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融合(遊戯王OCG)

登録日:2011/02/06 Sun 10:36:10
更新日:2026/08/23 Sun 12:04:38NEW!
所要時間:約 6 分で《融合》が手札に加わります




もしかして→ユーゴ

魔法カード、発動!!

「融☆合」!!


融合召喚!!



融合》とは『遊戯王OCG』に登場するカードの一つである。

《融合》
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
※第13期現在のテキスト

(1):自分の手札・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
※第9期でのテキスト

決められたモンスター2体以上を融合させる。
※Vol.6収録時のテキスト

決められたモンスターとモンスターを融合させる。
※最初期(STARTER BOX収録)のテキスト


【概要】

エクストラデッキ(以下EXデッキ)*1に用意するモンスターである融合モンスターを特殊召喚(融合召喚)できる最も基本的なカード。

原作での《融合》は文字通り2体以上のモンスターを融合させて、その場で新しいモンスターを生み出す効果だった。

『遊戯王OCG』では、その効果を再現するために「融合モンスター」を別途で用意しておき、条件を満たした時にEXデッキから呼び出すようにしたのである。

《融合》と素材となるモンスター2体以上という消費は大きいものの、アドバンス召喚(旧生け贄召喚)と違い召喚権に縛られず大型のモンスターを呼び出せるというメリットもあり最初期から融合召喚を行うデッキが構想され続けてきた。


【詳細なルール】

《融合》によって融合召喚を行う手順は以下。
他の融合召喚を行うカードによっては処理が異なる場合もあるので注意。

1.デュエル中、EXデッキに出したい融合モンスターが存在し、手札またはフィールドに融合素材が揃っている状態でメインフェイズに《融合》を発動。
2.融合素材モンスターを墓地に送り、EXデッキから融合モンスターを特殊召喚する。

注意しておきたい点をいくつか挙げる。


  • 《融合》により素材を墓地に送る行為はコストではなく効果による処理である
素材を墓地に送るのはあくまで効果処理時である。《神の宣告》や《星辰の吼炎》などで《融合》が無効化された場合、素材を墓地に送る必要はない

シャドール」モンスターが効果で墓地に送られた場合に発動できる効果を持つのは、融合素材にすることでアドバンテージを稼げるというデザインのためである。

もはやお約束だが、墓地に「捨てる」ではないため「暗黒界」モンスターの効果は発動できない。

コストではないため《次元の裂け目》《マクロコスモス》などで融合素材が除外される状況でも《融合》を発動して融合召喚を行える
この場合は素材となったモンスターはゲームから除外される。

墓地に送ることができないモンスタートークン、フィールドに存在するペンデュラムモンスターや《混沌の黒魔術師》でも条件が合致すれば融合素材にできる。この場合、融合素材となったトークンは消滅し、《混沌の黒魔術師》は除外され、PモンスターはEXデッキに送られる。

墓地に送れない状況で発動できる裁定にもかかわらず長年テキストに「墓地に送り」と明記されていたため、ルール上の矛盾が生じていた。
最新のテキストでは素材となったモンスターを墓地に送る処理がテキストに書かれなくなり、上記の矛盾は解消された。それは融合召喚の過程で結果的に行われるものとして解釈されている。
一方で、「効果を受けない」耐性を持つモンスターを融合素材にすることはできない。

  • 《融合》を発動した段階では融合召喚する融合モンスターも使用する融合素材も宣言する必要はない
手札・EXデッキは相手プレイヤーにとって非公開情報なので、EXデッキの融合モンスターも手札の融合素材も対象にとれない。つまり《融合》は対象をとらないカードである。

よって実際に何を融合召喚するかは効果処理時に持ち主が決定する。

一方、対象をとらないゆえに、何らかの理由で本来の素材あるいは融合モンスターが失われた場合でも、融合召喚が行えるならば必ず行う必要がある
例えば《融合》にチェーンして《アーティファクト-デュランダル》の効果を発動され、本来意図していた手札の融合素材がデッキに埋まってしまったとする。その場合でも、フィールド・手札のモンスターで何かしらのモンスターが融合できるならば、融合召喚を行わなければならない。

他にも、《融合》にチェーンして《魔獣の大餌》が発動され、本来融合召喚するつもりだったモンスターが除外されたとする。だが、その場合に同じ素材で融合召喚できるモンスターがEXデッキにある場合は、そちらを融合召喚しなければならない。
逆に、何も融合召喚できない場合は不発となり、《融合》だけが墓地に送られる。

大会などでトラブルになった際は、ジャッジなどの第三者にEXデッキを確認してもらって融合先が無いことを証明してもらおう。


  • 融合素材の取り扱い
自分フィールドのセットされたモンスター、手札のモンスターも融合素材にできる。
これはシンクロ召喚エクシーズ召喚リンク召喚と異なる点である。

《融合》の効果で墓地に送られたモンスターは「融合素材」として扱われる
融合素材となった情報は保存されるため《融合解除》の効果で墓地から特殊召喚できる。

ただし融合モンスターが一度墓地に送られてしまうと、その後再度フィールドに融合モンスターを特殊召喚しても「融合素材」としては扱われない。

また《亜空間物質転送装置》のように「一定期間除外する」効果ならばこの関係は断ち切られない。


  • 「融合召喚」と「融合召喚扱いでの特殊召喚」は区別される
どちらも正規の方法で特殊召喚されたとして扱われ、蘇生制限を満たせるが、厳密には区別される。
ちなみに第8期までの《融合》以外の融合召喚を行う効果を持つカードは「融合召喚扱いで特殊召喚する」と記載されていた。
統一されるようになったのは第9期の《影依融合》からである。

