獄門塾殺人事件(金田一少年の事件簿)

登録日:2011/05/25(水) 01:04:58
更新日:2020/04/08 Wed 23:46:16NEW!
所要時間:約 32 分で読めます




Who killed Cock Robin?
誰が殺した? クックロビン

I, said the Sparrow,
それは私 とスズメが言った

With my bow and arrow,
私の弓に矢を番え

I killed Cock Robin.
私が殺した クックロビン


獄門塾殺人事件とは、金田一少年の事件簿での事件の1つであり、かつて金田一少年が解決した事件のうちの一件。
単行本上巻、下巻に収録。全15話。
テレビドラマでは単発スペシャル6作目として2014年1月4日に、テレビアニメでは「R」第10話~第14話として2014年6月7日~7月5日にかけて放送された。
アニメ版での容疑者リストの順番は上段が左から鯨木、厳島、草太、絵波、氏家で下段が濱、霧沢、海堂、中屋敷、式部、近衛でバックはR共通。
登場する怪人は「スパロウ」。

『金田一少年』史上でもかなり大胆かつ大掛かりなトリックが用いられている。また2ちゃんねるではキャラの専用スレが立った程であった。
この事件では「タロット山荘」、「仏蘭西銀貨」同様に「読者側に犯人の一人はわかっている」方式、所謂「倒叙形式」となっている。
その為、「共犯者は誰なのか」「どうやって殺人をしたのか」を推理するのが醍醐味となっている。

2014年新春に単発ドラマ化された際には登場人物や人間関係が大幅にアレンジされている。


以下、ネタバレにご注意下さい。



【事件の始まり】

スパルタで知られる学習塾「極問塾」別名獄門塾。進級も危うい一は、美雪に連れられ極問塾恒例の「合宿授業」に嫌々ながら参加する事に…。
しかし、その合宿先は「地獄の傀儡師」高遠遙一から送られてきた“犯罪ガイドマップ”に記されていた場所だった。
一方、明智警視の元にも高遠から犯罪ガイドマップが届いていた。高遠に何らかの動きがあると察した一と明智はそれぞれ受講生と講師として合宿に参加する。

極問塾の2つの合宿所を舞台に、一&明智警視vs高遠遙一の宿命の対決が今、再び始まろうとしている…!!


【事件関係者達】
CV:浅沼晋太郎
不動高校2年生で極問塾塾生。文系Bクラス。
千家に代わる準レギュラーキャラ。
偶然なのか故意なのかは不明だが、長編で始めてメインとして関わって来たのが千家と同じく、学習塾(しかもかなり厳しい)が舞台の事件である。
この事件では容疑者の一人。千家の例もあり、不安だった人も多かった筈。藍野とは親友だった。
連載中では美雪を巡って恋のライバルに近い扱いだったが、今回の事件では離れている美雪に代わって相棒的な役割を担ってくれている。
1期の青羽剛から声優が変更された(現在同氏が所属している劇団四季が副業を認めていない為)。
茂呂井殺しの際、不安そうな美雪に「俺がついてるよ」と男らしく決めてみせたまでは良かったが・・・その言葉は美雪の心には全く響かず、それどころか、彼女の満面の笑みは後から来た一に対して向けられた。 哀れ…。

  • 中屋敷学
CV:高橋英則/演:前田公輝
極問塾塾生。文系Aクラス。フレンドリーないい奴。
彼も藍野の死で虐めグループに疑惑を抱いていた。
連載中、一人だけ尋問シーンが無かった為、単行本化の際に加筆された。

ドラマ版では一番キャラが変更されており、彼がいじめグループのリーダー。
演じているのは元てれび戦士かつ実写版「ひぐらしのなく頃に」で前原圭一を演じた前田公輝。
原作、アニメ版では最後まで生き残ったが、ドラマ版では殺害された人物。

  • 式部清子
CV:木下紗華/演:三吉彩花
極問塾塾生。文系Aクラス。メガネっ娘。かなり可愛い。だがアニメではややキツめな性格。
濱や美雪など、女の子には態度をコロコロ変えていた辺り、ちょっとそっちの気があるのかも…?
Aクラスには茂呂井と入れ替わる形で昇格したらしい。
合宿中もこっそり携帯を持っていたが、どうやって持ち込んだのか、何に使ったのか、全て不明である。
ドラマ版では竜二が原作の式部の立ち位置を担っている為、性格上原作の中屋敷の立ち位置に。
名前の由来は紫式部+清少納言。

  • 濱秋子
CV:金元寿子/演:波瑠
極問塾塾生。文系Aクラス。
ショートカットの地味系だが可愛い。
一や美雪にも親身になってくれているが、どこか暗い影のある女の子。
ただ、事情を聞かれている時の態度は、やや非協力的。

  • 茂呂井連
CV:小田久史/演:大石悠馬
元極問塾塾生。元文系Aクラス。得意科目は英語。
ぽっちゃり系で、鯨木のパシリ。何かに怯えた様子を見せていたが…
最初の死亡者で、極問塾でテストを受けた後に「マジシャンズ・セレクト」の毒針のトリックで死亡。
ドラマ版では元塾生で最初の死亡者という点は変わりないが、原作の霧沢の立ち位置を担っている為、元理系グループで両親が医者という設定になっている。

  • 近衛元彦
CV:清水一貴
極問塾塾生。理数系Aクラス。得意科目は化学。
三白眼のイケメン。
女好きなようで、美雪に盛んにモーションをかけていた。
二番目の死亡者で、死後は化学の「燃焼」に見立てて燃やされる。
しかし、こと切れる寸前、ダイイングメッセージを残した。

