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超合金ヘビメタシェル 甲殻機動スーツ(アニメカービィ)

登録日:2011/07/02 Sat 22:30:57
更新日:2026/02/15 Sun 10:08:50
所要時間:約 5 分で読めるでゲス






カラビンビン カラカラビンビン……



「超合金ヘビメタシェル 甲殻機動スーツ」とは、テレビアニメ版『星のカービィ』第88話「はだかのエスカルゴン」に登場したアイテムのことである。


概要

デデデ大王Dr.エスカルゴンの殻を弁償すべく、ホーリーナイトメア社に注文した特注品。
見た目は金属製のカタツムリの殻といったところ。
割れた時の断面も、カタツムリと同じ渦巻き形状である。

いかにも硬そうな外見に違わず、どんな衝撃を受けてもビクともしない。
例えば、デデデ大王が叩き割るつもりで渾身のハンマー叩きを仕掛けても、ヒビ一つ入らず冒頭の台詞と共に全身痺れてしまう。
この防御力に加え、スーツの着心地も良い方らしい。

そもそもエスカルゴンは本来、いつもトレードマークである緑色の殻を背負っているのだが、
中身に興味を抱くデデデが叩いたことでヒビが入り、紆余曲折の末にとうとう真っ二つに割れてしまう事件が発生。
この悲劇にはエスカルゴンも泣きながら「悪魔!鬼!人でなし!デブ!サディスト!」と散々に罵倒し、なおも身勝手な好奇心を爆発させるデデデに怒ったフームは「弁償しろ」と要求、特注スーツの注文に至った。
二人にしてみれば壊した主犯が弁償して当たり前である。

こうした経緯から、スーツに求められた絶対条件は「何が起きても簡単に割れない」こと。
故に甲殻機動スーツはエスカルゴンの需要を完璧に満たしたドンピシャな商品であり、これには本人もご満悦となる程であった。


しかし、ホーリーナイトメア社の製品に「何も無い」は有り得ない。
その正体は着用者を魔獣に変えてしまうおぞましいスーツ。
始めのうちこそ着用者の姿は保たれるものの、時間経過?で肉体に異変をきたし、恐ろしい魔獣に形態変化する。
これにより、本当の性能を知らずに着用したエスカルゴンはどんどん様子がおかしくなり、巨大化して異形の姿となってしまった。


甲殻機動スーツが届くまでの代用候補

デデデの注文したスーツが届く、および元の殻の修理が完了するまでにフーム達が用意した殻。
  • タライ
  • ツボ
  • の毛
……隠せるは隠せるのだが、ガラクタみたいな品々にエスカルゴンはお気に召さず。
タライや鍋はまだしも、ツボは簡単に割れそうだし、羊の毛も火に弱そうだしで、とても甲殻機動スーツの次点とも呼べないお粗末な品々。

なお着替えの最中にデデデがスパイホッパーで盗撮を試み*1、エスカルゴンに気付かれ失敗に終わっている。
「壊されたー!わしの旺盛な知識欲は踏みにじられたぞい!」

  • サザエの殻
カービィが担いできた特大のサザエ……の殻。
サイズ的にもピッタリで違和感が無かったため、エスカルゴンは大喜びで気に入り採用した。
最後まで割れる描写もされなかったので、事によってはスーツ要らずで乗り切れたかもしれない。

しかし、デデデの目を欺くために隠れたら本物のサザエと勘違いされ、サザエの壺焼きとして危うく蒸し焼きとなりかけるハメに。誰が呼んだかファラリスの
サザエの殻が採用されたことをデデデは知らなかった為、発覚時には「お前はカタツムリと偽り、実は愉快なサザエさんだったかぞい!?」と盛大に勘違いした*2


魔獣マイマイゴン

スーツの影響で魔獣化したエスカルゴンの姿。口癖は「~シェル」。
マイマイゴンに変身した直後は目玉部分が無くなり、殻の奥に引っ込んで不気味に目を光らせ、殻の前方から両角を、口(?)から長い舌を出すのが基本スタイルとなる。
当然、既にエスカルゴンの意思は失われてしまっている。生かして解放するにはスーツの破壊以外に方法はない。

