登録日:2011/02/16 Wed 16:47:54
更新日:2025/07/10 Thu 11:37:48
所要時間:約 6 分で読めます
◆概要
1993年に
スーパーファミコン用ソフトとしてカプコンから発売された横スクロールアクション
ゲームで、『ロックマンX』シリーズの第一作。
A.D.21XX年…レプリロイド達の反乱が始まった!!
パソコン、携帯アプリ、iPhoneアプリにも移植され、2005年には
PSPでリメイク版の『
イレギュラーハンターX』が登場した。
更に2011年4月5日からWiiバーチャルコンソールで配信中(要800P)。
初代『
ロックマン』シリーズ同様に8体のボスを倒して特殊武器を入手し、最後にラスボスステージへ進む仕様。
ストーリーは初代よりもシリアスになっている。
新システムとして、壁を蹴って上へと登る『壁蹴りアクション』が追加されたほか、パワーアップパーツを装着することによって『ダッシュ』と全特殊武器のチャージショットが可能になった。
さらにライフアップでライフゲージの上限UP、サブタンクで余ったエネルギーを貯めておいて好きな時に回復が可能になった。
そのため本家シリーズより行動範囲やスピード感が増し、初心者にも優しく難易度は低め。
未来感と疾走感溢れるBGMも評価が高く、SFCゲームで一番好きなBGMは?と言われると本作のBGMが挙げられる事も多い。
尚、企画当初はエックスではなくゼロが主人公のシリーズの予定だった。
それでは受け入れられないだろうと考えたスタッフにより最初は従来のロックマンのイメージを踏襲したエックスを主人公に据え、少しずつゼロを主人公にしていくという方針で製作していく事になった経緯がある。
ちなみに最初期生産ROMには
◆あらすじ
AD21XX年。初代ロックマンの世界から100年後…。
人間に限りなく近い自我を持つ
ロボット『レプリロイド』と人間が手を取り合って暮らす世界。
そんな人間とレプリロイドが平和に暮らす世界で、万が一暴走したり凶悪犯となったレプリロイドは『イレギュラー』と呼ばれた。
人間の力では太刀打ちできないイレギュラーへの対策組織として『
イレギュラーハンター』が結成され、エックスもその一員としてイレギュラーと戦っていた。
だがある日、エックスの上官であり最強のハンターとして人望にも厚かったはずのシグマが突如イレギュラー化。
さらに、部隊長を含めた特A級ハンターの多くも彼に寝返り、共に人間社会に反乱を起こしてしまう。
残留したハンター達も応戦するものの、圧倒的な戦力を持つ敵の前に為す術もなく追い詰められていく。
今や残されたハンターはエックスとゼロの二人のみ。
エックスは各地のイレギュラーを鎮圧しながら、ゼロと共に首謀者シグマの影を追う。
◆主要キャラクター
主人公。
イレギュラーハンター第17精鋭部隊所属のB級ハンター。
腕のエックスバスターと、他のレプリロイドから獲得した特殊武器を使って戦う。
戦いを好まない性格故に、当初は自身の性能を活かし切れずにいたが、シグマに従うレプリロイド達との戦いの中で成長して行く。
ステージ中に隠されたカプセルによって、ヘッド・ボディ・アーム・フットの4パーツを強化できる。
セリフが非常に少なく、自ら喋ったのはオープニングステージでVAVAに敗北した時の1回のみ。
第17部隊に所属するエックスの同僚にして、一万人に一人の特A級ハンター。
エックスの二段チャージショットでも破壊できないライドアーマーの腕を一段チャージで撃ち落とす実力を持つ。
この作品のみデザインが異なっており、後に彼の象徴となるビームサーベルはまだ装備してない。この頃から死亡フラグ。
パワーアップカプセルにパーツとメッセージデータを残した博士。エックスにパワーアップパーツを授ける。
カプセルによっては
胴着を着たコスプレ姿で現れる。
狂気のイレギュラーハンター。
元々電子頭脳に異常があり、ハンター時代から破壊行為を楽しんでいた問題児。
ライドアーマーで一方的にいじめてくる。
史上最強のハンターと呼び声高かった第17部隊の元隊長であり、エックス達の元上司。
何を思ったかある日突然人類に向けて反乱を宣言し、賛同した他のハンターを引き連れて強大なイレギュラー軍団を結成する。
