○○フィールド(ポケモンのわざ)

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○○フィールド(ポケモンのわざ) - (2016/08/30 (火) 23:22:24) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2015/04/15 Wed 14:48:38
更新日:2023/09/20 Wed 12:52:49
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バトル外でも利用できる技に関してはフィールド技(ポケモン)を参照してください。

フィールド変化技とはポケットモンスターに登場する技の一種で、
グラスフィールド、エレキフィールド、ミストフィールドの3つの技を指している。

これらフィールド系の技は発動ターンを含めて5ターンの間、戦闘フィールドを特殊な空間に変えてしまう。
地形に依存する技である「しぜんのちから」、「ひみつのちから」、
「ほごしょく」の効果も変化するため、地形変化に等しい効果もある。
なお、「しぜんのちから」、「ひみつのちから」、「ほごしょく」は通信対戦時であっても変化する。
(何もないときは「しぜんのちから」が「トライアタック」、「ひみつのちから」が3割でまひ状態、「ほごしょく」がノーマルタイプ)

ただしいずれのフィールドも接地しているポケモンしか恩恵を受けることがなく、
ひこうタイプやふゆう、でんじふゆう、ふうせん etc……と地上にいない場合は効果が無い。
(もちろんじゅうりょくやうちおとすで地上にいる場合はひこうタイプや特性ふゆうでも効果を得られる。)

効果が重複することはなく、フィールドが変化した状態で別のフィールド技を使うと上書きされ、前のフィールドは消滅する。
また、接地さえしていれば相手のポケモンも効果を得ることが出来ることにも注意。


グラスフィールド

足下に 草がおいしげった!

足元に草が生えた空間を作り出すくさタイプの変化技。
くさタイプの技の威力が1.5倍になり、地上にいるポケモンのHPが毎ターン1/16回復する。
じしん」「じならし」「マグニチュード」の威力が半減する。
くさタイプの技は半減が多いが、メジャーなみずタイプに抜群が取れるため決して弱くはない。
エンペルト、ニドキング、キングドラなど、複合タイプでみずやじめんの弱点を相殺する種族も多いため、
通常なら一撃で落とせないシチュエーションだが、
グラスフィールドがあれば一撃で落とせる……と言うこともあり得る。
また、一部のじめん技を半減できるため、じめんタイプ弱点のポケモンとも相性が良い。

HP回復の効果が相手にも適用されるのは難点だが、
耐久の高い相手でない限り確定数が大きく変わることはないため、
自分はグラスフィールドを活かして火力や耐久性能を上げ、相手が回復の恩恵を受ける前に押し切ると良い。
パーティ全体でグラスフィールドを活かせるようにするといいだろう。


地形依存の技は「しぜんのちから」が「エナジーボール」になり、「ひみつのちから」が3割の確率で相手を眠らせる。
「ほごしょく」はくさタイプに変化する。
ダメージを与えつつ追加効果で相手を眠らせると言うのは非常に珍しい。


また、かなりピンポイント気味の効果として、特性「くさのけがわ」のポケモンの防御力が1.5倍になると言うものがある。
「くさのけがわ」はゴーゴートの夢特性で、ゴーゴートはくさタイプかつ物理耐久が高めのポケモンなので非常に相性が良い。
ハマったときはかなり強力だが、ゴーゴート自身がグラスフィールドを使えないためパーティ単位でのサポートは必須で、
後続に草タイプかフラージェスを入れる必要があるため、特に炎ポケモンに対して弱くなりかねないのが難点。
ビルドアップで充分だって? 併用すればいいと思うよ(適当)




エレキフィールド

足下に 電気が かけめぐる!

足元に電気を走らせるでんきタイプの変化技。
電気技の威力が1.5倍になり、地上にいるポケモンは眠り状態にならなくなる。
めざパやしぜんのめぐみで電気タイプを出した場合はもちろんのこと、
「じゅうでん」による威力補正(次のターンに使う電気技2倍)の掛かった技や、
プラズマシャワーによって電気技に変化したノーマル技にもエレキフィールドの威力補正が掛かる。

上手く威力補正を重ねがけ出来た場合、最大火力はグラスフィールドよりも上になる。
グラスフィールドが防御寄りの効果を持っているのに対し、攻撃寄りの性能である。

眠り状態の防止は相手に催眠技を掛けられなくなるため、
一見すると不便だが、逆に相手の「ねむる」発動阻止としても使うことができる。
相手が耐久をねむねごやねむカゴに依存していた場合、回復手段を削ぐことが出来る。
あくび状態でもフィールドが発動すれば眠らないで済むが、既に眠ってしまったポケモンは起きてくれないので要注意。

地形依存の技は「しぜんのちから」が「10まんボルト」になり、
「ひみつのちから」が3割の確率で相手をまひ状態にする。
「ほごしょく」はでんきタイプに変化する。



ミストフィールド

足下に 霧が立ち込めた!

足元に霧が広がるフェアリータイプの変化技。
ドラゴン技を半減し、地上にいるポケモンは状態異常に掛からなくなる。
グラスフィールドとエレキフィールドが攻防両面に対して効果を持っていたのに対し、こちらは防御性能に特化してる。

攻撃面に一切の恩恵がないとは言え、
半減の少ないドラゴン技への対抗策として強力な効果を発揮する効果は非常に強力である。
例えばラティオスの特攻特化メガネ龍星群を等倍で耐えられるポケモンは数少なく、
鋼やフェアリーがいなければパーティを半壊させられる可能性すらある。
しかしここにミストフィールドがあればどうなるだろう。
特攻特化とこだわりメガネであっても相手が並の耐久であれば耐えてしまうケースが増加し、
逆に使用後の特攻ダウンのおかげで2ターン目以降も耐えられてしまうようになる。

「相手パーティのこいつらには等倍だから余裕♪」と思っていた相手が思わぬ形で戦術を崩される格好である。


状態異常の防止の効果はエレキフィールドの上位互換であるが、
混乱は防止できず、いばるなどは普通に食らってしまうためしんぴのまもりの下位互換的な性能となる。
一方で相手にも適用されるという点はしんぴのまもりと異なり、
火炎球や毒毒玉による根性や早足の発動を阻止する言う使い方もできる。

ただしフィールド消滅時点で火炎球や毒毒玉を持っているポケモンが場に残っていた場合、
ターン終了時に効果が発動してしまうため要注意。

地形依存の技は「しぜんのちから」が「ムーンフォース」になり、
「ひみつのちから」が3割の確率で相手の特攻を1段階下げる。
「ほごしょく」はフェアリータイプに変化する。




いずれのフィールドもトリパのようにパーティ全体で活用したほうが効果的だが、
ランダムマッチに潜ってもなかなかお目にかかる機会がないほどマイナーである。

逆にマイナーである分、トリパのように見せ合いの時点で見抜くことが難しい。

奇襲を受けてパーティを半壊させられないよう、
相手がフィールド系の技を繰り出したときは十分に注意しよう。

また、余談だがこの技はいずれも文字数が8文字の技であり、
発動エフェクトは地面の広がりや奥行きを感じさせる演出となっている。

技名の文字数の制限が8文字に変わり、グラフィックが3D化した第六世代環境の恩恵を大いに受けている技だと言えるだろう。



Wiki篭もりフィールド
5ターンの間アニヲタWikiの編集画面が展開し、追記・修正が出来るようになる。


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