羽衣線

登録日:2013/05/04(日) 21:18:09
更新日:2025/02/02 Sun 16:57:29
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羽衣線(はごろもせん)は、鳳駅から東羽衣駅を結ぶ阪和線の支線である。
ラインカラーと駅番号の設定はない。

*1

概要

本線との直通列車は存在せず、運行距離は1.7kmと日本で最も運転区間が短い*2営業列車の一つである。
但し、泉州地区ではほぼ唯一東西方向をつなぐ鉄道路線のため*3利用者は多い。
元々は関西屈指のリゾート地・別荘地であった浜寺公園周辺へのアクセスのために敷設された路線である。
全区間単線である。


使用車両

  • 225系5100番台
長らく使用されていた103系に代わり、2018年3月17日より運転開始。
103系当時より長い4両編成を使用し、ワンマン運転を行っている。
この置き換えにより、阪和線の本線共に103系が引退した。
当然車内にはLCD案内表示器も設置されているが、何せ2駅しかないので持て余している。
  • 103系
3両編成で、本線からの撤退後も2018年3月まで使用されていた。
  • 123系
1987年7月から1995年6月まで使用。
荷物用電車のクモニ143を改造したもので、クモハ123-5・6が付番された。
201系をイメージしたようなユニット窓とブラックフェイスが特徴。
ラッシュ時には103系の先頭車を連結して運用することもあった。


駅一覧(といっても2駅しかないけど)

阪和線乗り換え。
25年以上前から快速が、一時期は特急「くろしお」も停車した駅だが、周りは見事に田舎住宅街である。
10分くらいあるけば、TOHOシネマズのあるアリオ鳳があったりする。
近くには地名の由来になった和泉国一宮・大鳥神社がある。

  • 東羽衣
南海本線・高師浜線(羽衣駅)乗り換え。
制服が可愛い羽衣学園の最寄り駅。また、羽衣国際大学は予備校主催の模試や資格試験の会場になることが多く、その際に利用する人も多い。
学校以外は特に何も無かったりする
今では考えられないが、かつては浜寺公園や海水浴場への行楽客でシーズン中は大変賑わったという。ライバルである南海電鉄との客取り合戦は熾烈で、南海はわざと列車を遅めに走らせて東羽衣駅へ通じる踏切を『開かずの踏切』状態にしてしまい客を露骨に羽衣駅へ誘導していた…というエピソードは今なお語り草。




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最終更新:2025年02月02日 16:57

*1 出典:Wikipedia URL: http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8a/%E7%BE%BD%E8%A1%A3%E7%B7%9A%E3%80%81%E7%8F%BE%E5%9C%A8%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B103%E7%B3%BB.JPG 日時:2016/01/06 出典者:てょうさんど

*2 他線との乗り入れの無い単独路線では、京王競馬場線の0.9kmが最も短く(ただし競馬開催時は本線からの臨時運行あり)で、他にも東武大師線(1.0km)や羽衣線と乗換できる南海高師浜線(1.4キロ)などが羽衣線より短い

*3 JR日根野駅と南海泉佐野駅間から、りんくうタウン経由で繋がれているが、りんくうタウン駅で折り返すことや同線の加算運賃が二重にあるため、運賃的に利用しやすいとは言い難い。他に水間鉄道は南海との乗換駅はあるが、JRとは乗換駅は無い