エキソジェニック・マス(超常現象生命体)

登録日:2025/08/11 Mon 03:43:00
更新日:2025/08/12 Tue 07:30:11NEW!
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エキソジェニック・マスは、『レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)』に登場する超自然的な生命体である。

意味は「外因性物質」。通称は「エキソ」。

●概要●

アメリカ政府の機密機関「FBC:Federal Bureau of Control(連邦操作局)」により発見された超常現象生命体

外見はピンク色の丸みを帯びた塊の集合体で、ピンクの粘土やクリームのようにも見える。
粘着性が強く、あらゆる表面に付着する。
また、揮発性が非常に高く、中〜高速の衝撃を受けると破裂する。

特に、ところどころに出現する濃いピンク色に光る結節は衝撃を受けると爆発し、人体に致命的な損傷を与える可能性がある。 
また、この結節は近くに生物の気配を察するとひとりでに爆発するという地雷じみた性質を持つ。

更に知性の兆候があり、目立たない場所から増殖することにより発見と破壊を免れようとする狡猾さを持っている。

身体に付着した場合は、シャワーで洗い流すことが可能。

●起源:事件番号21-HQ-754●

2025年、ニューヨーク州ニューヨークシティのFBC本部「オールデスト・ハウス」にて起きた事件。

研究部門の下級研究員二人がパノプティコンの独房から変貌アイテム「ラジオループアンテナ(AI55)」を盗み出して研究セクターにて使用した結果、未知のスレッショルド──異世界の入り口──が出現し、そこからエキソジェニック・マスが大量発生した。

オールデスト・ハウスは2019年のヒス禍以来6年間もロックダウンされ続けており、事件を起こした職員は職務を放棄して「ラジオループアンテナ」の力でオールデスト・ハウスから逃走しようとしていた模様。

犯人二人は全てのセキュリティクリアランスを剥奪され、雑用に従事させられた。

●その後の経緯●

変貌物質実用イニシアチブ(Altered Material Utility Initiative)に基づき、FBC研究部門によりエキソジェニック・マスを何らかの形で実用化できるかの研究が行われた。
その結果、知性の兆候がある、爆発しやすい、あらゆるものに付着するという3つの特徴により必要な信頼性基準を満たしていないとされ、スレッショルド封じ込めが実施され、さらにエキソジェニック・マスの駆除のための機械の開発が進められた。
やがて研究部門は特定の周波を放つことで一定範囲内のエキソジェニック・マスを破裂させ一掃する「エミッター」と呼ばれる大掛かりな機械を開発した(アルファ、ベータ、ガンマの3基)。

なお、エミッター開発費用の請求書は何故かファイアブレイク・イニシアチブリーダーのハンク・フラワーズに送られた。
ファイアブレイク・イニシアチブ部署は「志願者を募ってオールデスト・ハウス内のあらゆる問題に対処する」という部署であり、請求書を送るのはガチでお門違いと思われる。
ハンクもこれに対し、研究部門リーダーのエミリー・ポープに苦言を呈していた。

作中の出番

FBC:Firebreak(RCU)

  • 任務「周波数変更」
アクティブなスレッショルドからピンク色の起爆性の高いエキソジェニック・マスの塊がオールデスト・ハウスに侵入した。

2025年、志願者「ファイアブレイカー」達にロックダウン中のオールデスト・ハウス内の様々な問題を対処させる部署「ファイアブレイク・イニシアチブ」に破損したエミッターの復旧とエキソジェニック・マスの駆除の任務が与えられた。

シェルターで封じられた研究部門のオフィスに派遣されたファイアブレイカー達は、ハンク・フラワーズの指示の下でヒスやエキソジェニック・マスの激しい妨害を受けながらも、レベル1〜3区画でそれぞれガンマエミッター、ベータエミッター、アルファエミッターを修復して再起動し、エキソジェニック・マスを一掃してエレベーターでファイアブレイク・イニシアチブ部署本部へ帰還した。

『Surviving the Workplace|Frequency Shift』

ファイアブレイク・イニシアチブアシスタントのジェリー・スタンディッシュが製作したFBC局員向けの教材という設定の実写人形劇。

二人のアレックスがエキソジェニック・マスに対して適切な距離を保ちながら模範的に対処した一方、デイブはエキソジェニック・マスをゴミ箱に入れようとした挙げ句全身ピンクまみれになった挙げ句、ヒス生物の攻撃で爆死した。なんてこったデイブが死んだ!この人でなし!

YouTubeのRemedy Entertainment公式チャンネルで配信されている。

▼関連アイテム▲

  • ラジオループアンテナ(AI55)
外見は旧式無線機。
詳細は不明だが、一定範囲内のフィールドの周波数──共鳴──を変化させてスレッショルドを出現させるアイテムだと思われる。
元々収容セクターのパノプティコンにて収容されていたが、二人の下級研究員により盗み出されてオフィスの一つで使用され、未知のスレッショルドが出現してエキソジェニック・マスが大量にオールデスト・ハウスへ侵入してきた。

なお、このアイテムはそのまま放置され、アルファエミッターの操作盤がある区画の二階の壊れた収容室で確認できる。
スレッショルドは未だに活性状態で、その独房だけ天井が無くなりピンク色の空が見える。

追記、修正はピンクになってからお願いします。

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最終更新:2025年08月12日 07:30