タクマ・サカザキ

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タクマ・サカザキ - (2014/06/01 (日) 09:00:24) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/09/25 (日) 23:45:24
更新日:2023/08/10 Thu 15:50:56
所要時間:約 6 分で読めます




「覇王翔吼拳を会得せぬ限り、お前が儂に勝つ事など出来ぬわっ!」


タクマ・サカザキは『龍虎の拳』『KOFシリーズ』に登場する架空の人物。
「気」を操る格闘技「極限流空手」の創始者にして、名誉師範。
またの名はMr.カラテ。



【プロフィール】

■Mr.カラテ

使用格闘技:極限流空手
誕生日:2月4日
年齢:50(48)歳
身長:180cm
体重:70(88)kg
血液型:O型
趣味:ソバ打ち※一度褒めるとソバ尽くしになる為、サカザキ家ではソバは禁句。
大切なもの:二人の子供 門下生 極限流空手
好きな食べ物:白米 味噌汁 青粒 酢大豆
嫌いなもの:ヘビ
得意スポーツ:格闘技全般(昔は色々やっていた)


【人物】
「鬼神」「不倒王」とも謳われる、伝説的な格闘家。
十代の頃より、他者を圧倒する「気」を身に付け、名だたる格闘家、武術道場への挑戦を開始……その全てを打ち破る。

※出自に関しては未だに明確な設定が明かされてはいないものの、半ば公式扱いされているゲーメスト版コミックスでは当時の日本人としては著しく大柄な体格と息子のリョウの頭髪の色から恐らくはハーフであり、自らの出自に対する反発が実戦空手や柔術と云った日本独自の武術の修得に向かわせたのでは無いか?
……との予想が付けられており、渋好みの硬派なファンからも支持されている。

一言で言えば格闘技の超天才で、人並み外れた才能により伝説や理論のみで語られていた「気」を操る技を極め、実戦に持ち込んでみせた程。
勿論、格闘者としてのセンスも図抜けており、彼の創り上げた「極限流空手」は実戦空手をベースに、様々な格闘技の長所を取り入れた超総合格闘技となっている。


【修行時代】
前述の様に十代から名だたる国内の格闘家に挑戦、それを打ち破る(世間に名を知られた有名な流派から伝説に謳われた「藤堂流」までと幅広い)。
そうして、自らの技に更なる磨きを掛けたタクマはやがて海外に目を向け、まずは大陸に向かう(余りの暴れっぷりに国内に居られなくなったともされる)。

大陸でも基本的に強者を求める旅であったが、遠くイタリアの地では行き倒れに遭いかける。
しかし、この窮地を当地の若き資産家アルバート・ガルシアに救われており、彼と親交を結んでいる。

アルバートとの出逢いの後に欧州を離れたタクマは新大陸アメリカに向かい、賭け格闘試合の盛んなサウスタウンを訪れる。
そして、タクマはこのサウスタウンで生涯最大の宿敵リー・ガクスウと出逢い、初めての引き分けを味わう事となるのだった。


……タクマ自身は敗北と語る、この出逢いにサウスタウンに身を落ち着ける事を決意したタクマは、サウスタウンにて出逢ったロネットと出逢い結婚。
長男リョウと長女ユリを授かる。
※リョウの誕生した頃には、一時的に日本に帰国していたともされる。

サウスタウンに戻り、家族を得た事で自ら修行の旅を終える事を決意したタクマは「極限流空手道場」を開き、新たな人生を歩む事を決意。
門下を開く一方で、息子のリョウと入門して来たアルバートの息子ロバートを鍛え上げる。
※尚、当時の二人はまだ少年であったが「極限流空手」では唯一の免許皆伝者である。


しかし、順風満帆の人生かと思いきやタクマの人生に暗雲が立ち込める。
妻ロネットを連れて出掛けた矢先に敵対する人間に自動車に細工をされた事により、自らは生き残ったものの、最愛の妻を失う事となってしまったのだ。
※この敵対する人間とは、サウスタウンに来て以来のタクマの暴れぶりに打ちのめされた人間達、もしくは極限流の隆盛を警戒した人間達とされ、特定されていない(少なくとも個人では無い)。