これはおそらく《融合》で召喚することを融合召喚とし、それ以外のカードはそれに準ずるための表記分けだったと思われるが、

他のシンクロ召喚エクシーズ召喚がそうであるように「○○召喚」と「○○召喚扱いで特殊召喚」は扱いは本来別物である*2

もっとも融合召喚にせよ、シンクロ召喚にせよ、「○○召喚扱いで特殊召喚」するカードが第8期まではかなり少なく(当時シンクロ召喚側はなかった)、
その少ないカードも《簡易融合》等、別段区別の必要性が薄いカードだったため第8期までは特に問題なかったと言える*3

第9期以降は融合召喚もシンクロ召喚も「○○召喚扱いで特殊召喚」するカードが増えてきたため、区別の必要性が出てきている。


  • 「融合召喚」で出されるモンスターに対して「特殊召喚を無効にする」効果は発動できない
昇天の角笛》《ライオウ》のような「特殊召喚を無効にする」効果は融合召喚には発動できない。
それらは「モンスターがフィールドに出される直前」という特殊なタイミングで発動されるが、カードの効果の処理中には別の効果を発動できないというルールが存在するためである。
つまりカードの効果でモンスターを出す融合召喚ではそれらを発動するタイミングが存在しないのである。

一方、《神の宣告》《神の警告》などで《融合》自体を無効にしてしまえば融合召喚を阻止することはできる。

これらは同じEXデッキからモンスターを出すシンクロ召喚エクシーズ召喚リンク召喚とは異なる点である。


環境での扱い

さて、このような《融合》ではあるが、

  • カード消費が激しい
  • 素材モンスターの縛り
  • カード消費に見合う有力な効果を持つ融合モンスターが少なかった
  • 素材で攻撃する方が、攻撃回数やダメージ量に優れる
  • 《融合》や融合素材を引けず手札事故の要因になる
  • デビル・フランケン》・《突然変異》・《幻想召喚師》といった融合召喚以外の方法で特殊召喚する方が効率・カードアド面で有利
  • 6期以降になると、EXデッキに枚数制限ができ、更にシンクロモンスターの登場によって融合モンスターを投入する余裕がなくなった
…などなどの理由でこのカードが環境レベルで使われることは少なかった。

しかし、こうした欠点を補うためにサポートカードも多数登場し、今では昔よりも扱いやすくなっている。
また、融合召喚のカード消費を軽減する効果も多く登場し、今では融合召喚を扱うデッキが環境で結果を残すことも珍しくなくなった

一方で、そうしたデッキには強力な効果を持つ専用の融合魔法が用意されて、《融合》を採用する理由が無いという本末転倒な事態にもなっている。
とはいえ、《融合》そのもののサポートカードも増えており、発動制限やデメリットが無くサーチ手段に優れたこのカードをあえて採用するデッキも少なくない。
特に融合召喚を多用する【HERO】や《融合》のサーチが可能な【デストーイ】や【ムーンライト】ではこのカードの採用が検討できるか。


追記・修正お願いします















さて、このカードの魅力は効果や実用性なんかではない。
このカードの効果は名前やイラストなどからイメージ的に「モンスターを合体させる」というものであるのは明白であろう。



──合体

この言葉に心踊らない男はいるだろうか、いやいるまい。この言葉に情熱を感じない男はいるだろうか、いやいるまい。


──合体

それは男のロマン。
我々に勇気と力を、希望と情熱を与えてくれる魔法の合い言葉


──合体

それはある時はヒーロー達の最後の切り札となり、ある時は強大な敵となって立ちはだかる壁となる、「力」の象徴


──合体

1+1は2ではない、3でも4でも11でもない。
200だ1+1は…無限大だ


…諸君は合体という言葉を見た時何を頭に思い浮かべただろうか。
諸君の心に刻まれた勇姿はいつでも闘志を、勇気を、希望を、与えてくれるだろう。





茶番に付き合わせてしまいました。
しかしマジメな話、多分上のような理由もあってなかなかに人気のあるカードであり、現在でも関連カードが登場している。

その人気は昨今よくある融合カードを使わない融合召喚に対して「邪道」とする意見もあるほど*4
その賛否はともかくとして、サポートカードも豊富なため、《融合》を主軸としたデッキも十分構築可能である。


融合関連モンスター

・イリュージョン・シープ、心眼の女神、沼地の魔獣王、破壊神ヴァサーゴ
指定された融合素材モンスターの代わりになれる、いわゆる「融合素材代用モンスター」達の元祖。
融合サポートとしては最古参にあたり、シンプルに融合素材を揃えるリスクや手順を緩和する手段として、融合を扱うデッキでは重宝されてきた。

