兵系:2マス移動可能、森は2マス分の移動力を消費して入れる。
  • 騎馬系:3マス移動可能、森へは入れない。階段は3マス分の移動力を消費して入れる。
  • 重装系:1マス移動可能、森へ入れる。
  • 飛行系:2マス移動可能、地形を無視できる。

もう少し詳しい解説
+ ...
歩行系:総合ステータスは中間。数、スキルに恵まれたバランス型。
歩行には他と異なり強力な特効武器がない*22うえ、継承制限が厳しいスキルの一部(騎馬の『凪』等)も割と幅広く扱える。
歩行専用スキルは奥義加速の『始まりの鼓動』や『歩行の呼吸』『歩行の剛撃』等の奥義加速系のサポートスキルがメイン。重装の隊形による追撃封じへの対抗策もある。
歩行近接は更にスキルが恵まれており、重装の近接と共用のAスキルに加えてBの回避スキルでダメージ軽減を行うような芸当も。

騎馬系:総合ステータスは最弱。移動力3のアドバンテージを活かして翻弄する。
……というのが表向き。実態はヒーローズ初期~中期にわたって散々大暴れしてきた強兵種。
低レアキャラから手に入る 兵種依存バフ『騎刃の鼓舞』『騎盾の鼓舞』と紋章スキルがとても強力なうえ、移動力3のアドバンテージがとても強い。
『射程外から奇襲して倒し、その後引き寄せと引き戻しで敵の射程外に離脱する』こんな芸当を見せられたら生半可な歩行や重装は対処できない。
5マス以内の敵に一方的に2回攻撃できる ラインハルトや弓リン(武器を勇者の弓に換装した場合)、
上記の鼓舞によりお手軽に 全能力+6 の乗った超火力のブレードを落としてくるレオン、セシリア、ウルスラによる暴力は差別化される前の他の兵種の存在意義を真っ向からぶっ壊していた。

上記の戦術は今でこそ対策もあるが、対策されていなければ現在でも安定して強い上に調達しやすく、
無課金・微課金でも 組みやすい のが最大の強みであり、安さと強さを兼ね備えた兵種。
ただし、 総合ステータスの弱さ の問題があり、ごく一部のキャラを除き受けは非常に弱い。
極力攻撃を受けない、もしくは手を尽くして安全に受けて流す立ち回りが求められる。
ちなみに特効武器は一部を除いて高級で量産困難なため、プレイヤー同士の対戦で飛んでくるのはミカヤ程度。ただし、雑魚の斬馬刀やホースキラー、ウルフ魔法に注意。

重装系:移動力1と引き換えに高い総合ステータスと隊形・護り手・行軍などの専用スキル、比較的安い鼓舞・紋章スキルを与えられた兵種。
最も強弱が激しく 、強いキャラや編成は圧倒的に強力だが弱い編成は 単なる動く的 に成り下がるのが特徴。
特効武器は恒例のハンマーやらアーマーキラーだが、低レアに装備者が集中しているため野良はもちろん対人の装備率も高い。対策スキルのスヴェルの盾が安いのが救いか。
高いステータスと『隊形』による強力な攻撃を「相手に当てられるか」が問題で、移動力を補えるキャラ以外は魔法キャラと引き寄せ1つで詰んでしまうようなケースもある。
ステータスの割り振りも『速さを完全に切った固い強い遅い』タイプは他の追随を許さないスペックがあるが、速さがそれなりにあるタイプは歩行に少し盛った程度の能力の事も。
出典の都合『間接攻撃』を用意するのも困難なうえ、騎馬が低レアで強い、歩行が数で補えるのと比べると『強い高レアは強いが弱い低レアは歩行に毛が生えたような存在』といったバランス。
上記の隊形も入手や確保が困難であり『カネがかかる』兵種。
重刃の鼓舞・重盾の鼓舞・重縦の紋章は安いが、それ以外の重要スキルが軒並み高いのでガチャの取捨選択も慎重に。

飛行系:
総合ステータスや移動力は歩行と同じだが専用スキルで2マス以内の味方の隣に移動したり2マス以内の味方を隣に移動できるようにする特殊な挙動が出来る兵種。
キャラは多いが初期は重装に次いで高級なスキルが多く、配布落ちした専用スキルが多いのが特徴。
特効武器はもちろん弓。ただし、メンバー全員アイオテの盾を持つような必要はないので受けを行うキャラのみ聖印でフォローする方が良い。
周囲2マス以内に何かしらの効果を与えるスキルが多い。
間接キャラは重装と比べるとそれなりに配布されており、先の専用スキルも含めて初期こそ『プレミアム兵種』だったが現在ではそこまで高いユニットではなくなっている。
専用スキルの中には『歩行や重装の移動を助ける』スキルがあり、兵種混成のパーティでも力を発揮する。


  • ユニットの区別
ユニットは肩書き・名前・イラストにより区別されている。
同一人物であったとしても肩書きやイラストが違えば別キャラ扱いとなる。
具体例としては「神竜族の王女チキ(子供Ver.)」と「神竜の巫女チキ(大人Ver.)」は別キャラ、
「新たなる聖王クロム(通常Ver.)」と「春色の聖王クロム(春祭りVer.)」も別キャラである。