  • 絵波ゆりか
CV:五十嵐由佳
極問塾塾生。文系Aクラス。得意科目は古文。
とろんとした半目のコギャル系。ボインちゃんで、胸元が開いた服を着るなどしてアピールしていた。
一に一目惚れしてたらしく、コ○ドームを持ち込んでいた一が美雪と別行動であることを嘆いた際、遠回しな夜のお誘いをしていた。
重度のソバアレルギーらしく、一度死にかけたことがあるらしい。
三番目の死亡者で、死後は「竹取物語」に見立てられて竹やぶに放り込まれる*1

  • 海堂瞳
CV:あいざわゆりか
極問塾塾生。理数系Aクラス。得意科目は生物。
超絶態度の悪いイヤな女。目つきも異常に悪い。霧沢・氏家曰く「神経質でムラっ気がある」。
自分に楯突かない美雪には比較的優しかった(近衛に関わるなと忠告)り、一にも獄門塾のキツさを一々教えてくれたりする面も。
凶悪な表情で「あたし達六人は同じ穴のムジナ」と意味深な発言をしていた。
四番目の死亡者で、死後は「二重螺旋構造」に見立てられて赤と青のビニール紐でグルグル巻きにされた。
余談だが、テストを終えたときの表情がちょっと可愛い。

  • 鯨木大介
CV:木村昴
極問塾塾生。文系Aクラス。得意科目は国語。
大柄で見た目通りのヤンキーで、当たり構わず怒鳴る様は一に「酔っぱらいか?」と突っ込まれた。
こんなでも一応成績は良かったらしいが、ある日を境にカンニングする様になってしまったらしい。
かなり動揺が激しい一面があり、根は意外と小心者なのかもしれない。
五番目の死亡者。死後はドストエフスキーの「悪霊」に見立てて吊された。
アニメ版の声優は現在のジャイアン(剛田武)の人。

  • 霧沢透
CV:朝比奈拓見/演:栗原類
極問塾塾生。理数系Aクラス。得意科目は数学。
痩せ形で細目の少年。
基本的には気弱な好青年だが海堂の事は大嫌いらしく、彼女がいなくなったのを見計らって陰口を叩くところもある。合宿中、常に何かに怯えていた。
親は医者のボンボンだが、とある生徒への劣等感が原因で成績がガタ落ちし、その後も改善がないため勘当される寸前だった。
最後の死亡者で、死亡後にスケープゴートにされてしまう。
アニメ版でも同様に犯人の罪を着せられて殺されるが、こちらは海堂の殺害に使った赤と青のビニールテープなど、見立てに使われたアイテムがロッカーから見つかるというエピソードが追加された(そこに絵波殺害を暗示させる笹の葉も残されていた)。
ドラマ版で彼を演じたのはネガティブモデルでおなじみの栗原類。
ソバアレルギーなどの絵波ゆりかの立ち位置に変更されたが、振る舞いは近衛(アニメ版では鯨木)に近い。

  • 川上友花
理数系Aクラスの生徒。舞台設定の関係上、主要人物以外にモブ生徒も多数登場している。

  • 厳島蘭子
CV:竹内順子
極問塾副主任講師。国語・古文・漢文担当。30歳。
クールな性格で授業は厳しく、脱走者が出ても「前にもあった」と言うだけで知らん顔している。
服は地味だがかなりの巨乳(軽く見積もっても90以上はある)。
合理主義者らしく、劇中ではジャージ等の地味な服装だったが、普段着や髪を下した姿も見てみたい気がする。
殺人事件発覚後は急に弱気になり、一に協力的になる。根はいい人らしい。

  • 赤尾一葉
CV:???
極問塾講師。28歳。
ジッチャンが解決した『犬神家の一族』に登場する佐清のようなゴムマスクを頭から被った謎の男*2
英語担当で事件発生前は厳島先生とともに一の頭痛の種であった。
その正体は…。(コイツ高遠じゃね…と思ったやつ、先生怒らないから手を挙げなさい。)

  • 氏家貴之
CV:菅生隆之/演:北村一輝
極問塾主任講師。48歳。
白髪頭のオールバックのナイスミドル。物理・生物・化学担当。
建築家志望だったらしく、太陽荘、月光荘の改築は彼が行ったらしい。
だがその正体は犯人「スパロウ」の一人。
「月光荘」で読者の目の前で次々と殺人を犯していく…!?


【その他の人物】
  • 藍野修治(ドラマ版・マー・タイチ(馬 大和))
CV:羽多野渉/演:ニックン(2PM)
故人。元極問塾塾生。
アルバイトしながら塾に通う苦学生であると同時に、定期的に注射をしないと生きていけない病に冒されている(描写からするに、若年性糖尿病であると思われる)。
だがそれでいてバイト先の仕事もきっちりこなし、塾の成績も全科目トップと言う完璧超人。
彼の死には不審な点があるというが…?
ドラマ版では韓国からの留学生。名前と国籍以外は設定はほぼそのまま。

  • 溝岸刑事
CV:加藤清司/演:緋田康人
不動山署捜査一課のヅラ刑事。極問塾で発生した茂呂井殺害事件の初動捜査を担当。
正体を知らないまま目上の人間を邪険に扱い、正体を知らされるとヅラを飛ばしながら敬礼するのがお約束。
探偵学園Qにも登場してた人。
ドラマ版、アニメ版では原作の高慢ちきさはなく、一に対して少し理解を示していた。ヅラネタはなし*3
ドラマ版では身勝手な事を言うリン達に対して「迷惑?人1人死んでるんだぞ!?」と言うなど、良識的な大人になっている。