しかし他に特別な効果がないため今となっては採用率は低く、特に《沼地の魔獣王》は下記の《沼地の魔神王》のほぼ下位互換扱いとなっている。
そのため大抵の場合《沼地の魔神王》を複数枚積めば事足りることが多いが、サルベージ等の種族・属性サポートを共有できるため、そちらで特色を出すことも可能。
具体例を挙げると、
  • 《イリュージョン・シープ》→地属性・獣族のレベル3であり《彼岸の黒天使 ケルビーニ》で直接墓地に落とせる他《レスキューキャット》でリクルートでき*5、《合成獣融合》に対応している
  • 《心眼の女神》→光属性・天使族のレベル4であり《烙印融合》でデッキから落として《烙印竜アルビオン》に融合でき、召喚時の融合効果で代用効果を利用し更に広範囲に融合ができる
  • 《沼地の魔獣王》→水属性・水族のレベル4であり【ティアラメンツ】の一部レベルを活かしたギミックに組み込める
  • 《破壊神 ヴァサーゴ》→闇属性・悪魔族のレベル3であり《魔界発現世行きデスガイド》でリクルートできる上に《合成獣融合》と《彼岸の黒天使 ケルビーニ》に加えて《烙印融合》*6にまで対応している
といった利点や特色を持つ。これらを活かせれば独自の活躍ができるかもしれない。事実、《破壊神ヴァサーゴ》はこの相性の良さが注目されて何度も値段が高騰していた。

なお、この手の融合素材代用効果の基本ルールとして、この手の効果で代用できるのは基本的に《青眼の白龍》《ブラック・マジシャン》のように、カード名を直接指定された場合限定。
「戦士族モンスター」「闇属性モンスター」「『E・HERO』モンスター」「シンクロモンスター」など大きな括りの場合は代わりになれない
また、この代用効果が適応できる範囲は「手札」「フィールド」「墓地」の3箇所のみとルール上決められている。よって《烙印融合》のようなデッキ融合や《究極龍融合》みたいに除外から融合素材を確保する場合、デッキおよび除外されているそれらで代用させるようなことはできない。
4種類ともどれもとても古いカードな関係でこれらのカードのテキストには書いておらず、《沼地の魔神王》の最新テキストにしかこのルールは書かれていないため使用の際は気をつけよう。

ちなみにこれら4体の代用モンスターは最初期のカードかつ《沼地の魔神王》よりも再録経験が少ないため数が少なく、第13期現在だと状態が良いものは《沼地の魔神王》よりも高額で取引されているなんてこともザラ。
今後も意外な役割が生まれるかもしれないので運良くカードショップのストレージなどで見かけたら買っておこう。

・沼地の魔神王
《融合賢者》の効果を持つ融合素材代用モンスター。手札から墓地に捨てることで《融合》をサーチ可能。
効果の都合上、素直に融合をする場合どちらか一つしか使えないので使い分けが肝心になる。
しかし手札から捨てて効果を発動するため、「能動的に墓地に落とせる融合素材モンスター」としても見ることが可能。
効果を使った後に墓地融合の素材にすることができるため、墓地融合系の魔法カードと併用すれば余すことなく効果を使い尽くすことができる。
この素材代用効果と捨ててサーチを使い分けができる点が本当に便利で優秀なため、素材代用モンスター内では恐らく一番採用率が高い。

レアリティは全てノーマルであるにもかかわらず、EEやTP等手に入れにくい再録ばかりだったので長らく高騰していたが、
2016年11月に発売された『フュージョン・エンフォーサーズ』にノーマルで再録されたため入手は容易になった(肝心の《融合》は再録されていないのだが)
…と思ったら今度は【ティアラメンツ】や【ドラゴンテイル】といったガチガチの環境デッキで真面目に採用されたことによりまたしても高騰。必須採用ではなかったとはいえ、元々手に入れにくかったことも相まって再び入手しづらくなってしまった。
その後2025年末の『PRISMATIC SUMMON』にてノーマルパラレルで再録を果たしたことで入手しづらさは緩和され、ある程度値段も落ち着いた。
なおまたしても肝心の《融合》が同時に再録されていない。まあ事前にめちゃめちゃ大量にノーマルがばら撒かれてこそいたがどうせならセットでも再録して欲しかったとの声も
この再録ではノーマルパラレルの他スーパーレア以上の高レアリティも登場。環境カジュアル問わず様々なデッキで活躍した実績からか、なんとプリズマティックシークレットレア仕様まで実装された。

・「融合呪印生物」シリーズ
融合素材代用効果に加え、起動効果で自分を含めたフィールドのモンスターをリリースすることで特定の属性の融合モンスターを《融合》なしで特殊召喚できるモンスター。「闇」「光」「地」の3属性が存在。
この起動効果を使っての特殊召喚は融合召喚扱いではないので蘇生制限を満たさない上に融合召喚でしか特殊召喚できないモンスターは出す事ができないため注意が必要。要は《デビル・フランケン》みたく直接デッキから出した扱い。
「闇」はなんだか見た目がアレ。

・E・HERO プリズマー
起動効果でEXデッキから融合モンスターを見せ、素材として書かれている同名のモンスター1枚を墓地に落とすことでその同名モンスターとして扱うことができる。要するに融合素材に成り替われる効果を持つモンスター。
従来の融合素材代用モンスターと違うところは「直接カード名を変更する」点。これにより一部融合モンスターの制限*7があっても融合召喚を行えたり、更にここに融合素材代用モンスターを素材にして両方素材代用で融合召喚することもできたりする。いつも以上にそうはならんやろと突っ込みたくなること請け合い
またコストで素材モンスターを墓地に送ることができる点から、融合サポートに加えて墓地肥やしの手段として併用されることも。

