VAVA(ロックマンXシリーズ)

登録日:2010/08/28 (土) 02:23:59
更新日:2020/11/13 Fri 17:01:05
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世界を変えるのはエックスではない!

このVAVAだ!!



VAVA(ヴァヴァ)は、『ロックマンX』シリーズの登場キャラクターである。
登場作品はX1、X3X8イレギュラーハンターX

海外名は「Vile」(ヴァイル)
なので、VAKAとは言われない。ヴィレでもない。
後に『ロックマンゼロ』シリーズで登場したDr.バイルは、海外では名前が被るため、「Dr.Weil」へと変更されている。

名前の由来は「ジョーカー的存在=ババ」だと思われるが、
映画『マッドマックス』に登場する「ババ・ザネッティ」が元ネタだとイナフキンが発言していたり、
ヘルメットのデザインがどうみても「ボバ・フェット」だったり諸説ある。

イレギュラーハンター第17精鋭部隊所属のレプリロイド。
つまりエックスゼロの元同僚であるが、電子頭脳に問題がある。
イレギュラーハンターでありながら破壊を好み、一応イレギュラーを標的にしているが、
標的の破壊のためなら仲間や民間人の巻き添えも厭わないとされる。
嬉々として敵を狩るその姿はまるでイレギュラー。

戦闘能力は非常に高く、右肩のキャノンを始めとする重火器を多用し、圧倒的火力を持つ。
また、本来土木工事用であるライドアーマーを初めて戦闘で使用したのもVAVAである。
その着目点や操縦技術からも、戦闘狂であっても脳筋という訳ではない応用力の高さが伺える。
搭乗するライドアーマーは個別で体力ゲージが存在し、VAVAが登場する作品の殆どはライドアーマー撃破→そのままVAVA本体と対決、という流れになっている。



ロックマンX1


命はひとつしかないんだ、大事に使うべきだったな…

目に余る問題行動の数々から拘束されていたが、シグマの反乱によって自由の身となり、破壊衝動の赴くままに好き放題暴れ回る。
強固なライドアーマーを駆り、一度はエックスを追い詰めるものの……



イレギュラーハンターX


CV:下崎紘史

俺がジョーカーだ!


X1と違い、額のマークがΣ→Vに変更。

肩キャノンの形状も変わり、D-ArtsのVAVA(SFC版)のキャノンはこちらの形状を参考にしている(カプコン監修)。


D-Artsではオリジナルギミックとしてダブルキャノンにもでき、ウッチーさんのサイト「ロックマンユニティ」に掲載された宣伝イラストではX&ゼロを倒している。
このイラストは「R20+5 ロックマン&ロックマンXオフィシャルコンプリートワークス」に収録されている。


1のリメイク版である今作では、仕様が変わる。
古参は「どうせ負けイベントだろ」と手を抜くと面を食らうので注意。
二戦目は不意打ちなのでライドアーマーはすぐ壊されるが、一連の流れはほぼ原作と一緒。

さらにクリア後にプレイできるVAVAモードでまさかの主人公に。ディレクター曰く、「ゼロモードを実装しても意外性がないので」とのこと。
8ボスを倒すことで様々な武装を獲得する。
IFの世界ではあるが、VAVAの背景を知ることの出来る数少ない作品。
同時に収録された短編アニメ「The day of Σ」にもすこしだけ出演している。

設定は概ねSFC版と同じであり、ゼロからは「イレギュラースレスレの奴」と呼ばれるなど問題行動が多くシグマの反乱直前まで拘束されていた…という部分はSFC版と同じだが脱走の経緯が明確にされている点が異なる。
反乱を目前に控えたシグマの手で開放され*1、直々に反乱への参加を求められるがシグマの思想を理解できず「狂ってやがる…」と返す。
これを見たシグマは「強制はしない」としてそのままVAVAを放置し、結果として自由の身となった。
その後ハンターに戻ることもなく「俺には俺のやり方がある」と単独行動を開始。
戦いの果て、彼は世界に自身の存在を認めさせたかったのだと悟る。
要するにかまってちゃ(ry

「R20+5」の質問ページによると、元カプコンの吉川達哉氏は額のマークが変更されたことについて

「シグマに協力はしても与していないので、VAVA自身の「V」を付けていたのだと思います。
 この作品では、VAVAの意志がよりはっきりしていたと思います。」

と述べている。


VAVAモードでの性能


腕部・肩部・脚部3箇所に一つずつ武器(ゲーム中では「兵装」と表記)を装備するスタイル。
もちろん、ボスを倒すごとに武器は増えていく。しかもエックスと違って倒したボスの組み合わせで非常に豊富な種類の武器を獲得出来る。