元は強くて部下に気配りもできる良き隊長だったが、顔の方は何故か厳ついケツ顎でハゲ。ヘルメット用意して貰えなかったのか隊長…。
一度破壊されても残された頭部が浮き上がって……
クリア後、スタッフロールのあとには彼からのメッセージが聞ける。
◇8大ボス
シグマに従い各地で反乱を起こした8体の元ハンター達。
全員特A級ハンターとして名を馳せた実力者であり、一部はエックスやシグマと同じ
第17精鋭部隊の所属。
纏めてイレギュラーと言われるものの、中にはハンター時代からのシグマを慕う者だったり脅されてやむを得ず加わったりと割と人間臭いレプリロイドもいる。半分くらいは身勝手な動機の奴だが。
それぞれ、倒すと特殊武器(カッコ内)を獲得できる。後述のアームパーツでパワーアップ可能。
元第6艦隊所属のタコ型レプリロイド。
銃火器で全身を武装し、狙った標的は決して逃さないスナイパーを自負している。
弱い人間を護るために自分達レプリロイドが身を削る職務に常々疑問を感じており、シグマの反乱をきっかけに人間に反旗を翻す。シグマの蜂起後は海上都市を制圧。
弱点はローリングシールド。
ミサイルの弾幕も貫通してクリーンヒット…とはならず、
ミサイルに当たると一発ごとに相殺されてしまい、防御にも使っていると大抵倒す前にエネルギーが切れる。
武器の性質もあって大抵弾幕を突っ切りながらの接近戦になりがち。
余談ではあるが、続編の
ロックマンX3のPS版とSS版にはOPムービーがあるのだが、何故かオクトパルドとの戦闘シーンがアニメーション化されている。
何でイーグリードとかじゃなくてコイツなのか………
○特殊武器:ホーミングトーピード
通常版:敵を追尾する水陸両用のミサイルを発射。2連射する他、燃費もそこそこ良い。
チャージ版:魚形のミサイルを一斉に発射。威力は高いが、追尾性能が犠牲となっている。
いかなる場所にも適応可能な保護色能力を持つ
カメレオン型レプリロイド。
第9特殊部隊、別名「レンジャー部隊」所属の実力者。
しかし腕は立つが、野心家で狡猾、毒舌という散々な人柄が災いして仲間からの評判はすこぶる悪く、いつも隊長の座を狙っては落とされている困ったやつ。
シグマの下で改めてのし上がり、自分を正しく評価しなかったイレギュラーハンター組織の鼻を明かす為反乱に加わる。
弱点はブーメランカッター。当たるとすぐさま天井にぶら下がるので叩き落としてやろう。
○特殊武器:カメレオンスティング
通常版:3方向に拡散する
レーザーを発射する。
チャージ版:体が透明となり、無敵状態が付加される。無敵中はトゲをも
無効化し、通常版が撃てる。
第8機甲部隊の隊長を務めていたアルマジロ型レプリロイド。ボディ周りの装甲板が特徴で鉄壁の防御力を誇る。
シグマの蜂起後は兵器の原料の採れる鉱山を占拠。
武人肌の堅物で、イレギュラーハンター部隊の指揮権を全てシグマに掌握されたことから、彼を事実上の上官と認定。「上官の命令は絶対」として反乱に参加する。
弱点はエレクトリックスパーク。感電させた上、装甲板をパージさせるのでダメージを与えやすくなる。
逆に弱点武器を使わない場合は攻撃を当てられるチャンスが著しく限られ、長期戦になる。
○特殊武器:ローリングシールド
ヘッドパーツを装着することで性能が向上する。
通常版:地面を転がる球状のエネルギー弾を発射する。大抵の敵弾を防ぐ他、壁や障害物に接触すると1回だけ跳ね返る。
チャージ版:エックスが球状のエネルギーを纏う。攻撃は不可能だが、敵弾や弱い敵の体当たりを防げる。
一定のダメージを連続で受けなければ、効果は半永久的に持続する。
元第4陸上部隊隊長として中東で戦っていたナウマン象型レプリロイド。
動きこそ鈍重だが圧倒的な火力を有し、その武力を以って部隊を束ねていた。
パワーと大きさこそ正義だと鼻にかけており、体の小さなペンギーゴとは仲が悪い。
「自分のパワーを誇示する絶好の機会」として反乱に加わり、反乱に加担してからは工場地帯を大規模な兵器生産工場にしようとした。
弱点はストームトルネード。当たり所によってはえぐるように2ヒットするするさまは北斗柔破斬。
○特殊武器:ファイヤーウェーブ
いずれも水中では使用できない。
通常版:火炎を放射して敵を焼く。射程が短いため、実質接近戦用の武器となる。
ボタンを押し続けると、その分エネルギーも減り続ける。短時間で押すと、燃費が良く効果的。
