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フィールド技(ポケモン)

登録日:2012/06/05 Tue 13:32:52
更新日:2026/08/13 Thu 19:06:44
所要時間:約 9 分で読めます




もしかして→○○フィールド(グラス/エレキ/ミスト/サイコ)

ポケットモンスター』シリーズにおいて、
ポケモンの技の中には戦闘のみならず、フィールド上で使える技も存在する。

障害物を取り除くものだったり、徒歩では移動出来ない場所を移動するものだったり、離れた場所へと移動するものだったり。
大抵は秘伝技というジャンルでひでんマシンによって習得する技だが、秘伝技以外にも便利な技はいくつか存在する。

秘伝技は『ブラック・ホワイト』以外では、
ジムリーダーに勝利して貰える、対応するジムバッジが無いと使えない。




金銀』以降は壊したり移動対象となる物がフィールド上にあるタイプの技なら直接Aボタンで技を使える。

また、『ルビー・サファイア』以降は技を使用する際に、
主人公がモンスターボールを取り出し、使用するポケモンのカットインが入る。
ただし『ハートゴールド・ソウルシルバー』で連れ歩いているポケモンの技を使う場合のみ演出が変わる。

サン・ムーン』では、ポケモンに“ライドオン!”するようになったので廃止されている。
ひでん技のみならず、あなをほるやテレポート等も一切合切使用不可。
ジョウト地方からの観光客曰く、アローラ地方ではフィールドでこの手の技を使うことを禁止する法律があるらしい。
そのため、「なみのり」「たきのぼり」「そらをとぶ」といった対戦でも強いひでん技はわざマシンに移行、それ以外は完全に廃止されてしまった。
本作では「他の地方ではひでんマシンと呼ばれているわざマシン」という触れ込みで世界観上は残していたが、以降の作品ではそれも廃止されている。

『ピカブイ』でも、ヒジュツに変更されたため存在しない。

『ソード・シールド』ではファストトラベルの役目はアーマーガアによる「そらとぶタクシー」に、水上移動の役目は強化後の「ロトムじてんしゃ」に継がれ、障害物オブジェクトも見かけなくなった。
また本作以降は「フラッシュ」などのひでん技だった事もある技が一部削除されるようになってしまった。

リメイク元の再現システムの多い『ダイヤモンド・パール』リメイク作『ブリリアントダイヤ・シャイニングパール』でもひでんマシンについては存在していない。
代わりにポケッチのアプリに「ひでんマシン」という項目が作られ、そこからひでんわざを選択するとどこからともなくムクホークやビーダルが召喚されてひでんわざを使ってくれるという仕様になった。
なお、ひでんわざ以外のフィールド技はリメイク元から続投している。更にBDSPはどこからでもポケモンボックスを開けるため、ダンジョンで迷子になったときあなをほる要員を呼び出して脱出するような芸当も可能になった。


◆秘伝技


  • いあいぎり
ひでんマシン01。
道を塞ぐ細い木を斬るのに使う。
この木は『赤緑』では少し目を離すと復活したり、木を斬った場所の上でレポートを書いて再開すると木に主人公がめり込んでいたり。
第五世代以前は道をふさいでいるとはいえ別のマップに移動すると復活する生命力以外は大したものとは言えない細い木だったが、第六世代ではグラフィックの向上に伴いトゲが鋭い黄緑色の植物に変更された。
『ブラック・ホワイト』ではクリアまでに唯一使う必要がある秘伝技。

また、第三世代まではフィールド上のくさむらをいあいぎりで刈る事が出来た。
更に特性「かいりきバサミ」持ちだと一度に刈れる範囲が広くなった。

序盤の秘伝技なだけあり威力は中の下、しかも命中率が100ではないと名前の割にシナリオ面でも対戦面でも微妙な技。
しかも第五世代から第六世代までは「たいあたり」と同威力だったため、命中分初期技の下位互換という不名誉な称号を預かることに。しかもその性能の割に一部の技が削除されるようになった第八世代以降でもこの技は何故か残り続けており、今のところ本編作品では皆勤賞だったりする。*1
秘伝要員以外ではサブウェポンに乏しいポケモンや技スペースが余ってるポケモンに与え、打ち漏らしを狩るPP節約技として使われるのが関の山か。