・シンクロ・フュージョニスト
シンクロ召喚に使われた時、「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カードをサーチできるモンスター。
チューナーではないうえレベルも2と半端に低いため条件達成も一苦労だが、「融合」もしくは「フュージョン」と書いてあればなんでもよしとサーチ範囲は格段に広く、カテゴリに入っていないモンスターとしてはこのサーチ範囲の広さは非常に珍しい。

・パラサイト・フュージョナー
特殊召喚時に自身を融合素材代用として、場のモンスターを素材に融合召喚する効果を持つモンスター。そしてR18方面の需要も満たせる。
融合効果の発動条件は厳しいものの、☆1・低ステータス・闇属性とサポート自体は多く、融合解除との併用で連続攻撃が可能と言った強みもある。

ドロドロゴン
融合素材代用効果を持つ汎用☆6シンクロモンスター。
さらにシンクロ召喚して出した場合には場のモンスターと融合する効果も持つ。
《融合》を入れずともシンクロ主体のデッキに融合召喚を搭載可能にする。

捕食植物ヴェルテ・アナコンダ
2000ライフ払ってデッキの融合orフュージョン魔法をコピーする汎用リンク2モンスター。
本来は融合デッキのサポートモンスターとして作られた…と思われるカードだが、まずは《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を出すために《真紅眼融合》をコピーし、次には《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を出すために《フュージョン・デステニー》をコピーするといった感じに、融合デッキを飛び出して出張で悪用されまくるハメに。
複数の巻き添えを出しながらもなかなかしぶとく生き残っていたが、《氷剣竜ミラジェイド》《烙印融合》と組んでまたまた悪さをしたのがトドメとなったか、2022年4月改訂で遂に禁止指定されてしまった。
遊戯王マスターデュエルにおいてはどういう訳か制限カードとしてしぶとく生き残っていやがるのでそこそこの頻度で出会うハメになるだろう。URバリアに加えて融合優遇だからではないかともっぱらの噂である。

・沼地の魔道王
令和に登場した新たなる「沼地」モンスター。融合モンスターをEXデッキから見せ、そのモンスターに記されている同名の素材モンスターをデッキから除外することで手札から特殊召喚する効果を持ち、この方法で特殊召喚した場合、融合素材に使われる際に、自身の効果で除外したモンスターと同名のモンスターとして扱うことができる。
自己特殊召喚効果を持った《E・HERO プリズマー》といった性能だが、直接名前が変わらなかったり、素材は除外してしまう点など細かい点が異なる。従来の融合素材代用モンスターとは似ているようで細かい使い勝手が異なるため完全な代用として使用するには少々クセが強く、種族が魔法使い族である点や、除外されることで効果を発揮する《ヘルカイトプテラ》と併用するなど除外する点も含めて何かしらのコンボに使っていきたいところ。

ちなみに、代用効果を発揮するタイミングが「融合素材とする場合」であり、融合召喚を行うかどうかは問わないため、後述の「「融合」しない融合召喚」の素材にも使うことができる。「融合モンスターを融合召喚する場合」に代用効果を発揮する《沼地の魔神王》とは大きく異なる点なので覚えておこう。ややっこしい仕様なので読んでていや何言ってるかわかんねーよってなった人は魔道王の公式Q&Aを読んで頑張って理解してください…

・マグナム・ザ・リリーバー
なんでもいいのでEXデッキから特殊召喚されたモンスターと、なんでもいいので手札に持ってるモンスターを融合素材として融合召喚できる汎用融合モンスター。墓地の「融合」魔法カードか「フュージョン」魔法カードをデッキの下に戻してドローする効果と、カードの効果発動にチェーンして「融合」魔法カードか「フュージョン」魔法カードを除外してフィールドのカード破壊をそれぞれ行える。
墓地の融合系カードを使ってリソース回復や盤面破壊を行えるため、融合召喚をサポートすることに特化した融合モンスターといった性能。凄まじく融合条件が緩い割には打点も2800と普通に高く、効果を満遍なく使ったあともそのまんまアタッカーになれるので出しやすさも含めて扱いやすさはそこそこであり、「融合」が名前に入ってる魔法カードを効果の起動に使う関係で、後述する《融合賢者》を使う理由にもなり得るためそういう意味でも優秀な融合サポートカード。ちなみに今時何かと優秀な光属性悪魔族の融合モンスターなためにそのステータス目的で採用されることもたまにある

融合関連魔法カード

・融合賢者
《融合》1枚をデッキからサーチする魔法カード。
融合・フュージョンに属しシンプルで優秀なサーチカードといえるが、上述した沼地の魔神王がほぼ同じ効果を持つほか、
他のサーチ手段も豊富なため現在では優先して入れる理由が少々乏しい(こちらのメリットも十二分に多いが)。
超魔導剣士-ブラック・パラディン》のサポートが充実する前は《熟練の黒魔術師》や《熟練の白魔導士》に魔力カウンターを乗せる目的で使われることもあった。
現在では、【ファーニマル】や《沼地の魔神王》が邪魔になるタイプのデッキ(《不死武士》を使う【戦士族】など)なら採用が検討できるか。《マグナム・ザ・リリーバー》登場後は発動効果のコスト確保にも使える。
自分のデッキから「融合」魔法カード1枚を手札に加える。
というテキストのため、《融合解除》などもサーチできそうに思えるが、実際は「《融合》のみサーチ可能」という裁定になっている。古いカードにありがちな言葉の綾である。
『マスターデュエル』ではテキストがエラッタされており、
(1):デッキから「融合」1枚を手札に加える。
という裁定に即したテキストに修正されている。