長い舌を武器に振り回し、角からは強力な電撃「マイマイビーム」を放つ遠近両用型。
それに加えて魔獣化する前からの高い防御力も健在。なので大抵の攻撃では、マイマイゴンにダメージを与えることさえできない。
ゲーム版で言うなれば『星のカービィ 鏡の大迷宮』のボス、メガタイタンに近いものがあり事実上の無敵。
舌の部分はさすがに柔らかいのだが、殻に閉じこもられてしまえば意味がない。


劇中での活躍

サザエの殻で逃走したエスカルゴンの前にとうとう届けられ、着用してカービィたちの前にお披露目が行われる。
二度とデデデに割られることも無いとご満悦だったエスカルゴンはしかし、スーツの邪悪な力にあてられ魔獣化してしまう。

マイマイゴンに変じた後は攻防ともに優れた能力でカービィ達を襲う。
デデデが勇敢に立ち向かっていったのをきっかけに、カービィがハンマーを吸い込みコピーして戦うも、一撃が強力なハンマーですら殻を叩き壊すことは叶わなかった。
そこでハンマーカービィは奥の手として「爆裂ハンマー投げ」を繰り出し、ハンマーが見事マイマイゴンの殻に命中。
爆裂ハンマー投げがマイマイゴンの防御力を上回り、真っ二つにして無事にエスカルゴンを解放したのであった。

これにより、デデデ当初の目的通りにエスカルゴンの中身が判明すると思われたのだが……。


余談

  • エスカルゴンの殻をめぐる一連の騒動は非常にネタが多く、殻の中身についてぶっ飛んだ妄想*3を繰り広げるデデデ、エスカルゴンの畳みかける罵倒、殻無しのエスカルゴンを「ナメクジ閣下」呼ばわりするブン、俗に言う「カラカ=ゾーイ*4」をはじめとした大量の迷言など、視聴者を腹筋崩壊させる要素にきりがない。
    • この騒動が描かれた回ではデデデ絡みのギャグ描写に流れる事が多い「デデデてんてこまい」が4回も流れた為、これも視聴者の腹筋を崩壊させた要素の1つになっている。

  • エスカルゴン本人も「殻は服と違って私の背骨みたいなもんなんでゲス!」と言っているように、実際のカタツムリの殻の中身は、内臓と密着しているため殻を外しても*5ナメクジにはならないどころか死んでしまう
    • ところが、当のエスカルゴンは割った殻からは体液が一滴も出ていない。それ以前のエピソードでも川や海に落ちたりしても直ぐにダメージを受けている様子がなく、実はカタツムリでもナメクジでも無いのでは?という疑問が浮かぶ。

  • 殻についての騒動だが、外国版では成人っぽいという理由で一部内容が変更されている。残当 




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最終更新:2026年02月15日 10:08
添付ファイル

*1 このメカはエスカルゴンが開発したもので、第27話で初登場して以降44話・59話でも使用されている。自分の発明品を自分自身を盗撮するのに使われたエスカルゴンの心境はさぞ複雑であっただろう。

*2 因みにこの時、エスカルゴンは熱せられていた殻に消火器を噴射された為、頭には泡がくっついてまさにサザエさんヘアー状態に……。

*3 「殻の無いエスカルゴン=全裸」から連想して、ボッティチェッリの『ヴィーナスの誕生』のヴィーナスの顔をエスカルゴンの顔にした雑コラが誕生した。

*4 「カラカ=ゾーイ」という表記の出処は不明だが、元ネタは恐らくニコニコ動画のコメント欄にて偉人の名前っぽく台詞を表記するネタコメントと思われる。もっと遡れば偉人aaシリーズが元祖になるのだろうか。

*5 「外す」というよりは「引きちぎる」と言った方が良いだろうが。