スタンド能力(ジョジョの奇妙な冒険)

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スタンド能力(ジョジョの奇妙な冒険) - (2016/03/26 (土) 06:40:41) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/09/09 (日) 20:44:26
更新日:2024/02/15 Thu 00:09:55
所要時間:約 7 分で読めます




この巻から『スタンド』と呼ばれる新しい能力が出てきますが、
それは超能力を絵でイメージ化したものです。

従来の超能力はビルを崩したり
光や電気のようなものでパワーの強さを表現していました。
それ自体を表現できないかと思って考え出したのが『スタンド』です。

さあ!承太郎たちといっしょに新しい冒険の旅にでかけましょう。




「承太郎!おまえが悪霊だと思っていたのは、生命エネルギーが作り出す、パワーあるヴィジョンなのじゃ!
そばに現れ立つというところから、そのヴィジョンを名付けて・・・『幽波紋(スタンド)』!!」


スタンド能力とは、ジョジョの奇妙な冒険に登場する能力。ここでは主に概念を記載する。

生命エネルギーを元とする能力で、発現するとその能力者の傍に像として現れる。
その像は一体一体が形が異なり、人と殆ど変わらないものから亜人型、動物、機械等、千差万別である。

その像は本体が念じればその手足、または像の持つ物理法則を越えた超能力によって能力者を守ったり敵を攻撃したりする。

その為そこから『守護霊』と言われる事もあるが、
時と場合、能力によっては周囲はおろか能力者自身にも命に関わる危害を及ぼすので『悪霊』と言われる事もある。


名前の由来は第3部では『傍に立つ (stand by me)』、第7部では『立ち向かう (stand up to)』の意味。

その名前に関しては同じ発想に至れるのか、どこかから仕入れて来たのか、
物語開始時点で命名者やその関係者と全く縁のない筈の人間(代表格が『パッショーネ』)も同じくずっと前からその呼称をこの能力に使っている。

この能力を扱う事が出来る者を、『スタンド使い』、または『スタンド能力者』と呼ぶ。
スタンド戦やパラメータでは『本体』という呼び名が当たり前である。


スタンド名は第3部は主に大アルカナ関係、第4部以降は洋楽のアーティスト名、バンド名、楽曲名、アルバム名から取られている。
他、第3部には一体だけ楽器名から、第7部では邦楽から取られているものもあるので、法則性は特に無い。

このスタンド能力は誰でも得られるという訳ではなく、獲得には素質が必要である。
この素質は一代限りのものではなく遺伝するので、作中ではスタンド使いの血縁者がスタンド能力を得ている、覚醒した例も多々ある。

但し、虹村形兆は『凶悪な犯罪者ほどスタンド能力が目覚める可能性が高い』という発言をしており、その素質は先天的なものだけとは限らない事が伺える。

犯罪者の発現率が高い理由は不明だが、『天国』に行く為の手段の一つに罪人の魂が必要だった事から、それに関連している可能性もある。

人間以外の動物も持つ事が出来、作中では、猫、オランウータンハヤブサドブネズミ
果てはプランクトンまで確認されている。

彼等は共通して知能は高く、人語を介し、話すものもいる。また、一部のものは身体的特徴の部分的な変化が確認された場合もある。


基本的にスタンドは『闘争心』や『自分の身を守る』という意志で発現する為、
性格が穏やか過ぎる人間はスタンド能力の素質があり、覚醒したとしても能力が害になって最終的に死んでしまう。

元凶を取り除けば健康体に戻り、スタンドも扱えるようになる。
但し、それらの意志の代替するだけの強い意志があれば戦いに向かない人間でもスタンド能力を扱う事が出来るようである。



スタンドの種類は大きく分けて、


以上の3つが存在する。

第3部はスタンド能力の発現経緯は『強いスタンド能力を得た者の血縁的な影響』か『生まれついて』が明らかになっていたが、
後に後天的にスタンド能力を発現するアイテム『弓と矢』『聖人の遺体』や別人に能力を移植するスタンド『ホワイトスネイク』、
スタンド能力を発現させる『悪魔の手のひら』や『壁の目』等が次々に明らかになっている。


他、スタンド使いとスタンド使いは引かれ合うらしく、どんな間柄で、どんなきっかけかでいずれ誰かが誰かに出会うらしい。
スタンド使いの密度が濃く、何等かの共通点(同じ組織にいる、同じ建物にいる)があればその確率は必然的に上がる。
自覚する前より後の方がその遭遇率は高いようだ(実際にジョルノはスタンドを自覚した後に次々にスタンド使いに出会っている)。



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