・融合解除
速攻魔法。融合モンスター1体をエクストラデッキに戻し、その素材が自分の墓地に揃っていれば特殊召喚できる。
三沢君の言うようにバトルフェイズに発動すれば一気にラッシュをかけて満足できること間違いなし。
相手フィールドのモンスターも対象にする事ができ、融合モンスターのメタカードとして使われることもある。こちらの場合は基本的には素材は戻せない。
原作・アニメでは上記の様に追撃や相手融合モンスターの防御など要所要所で活躍するが、一方でコンボカードの側面や状況を限定する防御カードという面から、
その状況では有効に使えないカードといった事故要員として登場する事もある。

・フュージョン・ゲート
フィールド魔法。《融合》なしで融合召喚が可能になる。
ただし素材となったモンスターは除外される上、相手にも使用される恐れがあるので注意。
チェーン・マテリアルと絡めたコンボが有名なほか、《凡骨の意地》が主軸のデッキでも使いやすい。

簡易融合(インスタントフュージョン)
1000LPをコストに、素材無しでレベル5以下の融合モンスターを特殊召喚できる魔法カード。
出したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズ時に破壊されるが、融合召喚扱いなので蘇生が可能。
シンクロ召喚エクシーズ召喚との相性は抜群であり、現在は素材目的で使用されることが多い。

簡素融合(レトルトフュージョン)
《紅葉鳥》など効果を持たない融合モンスターしか呼べない代わりにレベル6も呼べる様になった簡易融合。
コストやデメリット、融合召喚扱いで呼べる部分は変わらないので使い方もほぼ同じ。

・瞬間融合
元祖「インスタント・フュージョン」*8。融合召喚する速攻魔法。
融合素材は場のモンスター限定・エンドフェイズに自壊するデメリット付きなのでバトルフェイズでの追撃が主な使い方。

未来融合-フューチャー・フュージョン
デッキから融合素材モンスターを墓地に送って、2ターン後に融合モンスターを召喚する永続魔法。
墓地肥やし、デッキ圧縮など融合以外の使い道も様々。むしろ使用者の殆どが融合を成功させる気がなかったりする。
その性能から長らく禁止カードだったがエラッタされ釈放、墓地送りが発動時ではなく発動後の次の自分のターンになった。
墓地肥やし手段としては大幅な弱体化だが、融合召喚に拘るのであればほぼ効果の変化はない。

・融合破棄
《融合》1枚と融合モンスター1体を墓地に送り融合素材1体を特殊召喚できる魔法カード。
しかし、普通の融合と同等の手札を消耗してまで特殊召喚したくなる融合素材モンスターはかなり少ない。
そして強力なモンスターを特殊召喚してもエンドフェイズには墓地に送られてしまうので使いづらい。

・再融合
800LPを払って融合モンスターを墓地から蘇生できる装備カード。要するに融合モンスター専用の《早すぎた埋葬》。
表示形式は問わない代わりにデメリットが破壊から除外に変わっている。

融合回収(フュージョン・リカバリー)
墓地に存在する《融合》1枚と融合素材1体を手札に戻せる魔法カード。《融合》の枚数と手札の数を補強できるためシンプル優秀。
融合素材にしているなら融合代用モンスターも回収可能なため、回収してすぐ連続で融合したり次の融合に備えられたり色々できる。

超融合
手札コストを要するが、お互いもフィールド上に存在するモンスターを素材に融合召喚できる速攻魔法。しかもチェーン不可。
バトルフェイズ中に融合して追撃したり、相手モンスターを除去するなど自由自在。
除去カードとして対策が難しいため、現在は準制限カード

・置換融合
ルール上カード名を《融合》として扱う魔法カード。
自分フィールドからしか素材を融合できないが、墓地のこれを除外して墓地の融合モンスター回収&1ドローできる。
《融合》と合わせて三枚しか積めないので、どちらを優先するかはデッキと要相談。

・超越融合
融合素材は場の2体限定でライフコストが必要だがチェーンによる妨害を受けず、融合召喚した後に墓地から除外する事で融合素材一組を効果無効・攻守0で蘇生させる魔法カード。
更なる融合召喚やシンクロ・エクシーズ・リンクにも繋げられる。

・サイバネティック・フュージョン・サポート
速攻魔法。機械族専用だが、ライフコストを払うことで融合素材を手札・フィールド・墓地から選択できるようになる。

融合準備(フュージョン・リザーブ)
融合モンスターを相手に見せる事で融合素材1体をサーチし、墓地の《融合》1枚を手札に戻せる罠カード。
シンクロモンスターの登場で微妙に肩身が狭くなっていた名前指定融合モンスターに新たに差し込んだ光。
……だが、後半の《融合》回収効果はあまり使われず、もっぱらサーチカードとして使われている。

・融合徴兵
こちらも融合モンスターを相手に見せる事で融合素材1体を確保する魔法カード。
だが、こちらはサーチとサルベージが可能なものの、融合を回収できないという差異がある。
また、融合準備と違い発動回数の制限や手札に加えたカード及びその同名カードにデメリットが付く。

・融合派兵
こちらも融合モンスターを相手に見せる事で融合素材1体を確保する魔法カード。
ただし、こちらは手札かデッキから直接場に出すのが大きな違い。
《融合》の回収効果もないのでどちらかと言えば《融合徴兵》の派生カード。
EXから融合モンスターしか出せなくなるデメリットが付くが、このカードを採用するデッキなら大体が融合主体となるのでそこまで大きな問題ではない。