  • ユニット性能
ステータスは「HP」「攻撃」「速さ」「守備」「魔防」。
……おわかりいただけただろうか。そう、「技」「幸運」がないのである。
つまり、命中率と必殺率の概念もないのである。戦闘に運の要素が関わらないのだ。これも「詰将棋」たる所以と言える。
スキルの要素は存在し、内容は覚醒・ifの感覚にやや近いが、キャラクターごとの個性付けとして様々なものが個別に設定されている。
武器は剣士なら剣のみといった具合に一種類しか持てないが、
貯めたSPと交換して同種のより威力の高い武器に持ち変えることができる。英雄によってはファルシオン等、特殊な性能を持つものもある。
攻撃範囲は基本的に原作と変わらないが、魔法や竜石、暗器等の遠近両方に攻撃できた武器は、
魔法と暗器は弓と同じ、竜石は近接武器と同じ攻撃範囲に変更されている。*23
今作ではマップが小さいため、基本移動力は2。騎馬(飛行系除く)は3だが森に入れない、アーマー系は1、飛行系は壁以外の地形無視の代わりに移動力は変わらずなどの差がある。
マップ中で倒れてもロストはしない。ただし、戦禍の連戦などの連戦では倒れると終了まで復活できない。
以前はマップ中で得た経験値やSPが無駄になるので育成中のユニットはなるべく倒されないようにする必要があったが、現在では 倒れても稼いだ分がきちんとセーブされるようになった ので安心していい。

ポケモンでご存じのアレ。ただしシステム的には性格の方が近い。
同じユニットでも性能差があり、少しだけ突出するステータス(得意)、育たないステータス(不得意)が一つずつ出るようになっている。
通常は±3(最大まで育成した場合)だが、ユニットごとに+4されたり-4されたりする能力値が決められていたりもする。
そのユニットの短所を埋めたり長所を伸ばしたりする個体値ならいいが、どうでもいいところが伸びたり、大事なところが下がると悲しい。
2019年2月にアップデートされたVer3.2.0にて、後述の限界突破を行うことで不得意の個体値が解消される仕様になった。
これにより、限界突破さえできるなら得意の能力だけ選り好めば良いことになって多少財布に優しくなり、
「得意・不得意が両方外れの個体」を連続で引いてしまった時のダメージも軽減されるようになった。
2020年9月のアップデートにて、100個消費して1体の得意不得意を自由に変更できる「個性の実」が実装された。少しずつ貯めなければならない貴重品だが相応の価値はある。

  • 英雄召喚
ランダム式アイテム提供方式、いわゆる課金アイテム「オーブ」を利用したガチャ。
オーブはストーリーの初クリア報酬や各種ログインボーナスなどの運営からのプレゼント、そしてリアルマネーで購入することで入手出来る。

英雄召喚を始めるとキャラが5人抽選され、召喚石が5個出て来る。
召喚石には4種類の色があり、それらは抽選されたユニットの武器属性と同じ色である。
それぞれの属性のキャラは同じ色の石からしか出てこない。
つまり赤属性のクロムをはじめとした剣や赤魔法ユニットが欲しくても召喚石が緑と青、白しかない状態なら絶対に出てこない。
召喚の際に必要なオーブの数は連続してやればやるほど少なくなっていき*24、レアリティの高いものが出やすくなっている。
だが前述の通り召喚できる英雄はある程度選定できるため、欲しい色がなければ1回目で切り上げる判断も必要。
星4以上だと石板から土煙が広がる演出が入り、一部のユニットはカットインが入る(ただし星4以下でもカットインは入るため、カットイン=星5ではない)。

英雄召喚にはイベント等によっていくつかの種類があり、大体3~4種類のユニットがピックアップされている。
初期状態では星5ピックアップ枠、星5恒常キャラ枠、共に3%ずつの6%が星5の召喚率であるが、
召喚を続けて、星5以外のユニットが5回召喚されるたびに星5が召喚される率が0.5%ずつ上がっていく。
星5のユニットが登場した時は、その召喚を終えて以後確率は1%ずつの2%下がる。
2021年2月からは、恒常キャラ枠からあぶれた「星4特別チャンス枠*25」が設けられ、この排出では確率がリセットされない。
ちなみに、120回連続で星4以下が出るとその次に確定で5つとも星5が出る120回も星5が出ないことのほうがよっぽど低確率だが。
例外は毎月末開始の伝承英雄又は神階英雄召喚イベント。
これは新登場の1人を含めた各色3名ずつの12名がピックアップされ、星5は恒常キャラが出ずその3名のみ、確率も8%開始となっている。

2020年4月からは、毎月の新英雄召喚などは40回召喚を行うことで、1回に限り星5ピックアップ枠を確定で入手可能(いわゆる「天井」)。
毎年8月の総選挙英雄ではこの天井が4回もあるなど、一部では天井が複数回になることも。。
ただし、一部を除く超英雄召喚や伝承又は神階英雄召喚は対応していない*26

また、2023年2月からは「ピックアップチャージ」の機能が追加。
ピックアップでない星5の枠を引いた場合にランプが1つ付き、3回で3つともつくと、次の召喚以降星5がピックアップ枠のみになる。
この状態は次に星5を引くまで続く。

英雄召喚のBGMはシリーズの仲間加入時の「さあ、共に行こう」のアレンジver.
躍動感あふれる大胆なアレンジとなっている。一方でリセマラをすると延々と聴くハメになる。



