E・HERO バブルマン

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E・HERO バブルマン - (2019/02/28 (木) 18:45:09) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/01/08(土) 05:21:14
更新日:2023/11/19 Sun 17:23:40
所要時間:約 10 分で読めます





《E・HERO バブルマン》
効果モンスター
星4/水属性/戦士族/攻 800/守1200
(1):手札がこのカード1枚のみの場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
この効果は自分の手札・フィールドに他のカードが無い場合に発動と処理ができる。

E・HEROの一体で、遊戯王GXの主人公である遊城十代が使用するカード。

手札がこいつだけの時に手札から特殊召喚できる効果を持ち、うまく手札を消費すればノーコストでフィールドに出せる。
特にランク4のエクシーズには強力なものが多く、他のHEROとともに素材にしやすい。

また、召喚、反転召喚、特殊召喚に成功した時、手札とフィールドに他のカードが無ければ、強欲な壺(遊戯王)よろしく2枚カードをドローできる。2つの効果は独立しているので、「死者蘇生」や「ヒーローアライブ」で連れてきた場合でも条件を満たせばドローできる。

ただし、狙って行うのはやはり厳しいので、ドローできたらラッキー程度に考えておくのがいいだろう。

融合先や「マスク・チェンジ」による変身先には優秀なものがおり、数あるE・HEROの中でも評価の高い一枚である。

技名は「バブルシュート」

専用カードは、《バブルショット》《バブルシャッフル》等。


【融合先】

アニメ産E・HEROらしく、専用融合体は多い。

「フェザーマン」+「バブルマン」で「E・HERO セイラーマン」(セーラーマンではない)
ダイレクトアタックできる。

「バーストレディ」+「バブルマン」で「E・HERO スチームヒーラー」
ライフ回復効果。
セイラーマンもスチームヒーラーも能力値は低いがその低レベルが幸いし簡易融合で呼べる。
どちらも水属性のHEROなのでZeroの素材に便利。

「クレイマン」+「バブルマン」で「E・HERO マッドボールマン」(イエローデビル)
まさかの"DEF3000"
しかし初登場回の相手が悪名高きサイバー流の丸藤亮だった為、
パワー・ボンドからのサイバー・エンド・ドラゴン攻撃力8000守備貫通に爆殺され敗北するというデビューだった。

「フェザーマン」+「スパークマン」+「バブルマン」で「E・HERO テンペスター」
スパークマンが融合素材になっただけで攻撃力がゴヨウ並みに。
しかしスパークマン+他一体で呼べるモンスターが多いので採用率はGX時代でも低い。
未来融合でスパークマン含む数体を多く墓地に送りたい時に使う。

「バーストレディ」+「フェザーマン」+「クレイマン」+「バブルマン」で「E・HERO エリクシーラー」(ペプシマンでもストレッチマンでもない)
素材の数が多くそれぞれが貧弱なためアタッカーとして採用する価値は皆無。
融合召喚に成功した時除外されているカードをデッキに戻す効果があり、こちらの効果を悪用される場合がほとんどである。
マテリアルゲートでは必須カード。


……うん、あんまりパッとしないね!!


上記のようにかつてはこのカードの効果を発動してもイマイチなモンスターしか出せなかったが、
素材の緩い融合モンスターが多くなったことで見直されてきている。

水属性のHEROであるため、「E・HERO アブソルートZero」の融合素材の条件を両方満たす。
さらに超融合をドローできれば相手モンスターも素材にできる。

また、HERO's STRIKEの発売以降はM・HEROが大幅に使いやすくなったため、バブルマンに「マスク・チェンジ」を使って出せる「M・HERO アシッド」とともに注目されることになった。

なんせ、手札消費2枚で攻撃力2600のアタッカーが羽根帚付きでやってくるのだから爽快である。


【評価の変遷】

さて、このバブルマンはアニメ産下級E・HEROの中でも断トツの出世頭として知られている。

低ステータスが多い下級E・HEROの中でもかなりの低ステータスでバニラのサポートも受けられない。
また、専用サポートの性能がイマイチで融合体も使いにくいものしかいなかった。