・融合強兵
こちらも融合モンスターを相手に見せる事で融合素材1体を確保する魔法カード。
今度は墓地かEXから直接場に出すため、どちらかと言えば《簡易融合》や《簡素融合》の派生カード。
出せる範囲は狭いものの、レベル6以上の効果持ちやレベル7以上の融合モンスターだけでなく、シンクロモンスターやエクシーズモンスターも呼べるのは他にはない強み。
発動に対する制約はないが、出したモンスターは次の相手のターン終了時まで攻撃不可・効果無効なのでさっさと素材にするのが吉。

・融合募兵
こちらも融合モンスターを相手に見せる事で融合素材1体を確保する魔法カード。普通に使うと手札コストが増えた代わりに手札に加えたモンスター及び同名モンスターへの召喚・効果の発動の制約がなくなった《融合徴兵》。
最大の特徴は通常モンスターを手札に加えたら更にもう一枚サーチorサルベージできる事であり、すぐに融合素材を確保できる。同じ通常モンスター2枚を手札に加える事も可能。
発動後は融合モンスターしかEXから出せなくなるが、このカードを採用するデッキは融合主体となるので然程気にならない。
ただし、コストで捨てたカードはサルベージできない点には注意。

融合識別(フュージョン・タグ)
モンスター1体を融合素材とする時、エクストラデッキの融合モンスターと同名カードとして扱える魔法カード。
限定的ではあるものの、「VWXYZ」系列やコンタクト融合等の融合素材代用モンスターでは手が届かない範囲の融合召喚及びそれに類する召喚をサポート出来る。
イラストは事実上のシャイニング沼地マン

・大融合
素材3体以上限定だが、融合モンスターに効果破壊耐性と守備貫通を与える融合魔法。
V・HERO トリニティー》の様な複数回攻撃能力や《アルカナ ナイトジョーカー》の様なカウンター効果持ちの大型融合モンスターと相性が良い反面、《古代の機械究極巨人》の様に被破壊時に発動する効果持ちとはアンチシナジーとなるので融合先は見極めたい。

・多層融合
普通に使うと素材3体以上限定の《融合》だが、相手の場にモンスターが存在する時はその数までEXデッキから素材を調達できる融合魔法。
EXから調達した素材は除外される上にその攻撃力の合計分のライフを失うデメリットはあるものの、EXデッキのモンスターを素材に指定する融合体を気軽に出せるのはありがたい。
ちなみにEXからの融合素材は特に条件がないため攻撃0のモンスターも素材にできる。EXからの素材が攻撃0のモンスターだけだった場合受けるダメージは当然0なので、素材にするために攻撃0のモンスターを忍ばせておくのも一つの手。

二重融合(ダブルフュージョン)
アニメで十代が使用してから実に17年経ってようやくOCG化した通常魔法。
500ライフ払う事で手札・場のモンスターで融合召喚した後再び手札・場のモンスターで融合召喚出来る融合魔法。
1枚の融合魔法で2回融合召喚出来るのは便利であり、融合モンスターを素材指定する融合モンスターも出しやすくなる。
ただし1回目の融合召喚の直後に2回目を行うため、1回目で融合召喚したモンスターの融合召喚時の効果はタイミングを逃す上、1回目の融合召喚で出したモンスターを2回目の素材にすると「場合の任意効果」も発動しなくなるため扱いには注意。
一応2回目の融合召喚は任意なものの、1回の融合召喚で終えると通常の《融合》の下位互換になるのでなるべく2回の融合召喚を生かしたい。

・超逸融合
発動にチェーンされず、2000ライフポイントを払う事で対象の効果モンスターと種族・属性が同じでレベルが異なるモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚し、その後「それら2体で融合召喚」か「その特殊召喚したモンスターを墓地へ送る」のどちらかを適用する通常魔法。
注意点として、特殊召喚を行う都合上、エクストラデッキからの特殊召喚に縛りがついている場合はそれに従わなければならないため、召喚制限を持つモンスターは特殊召喚先に選ぶことはできない。
加えて、レベルを参照する都合上、レベルを持たないエクシーズ・リンクモンスターは特殊召喚のみならず効果の対象にもできない。
その他、何らかの制約により、融合モンスターをエクストラデッキから出せなくなっている場合はどちらかの効果しか選べない。

融合関連罠カード

・チェーン・マテリアル
融合素材をデッキ及び墓地からも選択できるようになる罠カード。
Dragoon D-END》と相性が良い。
ワンショットキルを狙うコンボデッキでよく使用される。

死魂融合(ネクロ・フュージョン)
ありそうで意外となかった汎用罠融合。墓地の素材を裏側除外して融合召喚する。
素材の再利用が困難になり、そのターンは攻撃できないが、ヴァルカノンやズァークを相手のターンにフリーチェーンで呼び出せるのは明確なメリット。

なお、素材は裏側で除外されるが、素材を参照する各種効果はきっちり働く。
例えば《サイバース・クロック・ドラゴン》ならリンクマーカーの数を換算し、《ワーム・ゼロ》なら「ワーム」の種類が参照される。
当然ながらチェーン2以降でこのカードで融合召喚した場合の「時」の任意効果の効果はタイミングを逃し発動できないので注意。