  • レアリティ
星の数が1~5まで存在し、同一のキャラでも星の数は同じではない。
レアリティが高いキャラほど基本能力も高く、高性能スキル・武器を召喚直後から取得している。
つまり原作でエースだったキャラでも星が1なら雑魚同然となり、イラナイツ扱いだったキャラでも星5なら主力となるという事である。
当然のように星5のキャラは英雄召喚でもなかなか出て来るようなものではない。
しかし本作には覚醒というシステムがあり、Lv20を超えたキャラに特殊なアイテムを使う事でLvは1に戻るものの、星の数を一つ増やすことができる。
そのため好きなキャラが低レアで出てきても、時間と素材がかなり必要となるが、地道に育てていけば星5になる。
なお、星1~2のキャラは日替わりのスペシャルマップやミッション報酬としてしか登場せず、新規の追加がないので、実質的には3~5しか存在しないようなものである。
実装から長い期間が経ってレアリティに見合わなくなった恒常キャラに対して、排出レアリティを一段階下げて価値が見合うようにするなどの措置が不定期に取られたりもする。

  • 覚醒
レアリティの説明の続きになるが、英雄の羽を使ってレアリティを上げるシステム。
具体的には、星3→4のために英雄の翼というアイテムが2000枚、4→5では20000枚必要となる。
貰えるのは星3キャラを売り払って150枚、星4を売り払って300枚、星5でも1000枚。
毎日のフレンドとの挨拶では10枚程度。挨拶の羽とか足しにもならねーよ!
20000枚達成は相応の労力*27か財力*28が必要。

インフレに伴いもはや無凸では戦えない低レアが続出しているからか配布量は当初と比べると比べ物にならないほどに増加しており、
最近は1~2週間真面目に遊んでいたら過度な稼ぎをしなくても羽20000枚程度平気で貯まるが、それでもホイホイ星5にしているとすぐ羽が尽きるため、使い道はちゃんと考えよう。
エムブレマーだとレベルカンストしてから覚醒させたくなるかもしれないが、今作ではいつ覚醒させても最終的な能力は一緒。
しかしレベルアップ時のSPは結構バカにできないので、後でSP稼ぎしたくない場合はレベルを上げ切ってから覚醒させるのも手。
ちなみに、覚醒前に持っていたSPやスキルはそのまま引き継ぐのでご安心を。
なお原作においてのクラスチェンジに該当するシステムはなく、どんなに覚醒させても職種(属性や武器種)は変わらない。ドニとかいつまでたっても村人姿のまま。

  • 限界突破
要は同じユニットを合成する。
同レアリティ以上ならレベル一つ分の能力を限界を超えて上げることができる。
アップデートによって星5で10凸するとキャラ編成画面の金色の枠が専用の物に変化するようになった。叩き上げ低レアでも星5限定でも、お気に入りキャラの星5の10凸はまさに夢。
星4でも10凸すれば星5の5凸と同程度まで(英雄の翼を節約して)強化できる、という裏技的な運用も存在する。
ただし星4の場合10凸だろうが覚醒させると当然ながらリセットされ、星5の無凸に変化するため、後で「こんなに使うなら星5で凸ればよかった」となるリスクもある。
レアリティが低い場合でも一応できるが、その際はレアリティに応じたSPが貰えるだけ。
SPは普通に使っていれば貯まっていくため、よほど育成が面倒でなければ売り払って翼にした方がいいだろう。

+ 限界突破の詳しい解説
まず、限界突破すると 「苦手個体のステータス」が基準値に変化 *29、その上で「LV1の時点で武器やスキルが無い状態で最も高いステータス」から順番に2つずつ強化されていく*30
仕様上どのキャラも最も高いのがHPである*31ため、1凸目は必ず「HP+何か」になる。
この「何か」はキャラの個体値によって変動することがあり、例えば「LV1で攻撃8、速さ8」のキャラの能力が速さ得意個体で「LV1で攻撃8、速さ9」に変化した場合、
基準値であれば先に攻撃が上がるのに個体値によって変化したため速さが先に上がった、という具合。

ちなみに基準値の場合、苦手個体が消滅する分の補正の代わりにHPと高めだった能力2つが最初の限界突破の際に1上乗せされる*32

能力値5つに対して2つずつ上がるというルールの為、5回目の限界突破で2周して最初のパターンに戻るようになっている。
この時点で2周しているので無凸と比べて全ステータスが2上がる。
最新ルールの場合は苦手個体が消えているので合計13(個体次第では14)の上乗せ。
その後の限界突破5回は苦手個体の矯正は起こらないのでHPから順番に2つずつ上がる。
10凸まで進むと全てのステータスが+4され、限界突破完了となる。
神竜の花と異なり10凸を超えた上限解放はされていない。されても困るが。

また、限界突破で重ねたキャラを送還する場合には「そのキャラ複数体を一気に送還した」とみなされるため、重ねた数だけ英雄の翼が多く手に入る。
凸数は重ねた数であり、手元にあるキャラが「0凸」として計上されているので最大倍率は11倍。
星4だと3300枚の英雄の翼になる。コストにあまりにも合わなさすぎるが星5の10凸だと11000枚。
魔改造したキャラを羽にするのは勿体なさすぎるので普通やらないとは思うが、なんとなく星4で重ねてたけどインフレに取り残されて、
ちょっとやそっとの改造ではもうどうしようもなくなった初期キャラや、既に星5で10凸した後なのにその後でまだ無駄に出て来た素材にならない低レアをリサイクルする方法でもある。

