Zエンド(アイドルマスター)

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Zエンド(アイドルマスター) - (2016/02/29 (月) 23:50:47) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/10/05 Sun 20:24:56
更新日:2024/04/10 Wed 11:30:49
所要時間:約 ?分で読めます




Zエンドとは、アーケード版アイドルマスターで、幻とされていたエンディングの一つである。
クリア語のリザルトで、アイドルからの評価が最低ランクであるFをも突き抜けて、アルファベット最後の文字である『Z』という評価を下されることからその名前で呼ばれた。

と言われる理由の一つなのが、アイマスが初めて姿を見せた、記念すべき第一回ロケテスト版だけでしか流れなかったことである。
実はひそかにアーケード(通称:初代・アケマス・AC)正規盤の時点で消去されている。
また、最初期なので美希・響・貴音の3人のZエンドは存在しない。

今でこそ、765プロ全13人のアイドルが団結して立ち向かう…といった展開が主流になってきているが、初期のころは仲間同士の関係もあまり語られることはなかった。
さらに、初期のアーケード版は非常に難易度が高く、本気でプレイしても最悪のエンディングというのもありうるほど凶悪とされている。
ゲーマーたちでさえも勝手がわからず、ロケテスト最初のプレイではこのエンドになっていた人が多く、
一部のブログやスレ内のみで語り継がれている。

あまりにも救いのない内容が強烈に残ったとされていることや、没とされたため、プロデューサー達の間では都市伝説とまで呼ばれていた。
条件はアイドル・プロデューサー評価の両方が最低の時に、ラストライブを失敗したら流れるとされているが、詳しいことは不明。


証拠と呼べる画像やデータが全く存在しないため、長い間都市伝説・噂のみで語られるだけだった。
アイドルマスターが登場してから9年、記念すべき10年目を迎えようとしていた秋……

海外で、PSP版アイドルマスターSPのデータを解析している勇士が発見したとされている。(Xbox360には無かった)
PSP盤は、初代と同じくアイドルランクを上げるまでランクアップリミットが導入されていることから、AC版のデータをある程度そのまま流用していたのかもしれない……
没データの代名詞である、けつばんミュウと同じく、データのみが存在するだけで正規に拝むことはできなかった。


――2014年9月末
ニコニコ動画にある一本の動画が投稿された。


それは、初代アーケード版の没データとされた幻のエンディングの内容だった。今まで最悪のバッドエンドをも超える結末だったことで衝撃が走った。
「テキストとフルボイスの音声データが本物」であることが動画によって明かされる。
特にボイスは、アイマスガールズと同じであることが決定的だったため、幻は真実へと変わり、歴史にその名を刻んだ。
華やかさなばかりがアイドルの世界ではなく、敗者には徹底して厳しく残酷なヒロイン達の末路が描かれたことで、逆に当時のプロデューサーたちは燃え上がったとも言われている。
そのため、Zエンドの事実を知る人はアイマスにおける最初のファンであり、同時にアイマスの旗揚げにはせ参じることができた
選ばれたプロデューサーだけだったのだ。

しかし、あまりにも強いトラウマの内容から、多くのプレイヤーの心が本気で折れてしまうと判断されたのだろうか、没扱いとなったものと思われる。


※警告! ここから先は絶望の結末が待っています
公式が封印を施した程の内容です。どれも刺激が強く、アイドルの性格が変わっていたり、夢や心が壊れていたりします。
興味本位の閲覧は一番危険です。嫌な人はブラウザバックして下さい。

Zエンド

+ 観覧によるトラウマ注意
春香
「しかたないですよね。もう、自分の中に、歌う理由が、見つからないですから……」
アイドル引退だけではなく、彼女の土台とされている、大好きだった歌うことをやめてしまう。

千早
「引退します。歌い手としてのキャリアに終止符を打ち、二度と人前には現れません」
春香同様、歌を辞めて自ら封じる。キャラ設定の土台から崩された結末となった。

雪歩
「もったいなくないですよぉ。私なんて、消えたほうが、いーんです」
まだ復帰の可能性はほんのわずかだがあるらしい。芯の強さも、別れた後にPが聞いたすすり泣きで折れてしまったのだろうか…

やよい
「そうですね。人間は、ちっぽけです。とくに、ライブでミスした私は、ホントにちっぽけ……」
元気娘の面影はなく、ネガティブになっていてやたらと自虐的。当日に張り切りすぎて熱を出してしまったらしい。

律子
「ライブ失敗して、ファンの期待、裏切って、プロデューサーや社長の顔にドロぬって…… 黙って消えるのが、せめてもの、責任の取り方でしょ」
頭脳プレー+強気で押すスタイルを通していたが、プライドを完膚なきまでに砕かれてしまう。ほかのアイドルよりもキツイ結末。

あずさ
「私なんかに、プロデューサーさんと話す資格は、ありません。――さようなら!」
全力を賭けて挑んだ運命のライブで大失敗。Pとは二度と会わないの発言が重すぎる。別離が色濃く描写されている。


「プロデューサー、なんで、ついてくるんです?ボク、もう終わった人間なのに……」
衣装は記念にもらうことに。ボーイッッシュなミス・プリンスでさえ、失敗をひきずるほどのトラウマとなってしまう。

伊織
「きっと、出会ったの間違いだったのね。私は、アンタに合わない人間だったんだわ。」
アイドルを辞めるったら、やめるやめるやめる!悲しすぎる、くぎゅボイス。「出会ったの間違い~」はZエンドを象徴するような一幕である。

亜美&真美
「真美のイジワル、イジワル、イジワラー」
「んじゃね、兄ちゃん! ……亜美の下手っぴ、下手っぴ~!」
二人三脚で活動し、双子の絆は強いとされるのが常だが、喧嘩したまま。唯一、最後の選択肢が2つ。ライブ失敗は姉妹仲にも大きな影を落としてしまった。



いずれのアイドルも、最後の選択肢が3つ登場する。明らかにはずれの選択もあるが、どれを選んでも結末が変わるわけでもない。
失敗ライブの内容はプロデューサー次第となるのだが、具体的にはアイドルとして全てを賭けて挑で失敗したとされている。
最後の会話では才能が無かったことを知って、引退してしまうのが共通している。
中の人の演技も手伝い、涙声で語るアイドル達の悲痛な叫びはどれも槍のように突き刺さる。


追記・修正は引退ライブに失敗してからお願いします。
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