融合複製(フュージョン・デュプリケーション)
自分か相手の「融合・フュージョン」通常魔法・速攻魔法を除外してその発動時の効果をコピーする通常罠。
基本的には一度使用した融合カードの再利用が主な使い方になるが、相手の墓地からも奪えるので融合サポートでありながら融合デッキ対策にもなるカード。
発動時の効果をコピーするので発動コストを踏み倒せたり、デッキ融合をコピーしても《灰流うらら》に妨害されなかったりと言った利点がある反面、超融合の「発動にチェーンされない」と言った効果外テキストはコピー出来ない点には注意。


特定カテゴリ専用

特定種族・属性・グループ内でのみ融合召喚が可能なカード達。
融合モンスターや素材モンスターが限定される分、強力な効果を持つ。

現環境では強力なステータスや効果に加えて強力な専用融合サポートのあるカテゴリが殆どで、特別な理由がなければ元祖《融合》が採用されないことがザラ。
逆に【ファーニマル】や【ムーンライト】は《融合》サポートとなるカードが存在するため、現在における《融合》の使用率の大半をそれらのテーマが占めているようである。
他にはステータスが高いが専用融合サポートにあまり恵まれない《マスター・オブ・OZ》を使うデッキあたりか。


「融合」しない融合モンスター

お前は何を言ってるんだ?な概念だが、基本的に魔法・罠カードを用いず特殊召喚される融合モンスターのこと。
彼らは融合モンスターなのに「融合召喚」を介する戦法を持たない。しかも融合召喚ではなく「EXから本来の条件を無視して特殊召喚」する。
融合デッキなので融合モンスターしか入れない場所だろう…という時代に生まれた概念の所産である。そして現在でもちょくちょく出てくる。
また、テキストに「このカードは融合召喚または以下の方法"でしか"特殊召喚できない」といった縛りが無い限り、普通に蘇生可能を満たしている扱いになるのもポイント。


主な融合モンスター


他多数

●アニメ・漫画での《融合》

原作漫画『遊☆戯☆王』では王国編より登場。
ほかの項目でも散々指摘されているように王国編は俺ルールが凄いTRPGの要素が強く、カードゲームで再現するには難しい要素が多いのだが、
融合も2体のモンスターを融合させることで能力を合わせ持ったモンスターを生み出す魔法という設定であり、モンスターを出すというより、その場で新しいモンスターを生み出すという設定だったようで融合デッキ(現行ルールのエクストラデッキ)の存在は語られていない。
モンスターに飛行能力を付与させたり、攻撃力を上げたりできる他、手札に揃ってさえいれば1ターンで強力なモンスターを繰り出せるため、ある程度ルールが整備されたバトルシティ編でも活躍した。
そのためか、バトルシティ編では出したターンには攻撃できないという特殊ルールが設定されていた。
「都合良く素材があったな」とか言ってはいけない。

ただし、欠点もあり、
  • 素材同士の属性が反発させると攻撃力が下がることがある。(マンモスの墓場と青眼究極竜を融合させて弱体化、炎の剣士ブラック・マジシャン融合させるも属性が合わなくて攻撃力ダウンなど)

  • 場合によっては不要な能力も付与させてしまう。(迷宮兄弟戦でブラック・デーモンズ・ドラゴンが飛行能力を持っていた故に一歩も動けないなど)

  • 融合カードがない代わりに素材モンスターが場に出続ける扱いのため、自分の首を絞める事がある。(弱体化した究極竜を処理できなかった海馬など)


とはいえ、逆転の一手になることも多く、ロマンのある設定のため人気は高い。
《龍騎士ガイア》や《ドラゴンに乗ったワイバーン》、《究極竜騎士》のように乗っただけじゃね?みたいな融合もあるが。


アニメ『GX』では主人公遊城十代の基本戦術であり、とりあえず1ターン目から融合ということが珍しくない。
というか丸藤翔の《スチームジャイロイド》や天上院明日香の《サイバーブレーダー》などメインのライバル達も融合を使いまくっており、準エースからフィニッシャーまで融合モンスターを軸にしたデュエリストがとにかく多かった。
カテゴリ専用の融合召喚カードという概念はほんの僅かだったので、《融合》の使用回数はアニメ登場の全カードの中でもトップと思われる。
儀式魔法は個々別々に設定されていたし、後のシンクロ・エクシーズ・リンク召喚は基本的に魔法・罠カードを必要としないので、《融合》は最初にして最後、唯一の「大型モンスターを出す時には敵味方問わず大体必要」という共通の必殺技(の前口上)ポジションだったのだろう。
2年目からは新たなヒーローE・HERO ネオスを手に入れたことで融合カード不要のコンタクト融合を使うようになる。
《パワーボンド》や《ミラクル・フュージョン》など融合以外の融合魔法が登場したのもこの頃。
特に《超融合》は劇中設定でも重要カードとして登場した。
しかし、なんと言っても語り草なのは
十代「お前と俺を超☆融☆合」だろう。子供も見てるんだぞおい

『5D's』になるとエクストラデッキの枚数制限の概念も登場。
シンクロ推しの作風もありすっかり姿を消してしまう。
かと思いきや、中盤に主人公遊星が《Sp-スピード・フュージョン》で《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》を召喚し、多くのファンを満足させた。

『ZEXAL』では天城カイトが使用したりしていたが、基本的にエクシーズ推しの作風のため大型モンスターの登場は非常にまれ。
主人公九十九遊馬は使用さえしなかった珍しい扱い。