ちなみに星4以下の限界突破の場合、重ねた分だけ星5に覚醒させるための英雄の翼が割引される。
星4で10凸してあれば17000枚の英雄の翼で星5に昇格させられるようになる。
ただし、星4時点の限界突破10回分は全て無駄になるため、能力的には 弱体化 する。
そもそもインフレが進んだ現在では星4で重ねる時点でもうエースにはなりえないのも現実。
英雄の翼も毎週約20000枚近くばらまかれており過度な英雄値稼ぎも併用してやっと毎月1体ペースで星5に上げられた時代とは比べ物にならないペースで星5でキャラを重ねられるのだ。
総合値も当然毎年5ずつインフレして、相手の性能も飛躍的に上がっているため、あくまで即席のインスタントエースを作るために行われていた「星4+10凸」概念はインフレに飲み込まれていずれ完全に滅ぶと思われる。

星5を星4以下に重ねた場合、星5で覚えられる専用スキルが星4以下で使用可能になる。
上記の通りもう星4ではインフレについていけないが、戦渦や塔の野良、
絆英雄戦で出てくる「星4の無凸なのに専用武器や星5で開放されるスキルを平然と装備しているインチキエネミー」はこれがカラクリで、
星3のキャラに星5を限界突破したうえで覚醒させると「星4で無凸なのに専用武器を持っている」と言うキャラが誕生する。
最も、そいつらを用意しているのはフェー(=運営)なので直接ステータスを弄って持たせていると思われ、そんな手間暇など一切かけてないだろうが。


  • スキル継承
手持ちのユニットを消費する代わりにそのユニットが習得可能なスキルを他のユニットに移すことができる(この場合で消滅させても翼は得られない)。
専用武器や専用スキルは継承不可*33、移動タイプや武器種依存のスキルは条件を満たした相手にのみ継承可能だが、それ以外は自由。
これにより、優秀な汎用スキルを持つキャラを継承素材として集めるためにガチャに向かう召喚師も現れることになる。
実装当初は個性がなくなったと批判する声もあったが、もはや欠かせないシステムである。
ただし習得させるには通常の1.5倍のSPが必要なこと、継承元が星5でないと覚えられないスキルは星5を素材に使わないと継承できないため、手持ちのキャラをどう切り崩して強化するかが悩みどころ。
ルキナにカミラやカゲロウを継承させても絶望の未来は変わりません。

実装当初はスキル継承で獲得できるスキルはスキル継承1回辺り最大3つまでだったが、アップデートで最大4つに増えた。
これにより、4段階目のスキル+他の強力なスキル1~3をまとめて最新キャラから吸収することが可能になった。

  • 魔器英雄からのスキル継承と魔器
このゲームではスキル継承の素材にすると何故か材料に使った英雄は消えてしまっていたが、魔器英雄はスキル継承の素材に使っても消えることなく、手元に残ってくれるという特性を持っている。
と言っても、当然ながら魔器英雄1体をスキル素材に使えるのは1回だけ
限界突破させた場合、素材の片方が継承未使用であれば継承の権利が回復した状態になる*34ため、魔器英雄は引いた分だけ継承と限界突破を両立できる。

また、これらの仕様の兼ね合いから、限界突破できる魔器英雄にスキルを継承し、継承したスキルを複数の英雄に継承させるということも可能。
もっとも、魔器英雄は元々良いスキルを持っているので二度手間なところはあり、素材の英雄が足りない時にどうしても複数人に継承したいスキルがある時の最終手段と言えるが。

そして名に冠されている「魔器」は、汎用武器ながら専用武器と遜色ない性能を持つ武器となっており、それを継承可能。
前述したように、性能の低い汎用武器や汎用武器レベルの名ばかり専用武器で戦っていたキャラを愛用していたプレイヤーにとっての救済としても大きな価値を持つ。

ただし、他のキャラが継承した魔器を使う場合、専用スキル*35と同時に装備することはできない(魔器の元々の持ち主は専用スキル持ちでもOK)という制限がある。
例えば、魔器リーヴの武器『魔器エリューズニル』を、伝承英雄のエイリークに継承させたとする。
この場合、伝承エイリークはBスキルに専用スキルの『月の腕輪(又は月の腕輪・承)』を持っており、これを持っていると魔器を継承させても使うことができない、といった具合。
また、継承した魔器を更に別の誰かに継承する、という事もできない。

恒常ガチャ産であっても魔器英雄は期間限定であるため、何かしらの復刻機会を待つ必要がある。
伝承・神階英雄などの復刻ガチャにはそれなりに気前よく並ぶので必要なら狙っていこう。

  • 響心スキル
響心英雄の登場とともに登場したスキル。
このスキルは、通常のA~Cのスキルとは別のXスキルという枠で、SPも必要なく入手当初から有効になっているのが特徴。
そのため、よほど響心スキルが普及した環境にならない限り、他と競合せずプラスにしかならない反則的なスキルである。
継承に関する特徴は魔器英雄と同様で、本人を消滅させずに1回の継承が可能

ただし、響心スキルにも魔器と同様、専用スキルと併用できないという制限がある。
ぶっちゃけ魔器の場合、強い専用スキルを持つ英雄は大抵強い武器も持っている=魔器が必要になることが稀なので気にする必要があまりなかったのだが、誰でも得する響心スキルの場合はわけが違い、無視できない制限となっている。
(「強い専用武器持ちとそれ以外」に比べたら小さな差だが)専用スキル持ちとそれ以外の格差を埋められるシステムと見ることもできなくはない。

  • 祝福
伝承英雄や神階英雄を引いたときに手に入る専用のアイテムを一般ユニットに使うことで加護を与え、対応するシーズンに伝承英雄(神階英雄)と一緒に出撃させたときに恩恵を得られるシステム。
水火風地(伝承英雄)
光闇天理(神階英雄)
の二パターンがある。