  • そらをとぶ
ひでんマシン02。
訪れた事のある町のポケモンセンターまで移動する。
殆どのひこうタイプが覚えるが、ギャラドスワタッコなどの例外もいるほか、むしとの複合タイプは何故か殆どが覚えない。
ただし『オメガルビー・アルファサファイア』では各道路の立て看板を到着地点にすることも出来る。
外でしか使用出来ない。
『金銀』までは上下で町を選択、鳥ポケモンでパタパタ飛んでいたが、
『ルビー・サファイア』以降はカーソルを上下左右で移動してポケモンでビュワッと飛ぶようになった。
『サン・ムーン』ではポケモンライドの「リザードン フライト」、『ソード・シールド』ではアーマーガアの「そらとぶタクシー」へと役割を譲った。

主人公以外にダイゴアデクもフィールド上で使用する。

ストーリー攻略面では2ターンかけるとはいえ威力も90と高く、飛行タイプのメインウェポンとして使える。
「パワフルハーブ」と組み合わせるコンボも良き。但し相手からの「かみなり」や「かぜおこし」などは空を飛んでいる最中にも当たる点には気をつけたい。*2
特に当時のタイプ一致高威力技である「ドリルくちばし」を使えないピジョットヨルノズクには欠かせない。
命中が100ではない点には注意したい。また威力が90になったのは第四世代からの話であり、第三世代までは70しか無かった。

ひでんマシン03。
水上を移動出来る。
任意の方向に移動出来るが、双子島やキナギ西のような流れの強い場所では流されてしまう。
また、ナナシマのような流れが特に速い場所ではなみのり自体不可。
アイコンは『赤緑』ではパウワウ、『金銀』はラプラス(男:赤、女:青)だったが、
『ルビー・サファイア』以降からホエルコっぽい生物の上に主人公が乗っかるようになった。
X・Y』ではラプラス、『オメガルビー・アルファサファイア』ではホエルコ、サメハダーカイオーガはそのままの姿で乗る。

なみのり中に釣りが出来るようになったのも『ルビー・サファイア』の頃から。
また、『ルビー・サファイア』では陸なみのりというバグが存在する。

『サン・ムーン』でがポケモンライドの「ラプラス スイム」(泳ぎは遅いが釣りができる)「サメハダー ジェット」(泳ぎが速く水上の岩を砕けるが、釣りができない)、『ソード・シールド』では「ロトムじてんしゃ」のアクアモードに役割を譲った。
『スカーレット・バイオレット』ではコライドン(スカーレット)/ミライドン(バイオレット)でレジェンドルートのヌシを3体倒してから使える。それぞれ「ゆうえいけいたい(遊泳形態)」「フロートモード」となり水の上を走れる。
なお、解禁前だと乗ってる状態でも水の上まで上がる。

ストーリー攻略面では文句無しの水タイプのメインウェポン。
他のタイプの高威力技がわざマシンをやりくりしなければならない中で水タイプは「なみのり」を覚えさせたい放題という高待遇であった。
故にひでんマシン全般が手に入らない『ポケモンコロシアム』及び『ポケモンXD』ではみずタイプのメインウェポンに関しては難儀することに…。

  • かいりき
ひでんマシン04。
障害物の大きな岩を押して移動出来る。
対象の岩は基本的に丸い形。
『ブラック・ホワイト』以降の作品では岩がさらに巨大かつ四角くなり、かいりきで押せる岩の近くにはほぼ確実にある窪みに落とすものになった。そこに嵌めれば元には戻らない。

『サン・ムーン』ではポケモンライドの「カイリキー プッシュ」へと立場を譲った。

ストーリー攻略面では威力80という悪くない高威力が幸いし、物理アタッカーならサブウェポンとしてそれなりの扱いやすさを持つ。
もちろんノーマルタイプならタイプ一致のため十分メインウェポンとして使えるが、より高性能な「のしかかり」を覚えるポケモンも多い。

ひでんマシン05。
ダイヤモンド・パール』以降はわざマシン70。
イワヤマトンネルや石の洞窟といった暗く周りがよく見えない場所を明るくする。

ただ、『金銀』以外は手探りでもなんとかなったりするのであまりいらなかったり。
わざマシン降格にもそれが表れている。

そのため、『オメガルビー・アルファサファイア』では、
ナックルバッジのみリメイク前と異なり唯一ひでんわざ関係の効力がない。
いしのどうくつも全てを探索するにはやはりフラッシュが必要なものの、ストーリー攻略では不要となった。
トウキさんというかムロジムカワイソス。

『X・Y』のみ仕様が異なり、カメラがズームアウトして洞窟を広く見渡せるようになり、野生ポケモンとの遭遇率が下がるようになる。
真っ暗な洞窟がないため、「明かりで視界が良くなる」と言う効果を拡大解釈したものと考えられる。