アニメから調整されたドロー効果は厳しすぎて使えず、特殊召喚効果があっても特に特殊召喚する意味もないためかなり厳しい評価を受けていた。

強力な融合体のアブソルートZeroが登場するものの、素材としてはオーシャンの方が優秀でありこちらが使われることは殆どなかった。
今では考えられないが、HEROデッキにおいてもあまり採用される事はなかった。

しかし、エクシーズ召喚が登場してから評価は一変。
たまに勘違いされるが、特殊召喚は場が空じゃなくても可能なため、手札を使いきればフィールドに関係なくノーコストで出せる。
E・HEROは元々サーチが豊富なカテゴリなので、モンスターの採用数を減らして、手札の大量セットから「エマージェンシー・コール」などで必要な時にバブルマンを連れてくる戦術が誕生。

今ではE・HERO唯一の手札から特殊召喚効果持ちとして、ランク4の機甲忍者やエメラルの素材となっている。
アニメと違いドロー効果がオマケである。

サーチ&サルベージが容易い大量のHERO&戦士族サポートの恩恵・優秀な水属性HEROや
ランク4エクシーズへ派生するための基盤として採用されることが多くなっている。
今後も優秀なランク4が登場するたびに評価を上げるだろう。

アニメからの大幅弱体化によるソス扱いされていた一時期がウソの様な大出世ぶりである。
主に【アライブHERO】で大活躍し制限カードまでに登りつめる。
2014年以降では【M・HERO】でも存分にシナジーを発揮している。

GX時代の決闘者に「今、バブルマンに規制かかってるんだぜ?」とか言ったって絶対に信じてもらえないだろう。
その後、HEROストラクが発売されたからか、2014年7月1日からは準制限カードに緩和された。
また、2015年10月1日には無制限となっている。ただ、あまり積み過ぎると手札にだぶついた時に処理が面倒なので注意しよう。


【派生カード】

「突然変異」を使用し「バブルマン・ネオ」になる事が出来る。

だが、「バブルマン・ネオ」の能力はそれほど強くなく「突然変異」が禁止になった為に使用できないカードとなってしまった。


以下効果

《E・HERO バブルマン・ネオ》
効果モンスター
星4/水属性/戦士族
攻 800/守1200
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「E・HERO バブルマン」と 手札の「突然変異」を墓地に送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、 カード名を「E・HERO バブルマン」として扱う。
このカードと戦闘を行った相手モンスターをダメージステップ終了時に破壊する。


ただ、「使用できない」であって「禁止」では無いので余裕で三枚詰みして満足できる。
手札コストにしたり、手札融合で漫画版の融合E・HEROを出したりできる。
やる意味はないが。

しかしこのカードもアニメ一期では大活躍を見せる。
影丸理事長との決戦において登場。バブルマンとして扱う効果によって装備されたバブルショットで降雷皇ハモンを撃破。
攻撃してきた神炎皇ウリアをバブルイリュージョンを使ったコンボで返り討ちにした。

ちなみにアニメ版のバブルマン・ネオはヒーロー・キッズとの融合モンスターである。
OCG化によって突然変異禁止によって使用不可になるわ(融合モンスターなら簡易融合で出せる)、
ヒーロー・キッズがE・HEROデッキで採用する理由が全くなくなるわ等々の大ダメージを受けることとなった。


【アニメの活躍】

今まで、アニメ初登場の効果とOCG化で能力の変更された後はアニメもOCG仕様になる事があるが、
GX序盤でOCGになったにも関わらずコイツは最終回までアニメ効果だった。


《アニメ効果》
手札がこのカード1枚だけの場合、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に自分のフィールド上に他のカードが無い場合、デッキからカードを2枚ドローする事ができる。

特殊召喚条件は同じだがドロー効果の発動条件が異なり、
強欲な壺に匹敵する能力になってる為に毎回毎回、序盤やピンチになった終盤に呼ばれている。
アニメで対戦相手となった墓守の長には、リスク云々の話で戦略的ではないと指摘されている。

十代はこのバブルマンの効果を使ってからさらに強欲な壺に繋げることもある。
加えてアニメ序盤では悪夢の蜃気楼と非常食のコンボも彼の激しい手札消費を全力でフォローしていた。
仕方ないのよね、融合だもの。


【漫画版】

初期の間は使われている事もあったが、響紅葉と回想デュエルで出たのを最後に出なくなった。


追記・修正は効果での2ドローをした後でお願いします。

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