伝承英雄の方は対応する祝福を貼り付けて伝承英雄とセットで出す(例:地の祝福を貼ったキャラを伝承英雄の闇ルフレと一緒に出撃させる)と、通常ストーリーや制圧戦で能力補正が得られる。
神階の方は飛空城専用だが、補正値はその分大きくなる。
また、貼るだけで常時獲得SPが2倍になる効果もある。
一度貼ると外すことは出来ず、他の属性の加護を受けたい場合は上書きすることで対応することが可能。
また、限界突破すると元の個体の祝福がそのまま引き継がれる。
現在では配布量もそこそこあるので、育てるキャラにはとりあえず余ってる物でも貼ってSP2倍の恩恵を受けておくのが基本となっている。

攻略の観点で言うと「制圧戦」はユニット8体出撃可能なので祝福を乗せられるユニット6体前後+対応した神階英雄*36や祝福付きユニットでステータスガン盛りを行えたりする。
実際の所単独無双向きの神階英雄は少ないが、単純にHPが15も18も増えるのでそれだけでかなりパワーアップする。

飛空城でも、光や天の神階英雄5体+対応した祝福付きの闇エーデルガルトとかクリスマスオルティナで、
元から無双向きの強烈な強さのキャラの能力を神階英雄5体で爆盛り*2して殴りこむ スタイルが通用するケースも。

+ 実装当初
凄まじく荒れた
上記に書いた祝福のメリットよりも付随するイベントの仕様との兼ね合いによる悪印象が大きく勝ってしまい、炎上した。

まず、使うと分かるがキャラアイコンの右下に祝福アイコンが表示されるようになる。
この仕様が当時のエクラからは軒並み大不評。
人気どころの女性キャラ(特に「絵↑個体」と言われてたキャラ)のイラストでもお構いなしに出るため、祝福のアイコンでキャラ絵の一部が見れなくなる、祝福邪魔、といった声が上がった。
上記の通り貼り換えは出来るが外せないので、付けてしまうと二度と祝福付与前の状態に戻せなくなってしまう。
付いた呼び名は 刺繍 であった。

更に、この時期追加された『四天の庭園』が 対応する祝福を貼ったキャラしか出撃させられない
+一軍部隊でないとかなり厳しいトチ狂った能力補正の敵と連戦させられるコンテンツであったこともあり、
コンテンツクリアのために祝福の使用と、人によっては貼り換えを強要される仕様でこれまた不評。

とどめとばかりに『縛鎖の闘技場』は 対応するシーズンの祝福を貼ったキャラを連戦中に出すと追加点がもらえる 仕様をこれに合わせて後付けしてしまった。

そして、入手するには対応する伝承英雄を 天井の無い 闇鍋もとい伝承ガチャから引くしかない。
英雄の翼の配布量もそこまで多くなかった時代なので、縛鎖用の駒ですら調達するのに難儀する時代にそんなことを要求されたら荒れるのは必然と言えた。
要するに本来のメリットをエクラに周知しながら少しずつ馴染ませようとせず、使用を強制した挙句一気にゴリ押ししたフェーのせい


  • 秘伝書
ダブったキャラをストックする余裕はないが羽根にするのも惜しい、という時に使用するシステム。
秘伝書にしたキャラクターはユニットとしては消滅するものの、限界突破やスキル継承には使用することができる。
またアイテム「異界の紙片」を収集することで、一定の範囲から秘伝書を購入することもできる。

異界の紙片には常設の物と期間限定の物が存在し、期間限定品は「その紙片以外では交換できないキャラ」が対象。
主なラインナップリストは「旧式の超英雄の☆5×2体」「割と新しい超英雄の☆4」「ガチャで出るその辺の低レア×4体」の計7体。
こちらは常設品と比べてキャラのスキルの質は若干~かなり落ちるが、配布される条件は基本的に「イベントのミッションをクリアする」だけで難易度も低めのものが多い。
イベント期間とアップデートのタイミングの都合上750枚前後しか手に入らない(全ての秘伝書を交換できない)ため、基本的には☆5の秘伝書2つと超英雄を貰うことになるだろう。

一方、常設の方は「遠距離反撃」「鬼神飛燕の一撃3」「破天」等のストレートに強力な物が目玉商品として並んでいるが、手前の物から順番に交換しなければ奥の物が取れないようになっている。
そのため、奥にある目当ての秘伝書を買うためには手前の秘伝書全てを買えるだけの紙片が必要となる。
「キャラクター本体が強すぎて、もはや旧キャラの魔改造に回すより引いたキャラをそのまま使った方が強い」最近の傾向の都合魔改造用の秘伝書(=ガチャ産5限の被り)がなかなか集められないプレイヤー向けのスキル配布のような措置。
一定期間ごとに新しいラインナップが追加されるようになっている他、「古い紙片で購入できる秘伝書はそれより新しい紙片を使っても購入できる」ようになっている。

ちなみに異界の紙片を使って買った秘伝書ももちろん限界突破に使えるため、たまたま秘伝書の英雄を重ねていた場合はそれを買って更に限界突破するのもアリ。


  • 聖杯で英雄を召喚
飛空城や想いを集めてで「英雄の聖杯」を集めると過去の配布キャラを召喚して仲間に出来るシステム。
既に復刻されない「戦渦の連戦」「大英雄戦」の配布キャラはここから入手することができ、星4で仲間に出来る。
20回呼べるのでその気になれば10凸も可能……なのだが、召喚すればするほど、
そのキャラを次に召喚するときに要求される英雄の聖杯の量が増えていくため、実際に10凸まで重ねるのは大英雄や仮面マルスであってもなかなか大変。
しかし、ガチャキャラと異なり入手そのものは運に一切左右されない上に最新のキャラの総合ステータスは当然高く、中には専用武器持ちも混ざっているのでうまく活用すれば戦力アップにつながる。

