スティング・カメリーオ

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スティング・カメリーオ - (2022/06/16 (木) 22:55:14) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2022/05/23 (月曜日) 17:02:18
更新日:2024/03/02 Sat 19:21:36
所要時間:約 5 分で読めるーよ






シグマ“様”と呼べーよ エックス!
新しい世界の王となるお方よ

イレギュラーでもなんでも、のし上がれればそれでいーのよ!


スティング・カメリーオとは、「ロックマンX」及び「イレギュラーハンターX」のボスキャラ。

身長:177cm
体重:77kg
異名:幽林の妖撃手
CV:下崎紘史(VAVAと同一)

概要

イレギュラーハンター/第9レンジャー部隊に所属するカメレオン型レプリロイド。
周囲の景色と完全に同化できる保護色能力を持つ。
部隊でも指折りの実力者であったが、それ以上に狡猾で毒舌、野心家な性格が災いして人望を得られなかった。
そのせいで部隊長になれなかったという(本人にとって)辛い過去を持っている。

「功名、そして自分を評価しなかったハンター組織への復讐」を目的に、シグマの反乱に身を投じる。
蜂起後は前線基地の警備を担当。


「ロックマンX」のリメイクに当たる「イレギュラーハンターX」でも基本的な設定は同じ。
ただし周囲から嫌われていた背景として「必要以上の合理主義思想を理由に卑怯者扱いされていた」が追加されている。
野心家な一面も強調されており、シグマ反乱軍の中で立身出世を狙っている。
また、VAVAに対して戦闘前に「けっこう尊敬してたんですがね、あんたのことは」と発言しており、戦う上で手段を選ばないVAVAに対し、ある程度共感していたのかもしれない。

ボスキャラクターとして

モチーフや性格に違わぬトリッキーな行動の数々でプレイヤーを追い詰める強敵。
「背景と同化して隠れる→姿を見せて攻撃」の繰り返しとなるので、慣れないと行動タイミングをつかみづらい。
加えて迷彩状態ではダメージを与えられないので、カメリーオの攻撃をかいくぐりつつ攻撃しないといけない。

実は迷彩状態でも背景が揺れているので、居場所を見破ることは可能。
加えてその移動経路がそのまま攻撃の予備動作となるので、見落とすことがないようにしたい。

弱点武器はブーメル・クワンガーから入手できる「ブーメランカッター」。
その独特の軌道を生かして、天井にいるカメリーオにぶつけてやると効果的。
カッターをぶつけた際にカメリーオは跳ねて再び画面上部に移るので、延々とカッターを当て続けるハメ状態も可能。

カメリーオのステージでは、ダメージ軽減能力を持つボディパーツを入手できる。

なお、後作「ロックマンX6」では、8大ボスの一角「メタルシャーク・プレーヤー」が、ゼロとの戦闘時に能力『ネクロ・サモニング』によって召喚してくる。


  • 棘落とし
「に〜に〜に〜!」
天井に舌でぶら下がり、大量の棘を五月雨式に落とす攻撃。
棘の隙間でやり過ごすしかないが、落下スピードも速く隙間も狭いので被弾しやすい。

「イレギュラーハンターX」では棘の落下パターンが変化し、一列に並んで落ちるようになった。
棘の数自体は増えたものの、テンポを掴んで移動すると避けやすくなる。

  • アイアンタング
「ににに…ににぃー!」
姿を隠して近づき、舌で攻撃。
舌のスピードも速く、そして姿を見せてから攻撃までの間隔が短いので回避は難しい。
迷彩状態で接近していることを見落とさないようにしたい。
そして姿を見せたときにジャンプして舌を飛び越したり、カメリーオの下を潜れば当たらない。

  • アイアンタング(地上)
地上にいるときに舌を伸ばして攻撃してくる。
スピードが速いので、近い間合いを避けていないと回避は困難。

  • カメレオンスティング
「ほれほれ〜!」
姿を隠して画面上部まで移動したのち、3方向に弾を飛ばす。
予備動作もわかりやすく、弾のスピードも速くないので回避は難しくない。
絶好の攻撃チャンスとなる。

