アトス

登録日:2010/12/04(土) 17:37:21
更新日:2020/06/08 Mon 01:50:34
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アトスとは、エーゲ海北部のアクティ半島先端部、アトス山(2033m)を中心として宗教的に独立した地域。日本で言う恐山みたいなものである。

面積:335平方キロメートル
人口:約1800人
首都:カリエス
政体:神聖共和政

バチカンとの比較
面積:0.44平方キロメートル
人口:約800人
首都:バチカン
政体:法王主権

963年に大ラブラ修道院が創設されて以来、ギリシア正教最大の聖地となり、現在では20の修道院と多数の付属施設からなる。
聖地として崇められたのは、紀元前後辺りからで、古代ギリシアの文献に名前だけは載ってるとかいないとか。
マリア様が美しい風景に感動されて滞在した地とされる。
1046年、ビザンチン帝国から聖山の名称を与えられ、オスマン・トルコの支配下にあっても一定の自治が認められた。


なんだかんだと苦難の連続であるアトス最大の苦難は、1944年、枢軸国であったブルガリアにUSSRが進攻、
ヨシフおじさんが命令したか定かではないが、徹底的な弾圧を受け、壊滅に近い損害を受けた。

ところが、余りに険しかったため山頂を中心に修道院などが破壊されぬままであり、各国の支援を得て、今に至る。

1926年、ギリシアの領土に属し行政はギリシアに属するものの、大幅な自治権を有する自治体である証明をギリシア政府から取り付け、
極めて独立性の高い地域となった。陸続きなのに、船じゃなきゃ入れなかったり。徒歩でも行ける?行けるが辛いぞ?
アトス山はものすごく厳しい修行の場の為、男性の居住は18歳以上のギリシャ正教徒で無ければ不可能。
入山にも特別の許可を必要とし一日8人までしか許可されず、女性は近づくことすら許されない。
もし無闇に侵入した場合は、縄で縛られて路肩に放置されたのをギリシャ政府が受取に来るまで我慢しなければならない。
流石にEUからは「男女差別だ」と批判されているがギリシャ政府は「我々の主権が及ばない場所だ」として聞く耳を持っていない。
アトス山はギリシア正教であるためX'masは12月7日程度に存在するが、当然祝う事はない。

一部ゲームにおいて、筋肉野郎が修行していたりするが、間違い無くアトスが元ネタである。
何処ぞの賢者さまもアトスと言うが、命名からみると、アトス山が元ネタの可能性がある…と、私は思うんだが。

なお、似ているがアトラス山脈とは全く関係が無い。当然悪魔や凶鳥やマーラ様には全く関係が無い。

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