【レギュラー陣】
毎度おなじみ主人公。
今回は明智警視の依頼で高遠の「犯罪ガイドマップ」の調査と自身の成績アップのために合宿に参戦。
電脳山荘でも用意していた例の「ブツ」を隠し持っていたが、速攻で厳島先生に見つかってしまった。
塾の超過密スケジュールで精神崩壊寸前でドストエフスキーを「ドスとFカップ好き?」と空耳していたほど(アニメ版ではそこまで崩壊していなかったが、上の「ドストエフスキーの悪霊」を「ドSの悪霊」と聞き間違えていた)。
文系理系の選択を誤ったせいで美雪と離れてしまうが、分かれる前に明智に「そっちは美雪がいるんだから頼むぜ」と言っているあたり、表面上は嫌っていても、実際は彼を信頼していることがうかがえる。
ただ、携帯を隠して持ち込み、美雪にも同じく隠して持ち込ませることで、連絡方法だけは確保していた。
今回は適任がいなかったため、明智にやり方を教わり、初めての検死に(半泣きになって)チャレンジする。でも遺体とはいえ巨乳美少女の絵波の体をまさぐれたのはちょっと羨ましい…かも
アニメ版では携帯も没収されるが、代わりに明智が用意した連絡用の携帯を渡される。さらにドラマ版では李が用意した無線機に変更。
ドラマ版では「じっちゃん(耕助)は検死なんてしてねーから!」と更に半泣きになっていた。

毎度おなじみヒロイン。
優等生なので本来は塾になんて入らなくていいのだが、今回も「首吊り学園殺人事件」同様、一のお目付け役を兼ねて合宿に参加。
塾の過密スケジュールには流石に付いていけなかった。
中盤、自分では気付いてなかったがトリックの重大なヒントを目撃してしまい、危うく「スパロウ」に襲われるところだった(さすがに殺すつもりはなかったと思いたい…)が、偶々明智が来たおかげで襲われることは無く、事無きを得る。
茂呂井殺しの現場に居合わせた際は、一がまだ来ておらず、一緒にいた草太に「自分がついている」と言われても浮かない表情のままだったが、一が来た途端に輝く様な笑顔を見せた。
また、文系理系で離れ離れになっている間は、「早く声が聞きたい」と思うほど、一の不在を淋しがっていた(生徒が次々に姿を消していく事への不安もあったのだろうが)。
こんな子にここまで想ってもらえる金田一は、実に幸せ者である。
終盤では、一からのある「頼み事」を忠実に守ったことで、犯人を追い詰める決定的な証拠を示す役目を担った。
なお、現場にいながら終盤まで一と別行動している(しかもおりを見て会う事も出来ず、電話も中々出来ない)話は、非常に珍しく、後にも先にも、殆ど例は無い。
アニメ版では携帯も没収されるが、代わりに明智が用意した連絡用の携帯を渡される。更にドラマ版では李が用意した無線機に変更。

ご存知嫌味警視。
今回は極問塾の講師として潜入。
大学時代は講師のバイトで何人もの東大合格者を出した「伝説の講師」だったという更にイヤミな過去が露呈した。
早くから氏家が犯人である事を見抜いており、高遠の本性を伝えたり、一番の犠牲者は高遠の操り人形になっている人だと発言する等、暗に説得を試みている。
この事件は一と明智のダブル主人公となっており、見せ場はかなりカッコいい。
但し美雪に事件現場の見取り図の作成を依頼した事が、彼女の身に思いもよらない危機を招く事にもなる。
然し、結果的に何も起こらずに済んだからよかった様なものの、一に「七瀬さんは私がお守りしますよ」と宣言しておいて、自分から危険な目に遭う様な事をさせたのは迂闊であった。
第一、「金田一君に頼まれていつもやっているから」という理由で美雪に見取り図作りを頼んでいるが、一は美雪に単独でそんな事をさせたりはしない。

事件後はいつも通り一にイヤミを言うのかと思いきや、己の無力さを悔いる様な発言をしている。
アニメ版では、携帯を没収された一と美雪の為に、あらかじめ持って来ていた連絡用の携帯電話を、こっそり2人に渡している。

毎度お馴染みオッサン。
今回は本庁で留守番し、情報収集にあたる。
終盤にて高遠逮捕の為、部下を引き連れて包囲網を敷いた。

ドラマ版のみ登場。
原作の村上と式部の立ち位置で、濱に仄かな思いを寄せていた。
マーが受けていたイジメを知りながらも中屋敷たちを咎められなかったのを負い目に感じていたが、終盤で漢を見せた。
得意のビデオは残念ながらなし。

演:ウーズン(吹替:東地宏樹)
ドラマ版のみ登場。
香港九龍財宝殺人事件でも登場した、ICPOの捜査官。
「地獄の傀儡師」高遠遙一を追っており、一に協力を依頼した。
原作の明智警視の立ち位置。
エンディングでは一にせがまれたダイバーの玩具をちゃっかり自分の分まで買っているお茶目っぷりを披露した。
後にアニメ版の決死行もう1人の李刑事の代役で登場し、アニメ版とドラマ版では出番が増えた珍しいキャラとなった。


【ドラマ版オリジナルキャラクター】 
  • リン・ジーション(林 智雄)
演:リン・ボーホン(吹替:堀田勝)
台湾からの留学生。
メガネ君。原作の近衛に近い立ち位置だが、性格と振る舞いは霧沢に近い。
日本語はあまり上手くない。

  • メイ・スーイン(梅 素鶯)
演:ジニー(吹替:小暮智美)
リンやチェンと同様、台湾からの留学生。
キャラは絵波に近いが、海堂と同じ末路を辿る事に。
その際、赤と青のビニール紐を原作の海堂よりも大量に巻き付けられていた。
日本語上手い。