ただし、各装備にはコストが設定されていて、現在のコスト値以内に収まるよう組み合わせなければならない。
8ボスを倒していく毎にコストの上限が上がっていく。また、VAVAモードをクリアしたデータならコストが無限になる。
また、武器を使用する際に武器エネルギーを消費するが、VAVAは武器エネルギーの仕様がエックスと違い、使用しても自動で回復する。


■武器の種類

●腕部
正面の敵に有効なものが多い。燃費が良く道中の雑魚散らしに向いている。
バルカン:ボタン押しっぱなしでフルオート連射できる、ボスには火力不足のため基本は道中用
ミサイル:威力・連射性能のバランスが良い、弾速は武器によって異なる
ロケットパンチ:威力は高いが射程有限で1発の消費エネルギーも多めと少々クセがある

●肩部
主に対空攻撃用。発射時に方向キーを右もしくは上に入れていると発射角を調整可能。
また、ゲーム中では触れられていないが、空中で使用すると滞空でき、これが必須テクニックとなっている。
キャノン:単発(武器によっては複数発のものもあり)のキャノン砲を発射、貫通効果はないが燃費は肩部装備の中では良好
レーザー:ある程度の貫通効果が付いたレーザーを発射、威力が上がった代わりに燃費が悪い
カッター:ブーメランカッター、武器によって飛んでいく軌道が異なる

●脚部
対地攻撃がメイン。高威力だが燃費の悪いものが多い、地上と空中で発生速度と発射方向が変わる。
また、肩部装備ほどではないが滞空力がある。
ナパーム:爆弾を射出、爆発後も少しの間攻撃判定の残るものが多い
エネルギー弾:敵の弾を消せないローリングシールド、地形に沿って転がっていくものや接地後に分裂するものなど様々
バーナー:その名の通り火炎放射、硬い雑魚に有効だが一つを除いて水中では使用不可

腕ゴールデンライト、肩ネクロバースト、脚バーニングドライブのロマン装備はクリア後に一度は試す…はず。

さらに、特定のボスを倒すことで以下の強化装備を獲得出来る。(該当するボスは装備名からだいたい察しはつくと思う)
フローズンキャッスル:被ダメージ半減
スピードデビル:移動速度アップ、さらにジャンプの飛距離もアップ(イーグリードのストームトルネードに真っ向から向かっていける)

どちらもダッシュの出来ないVAVAにはありがたい装備。

ライドアーマーはXモードと違い「VAVA専用ライドアーマー」が出現する。時間制限があり少々扱いにくいが、高威力のマシンガンを装備しており非常に強力。

Xモード同様、各ステージに隠されたライフアップとサブタンクを獲得できるが、Xモードとは場所が大幅に異なっている上、ライドアーマーを乗り捨てたり、肩部装備で滞空時間を延ばす等、特殊なテクを駆使しなければ取れない場合が多数。
SFC版をやり込んだプレイヤーほど、逆に頭を悩ませるかもしれない。



漫画版ロックマンX


今なお根強い人気を誇る岩本版コミックでは、原作ゲームの小物っぷりが、まるで別人のようなカリスマを持ち、作中でも屈指の人気を誇る。

特に無印でのアルマージ戦後における「このグラスの中身がバーボンでも泥水でも、俺たちには大差ない
はファンの間では語り草となっている。

そして、末期に発した「伝説…ハ…オ……レガ……ツ……ブス……」の台詞と
彼にとどめのバスターを与えたエックスの「俺は…伝説のROCKMANなんかじゃない…俺も一匹の(イレギュラー)だ……」の場面も印象深い。


D-Arts化を記念して、岩本先生の描き下ろしイラストがプレバンに掲載された。
もちろんバーボン持ち。そして商品でも再現可能。



ロックマンX3


クックックック…まんまとワナに引っかかったな!


「VAVA Mk-Ⅱ」として再登場。カラーリングも一新、左肩にはミサイルポッドが増設された。
ドップラー博士により復活したものの協力する気はなく、VAVAはVAVAでエックスに復讐をするために爆弾が積まれた工場に招き入れる。
相変わらずのライドアーマーや多彩な火器で地上戦を許さない。二戦目ではなんとゴッドフィンガーを使ってくる。
またライドアーマーも、一戦目ではカンガルーの色違いだが、二戦目では新型の「ブラウンベア」(海外名は「ゴリアテ」)に乗り換える。
尚、一戦目で弱点武器で倒してしまうとドップラーステージでは登場せず、ボスが変わってしまう。

漫画版ではピアノを弾いてみせるなど器用な一面も見せた。
「鬼」となったエックスの前に立ちふさがり、どちらが真の鬼かをかけて死闘を演じるが、「破滅のための鬼」となったエックスの前に完全敗北した。



ロックマンX8


CV:麦人

クハーッハッハッハ!いつまであがく気だ?
世界?イレギュラー?そんなものは忘れろ!己に与えられた力だけを感じろ!
破壊、破壊だ!我らはそのために生み出されたのだ!