チャージ版:火炎弾を地上に落とす。落とされた弾は火柱を上げながら地面に沿って進んでいき、壁に当たるとその場で火柱を出す。
通常版の仕様上、通常版からのチャージはおすすめしない。
第7空挺部隊の隊長を務めていた鷲型レプリロイド。口数は少ないが人望と正義感に厚く、エックスもイーグリードを尊敬していた。
当初はハンター側としてシグマとも敵対していたが、シグマとの直接対決により力ずくで屈伏させられてしまう。
自身が指揮していた元第7部隊旗艦「デスログマー」も反乱軍の空中戦艦となり、空路の要となる空港を制圧した。自らも不本意ながら反乱の一員としてエックス達に立ちはだかる。
イーグリードとの戦闘は本作の8体のボスの中で唯一、デスログマー上での屋外戦となっている。
弱点はカメレオンスティング。弓矢で撃ち落とすイメージだろうか。
○特殊武器:ストームトルネード
通常版:真っ直ぐに飛ぶ
竜巻を発射する。弾速は遅いが持続時間が長い上に、貫通力が高く連続ヒットするため攻撃力にも優れている。
後述のスパイラルクラッシュバスターをチャージなしで撃てると言えば分かるだろうか。
このように高性能にもかかわらず、イーグリード自体がそれほど強くないのもあって、この武器を早めに入手するとゲームの難易度が大幅に下がる。
チャージ版:巨大な竜巻を垂直方向に発射。通常版よりも弾速が早い分、持続時間は非常に短い。
第17精鋭部隊所属のマンドリル型レプリロイド。
直属の隊長であったシグマについていく形で反乱に参加し、その圧倒的な戦闘力で巨大発電所を占拠。
首尾よく制圧した後は部下に警護を任せ、
自分はごろ寝を決め込んで好物の電気を貪り食っている。
しかし、いざ戦いとなれば特A級ハンターのランクに恥じぬ勇猛果敢な戦士へと変わる。壁際ですら過信はできない。
弱点はショットガンアイス。氷漬けになるため、ハメるも距離を取るも自由自在になる。
○特殊武器:エレクトリックスパーク
通常版:電気弾を発射し、壁にぶつかると上下に分裂する。3連射するが、弾速が遅い。
チャージ版:前後に電気の壁を飛ばす。弾速と貫通力に優れる。
マンドリラーと同じく第17精鋭部隊に所属していたクワガタムシ型レプリロイド。
気分屋で残忍、冷酷な性格の持ち主であり、「こっちの方が面白そうだ」という実に短絡的な理由でシグマの反乱に加担した。
行動が素早く、人間はおろかレプリロイドでさえ目に見えない速さで動くことができ、イレギュラー達から「時空の残鉄鬼」の異名で呼ばれるようになった。
シグマの蜂起後は都市のシンボルになるはずだったタワーを制圧して、侵入者を迎え撃つ要塞に作り変えた。
ステージBGMは神曲と名高い。
弱点はホーミングトーピード。神出鬼没の動きも捉えてくれるようだ。
次々回作に登場する
グラビティー・ビートブードは弟にあたる。
○特殊武器:ブーメランカッター
通常版:3連射するカッターを飛ばす。軌道は
ブーメランのように円を描き、地上では上回り、空中では下回りとなる。
アイテムを回収できる他、敵に当たらない限りはカッターを回収するとエネルギーを消費しない。
チャージ版:斜め4方向に巨大なカッターを飛ばす。
元第13極地部隊所属のペンギン型レプリロイド。
退屈な極地部隊に辟易しており、シグマの計画を知ると当時の第13部隊の隊長を殺し、シグマの反乱軍へと身を投じる。
小柄だが負けん気は非常に強く、バーニン・ナウマンダーとは犬猿の仲だった。
フットパーツを確実に入手できる点とペンギーゴ自体そんな強くないので大体真っ先に攻略される。
弱点はファイヤーウェーブ。高熱の炎で火達磨になってしまう。
○特殊武器:ショットガンアイス
通常版:弾速の早い氷の弾を発射。敵や壁に当たるとショットガンの名の通り、逆方向に5つの破片が拡散・反射する。
チャージ版:足場としても使える氷の台を生成する。しばらくすると前方に滑り出し、壁や硬い敵に当たるまでは移動し続ける。
台はペンギーゴがスライディングする様子を模している。
◆シグマステージボス
クモ型の戦闘用メカニロイド。
小グモメカとあみだくじ形式のレールを駆使して上から襲いかかってくる。
頑丈ではあるが着地時のショックで一瞬だけ弱点の背中を曝してしまう不具合がある。
弱点はショットガンアイス。
ペンギーゴ「エックス、あのジェネレーターを狙え!」