  • 聖印
キャラクターに自由に装備できるアクセサリーのようなもの。
基本的には汎用スキルの効果を持っており、第4のスキル枠的な存在だが、スキルとして実装されていない特殊な効果を持つものもある。
同じ種類の聖印は複数所持できず、自動的に英雄の翼300枚に変換される。

過去の聖印は基本的に復刻されていないが、聖印作成から聖貨を使えば入手することが可能。
また、聖印そのものも強化することができ、特殊なスキルだけでなく「鬼神の一撃3」とか「攻撃守備の孤軍」みたいな強力な物も作成可能。

  • 武器錬成
専用アイテムを消費することで武器スキルの強化が行える。
一部を除く汎用武器*37は錬成石を用いて強化を行い、その際に手に入る神錬の雫を用いることで各キャラの専用武器の強化が行える。
汎用武器は任意の能力を底上げするだけの錬成となるが、専用武器は固有の能力を追加(あるいは変化)させる錬成が行える。
これによって実装から時間がたって型落ちしたキャラクターのテコ入れをするのが専用武器錬成の役割になっている。
また、それまで汎用武器だったキャラに専用武器が与えられ、そのうえで錬成が追加されたりすることもある。

  • 神竜の花
ドーピングアイテム。移動タイプごとに4種がある。
実装時期、クラスに応じて使える個数が違い、使うごとに能力がHPから順に1ずつ上がっていく。
使用可能な個数は周年の度に最新キャラの総合値と共に5ずつ引き上げられていく。
フェーは「これで英雄さんがもっと活躍できるようになる」とのたまっているが、
実際の所これと限界突破でステータス差を埋めないと旧キャラはインフレキャラ相手にまるで歯が立たないということである。
なんせ初期スキル、専用スキル両方の質が圧倒的に劣るキャラが最新キャラと比べると同じ星5でもステータスの合計値が20も25も負けているため。

大量入手は困難なので、使うときはエース数名に絞っていくこと。


実際の所本当に埋められるの?
+ ...
結論だけ言うとこれだけだとまだ足りない
何故なら、最新キャラも5個使える上、最新1つ手前のキャラは10個使えるので
例として、2022年8月現在、歩行キャラの通常マルスは花が25回使えるのだが、武器無しの総合値は158。
それに対して、現行最新1つ手前の性能を誇る総選挙マルスは182
花をフル投入した場合、通常マルスの総合値は183に対して総選挙マルスは192。
投入できる数ー相手キャラが使える数だけ総合値の差が埋まるのだ。
※一応通常マルスは有料の神装英雄で総合値が10盛れるので、これも使うと合計値193。ここまでしてやっと届く。

初期から実装されており、かつ2022年8月の総選挙英雄(総合値が上がった直後)が出て来た覚醒チキの場合、初期版は総合値157で同じく花25回使えば総合値182。
総選挙版は総合値188で花5回。計193。
しかし、こちらは初期チキに神装英雄が無いのでここで打ち止め。
ちなみに神竜の花を使っていない状態で無改造、個体値無補正の両者を比較した場合、初期チキは互角のHP以外全てのステータスで最初から負けている

2022年8月現在の歩行弓キャラとの比較の場合、レベッカの総合値が148で花をフルに使うと173。
それに対して、ネイミーの総合値176で花を使うと186
ちょっと待て。なんで比較的最新キャラのはずのネイミーに10回も使えるんだと思うが、ここがポイント。

雑に周年ごとに区切ってる上、最初の方のキャラでも既に総合値盛りが行われていたのをフェーが全く考慮していないのである。
30回使えて更に神装英雄貰えばやっと追いつけるレベル。

25回も使える歩行でこの様なので使える回数が元から少なかった重装や飛行はお察し。
合計値184で花を15回も使える みんなのトラウマ闇エーデルガルトと総合値168とか169で花を20回しか使えない初期の重装、なんて構図である。
というか初期の重装を素の状態で戦わせても、もはやその辺の野良で出てくる最新の歩行近接にも勝てない

総合値173で花15回のファリナと総合値157で花20回のフロリーナ(神装英雄を貰った)も、当然だが神装英雄の全能力+2抜きだと追いつくことができない。


騎馬も大体同じで、総合値173のエイリーク(花10回)とソワレ(総合値154+20回)とか。
ジェイガンとギュンターという例外以外は大体神装英雄貰って花フルに投入すればやっと追いつける感じである。

……で、その肝心の神竜の花の配布量はと言うと全然足りてなくてせいぜいエース数体にしか行き渡らないのだが。
ガチャを回して最新キャラを引いて英雄の試練を駆けずり回っても普通は供給に対して需要が全く追いつかないだろう。
一応ギリギリのところで最新キャラに追いつける~見劣りはするけどまだ生きていけるかもラインにしてくれてはいるが、ここまでしても結局のところ専用スキルの壁がどうしようもないケースも多い。



