登録日:2025/08/11 Mon 01:17:00
更新日:2025/08/11 Mon 02:12:03NEW!
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▼ブラックロック採石場▲
アメリカ政府の機密機関「FBC:Federal Bureau of Control(連邦操作局)」が認知している異次元空間、平行世界の一つ。
その名の通り黒い鉱石であるブラックロックが大半を占めている異次元空間。
いくつかの岩石は不明な力で空中に浮かんだまま静止しており、一部の岩は「島」と呼ばれるほどに巨大。
太陽や月らしきものは見当たらず、常に夜明け前や日没直後のような薄暗さを保っている。
空は雲一つない満点の星空で、天の川も見える。
▼採石場スレッショルド▲
「スレッショルド」とは、人々の集団的無意識によりそのフィールドの「周波数」が変動して別次元・平行世界に繋がった場所のことである。
「採石場スレッショルド」はニューヨーク州ニューヨークシティに位置するFBC本部「オールデスト・ハウス」のメンテナンス・セクターに出現し、安定しているスレッショルドである。
後述の通りこのスレッショルドで採取できるブラックロックはFBCにとって非常に有用であるため、大規模な採石が行われている。
これが「ブラックロック採石場」と呼ばれる所以である。
採石場スレッショルドの遠くに見える場所。
ヒトが採石場に長時間いると意識が「街」に向いたまま動けなくなってしまう。
▼採石場ベータ▲
「採石場ベータ」はブラックロック採石場の
別の地点である。
パワーオブジェクト「ソングマスターのジュークボックス(OOP10-KE)」に特製のトークンを入れると、トークンを入れた人間が転送される。
レンジャー部隊
チャーリー7が「採石場スレッショルド」から採石場ベータに辿り着けるか試行したものの失敗している。
なお、ジュークボックスの曲『A Song for the Others』が終了すると強制的に元の場所に戻されるが、採石場ベータ内で死亡した場合は遺体がその場に放置される。
採石場ベータにある背の高い石の建造物。
4つの「島」と連動しており、全ての島で儀式を行うとフォーメーションにあるフォーメーションが壊れ、元の場所に戻る出口が現れる。
採石場ベータでその存在が確認できる。
■ブラックロック■
この世界の多くを占める鉱石。
斜方晶系で、自然に直方体のタワーが形成される。
キャスパー・ダーリング博士の研究によると、RCU世界の全ての超常現象は「共鳴体」と呼ばれる既知の科学の範囲外にある振動、周波数、波形、フィールドにより
現実が変貌させられて起こるとされている。
そしてブラックロック鉱石には
「共鳴体」を無効化する力がある。
通常のブラックロック鉱石より貴重なブラックロックの結晶。
ダーリング博士が開発した、敵対的な共鳴体から身を守るハーネス「ヘドロン共鳴体増幅器(HRAs)」の製作に必要な素材。
▼ブラックロック及びブラックロックプリズムを用いたFBCの備品・武器▲
パワーオブジェクトや変貌アイテム、超常現象生命体の収容に用いられるパネル。
どれだけ強力な現実改変能力があろうと、このパネルで囲めばだいたいどうにかなる。
オールデスト・ハウスの各部署の間にある空間と隔壁。
何重ものブラックロック製シャッターと長い橋により他の部署と繋がっており、シャッターを下ろすことで汚染された区画そのものをロックダウンできる。
ダーリング博士が開発したハーネス。
装着者は
ヘドロン及びEID-19929の共鳴体を増幅させ、その加護を受けることができる。
ブラックロックプリズムが使用されている。
次元研究部署にあるヘドロンが収容された部屋を塞ぐように備え付けられた巨大なHRAs。
同じくブラックロックプリズムが使用されている。
ワシントン州コールドロンレイク付近にあるFBCの研究施設「レイクハウス」にて開発された武器。
ブラックロックの粉末が入った弾頭を高速で射出する。
チャージショットが可能で、チャージ時間に比例して弾頭の飛距離が延びる。
超常現象生命体の制圧に用いられていた。
こちらはブラックロックランチャーの亜種で、オールデスト・ハウスで開発された。
ブラックロックの粉末を連弩の如く高速連射する武器。