生き残ったタクマだが、自らの危険が子供達に及ばぬ様にする為に、密かに姿を消す。



……そして、それから10年後……。

「極限流空手」の名が忘れられたサウスタウンの裏社会に、不敗を謳われる空手家の噂が囁かれる様になるのである。



【各シリーズ毎の活躍】

■龍虎の拳シリーズ
初登場は初代『龍虎の拳』で、天狗面を付けた不敗の格闘家Mr.カラテとして登場。
妻ロネットの敵を探す中で復讐鬼になったとも、自らの呪われた格闘家人生の宿業に捉われていた姿とも言われる。
この戦いで息子リョウに敗れ、成長した息子ら「家族」の下に帰る事を決意。

「極限流空手道場」も再開する一方で「キングオブファイターズ」に参加するが、この戦いで自らの限界を悟り引退を決意する。


■KOFシリーズ
一応、本来の設定を踏まえていた筈だったのだが、現在は完全なネタキャラ。
基本的に豪快な空手バカ親父であり、引退など何処吹く風。
リョウとロバートとの「極限流チーム」の他、他の親父キャラとの「親父チーム」「師匠チーム」としても参戦。


SVC CHAOS
似た者同士の豪鬼と共に「Mr.カラテ」としてラスボス参戦。



【主な必殺技】
  • 虎煌拳
飛び道具。
「虎」と呼ばれるリー・ガクスウを倒すと云う願いを込められた技。

  • 飛燕疾風脚
跳び多段蹴り。
『KOF』では『94』以来、追い討ち可能。

  • 暫烈拳
超高速の拳の連打。
間合いに入った標的を吸い上げる。

  • 翔乱脚
移動投げ。
連続飛び膝蹴り。

  • 覇王至高拳
覇王翔吼拳の上位技。
……と云うよりはタクマの技術により隙の無くなった技をこう呼ぶ。

  • 龍虎乱舞
タクマの技は最後に至高拳を決める。
極限流の究極奥義。リー・ガクスウを破る為に開発した。



【関連人物】
今や自分を超えた息子。
元来は心優しい性格だったが、男親として鍛え上げる以外の道を知らなかった。

親友アルバートの息子。
リョウと並ぶ流派の後継者。

娘。
本来の設定ではユリに空手の指導をしたのはタクマであった。

  • ロネット・サカザキ
妻。
ゲーメスト版では彼女が学生時代に結婚したともされる。

  • アルバート・ガルシア
イタリアの資産家。
若き日に出逢い親交を結ぶ。

  • リー・ガクスウ
「虎」と呼ばれた伝説の拳法家。
リー・パイロンの師と云う事実からも解る様に、超高齢であったが、その強さは衰えていなかったらしい。
ガクスウと引き分けた事でタクマは「龍」と称えられる事になった(※互いに、自らが敗北したと思っている)。
尚、タクマの胸の傷はガクスウが付けた物である。

……軟弱と言う他は無い(コミックスでの名台詞)。

リョウのライバルで、腕利きの美人格闘家。
KOFでは二人を結婚させようと画策する役回り。
息子嫁(予定)を救うべく、衛星兵器の攻撃をも吹っ飛ばした。

  • 草薙柴舟、ハイデルン
『98』でのチームメイト。
柴舟とは旧知の仲。
チームストーリーでは竜白も居たが、やっぱりハブられた。



【余談】

「極限流空手」の名称の元ネタが「極真空手」にある事や、設定の類似性から、過去設定に相当するバックボーンの元ネタは大山倍達だと思われる。

KOFでは上半身も胴着着用となったのは大門五郎と見た目が被らない為の措置。



「その程度の追記など…軟弱と云う他は無い!!」

来たれ、極限流!!

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  • 本気モード(Mr・カラテ)はSNK最強だそうな。 こんなのと対等にやり合えるリー・ガクスウのバケモンぶりも異常。 -- 名無しさん (2014-06-01 09:00:24)
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