ストーリー攻略面では秘伝技の中でもハッキリ言って一番扱いづらい。
命中率を下げる技はトレーナー戦では案外使い道はあるとはいえ、秘伝技として1枠を埋められるほどでもなく取り替えの効く「すなかけ」「えんまく」の方がマシ。
しかも第3世代まではこんな性能なのに命中70と「かみなり」並に当たりづらく、言うまでもなく「すなかけ」の下位互換であった。
もちろん飛行には無効といえど小さいながらダメージを与えられる「どろかけ」とは比べるべくもない。
それでいながらフィールドで使う場面も少ないので、そもそもスタメンに覚えさせるべきではない技。
こんな性能だったが故に第八世代で削除。

  • うずしお
『金銀』ではひでんマシン06、
『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではひでんマシン05。
水上にある渦を静めて移動出来るようにする。

『ハートゴールド・ソウルシルバー』では渦が巨大化しており、渦の上を移動出来る技となっている。
そもそも渦自体が渦巻き島近海、竜の穴、27番道路の3ヶ所にしかないのでちょっと空気。

ストーリー攻略面はバインド技とはいえ低威力がやや微妙なところ。
高耐久のポケモンには活躍もしてくれるが、そもそもとして水タイプの秘伝技が多い。
よほどでなければピンポイントでうずしお用のポケモンを登用する方がいいかもしれない。

  • たきのぼり
ひでんマシン07。
『ブラック・ホワイト』ではひでんマシン05。
滝を昇る事が出来る。
『赤緑』ではトサキント系列のみが自力で習得する専用技
トサキント系列のマイナーさもあり、当時はこの技の存在すら知らなかった人もいることだろう。
専用技だった頃の名残で、現在でもトサキント系列のみが自力で習得できる。
『金銀』以降は秘伝技となり、ストーリー攻略には欠かせない技となった。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』では横に滝を降りる事が出来る技がある。

また、作品によってはハマリ防止の為にこの技が無いと滝を降りる事が出来ない。

ストーリー攻略面ではこちらも威力が高く十分にメインウェポンとなり得る。
もちろんなみのりと併用すればPPが長持ちしやすい。第四世代以降なら物理アタッカーならむしろこちらがメインウェポンとなるだろう。


  • いわくだき
ひでんマシン06。『オメガルビー・アルファサファイア』でも同じ。
『金銀』ではわざマシン08。
『ブラック・ホワイト』『X・Y』ではわざマシン94。ただし、前者ではフィールド技としては使えない。
ヒビが入った岩を砕く技。

単に進む上で邪魔な岩を破壊する以外にも、岩の下からポケモンやアイテムが出てくる事も。
特にツボツボはいわくだきを使わなければ野生として出現しないシリーズが多い。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』では「するどいめ」「じりょく」「きゅうばん」を持つポケモンを先頭に置いたり、
先頭のポケモンでいわくだきを使う事でアイテム発見率が上がる。

『サン・ムーン』においては、陸上では「ケンタロス ラッシュ」の、水上では「サメハダー ジェット」の一機能として集約された。

ストーリー攻略面では威力とPPの低さが足を引っ張る。追加効果も確定ではないのが残念なところ。
かくとうタイプの技に不足してるなら多少は使い道があるが、それでも弱点をつくより一致技の方がダメージを出せる場面も多くなりがち。
しかし第七世代以降は一部のかくとうタイプの初期技に選ばれるようになり、序盤のシナリオ用としてなら運用しやすくなった。

  • ダイビング
『ルビー・サファイア』ではひでんマシン08。
『ブラック・ホワイト』で再登場し、ひでんマシン06。
『オメガルビー・アルファサファイア』ではたきのぼりが移動して空いたひでんマシン07枠。
海底に潜る事が出来る。
特にルネシティに入るにはこの技が必要になる。

『ブラック・ホワイト』ではサザナミ近海の海底遺跡に潜るのにのみ使う。
立体的になっており、しばらく潜らないと勝手に浮上する。

ホウエンでは海底でもエンカウントするのだが、手持ちのポケモンたちは普通に出て来て戦闘可能。
いったいどうやって適応しているのか……。

ストーリー攻略面ではそらをとぶの水タイプ版として、威力面では悪くはないのだが
やはり水タイプの秘伝技としてなみのりとたきのぼりが立ち塞がる。範囲の狭いポケモンでなければ3枠使うのは流石に厳しいところ。
使用する場面も少ないのでやはりこちらもピンチヒッターに使わせたい。