ヒスに汚染されポルターガイストと化した変貌アイテムの抑制に用いられる。
闇の存在に支配された
ダイアナ・マーモント博士により使用された。
FBC捜査部門の戦闘員が束になってかかってきても返り討ちにした「闇に支配されたジュール」を、たった一回ブラックロックで殴っただけで昏倒させていた。
▼ヒル(QE-1)▲
ブラックロック採石場で発見された超常現象生命体。
IDの「QE-1」は「Quarry Entity-1(採石場生命体1号)」の略称だと思われる。
その名の通り大型犬サイズのヒルのような外見の生物だが、ヒトは襲わない。
ブラックロック鉱石に吸着して摂食し、白い粉末を排泄する。
摂食されたブラックロック鉱石はその効力を失う。
また、体内で「ヒルの真珠」と呼ばれる緑色に発光する球体の汚染物質を生成する。
この汚染物質にはヒトの細胞を損傷させる短波長電磁波を放出する性質があり、非常に危険。
大量に群生し、大型の成熟ヒルは体内に複数の真珠を保持している。
なお、前述の「街」からも真珠の電磁波が確認されたことから、ヒルが街からやってきたことがFBC研究部門により推測されている。
FBCにとって必須のブラックロックを摂食する上に汚染物資を生成する害虫であるため、これを駆除するために定期的に志願部隊「ファイアブレイク」が派遣されている。
▼ヒルの作中の出番▲
ヒルの大群が採石場に拡散し、連邦操作局にとって重要なブラックロック採掘作業を脅かしている。
──ハンク・フラワーズ
(FBCファイアブレイク・イニシアチブ・リーダー)
2025年、
2019年に起きたヒス禍から未だにロックダウンされたままのオールデスト・ハウスにて、志願兵「ファイアブレイカー」達がヒルの駆除と「真珠」の除去のため採石場スレッショルドへ派遣された。
ファイアブレイカー達はヒス生物やアストラルスパイクの妨害を受けながらもレベル1〜2区画でヒルを多数駆除して「真珠」を回収し、レベル3区画にて被害が及ばないよう集めた真珠をシャトルに載せて軌道上に打ち上げ、ファイアブレイク本部へ帰還した。
『Surviving the Workplace | Ground Control(FBC:Firebreak)』
「ファイアブレイク・イニシアチブ」のアシスタントであるジェリー・スタンディッシュにより製作されたFBC局員向け教材…という設定の実写の人形劇。
任務「地上管制」の概要を人形劇でユーモアを含めながら解説している。
FBCは『Control』でも「スレッショルドキッズ」という人形劇の教材を製作しており、よほど気に入ってるらしい。
ヒル(QE-1)は黒い風船で再現され、「真珠」を後生大事に抱えたデイブが犠牲になった。なんてこったデイブが死んだ!この人でなし!
YouTubeのRemedy Entertainment公式チャンネルで配信されている。
▼その他の採石場で発見された生物▲
蠢動し続ける、黒い岩の集合体のような生命体。
無差別に襲いかかり、波長で攻撃する。
余剰次元「アストラル・プレーン」と現実世界の両方に存在するメタ構造の生命体。
何故か採石場スレッショルドを複数体で徘徊している。
後述のヒスの汚染には無敵。
異世界からの侵略者。
現実を変貌させる侵略的且つ知覚を持つ振動。
2019年10月29日にザカライア・トレンチ元局長が開いた未知のスレッショルドから出現しオールデスト・ハウス内部を侵略した。
採石場ベータにある4つの島で儀式を終えるとフォーメーションに出現するヒス生物。
元は人間だがヒスによる腐敗により原型を留めない「ヒス変化」と呼ばれる形態に変異している。
辛うじて原型を留めているのは四肢と下顎のみで、身体は縦に切り開かれたかのように抉れ、頭部からは巨大な翼が生えている。
非常に高い物理的耐久性と、姿を不可視にする能力、強力な衝撃波を放つ能力を持つ。
巨大な焼却炉の姿をした生命体。
オールデスト・ハウスのメンテナンス・セクターで発見されたものとは別個体。
ヒスの汚染に対して無敵で、投げ込まれたものは何でも食らう。
追記、修正はヒルを駆除してからお願いします。
- 途中で投稿してしまいました。 -- 名無しさん (2025-08-11 00:04:39)
最終更新:2025年08月11日 02:12