  • チェン・ジェンロン(陳 剣隆)
演:RYU(吹替:須田祐介)
リンやメイと同様、台湾からの留学生。
原作の鯨木の立ち位置。キャラはほぼそのままで、短気なのも臆病さも同じだが、鯨木よりは若干丸くなっている描写も。
日本語ペラペラ。

  • 堂島耕平
演:笠原秀幸
極問塾の副主任教師。
かなり頑固で偏屈な先生。
トリックが分かってロッジに戻ろうとする一にショットガンを向けるといった危ない一面もあったが、根はいい人。
原作における厳島先生の立ち位置の人物。


【舞台】
  • 極問
不動山市にある少人数制の塾。「学問を極める」という意味で「極問」。
かなり授業が厳しいらしく、自殺未遂をやらかした生徒もいるという噂が絶えず、「獄門塾」と呼ばれてしまっている。
Aクラス、Bクラスと分かれており、時折外部生を受け付けてテストも行われている。
実は黒い噂は殆どデマ。自殺未遂の原因は塾のやり方とは直接関係はなかった。

  • 月光荘
定例で行われている合宿授業の舞台。
ちょっとした樹海の中に建てられており、簡単には逃げられない完全管理の授業が3日間(ドラマでは5日間)続く。
普段の授業以上に内容は厳しいらしく、毎回脱走者が何人か出てしまうとの事。
だがその分、毎回合宿で一緒になった男女の中から数組のカップルが誕生するらしく、悪い話ばかりと言う訳でもない様子。
川の上流にあるのが太陽荘で、下流にあるのは月光荘。
場所以外は全く同じ作りらしいが…










【以下、事件の真相…更なるネタバレにご注意下さい。】









藍野君を殺したのは…あたしよ…

あたしが… この手で…
殺しちゃったのよ……


  • 濱秋子
この事件の真犯人「スパロウ」の一人。「太陽荘」側の犯人。
家庭の崩壊と塾でのイジメというダブルパンチを受け、自殺しようとした所を藍野に救われ、彼の励ましにより生きる気力を取り戻す(草太が言っていた自殺未遂を起こした生徒は彼女)。
だがそれもつかの間、虐めグループに騙されて、藍野の持病の薬を覚醒剤と誤認させられ、彼らに手渡されたビタミン剤にすり替えた為に、彼の死亡する直接の要因を作ってしまう(普段は陰湿な笑みを浮かべて虐めを行っていた割に、濱を騙す際には6人全員が態々神妙な口調や表情を作って演技していた)。
藍野の死後、本性を現した虐めグループから全てを知らされ、「やったのはお前だ」「余計な事は喋るな」と脅される。
発狂してしまうシーンはとても痛々しい…。

――誰が殺した? クック・ロビン――

それは



あたし



あたし



あたし――!!



「いやあああああああああああ!!」



この世の全てに絶望しきってしまった彼女は高遠の誘惑に負け、氏家先生と共に復讐殺人に走ってしまう。
もしもいじめグループが余計な事をしていなかったら、藍野と結ばれていた未来もあっただろう…。

ドラマ版でははっきりと「あいつらに復讐したい!!」と言っており、原作と比べてやや強気。
また、マーに明確に恋愛感情を持っており、彼の事が好きだったと告白した。



これは報いだ…!

お前たちがやったことの報いなんだよ?

  • 氏家貴之
上記の通り、真犯人「スパロウ」の一人。「月光荘」側の犯人。
藍野修治の実の父親。但し愛人との間にできた隠し子である(本妻との間には子供はできなかったらしく、愛人は藍野を産んですぐ亡くなった模様)。
社会的に父親だと名乗れない関係ながらも我が子としての愛情は胸の内に抱いており、息子の死の真相を知って以降は生徒たち全員が人の皮をかぶった悪魔に見えて絶叫しそうになる等、相当精神を病んでいた。
自分が高遠の操り人形として利用されていることは重々承知しながらも、我が子を殺された憎悪が勝っており、濱と共に高遠の計画を元に虐めグループへの復讐殺人に走ってしまう。
最後は高遠に粛正対象とされ毒矢を射たれるも、同じく毒矢で射たれそうになった濱を身を挺して庇い、二本の毒矢を受けて死亡。死に際に彼が想ったのは亡き息子の誇らしげな笑顔だった。

因みに濱については、彼女が修治の死の直接の引き金を引いた事を知っていたものの、寧ろ自分と同じく修治の死に苦しんでいた被害者として痛ましく思っていた様である。
「復讐殺人の共犯者」という悲しい関係であったとはいえ、お互いの行動を補助し合い、一の推理で追い詰められた際もお互いを庇い合う濱と氏家の姿は、血こそ繋がっていないものの正しく「親子」の姿であったといえよう(運命が違っていたなら濱は本当に氏家の「娘」になっていたかもしれないだけに、余計に切ないものがある…)。
彼の死に、一と明智は高遠への怒りを爆発させた(ドラマ版では怪我こそ負ったものの死亡していない)。

美雪に関しては、彼女がロッカーで何かに気づいた時、後ろにハンマーを持って立っていたのだが、美雪が気づいた「不自然さ」には、明智が来た後で気づいた素振りを見せているため、美雪の後ろに立っていた時点では、まだ気づいていなかったと思われる。元々ハンマーを何のために持ち出したのかも不明。多分、何かに使用したハンマーを返しに来た時、美雪がいて、彼女のつぶやきから何かについて不思議がっていることはわかったが、自分にもそれが何なのかはわからず、気づく前に美雪の口封じをするべきかどうか思案していた、といったところではないだろうか。結局明智が来たためにそれは果たせなかった訳だが、そのおかげで無関係な人間を巻き込んで危害を加えずに済み、余計な罪を増やさずに済んだという側面もある。

途中の思わぬアクシデントで予定外の「見立て」を行う羽目になり、その時の不用意な発言と行動で明智に不信感を持たれてしまう。
また、一にトリックを暴かれ、更にその彼から指示を受けていた美雪によって、決定的な証拠も露見することになった。


あったまワリーわねアンタ!