  • 開花のつぼみ
新しく得意個体を追加する 事が出来るアイテム。
要するに得意個体が2つになる。
「開花英雄」という恒常の特殊なレアキャラを 初めて 入手する*38ことで手に入る。
『初めて入手した時のみ』なのがポイントで、同じキャラを重ねる限界突破のために何回もガチャから出したとしても、このアイテムは1つしか手に入らない。
ちなみに基準値のキャラを限界突破すると本来の上がり方とは違う特殊なボーナスが入るが、
これで上がった場所を得意個体にしても''得意個体の分の補正しか入らないように調整され、
基準値の補正はサイレントで別のステータスに移される''という残念な仕様。
基本的に「得意個体×2」の特化型の方が「得意個体+基準値補正」のバランス型より便利なため、基準値のキャラには使わない方が良い。

基本的にはエースユニットの「攻撃」「速さ」辺りを両方得意個体にするために使われるだろう。
また、このアイテムによって合計ステータスが伸びて5の倍数を超えても神竜の花同様に査定には影響しない。
このアイテムで追加した得意個体も元々の個体同様「個性の実」で一緒に調整できるようになっているのでその点は安心。

支援を結んだキャラ同士が近くにいる状態でレベル35以上の敵を一定数倒すと、支援レベルが上がる。
支援レベルはC~Sまであり、Sに近いほどステータスが上昇する。
内部的には「隣接していると+2、1マス離れていると+1の支援レベルに応じた紋章バフを支援相手に与える」効果。都合上絆スキルと相性がいい。
支援は個体ではなくキャラクター一人につき一人としか支援は結べないが、リセットされる代わりに何度でも結びなおせる。
隣接する関係で属性やスキル同士の相性がいいキャラ同士が支援を結ぶとより強くなるが、原作での関係を重視するのもいい。

また上記の支援とは別に「召喚士の絆」でエクラと支援を結び強化も出来る。半身のアルフォンスでなくとも支援は結べる。こちらもレベル35以上の敵を一定数倒すのが支援強化の条件。
こちらは無課金は1人だが、有料定額のフェーパス購入+継続で支援相手を最大5人まで増やせるのが特徴。
通常の支援と異なりHPが最大5、他のステータスが2直接増えるため、愛用しているエースキャラのステータス補強に役立つ。
ちなみにエクラ支援の対象は「個体」であるため、リリーナAと支援を組んだらリリーナBが強くなる、ということはない。

  • エンゲージ
後発作品『エンゲージ』でお馴染みの要素が、紋章士英雄登場と共に逆輸入。
支援と似た形で紋章士英雄と他の英雄1人を選択しエンゲージすることで、エンゲージした側が奥義の強化などをはじめとする紋章士効果を得る事ができるほか、
その紋章士英雄を限界突破した回数分、神竜の花を使用したのと同様に能力値を強化する。

紋章士英雄とエンゲージできるのは、自分自身を除いた全員。自分以外でさえあれば誰とでも良いのである。
紋章士を知るエンゲージのキャラはもちろんのこと、彼らのきょうだいでも、他の仲間でも、それどころか敵対者、ラスボスとでさえも可能。
例えば紋章士マルスであれば、伝承マルスのような同じ自分自身とはできないが、それ以外であればたとえ姉のエリスでも、マリクでも、ガーネフでも、メディウスでもエンゲージできるといった具合である。
ただし、同じ紋章士英雄が兵舎内に複数いるとしても、エンゲージできるのは紋章士英雄につき1人まで。

なお、エンゲージする事による紋章士英雄側のメリットは現時点では無い。

毎度おなじみ、いつものテーマ。
今回は日本語の歌詞が新たにつけられており、タイトル画面などで流れる。
特に更新データロード中は曲が一周以上することもザラ。
リセマラで延々と聴く曲その2。

  • 英雄戦
毎日日替わりで行われる特殊マップ。
特定の英雄が登場するマップで、一人でも倒されるとゲームオーバーになる代わりにクリアすると初回のみその英雄がもらえる。
さすがに主役格はいないものの、高い回復力を持つリフリズ、踊り子のオリヴィエなど結構使える英雄も手に入る無課金プレイヤーの救い主。
特にセシリアは原作のイラナイツぶりからは考えられない程の強さになるポテンシャルを秘めているので非常にオススメである。

期間限定で「大英雄戦」も開催され、そちらではかなり難易度が高くなるものの育てれば結構強い英雄が手に入る。
また、こちらも期間限定で何らかの繋がりがある二人の英雄が率いる部隊と戦う「絆英雄戦」、
伝承英雄や神階英雄と呼ばれる強力な英雄が率いる大部隊と戦う「伝承英雄戦」「神階英雄戦」も開催される。どちらもクリアするとオーブがもらえる。


  • マップ難易度について
各マップはいくつかの難易度に分かれており、シリーズおなじみのノーマルハードルナティックに加え、
さらに上位のインファナルアビサルの計5段階存在する。
通常のストーリーマップはルナティックまで、インファナル以上はスペシャルマップに実装されている。
現状最高難易度のアビサルに至っては一部の大英雄戦と、伝承/神階英雄戦にしか実装されていない。
完全な廃課金の挑戦状ともいうべき難易度なので、普通にプレイするならやらなくても問題はない。報酬もそこまで重要じゃないしね。




追記・修正は異世界に召喚されて別の異世界の英雄を召喚してからお願いします。

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最終更新:2024年03月23日 22:34

*1 海外では未発売な作品もあるため、当然でもある。

*2 SPを稼げるコラボマップとして実装したので完全にハブられたわけではない。

*3 実際には聖戦の系譜に映像・音声作品は一切存在しないので、キャスティングは全て本作が初めてである。

*4 英雄決闘でこれをやる場合、忍者リンを動かす→敵の手番→サンバで踊る→敵の手番→忍者リンで敵を倒す→敵の手番→忍者リンの比翼発動→敵の手番→忍者リンの最後の攻撃の順番