「VAVA.V」(ペンテ)として再登場。3と4をすっ飛ばして5ときたもんだが、本編外で過去に何度か復活して戦っているからでは?と推測される(X8でのX5、X6と思われる)。よもや「3、4が無くて~」ではなかろう。
背中や足裏にはジェット噴射口が搭載され、飛行可能になった。

ガラパゴス諸島にてルミネを誘拐。このときボイスチェンジャーの声を初めて聞いてイメージ崩壊した者もいるだろう。
1から8の時系列内で発声器が異常を来したもの…と想像してみる。
本作ではダイナモが黒歴史扱いになった為か、過去の事件は彼が共犯者として設定されている。


幾度か道中に戦いを挑み、とことん破壊破壊と説きまくるあげくヤコブ頂上や月面でも戦闘。
最後では往年のライドアーマー「デビルベア」に乗って登場。
今までと違って操縦席に乗り込んでおらず、肩に立ち乗りで遠隔操縦という変わったスタイル。もうライドアーマーの意味なくね?
そのため、ライドアーマーを破壊せずとも(と言うか破壊できない、一時的に機能停止させるだけ)攻撃が通る仕様になっている。

ラッシュ攻撃に声がかけ合わさり怖い…けどクラッキングで軽々ぶっ飛ばせる。
クラッキングすると一定時間単独行動した後、再びデビルベアの肩に乗って起動する。
VAVA自体は肩の砲弾が連射に加え追尾するので避けづらい。


尚、ハードモードでVAVAを倒しても…



ロックマンゼロ2


まさかのロックマンゼロシリーズで再登場。

フェニック・マグマニオンがゼロに掴みかかった時、他のXシリーズの敵キャラと共に袋叩きにするという誰かの好きに動きながらの復活である。
マグマニオンがつくった幻影だがな!

残念な事にシリーズの伝統故、ポーズするとメニュー画面が開くため、せっかく凝った演出なのに確認しづらい。



PROJECT X ZONEシリーズ


ライバルキャラとして参戦。中の人はイレハンの下崎さん。
必殺技として、イレハンで使用したインフィニティーギグやライジングスペクターなどを使用したり、
図鑑や戦闘で倒した時の台詞・イベントで死亡したときの台詞などのキャラの性格もイレハン準拠。

だが、額マークや肩キャノンはSFC版仕様になっている。
また、本作では原作ゲームや漫画版の台詞も話している。

ライドアーマー破壊→そのままVAVAと対決という流れは健在である。
ちなみに本体はライドアーマーの倍近いHPを持つ。ライドアーマーいらなくね?


いい……いいぞ、エックス!それでこそ、意味がある!
 自分の存在を理解しない者など、生きる意味がない……!オレは!オレは……ッ!

気に食わねえ……。気に食わないんだよ、エックスゥ……!
 おまえだけが!おまえだけが世界を変えられるわけじゃないッ!

オレが……世界を……変える……オレが……伝説の……ロックマ……に……
 なぜ、おまえなんだ……おまえこそが……おまえだけが……世界を……
 オレの名は……VAVA……オレは……オレ……は……!


PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD


続編にてVAVA Mk-Ⅱとなって復活。
やはり漫画版の要素が取り入れられており、復讐の「鬼」としてエックス達に挑む。
同じ鬼を持つ者と意気投合したり、シグマを復活させたりと大暴れ。

そして今回もおニューのライドアーマー「ブラウンベア」(シルフィーにちゃんと代金払って買った)よりも、
本体のほうが倍近いHPを持つ…やっぱりライドアーマーいらなくね?


ここから世界は壊れていく。そんな場所で……オレはおまえを破壊する。
 そして、オレもくたばるだろう。最高だと思わないか?エックス……!

世界の命運がかかったこの場所で……俺を倒すことに意味があるんだな、VAVA。
わかってるじゃないか……エックス……!だからこそ、おまえだけが違うんだ……!

そう……か……。オレの中の鬼も……ここまで……か。
 だが、忘れるな……エックス……!おまえの中にもまた……鬼が……いることを……。
 それが、オレに代わって……必ず……必ず……おま……え……を……!





VAKAではない!VAVAだ!!

 ̄ ̄ ̄ ̄\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

      (〒 )
     ㏄  ))))

画像出典:イレギュラーハンターX、ロックマンX8、R20 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス
© CAPCOM CO.,LTD. 1993,2005,2008 ALL RIGHTS RESERVED.

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最終更新:2020年11月13日 17:01