いい? 余計なこと言うんじゃないよ?

だってここにいる全員―

同じ穴のムジナなんだからさ…!

  • 海堂瞳
  • 近衛元彦
  • 鯨木大介
  • 絵波ゆりか
案の定、救い様の無いクズであり、殺されて当然の腐れ外道だったこの事件のクックロビン被害者たち。
その正体は極問塾でハバを利かせている虐めグループ。
近衛(アニメ版では鯨木)と海堂がリーダー格であり、劇中では主に濱と藍野がターゲットにされていた。

特に海堂は藍野の死に何ら罪悪感を持っておらず、笑いながら「ゲーム」と言ってのけた。
濱に対しても同じ穴のムジナだと嘲り、余計な事は言うなと恫喝するなど、かの古谷を彷彿させる外道っぷりである。
近衛も藍野の事件の後に濱に問い詰められた際に「やったのはお前だろ」と責任をなすりつけるなど、海堂と同様の外道さを見せる(アニメ版では近衛の外道さはそのままだが、上記の発言は鯨木がしている)。
鯨木は濱の回想では空気だったが、茂呂井への言動を見る限り海堂や近衛の同類だったのは間違いない。
絵波は他の虐めグループに比べると社交的で良識もあるように見える描写もあるが、藍野を死なせた件を悔いたりしている描写は全くないので、猫をかぶっているだけとも取れる(濱の回想では、海堂の上記の発言に同調し、冷ややかな横目で濱を見ていた。更にアニメ版では合宿前の虐めグループの集まりで、霧沢の「やっぱりあの(藍野修治を死なせた)ことで…!?」という発言に対して「まさか?」と答えており、反省していない事が伺える)。
唯一、一目惚れした一に自身の遺体を検死して貰えた事は、ある意味本望だったかもしれない。

四人の犯した罪は、(草太によると)仮に濱が警察に訴えたとしてもちょっとした罰を受けるだけで済んでしまう為、法で完全に裁く事が出来ないという卑劣さである。
しかも全員が取り調べを受けたにも関わらず逮捕されていないあたり、さり気無く完全犯罪を成功させている狡猾さが余計に彼らの卑劣ぶりを際立たせている。
(しかしそのせいで高遠の次の獲物に。天網恢恢疎にして漏らさずとはこの事である)

海堂・近衛の二人は濱の手で、以下の四人は氏家先生によってニコチン毒を注入されて死亡。
(特にアニメでは、トリック解明の際、濱が海堂に注射針を突き刺すシーンが追加されており、原作では描写されなかった外道への仇討ちの瞬間を見る事が出来る)
これこそ自業自得で因果応報であり、同情の余地等全く無いだろう。



  • 霧沢 透
  • 茂呂井 連
この二人もいじめグループのメンバーだが、気弱であるため「いじめに加わらなければ自分がいじめられる」タイプだったと思われる。

茂呂井は藍野への罪の意識からか塾を辞めてしまった為、真っ先に殺される事になってしまう。
(冒頭の台詞から言っても、鯨木に脅されていたことは確かな様である)
霧沢は劇中での異様な怯え方から後悔の念は持っていたと思われるが、厳しすぎる親のプレッシャーや他のメンバーの脅しもあった為逆らえず、塾を辞める事さえ出来ずに藍野の死を切っ掛けに勘当寸前まで陥ってしまう(勿論、藍野のせいと言うには余りにも酷なものがあるが)。
自らの存在を確立する為の手段が勉強しかなく、家にも塾にも居場所が無かったと考えると濱とは似た部分もある為、少し哀れではあった。

二人の性格上、藍野の殺害に積極的に関与したとは考えにくい為、藍野の病気の事も本当に知らず、彼らも覚醒剤だと騙されていた可能性が高い。
特に茂呂井は藍野の注射の場面を偶然見てしまったらしく、その後に「アレは覚醒剤だ」と吹き込まれたら信じ切ってしまうのも無理らしからぬものがある。
霧沢が海堂に対して愚痴ってたのも、向こうは虐めのリーダー格であり、霧沢からすればまんまと嵌められたも同然な訳だから、愚痴りたくなるのも無理はないだろう。
もしもこの二人のどちらかが自首してたら、この事件は起こらなかったかもしれない。
若干自業自得だが、こいつらもまた被害者だったとも言えよう。

アニメでは草太が一に藍野への虐めについて語るシーンにて、(草太から見たらそういう印象だっただけかもしれないが)見事に極悪面を晒しながら虐めていた。
そのほか、濱の回想シーンでも、ノリノリで虐めていたので、「首吊り学園」の仁藤と同じく、ただ死ぬのが怖かっただけなのではないか?と思われるので、同情の余地はかなり薄れる。
然し、霧沢は「こんな事になると思ってなかった」と言っている事から、原作同様に後悔の念は持っていたと思われる。
藍野の病気の事までは本当に知らず、ほんの嫌がらせ程度の感覚でやっただけだったのかもしれない。
ドラマ版のこの2名は下記の通り全く同情の余地等無い。




あ? お前らビビってんの?

だーいじょうぶだって、

俺達、何もしてねーし!