『ARC-V』では主に融合次元のデュエリストが使用。
お話の都合とはいえ、融合召喚自体が悪役の手口と取られかねない扱いだったことには賛否が分かれる。
主人公榊遊矢も一年目終盤から使用。主に《ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を融合召喚するのに使用した。
とはいえ、彼は《EMトランプ・ウィッチ》と《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》の方が印象に残りやすいか。

『VRAINS』では専用融合魔法は登場したが、《融合》自体は登場せず。

なおロマンがないためか、漫画・アニメにおいて融合素材代用モンスターの存在は殆ど無視されている。
デッキマスター扱いとはいえ少し前に心眼の女神が使われたにも関わらず、BIG5が「究極竜騎士はブルーアイズのカードがないと召喚できないはず」とすっとぼけたり
そのためミスターTが《真紅眼の黒竜》の代用として《沼地の魔神王》を使った時に驚かされた視聴者も多い(おそらく作中でレッドアイズは吹雪にとって重要なカードのため)。


ラッシュデュエルに変更された『SEVENS』や『ゴーラッシュ!』ではフュージョン召喚の項目を参照。


●ゲーム作品での融合

初期のゲームボーイでのDMシリーズなどでは「融合」自体のカードは存在せず、自身のフィールドに出してあるモンスターに、融合に対応したモンスターを置く事で発生する。
素材モンスターは決まっておらず、特定の種族二つ(例として:恐竜族+機械族→メカザウルス)や、特定の属性+特定の種族、特定の特徴+特定の種族もしくは属性、など、連想ゲームのような要素となっている。
OCG初期の融合モンスターに珍妙な組合わせがあるのはゲームの影響と思われる。

特に『真DM』では一気にカードが出せるシステムだが、敵が非常に強いため、如何に《双頭の雷龍》を融合で出すかというゲームになりやすかった。

余談

英語名は「Polymerization」。なぜ融合の原点であるコレに限って「Fusion」じゃないのか(ほとんどのカードは「Fusion」を採用している)。
そもそも「Polymerization」は日本語で表すと「重合」。化学反応の用語で、小さな分子が多数結合して繊維・プラスチックなどの高分子を形成すること。少しどころではない違和感。

ちなみにラッシュデュエルではいわゆる融合モンスターがフュージョンモンスターとして登場している。
《融合》に相当するカードとして《フュージョン》があり、そして《融合》カードも1枚しか入れられないLEGENDカードとして収録。
「どうして《融合》が?」と思われるかもしれないが、普通にある《フュージョン》はフィールドにいるモンスターしか素材にできないのだがこの「融合」は手札のカードも素材にできるわけである。
毎ターン手札が5枚になるまでドローできるラッシュデュエルではその手札でまごつきやすいモンスターカードをどうにかするギミックが必要なのだが、それが《融合》一枚で可能なのである。

コンピュータゲーム媒体を触れていない層にはあまり知られていないが、複数のイラストバージョンが存在する。
アニメで使われることも多くイメージしやすいイラストのグルグル風《融合》は最初に出たバージョンであり、再録時はほぼこのイラストである。
それに加えてもう一つ、『Vol.6』で登場したリアルイラストバージョンがある。
このバージョンのカードは『デュエルターミナル』でしか再録されていないため地味にレアである。

デュエルリンクス』のストラクチャーデッキに入っている《融合》のカードは『Vol.6』のイラスト(ただし多少の変更がある)であり、こちらで初めてイラスト違いを知ったという決闘者も多いかもしれない。
現在はWeb上の「遊戯王ニューロン」のカード検索で3種類のイラストを閲覧できる。

ちなみに《ブラック・マジシャン》(パンドラ版)と同じく同名カードでパスワードが違い、ゲームでは『Vol.6』収録版のパスワードを入力するとそちらのバージョンのカードがちゃんと使える。自慢できるかもしれない。


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最終更新:2026年08月23日 12:04

*1 マスタールール施行以前は「融合デッキ」という名称。

*2 例えば、エクシーズ召喚を行う《高等紋章術》は効果処理終了直後にエクシーズ召喚するが、「エクシーズ召喚扱いで特殊召喚する」RUMは効果処理中に特殊召喚を行う。またシンクロ召喚関連ならば、相手モンスターをシンクロに使える《超重武者タマ-C》の場合は「シンクロ召喚扱いで特殊召喚する」がこの場合、相手モンスターを含めたシンクロに使ったモンスターはシンクロ素材扱いではないため、シンクロ素材縛りを無視できる。簡単に纏めると、本来の手順を無視して特殊召喚し、そこに後付けで「○○召喚した」という情報をくっつけるようなものである。

*3 《簡易融合》は融合素材モンスターを使用しない。一つだけわかりにくい例として《サイバーダーク・インパクト!》はテキスト的にややこしいが融合召喚を行うカードであるため、融合素材のルールを守る必要がある。

*4 リンクモンスター登場後は「融合召喚に代わっただけのリンクモンスターじゃないか」などと例えられたりも。

*5 ただし、効果が無効になるため一度墓地に送るなどの工夫が必要となる。

*6 闇属性である関係上、融合先は《心眼の女神》と異なり《神炎竜ルベリオン》となる

*7 たとえば「このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない」タイプの融合モンスター。《デス・デーモン・ドラゴン》や《サイバー・エンド・ドラゴン》などが該当する

*8 「簡易融合」の登場の影響で再登場時には「しゅんかんゆうごう」に改められてしまったが。