「イレギュラーハンターX」では、地上にいるときにも使用してくる。

  • カメレオンスティング(溜め)
「イレギュラーハンターX」にて追加された攻撃。
怒りのこもった掛け声で、通常とは異なるオレンジ色の弾を発射させる。


入手武器

カメリーオから入手できる武器は「カメレオンスティング」。
バスター攻撃が3方向に飛ぶようになる。連射はできないが威力はそこそこ。
これだけでも使い勝手は悪くないが、溜めるとトゲも含めてダメージを受けない状態になる。
無敵時間が非常に長い(およそ7秒)上に武器エネルギーの追加消費もないので、特殊武器の中でも使い勝手は良い。
またストーム・イーグリード、ランダ・バンダの弱点になる武器である。


岩本版




恐怖をBGM(バックグラウンドミュージック)に死神とダンスを踊る極上(とびっきり)の夢を見ているうちに……
体中穴だらけにしてやるぎゃ!


無印の第5話「REQUIEM(鎮魂曲)」、及び第6話「SAMURAI(サムライ)」に登場。

狡猾にして残虐な性格の持ち主。
なんと森林の動物たちに武装を装備させ、それを兵士として破壊活動を行なっていた。
エックスの「生捕り」を命じたシグマの部下を破壊して命令を無視し、エックスの命を狙う。
エックスの優しい心を見抜いており、武装した動物を従えながら森林基地にてエックスを迎え撃つが、動物たちの攻撃はボディパーツを得たエックスには通じず、動物たちを無力化される。

自身は得意の透明化と鋼鉄の舌でエックスを苦しめる。
特にバスターに狙いを集中し、使用不能寸前にまで追い詰めた。
しかし、Xバスターのによって光学迷彩機能を狂わされ*1、姿を晒したところをバスターの最後の一撃で破壊された。


カーテンコールはお前が主役だ!!!!


自身の力に絶対の誇りを持っていたが、それを上回るシグマの力を目の当たりにし、フラストレーションが溜まっていたらしい。
それによって弱者を痛ぶることに快感を覚えるサディストへと落ちてしまったようだ。
能力の高さはエックスに認められており、力に溺れさえしなければ、と惜しまれた。
また、エックスが来る前に彼の装甲と同じ強度のレプリロイドを相手にシミュレーション戦闘をして見事に破壊していたが、実戦では上述のボディパーツをエックスが装備していたためにシミュレーション通りに行かなかった辺り、慢心に加えて運も悪かったとも言える。

なお、VAVAアルマージ同様古風な趣味を持っており、彼は音楽鑑賞が好きで旧式のレコードを愛用していた。
戦闘中も音楽やダンスに見立てた言い回しを好んでいる。
また、何故か名古屋弁で話しており、語尾に「〜だぎゃ」と話す愛嬌のある面も持っている。


池原版イレギュラーハンターロックマンX


本作では、VAVAの反乱の際にその口車に乗りイレギュラー化した敵の一人として登場。
Σの命を受けたXがZEROのバスターのデータをコピーした装備を施して討伐に向かうも、この時点のXには膨大な破壊力を持つZEROバスターを扱うことは出来ず、暴発で左腕を破損したXに「B級のくせに身に合わない武器を使うから」と説教をしつつ猛攻を加え、敗走に追い込む。
その後、カメリーオの透過能力に対抗するため破損した左腕にペイントガンを装備したXと再戦することになるも、持ち前のスピードでペイントガンを避けつつXを苦しめる。
だが、慢心と油断が仇となり、沼地まで誘い出され全身が泥まみれにされて透過能力が使えなくなり、更に足も沼地に捕まってしまった所をXに撃たれて破壊された。

その後、本誌ではXが後に「カメリーオから奪ったショットガンアイスだ!!」と言っている深刻な誤字があったが、これは単行本で「カメレオンスティング」に変更されている。
(おそらく同話でペンギーゴも初登場となるため情報が混乱した可能性がある)




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