*5 「歌うや踊るを覚えるキャラの使用」が縛られるわけではない。例えばオリヴィエの場合、踊るを外せば覚醒限定であれば使用可能

*6 集めると常設の秘伝書と交換できるアイテム

*7 オーブをどれだけ買っても投票大戦の旗や大制圧戦の槍、巨影討滅戦の斧の代わりに使うことができず、時間経過で回復するイベント専用スタミナの代わりにすることも出来ない。英雄最前線の盾もミッションの3つ以外の入手方法はない

*8 引いた直後だと武器スキルがない

*9 投票大戦は最終的に「そのラウンドで稼いだスコア」「投票大戦3戦全体で稼いだ合計スコア」による二つの順位報酬が入るため、劣勢砲を撃てないとそれだけで不利になる。この点だけを考えると劣勢が頻発するうえ長い夏ガイアはむしろ『大当たり』であった。

*10 参加勢力や参加の有無に関係なくもらえる

*11 超英雄ワユの武器スキル。継承可能

*12 5限のシルクが持っている武器スキル。継承可能

*13 こっちが全滅した場合、敵はHPこそ若干減るものの全員復活、敵の能力補正が非常に高いルナティック7戦以外まともにポイントを稼げない、こちらは能力補正一切なし、敵のランダム追加スキルに救援の航路が含まれていた。また、タイムボーナスが非常に厳しく、道中で貴族的な防衛に当たるとマップ評価Aはまず無理だった

*14 特殊効果の無い「銀武器」の青魔法でラインハルトやオルエンの持っている『トロン』の上位武器なのだが、青魔の初期実装キャラが全部神器やブレード、レイヴン所持で来てしまい、実装されないままインフレに取り残されて敵専用となってしまった

*15 『第二世代』と呼称されるムスペル編までの恒常ガチャキャラ。なので獣や風花雪月は出ない

*16 防衛側2列目にずらっと間接騎馬が並んでいる編成の通称。当然攻撃側を逃がさないため下段付近に大量に施設や罠が置いてあり身動きがとりにくい

*17 踏むとそのキャラと周囲2マスにダメージ

*18 3ターン目に範囲内の敵にダメージ

*19 ショットガン編成は間接騎馬の3マス移動+射程2マスで一気に初期配置付近で足止めされている相手を攻撃する戦術なので、むしろ相手が受けるための陣形、逃げるためのスペースを作れなくする最低限以上の施設は自分の邪魔になる

*20 上限は解放されなくなり、新規がレベルを上げてなかった場合でも自分の階級が低いと大幅に補正される

*21 無属性は原則として三すくみの影響を受けないが、武器やスキルの効果で影響を受けることはある。

*22 秘毒の暗器という歩行特効武器はあるが、威力がたったの『5』と使い物にならない

*23 射程外から攻撃されたときでも反撃可能な武器を持つ英雄もいる。

*24 1回目はオーブ5個、2~4回目は4個、5回目は3個と、5連ガチャを回すためには合計20個が必要。

*25 星4でシルエットの状態で登場し、その場で覚醒して星5になって正体が判明して登場するもの。リバイバル召喚でピックアップされるものが対象で、現在は2021年2月までに登場したものが対象。

*26 現在はフェーパス所持でなら新登場の超英雄召喚や伝承又は神階英雄召喚などでは40回召喚を行える。

*27 ノーマルとハードの連戦トライアルクリア、闘技場、縛鎖の闘技場で上位入賞、不定期の投票大戦、ミョルニル、巨影討滅戦、隔週のフレンドダブル戦、英雄値をためた英雄から回収する

*28 ガチャを引きまくって要らないキャラを売り払うのが時間的な意味では最速。おすすめはできないが。

*29 アップデートで追加された仕様。これによって多くの「ゴミ個体」が救済されることになった。攻撃↓や速さ↓と言ったゴミ個体に長年苦しめられていたエクラからは満場一致の「神アプデ」評価だった。

*30 そのため、育て切ったら守備が最も高いのにLV1時点のステータス参照のために限界突破では守備が後回しになっており、なかなか上がらない、などのケースもある。

*31 HPだけは全キャラ共通で他のステータスが1桁の段階でも2桁あるので

*32 HP→攻撃→速さ→守備→魔防の順番に限界突破で能力が上がるキャラの場合、最初の限界突破では「HPと攻撃が2、速さが1上がる」ように変化する。

*33 同キャラ同士の限界突破でのみ継承可。これに何の意味があるかというと、前述の星4凸時に、1体だけ星5を素材にして専用武器を星4に持たせるということができる。

*34 ただし、両方とも継承権が残っている魔器英雄で限界突破させても限界突破の権利は2回に増えないため、継承権1回分丸損してしまうことになる。

*35 「歌う」「踊る」「奏でる」は対象外。「歌う・踊る・奏でるとして扱われるスキル」は専用スキルとして扱われる。

*36 シーズン対応中の神階英雄を伝承英雄と組ませると、属性に関係なく対応する伝承英雄の補正をシナリオ攻略で受けられる。シーズン対応中の伝承英雄は逆に属性不問でシーズン中の神階英雄の補正が飛空城で乗る

*37 勇者・相性激化・火薙ぎ・ブレード魔法・レイヴン魔法は錬成不可

*38 新キャラをゲットした時は連打しても煙が晴れる召喚演出を飛ばせない仕様があるが、その時のみ