  • 中屋敷学
  • 霧沢透
  • 茂呂井連
  • メイ・スーイン
  • リン・ジーション
  • チェン・ジェンロン
(※ドラマ版)
ドラマ版の虐めグループは茂呂井が死んだ後も平然と授業を続けようとし、更にいじめの様子が映像化されている等、「嫌味でゲスな優等生」としての側面が極まっている(一は「なんなんだよあいつら……」と呆れていた)。
こちらでは、中屋敷と霧沢がリーダー格になっている。
ドラマ版の中屋敷は、表向きこそ原作の中屋敷同様の飄々とした雰囲気だが、実際は海堂や近衛の邪悪さに自己中心性まで加わった様な腐れ外道。
少なくとも(部外者の)一や美雪に対しては曲がりなりにも普通に接していた海堂と違い、一に些細な事でキレたり、虐めグループの仲間にも他の塾生にも暴君の如き態度で接していた。
(自習室に入れられた後も「カンニング…誰がチクりやがった?」とブツブツ呟きながらカッターで全員の顔写真をなぞったりもしていた)
いじめに関してチェンから聞かれた時にも海堂の「同じ穴の狢」発言をより酷くした様な上記の台詞で軽々しく返しており、更に聞かれると逆ギレして「お前ら裏切ったらどうなるか分かってんだろうな!?」と仲間全員を恫喝。
濱に対しても「早く忘れましょう!?」と自分のやった事を棚に上げた発言をしていた。
ちなみに、前述のマーが死んだ直後原作で海堂が濱に言った「同じ穴の狢」に相当する台詞は「俺達は何もしてないし、やったのはお前」
悪行以前に近寄りたくない人間性に改変されており、「この事件は自習室行きにされた中屋敷の逆恨み」というミスリードにもなっていた。
霧沢は嫌味で神経質な性格に変えられ、虐めには積極的で原作の近衛と同じ「アンプルをすりかえたのは君だろ」という台詞で濱を追い込んでいた。
チェンも原作で彼に相当する鯨木が時折見せた臆病さが強調されている面もあり、中屋敷の腰巾着と言った存在だったが、中屋敷がいなくなった途端に濱の分のおにぎりを横取りしようとしたり、佐木のテキストを強引に奪ったりしようとする等横暴な面も見せているので、あまり同情は出来ない。
茂呂井は原作通り臆病な性格だったものの、マーへの虐めを笑っている卑怯者の一面を見せており、原作の怯えぶりに比べると同情の余地は薄れる。
リンとメイも悪質な虐めを喜んでいるなど2人と同様のゲスだが、合宿中は特にこれといった悪事はせず地味な存在だった。
(特にリンの方は不機嫌面をしていることも多く、原作の霧沢と同様グループ内で疎外感を抱いていたのかもしれない)



  • 藍野修治(ドラマ版ではマー・タイチ)
氏家先生の隠し子。氏家の回想から、彼が実父だという事は知っている模様。
元々虐めグループのメンバーはそれぞれ得意科目のある優等生達であったが藍野には敵わず、霧沢に至っては挫折感で成績がガタ落ちするに至る。
そのため虐めグループの標的となった。
虐めグループに騙されて濱がすり替えたビタミン剤を誤って注射してしまい死亡してしまう。
ここまで読めばお分かりと思うが、藍野には全く非がなく虐めグループによる逆恨みと嫉妬が原因でいじめの標的となり、挙句殺されたのである

ドラマ版のマーは偶然に獄門予備校で7年ぶりに氏家と再会した事になっている。
母親はどうやら原作同様亡くなっているらしく、氏家はいつか機を見て(恐らくは大学入学後)自分が父である事を打ち明け、正式に息子として迎え入れようと考えていたが、その思いは見事に打ち砕かれてしまう事に…。
こちらも氏家が実父だという事は既に知っており、こっそりと彼当てに忍ばせたメモが涙を誘う…。


―ボクの事は、気にしないで。―
―ボクは、大丈夫。―

お父さんへ



  • 厳島蘭子
クールな素振りはあくまでも講師としての振る舞いに過ぎず、本来は優しく面倒見の良い先生。
一のエロ本や「例のブツ」を見ても事務所に預けただけで没収しなかった時からも伏線はあった。
藍野の様子を見に来た時に、彼の持病と境遇を知り、何かと気にかけていた。
下巻では講師として振る舞う必要もなくなった為か、一に積極的に協力してくれる。
そしてかなり態度が可愛い。
何らかの持病を持っているのか、クールに振る舞ってて精神的にきつい思いをしているのか、こっそり薬を飲んでいる場面がある。
今回の事件では塾側は直接の関係はなかったものの、世間的な評判は落ちてしまう事は確実だと思われるので、彼女には是非とも頑張ってほしいものである。


この事件の真の黒幕。
堪能な語学力と変装能力を生かし、英語講師「赤尾一葉」として極問塾に潜入する(「赤尾」をローマ字表記し、最初のAと最後のOの前にTを足して最後を伸ばすと「たかとお」、「一葉」は引っくり返すと「よういち」となる)。
作中では「教師としては有能」と言われており、塾ではまともに英語の授業を行っていた模様。
あえてバレバレの変装をしたのは一と明智に対する挑発と思われる。
防弾チョッキやアクアラングを用意するなど、いつもにも増して用意周到である。
観念した濱と氏家を大勢の警官隊や塾生たちの前で侮蔑し、挙句殺害に踏み切り氏家を非情にも始末する等、冷酷さにも磨きが掛かっている。