古代の壁画を模して造られた、人面型の巨大な防衛システム。
本来は部屋の壁で相手を丸ごとペシャンコにするプレス機だった筈が、不具合で半分しか閉じなかったという間抜けな設定。それでも弾や顔のパーツを飛ばして攻撃してくる。
両目と鼻を全て破壊すれば機能停止する。
弱点はカメレオンスティング。
サイズだけならウルフシグマをも超える、超ド級ティラノサウルス型メカニロイド。
……となる予定だったが、頭を作った辺りでアジトの場所がバレてしまい、間に合わせとして頭だけで動く姿になってしまった。
主機の上顎を浮遊させ、土台の下顎と連携しての体当たりや踏み潰しが得意。また、顎の間で巨大なエネルギー弾を生成して撃つこともある。
弱点はブーメランカッター。
シグマが信頼するペットとされるオオカミ型メカニロイド。
小型ながら並のレプリロイドを上回る戦闘力を持ち、シグマ自身も「裏切り者は全てこいつが始末している」と豪語する。
身軽な動きで部屋を飛び回り、光弾や火炎放射で攻撃してくる。
シグマに負けるたびに再戦させられるので、コイツの顔はもう見飽きたというプレイヤーも多かったり。
弱点はショットガンアイス。また、チャージショットでは押し返すことができる。
アジトの中で建造が進んでいた、オオカミ型の巨大決戦兵器。シグマが頭部だけを乗り換えることで操縦できる。
未完成故にまだ部屋の中から動けないが、完成の暁には圧倒的な火力と装甲で反乱を止められなくなっていたとも…。
本編時点でもエネルギー砲や火炎放射機を備えた頭部と、浮遊式の両腕には鋭い爪と落雷装置が備わる。
装甲も強化後のフルチャージバスターでようやく1ダメージ、波動拳も通じないという恐ろしい硬さを誇る。
あまりにもカッチカチ過ぎると思われたのか、本作以降のラスボスは少しだけ柔らかくされた。
唯一の弱点はローリングシールドだが、安定して当てるのは至難の業。
できれば、お前には平和な日々を送ってほしかったのじゃが…
8ボスのステージ中に全4つのカプセルがあり、それに入ることで入手できる。
本作のパーツは全て基本性能の強化に留まっている。
・ヘッドパーツ
ヘッドアタックで特別な天井を壊して進んでいくことができるじゃろう。
天井から降ってくる岩石を防御できるようになる。
一部ブロックを頭突きで破壊可能になり、ローリングシールドの性能も上がる。
・ボディパーツ
被ダメージ量が少なくなりノックバックも小さくなる。
・アームパーツ
あらゆるショットをチャージさせることで、より強力な攻撃を繰り出せるじゃろう。
エックスバスターのチャージショットが二段階から三段階になり、特殊武器もチャージできるようになる。
チャージショットの三段階目、スパイラルクラッシュバスターは連続ヒットするようになり、発射時に背後にも攻撃判定が発生する。
しかし、無敵時間のあるボスには連続ヒット部分のダメージが入らなかったので不評だった。
このパーツのみ、カプセルに入らなくてもストーリーの進行上必ず手に入る。
・フットパーツ
ダッシュができるようになり、移動能力が大幅にアップするはずじゃ。
瞬間的に加速移動するダッシュが可能になる。
無印ロックマンのスライディングに相当し、歩くだけだった装着前に比べて爽快感も大幅にアップ。ダッシュジャンプによってより遠くへも跳べるようになる。
このカプセルだけ隠れてない上にスルーもできない。ただしパスワードを細工すれば、持っていない状態でペンギーゴを倒した状態にはできる。
イレハン版では配置が変わっているので、原作に馴染んだプレイヤーは面食らうかも知れない。
・ライフアップ
各ステージに必ず一つあるハート型のアイテム。
名前通り、エックスの体力上限値を少し伸ばす。
8個全て集める+ボディパーツで初期の四倍まで耐久性が上がる。
・サブタンク
各パーツのカプセルが無い4ステージに存在する。最大4つ。
エックスの体力が満タンの際、体力回復アイテムを取ると補充される。
分かりやすく言うと、原作のE缶の代わりで体力回復アイテムの貯金みたいなもの。
ただし満タンにしてもエックスの(ライフアップ8個時の)体力完全回復までにはならない。
・波動拳
条件を満たすと第5のカプセルが登場。そこでライト博士がハロゲンショット…ならぬ波動拳を伝授してくれる。
この技を出す時のみエックスが喋る。ハロゲン!