『ダイヤモンド・パール』のみ。
ひでんマシン05。『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』ではわざマシン97。
210番道路やもどりのどうくつに立ち込める深い霧を取り除ける。
無くてもあまり困らない。
その一方で戦闘では霧が必中技以外の命中率が大幅に下がる効果になっている為、霧を払わないとトレーナーとの戦闘がかなり面倒な事になっていたのだが、リメイクの方は「状態異常無効化・ドラゴン技半減」のミストフィールドに変わったので………。

ストーリー攻略面では上述の通り霧対策として重要ではあったが、
単純な技の性能としては正直フラッシュ以上に使い道がない。回避率を下げる以外には「相手の場の」設置物を取り除いてしまうためフラッシュよりも悪いかもしれない。
自分の場の設置物も対象になったのは第六世代からだが、その頃にはそもそもギミックとして登場しなくなったので……。

  • ロッククライム
第四世代にてひでんマシン08。『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』ではわざマシン100。
ゴツゴツとした岩肌を登り降りする事が出来る。
オープンワールドとなった後の『LEGENDSアルセウス』ではライドポケモン枠となっているオオニューラが使用可能。『スカーレット・バイオレット』でもコライドン・ミライドンがレジェンドルートのヌシを全て倒すとがけのぼりが使える様になる。
唯一リストラから復活した技。

ストーリー攻略面では今ひとつ物足りない性能。
威力自体はかいりきより上だが、命中が心もとないため追加効果を込みでもかいりきの方が使いやすいという欠点を抱える。


◆通常の技

  • テレポート
最後にポケモンセンターに入った街まで移動出来る。
街に立ち寄るだけなら移動先にはならないが、
ポケモンセンターに入ると回復しなかったとしても移動先に指定される。
そらをとぶの下位互換に近い性能で、やはり屋外でないと使用不可。
一応、そらをとぶでは飛べない町以外の場所のポケモンセンターに行くことができたり、ジョウト地方とカントー地方を直接飛び越える事も可能。ポケモンリーグのおじいさんに話しかけて、うっかりA連打したために、ジョウトのワカバタウンにある自宅まで飛ばされた人もいるのではないだろうか?

ダンジョンの中で使用可能。ダンジョンの入り口まで脱出する。
入り口が複数あるダンジョンならば、入った場所に出る。
あなぬけのヒモと同じ効果。
初代ではポケモンセンターに直接飛ばされる屋内限定テレポートのような仕様だった。
レジ系の封印を解くのにも必要な技。わざマシンを使って忘れさせてしまったら、ナックラーを育てましょう。

  • タマゴうみ
最大HPの5分の1を他の手持ちに与える。
フィールド上で使えるがフィールドに一切の効果がない技。
『初代』ではラッキーミュウのみだったが、
後にピクシートゲキッスも習得可能になる。
特にハピナスはHP種族値が凄まじいこともあり、Lv50ハピのタマゴうみ1回でサイコソーダ並みの回復量を得られる。

  • ミルクのみ
『金銀』以降。
タマゴうみと同じく、最大HPの5分の1を他の手持ちに与える。
こちらはドーブルを除けば第五世代までミルタンク専用技だった。
第六世代からはゴーゴートも覚えられるようになる。
使うポケモンのHP種族値がそこまで高くないこともあり、Lv50程度では良くてキズぐすり2個分程度の回復量しか得られない。

『金銀』、『ハートゴールド・ソウルシルバー』のみ。
前者ではわざマシン02。後者では何度でもずつきを教えてくれる。
樹を揺らして上にいるポケモンを落とす。
時間帯によっては眠ってるポケモンが落ちてきたり。

金銀ではジョウト地方で見られる針葉樹のみだったが、
『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではカントー地方の広葉樹にもずつきが出来るようになった。

  • あまいかおり
『金銀』以降。
『金銀』ではわざマシン12。ずつきとほぼ同じタイミングで入手する。
野生ポケモンと強制エンカウントする。この時、スプレーのLv制限は無効となる。
実は樹に塗るアイテムとして有名なあまいミツも普通に使うとこれと同じ効果になる。

第六世代では群れバトルが発生する。努力値上げに便利だが、X・Yでは悪天候にかき消される。

  • ひみつのちから
『ルビー・サファイア』ではわざマシン43、
『オメガルビー・アルファサファイア』ではいわくだきがひでんマシン復帰で空いたわざマシン94の枠。
各地にある草のかたまり、大きな木、壁のくぼみに対して使う事で、ひみつきちが作れる。



追記・修正はフィールドで技を使ってからお願いします。

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最終更新:2026年08月13日 19:06

*1 外伝作品も含めるなら『Pokémon Champions』においては削除されている。

*2 第一世代のみ空を飛んでいても当たらない。