然し、彼が関与しなければ濱は自殺し、氏家は息子の死の真実が分からないまま泣き寝入り、虐めグループはそのままのうのうと別のターゲットを探して虐めを続ける*4のが確実であった事を考えると、剣持警部の殺人の時程では無いものの、法で裁けぬクズどもに死の制裁を与えてくれたダークヒーロー的な活躍をした事になる点は何とも言えない所である。
コミックスではラストに登場場面が追加されており、いつも通り公園で子ども達に人形劇を見せながら、また一を巻き込んだ殺人事件を起こす事を匂わせている。

ドラマ版・アニメ版では一の犯罪ガイドマップで旅立つ下りがない為、明智(リー)の元に殺人予告の人形が送られ、それを一が受け取った時に高遠が地獄の傀儡師の姿で出現し、マジックで消える宣戦布告のシーンがある。
アニメ版では大胆にも、金田一達の近くでその姿で子供達に風船を配っている。

ドラマ版では三代目相棒でお馴染みの成宮寛貴氏が演じていた。
こちらではこの事件が一との初対決となっており、前作の香港九龍財宝殺人事件も高遠が黒幕である事になっている。
日本のみならずアジアの各地で犯罪プロデュースを行っている国際指名手配犯となっており、犯罪者としての扱いが原作よりも遥かにレベルアップしている。
成宮氏の熱演もあり、「かなり怖い」。
特にクックロビンの詩を口ずさむ所は、その演出効果もあって、「金田一耕助シリーズ」や初期の「堂本版」金田一少年を彷彿とさせる寒気すら感じるおどろおどろしいものとなっている


誰が殺したクックロビン…!!

死者のお墓を掘るのは誰…?

「それは私」とフクロウが言った…

ピッケルとシャベルで私がお墓を掘りましょう…!!


そしてラストでは続編への伏線と思わしきシーンが…!
(それから半年後の2014年7月に「金田一少年の事件簿Neo」のタイトルで連ドラ放送が決定した為、続編の構想はあった模様)



君が"ハエ"だよ金田一君…!!





【ドラマ版】

日本とマレーシアとの共同制作の為、上記の通り登場人物が大幅に変更された。
  • 一たちと李が予備校で事件があった後に話し合う場所を李によって無理矢理車に乗せられて連れて来られた場所に変更
  • 極門塾の正式名称は「獄門予備校」。
  • 一は最初から美雪や佐木と一緒にいる。
  • 剣持警部は未登場。その為、金田一がマーが氏家の息子だと知るシーンはカット。
  • 二手に別れる場所まで乗る乗り物をボートに変更。
  • 上記の通りこの事件が一と高遠との初会合の為、序盤に二人の出会いを追加。
  • 高遠はゴムマスクではなく仮面のような物をつけている。
  • 美雪が金田一を獄門予備校に誘った理由が追加。(高遠の偽電話によるもの)
  • 霧沢がトイレで殺害される原因となった遅効性の弱い毒が入った食べ物を当日の昼に食べたカロリーゲットから、前日の夜に食べたおにぎりに変更。
  • 凶器が注射器だと断定される。
  • 合宿用の衣服がない為、塾生達は常に通学している学校の制服のまま。
  • 合宿の日程を5日に変更。それに伴い、高遠が現地の警察を呼ぶ。
  • 合宿の舞台はマレーシア。太陽荘・月光荘が太陽ロッジ・月光ロッジに名称変更。
  • 一と美雪・李が連絡を取り合う道具を携帯から李が用意した無線機に変更。
  • ドラマ版オリジナルキャラに加え、佐木(草太の代役)、リー(明智警視の代役)が登場する。
  • 月光ロッジの生徒は美雪・リン・メイの三人だけ。自習室に入れられたのは中屋敷で、自習室は太陽ロッジに変更。それに伴い、金田一が中屋敷にチェンのテキストが無くなった騒ぎについて聞くシーンはカット。また、ターゲットが皆殺しにされた為、月光ロッジの生徒は美雪1人だけに。
  • チェンのテキストが見つかる場所をドストエフスキーの小テストが行われた教室に変更。
  • チェン(原作の鯨木)の式部の呼び方を清子に変更
  • チェンのテキストがなくなった騒ぎの時、式部は「知らないわよ」とはっきり答えている
  • 最後のターゲットである中屋敷を殺したのは濱。つまり三人ずつ殺害したことになる。
  • 一が太陽ロッジ(原作の太陽荘)のメンバーから話を聞くシーンはカット。
    それに伴い、一が濱にチェンがテキストがなくなったって騒いでいる時に部屋から出てこなかった理由を聞く場所を食堂に、堂島先生がマーについて話すタイミングを推理の披露前に変更。
  • 李が氏家を見張っている為、一と情報を伝え合う相手を美雪に変更。
  • 式部清子の読みを「しきぶ せいこ」から「しきべ せいこ」に変更。
  • 式部の髪型を後ろで纏めた長髪に変更
  • マーは氏家が若い頃親の反対で結婚できなかった女性との子供と言う設定。つまりドラマ版では独身。
  • 李か氏家には身分を話している。
  • 氏家が犯人であることがはっきり分かる様な描写はカット。
  • チェンのテキストが無くなった騒ぎの時、チェンは金田一と佐木が話しているところに来る。また、チェンは佐木のテキストを奪おうとする。
  • マー(原作の藍野)の持病が「心臓の病」とある程度明確にされた。
  • 推理を披露する前、金田一は地獄の傀儡師に自分が勝ったら正体を現す様に言う。それに伴い、濱と氏家先生が動機を話した後、高遠は自ら変装を解いて正体を現す。
  • 濱がマーの病気について聞く場所をマーの死体が安置してある部屋に変更。それに伴い、マーの病気について話す人物を塾生から病院関係者に変更。
  • 濱がマーの持病について被害者達に問い詰める場所を教室から階段に変更
  • 濱及びマー(原作の藍野)へのいじめが映像で描写されている。マーが濱を虐めから助けるシーンも追加。
  • 氏家が美雪の背後に立つシーンが、そこで普通に出会うシーンに変更。更に、氏家を犯人と知らない美雪が、不自然さについてベラベラ喋ってしまうが、氏家はなんとかこらえ、美雪を襲う事無く、そこから去る様に指示する、というものに変更されている。更に、その直後にやって来た李の胸にすがって美雪が「怖かった」と吐露する
  • 太陽ロッジの外の門の配線を切ったのが濱だと判明する。
  • 太陽ロッジの外の門を見に行く時には既に朝になっていたので、堂島先生がショットガンで蝙蝠を呼び寄せて暗闇を作る。
  • 一や警察が高遠を追うシーンはカット。
  • 高遠に濱が人質に取られ、佐木が濱を救出する。
  • 濱と氏家先生が警察に連行されるシーンはカット。それに伴い、一が濱を説得するタイミングを、佐木が彼女を救出した直後に変更。
  • ダミーの薬の調達先を霧沢から茂呂井に変更。
  • 氏家は傷を負わされただけで死亡しない。
  • 原作よりも強調されるクック・ロビンの一節、イジメを止められなかった佐木の心情など、同じ予備校が舞台である「首吊り学園殺人事件」のオマージュと思わしき要素が組み込まれている。