アプリ版はパスワードがなくオートセーブされるため、再開してもいつでも放つことができる。
実はパスワードでも所持状況は記憶されており、パスワード入力時に特定のキー操作をしないと
引き継いでの再開は出来ない仕様となっている。
下記アニバーサリーコレクションでも当仕様は再現されているのだが、パスワードの記録ボタンが重複しており、
かなりシビアな同時押しを要求される。(パスワード保存機能未使用なら簡単に実行できる)
◇ライドアーマー
特定のステージ中に登場する、乗り込んで操縦する人型メカ。
詳しくは
ライドマシンを参照。
◆続編
現在、ナンバリングタイトルはシリーズ8作目まで制作されている。
メガマンXコレクション(北米版のみ。X1~X6収録)
メガミッション1~3(カードダス)
現在ではバーチャルコンソールに限らずゲームアーカイブスでもXシリーズの配信がされている。(X7、コマンドミッション除く)
X4以降(PS版X3含む)は中古でも在庫があまり無い為、今では手に入りづらい・在庫があっても高値であることがほとんどであったため、配信を熱望しているユーザーも配信前はかなり多かった。
そして、2018年7月26日にはXシリーズ25周年の集大成となる「ロックマンX アニバーサリーコレクション1&2」が発売された。
1には初代X~X4、2にはX5~X8が収録。さらに、海外版ロックマンXである「MEGAMAN X」バージョンもプレイ可能。
また、完全新規モードとして1・2共にシリーズのボス達がタッグを組んで襲いかかってくる新モード、「Xチャレンジ」が収録。
◆ホビー
X3の頃が一番手広く展開していたと思われる。
可動フィギュアが多く、下記に幾つかピックアップした。
どのブランドもマニアックなチョイスが嬉しい。
意外にもシグマは非稼働のものしか作られていない。
1996年、ロックマンX3の頃から販売開始。
Xのおもちゃといえばコレ。
フレームに別売りのアーマーを装着して遊べる。
平成ホビーの中でも造形は残念な方だが、
当時のライバルであるヴァジュリーラFFや、
メガミッション出典のラインナップがマニア心をくすぐる。
パチンコ玉を撃つギミック付きの商品や、
ライドアーマーも作られている。
シリーズ第三弾として2011年にエックスが登場。
豊富なエフェクトパーツ付きの可動フィギュア。
クオリティが高いだけでなく、遊びの幅が段違い。
ブラックゼロやアルティメットアーマー、
漫画版エックスの存在も見どころ。
2017年販売。
メガアーマーのリファインでありながら、
オリジナル要素をふんだんに盛り込んだ意欲作。
両手を差し替えなしでエックスバスターに変化させられる。
エックス本体と、本製品オリジナルの「G.B.F.アーマー」
及びサポートメカ「ラッシュヤークト」が付属。
G.B.F.とは「ギガ・ビート・フリューゲル」の略で、
本家シリーズのビートを元にしたデザイン。
ラッシュヤークトはありそうで無かったX版ラッシュ。
G.B.F.アーマーとラッシュヤークトを合体させ、
ライドチェイサー「キャバレリー」にすることも可能。
もちろんエックスを乗せられる。
ライドチェイサーの立体物はかなり貴重。
デザイナーにガンダム00で有名な海老川兼武が参加しているので、細部にエクシア達のような意匠が見られる。
2020年からシリーズ展開スタート。
本家とエグゼの商品も作られているが、Xが一番多い。
キャラクターはもちろん、エフェクトも徹底再現。
ゲームそのまますぎるシルエットは圧巻。
そしてD-Artsを上回るマニア向けのラインナップが特徴。
例えばX4のいち特殊武器でしかないライジングファイアの
アーマー有り・無しver.がそれぞれ作られている。
他にもマックスアーマーのハイパーチップver.、
トライアードサンダーver.などレア物の立体化に余念が無い。
チャージ中のエックスまで再現する姿勢には脱帽である。
チャージショットエフェクトを並べると、
閃光を反射している様に見えてド迫力。
2025年現在でも現役のシリーズで、
昨年には待望のアクセルがラインナップに追加された。
外伝の欄で触れられているが、こちらにも記載。
1995年から1996年にかけて展開されていた。
ストーリー付きのイラストカードで、
当時流行っていたプリズム加工が目を惹く。
カプコン公式の描き下ろしイラスト、
完全オリジナルのストーリー、キャラクター、
既存キャラの新形態などが楽しめる。