【アニメ版】
  • アニメ1期とのブランクが非常に長いため、高遠って一体誰?となる視聴者用に金田一の高遠説明台詞がある。漫画本編と違い金田一がリストを貰って旅立っていない為、明智の所にマリオネットが入った箱が、金田一の所に犯罪ガイドマップが殺人予告として送られる。)余談だが、彼の名前の字幕が「高遠一」と誤植されている。
  • アニメ1期の映像は一切引用していないが、地獄の傀儡師の扮装はアニメ1期の魔術列車に登場したものと同じ。
  • 金田一は最初から美雪や草太と一緒にいる。
  • オープニングの茂呂井殺害時に一たちが赤尾と川上、モブ生徒を除いた全員が顔を合わせている。
  • 虐めグループのメンバーが茂呂井殺害直後(合宿直前)の夜に塾に集まっている
  • 金田一がバスガイドに話しかけるシーンはカット。それに伴い絵波が金田一に話しかける場所を樹海の入り口に変更。
  • 原作では、一は自分の携帯を隠して持ち込み、美雪にも同様に持ち込ませて、彼女との連絡方法を確保していたが、アニメでは携帯も没収されてしまう。その代わり、明智が連絡用の携帯電話を用意していて、一と美雪にこっそり手渡す、という展開に変更。
  • 高遠がゴムマスクを外すのが外ではなく室内。部屋内にはねじれたマリオネットがおいてあった。
  • 一の持って来た「ブツ」がエロ本へと変更された。
  • ドラマ版同様、氏家が犯人であることがはっきり分かる様な描写はカットされ、視聴者側に誰が犯人なのか分かりにくくさせていた。
  • 太陽荘メンバーの合宿用の衣服は赤色に変更。
  • 一の初めての検死は台詞のみで説明された。
  • 一が草太に話を聞く場面で、試験の各教科上位10人が掲示板にて発表されるシーンが追加。この事で、見立ての内容が「被害者が失踪した時に行われていた授業の内容」であると同時に、被害者たちが藍野に負けるまで得意としていた科目の内容」であることも仄めかされている。
  • 金田一が太陽荘のメンバーに話を聞く順番を変更。また赤尾には尋問せず、尋問シーンの金田一の台詞は赤尾の部屋を直接訪れた時に発言している。
  • 美雪がロッカーの不自然さに気づくシーンで、氏家と明智が登場せず、襲撃未遂のシーンは丸々カット。美雪はそのまま情報を一にメールで伝えている。
  • 一と明智警視が合宿所で起こった事を伝え合うシーンを美雪から推理に使えそうな写真がメールと一緒に送られてくるシーンに変更。
  • バスでトンネルを通過し、引き返すシーンはカット。
  • 近衛が殺されたロッカーに一緒に来る講師を厳島先生に変更。
  • 藍野は氏家が今の家庭を持つ前にできた子供。
  • ドラマ版同様、濱や藍野への直接的な虐めの様子が描写される(ゴミ箱の中身を浴びせかけられる、教科書を破かれる等)。
  • 虐めグループのリーダー格のうちの一人を鯨木に変更
  • 藍野の事件の後詰問した濱に対して「やったのはお前だろ」といういじめグループのメンバーを鯨木に変更。
  • 高遠が毒のバラで殺そうとする相手が、最初が濱になり、それを庇う形で、氏家にバラが刺さって原作の展開に至った。(その際なぜか氏家先生が笑顔になった)
  • 謎を解かれた後の高遠の行動が大幅に変更。炎の脱出マジックの範囲が自分の周囲だけではなく太陽荘ごと延燃に変更。高遠と金田一の直接対決シーンがカットされるが、代わりに一の顔に手袋をぶつけて去っていく(欧米では手袋を投げつける、もしくは相手の顔を手袋で叩く事は決闘の申し込みを意味する)。
  • 全てが終わった後の一の濱への説得。パトカーの前での言葉から、監獄に送った手紙へと変更された。


Good Luck! 名探偵君。 またお会いしましょう…!!

常に隣にありながら決して交わる事のない平行線の上で…!!




追記・修正誰がした?

「それは私」とアニヲタが言った…

PCに資料を携えて

私が項目直しましょう…

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