Dr.ドップラーがX3に先駆けて登場する点も見逃せない。
ストーリーは王道のしっかりとした内容。
メガワールド1は有賀ヒトシ(現:ありがひとし)の手により
コミック化もされている。
メインキャラの「X」はヴィラン版エックス。
緑を基調にした毒気のある容姿が特徴で、
後に登場するRイクスは、より洗練された秀逸なデザイン。
外伝ゆえ、非常に少ない露出が惜しまれる。
2018年に全種を網羅したセレクションボックスが発売。
お蔵入りに終わった「メガミッション4」を筆頭に、
本シリーズ前のカードダス「ロックマンX」(一部)、
岩本佳浩描き下ろしのカード&漫画など、豪華特典も付属。
◆余談
あるユーザーが「もしロックマンX9を作るならSFCテイストで作るのですか」とスタッフに聞いたところ(ロックマン9、10がFC風なので)
「ナイスアイデア。間違い無くチャレンジしてみたい」との事
エックス「く、くそう!オレのちからでは やつらをたおすことは できないのか…」
ゼロ「エックス、いまのおまえのちからでは やつら、シグマをたおすことは できないだろう。
しかし おまえには ついきしゅうせいによって こうもくをたかめる ちからがある!
そのちからで おまえは もっとつよくなれるはずだ!
いまのオレよりずっと…オレはそれにかけるぜ!」
- Xシリーズ20周年で、外伝含めて全作品のBGMセットにしたCDBOXが発売するぞ -- 名無しさん (2013-12-15 21:42:52)
- 懐かしいなぁ・・・ -- 名無しさん (2014-01-30 04:47:23)
- xシリーズは途中から、人間の影がなくなるんで、絶滅したんじゃないかと思ったりした -- 名無しさん (2014-04-06 18:16:15)
- エックスの嫁はマーティ。これだけは譲れない -- 名無しさん (2014-12-10 19:45:00)
- トルネードがあれば大体なんとかなる -- 名無しさん (2014-12-10 19:53:20)
- ↑×3 X5で無茶苦茶被害出たので人間は地下で暮らしてる設定。X8で宇宙進出計画が浮上してきたらしい。 -- 名無しさん (2014-12-10 22:59:36)
- エンディングが腑に落ちない感じで終わってモヤモヤされたな -- 名無しさん (2014-12-14 17:28:50)
- これもコレクション発売してくれよ -- 名無しさん (2016-03-30 21:52:39)
- New3DSのバーチャルコンソールで配信開始されたよ https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000040219 -- 名無しさん (2016-05-11 08:44:48)
- 1-8がコレクションで -- 名無しさん (2017-12-06 20:17:17)
- ↑るみたいだな -- 名無しさん (2017-12-06 20:17:41)
- 最新作がソシャゲかぁ… ブレス6みたいにならなければいいが -- 名無しさん (2019-07-22 21:32:42)
- クワンガーの二つ名が斬鉄鬼ならぬ残鉄鬼になっているな。 -- 名無しさん (2023-03-25 00:04:20)
- 最後のMADのやつ、要らんくないか…?? -- 名無しさん (2024-07-24 09:17:12)
- ↑同意、相談所に持っていけばいいのかな? -- 名無しさん (2024-07-24 11:57:28)
- 最後のやつはもっとコンパクト(某所にはこのようなMADもあるが乱用に気を付けよう 的な感じ)にまとめるべきだった お前は選ばれなかった… -- 名無しさん (2024-07-24 12:44:59)
- よかった…最後の某MADの項目は消されたみたい… -- 名無しさん (2024-07-26 10:47:33)
- ダッシュ&壁蹴りの機動力とチャージショットの破壊力がとにかく爽快。BGMも素晴らしいのなんの…オクトパルドステージが個人的にNo. 1 -- 名無しさん (2024-10-29 20:56:57)
- アニコレ買って久しぶりにやったら隠しアイテムの場所とかは全部覚えてたんだけど…タコめっちゃ強くね?ってなった。 -- 名無しさん (2025-07-07 20:30:11)
最終更新:2025年07月10日 11:37