登録日:2011/02/25(金) 22:38:48
更新日:2024/10/17 Thu 12:07:45
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「伝説の超ド級バイオレンスアクション大作が新世紀に復活!」
この作品は、数々のクリエイターに影響を与えた名作「
魔獣戦線」の20年来の続編。
前作と同じく、母を殺されて自身も魔獣に改造された主人公・
来留間慎一が、その元凶たる父・
来留間源三に復讐を挑むと言う物語の骨子は変わらない
■ストーリー
前作のラストの影響で火山は噴火するわ嵐は起こるわ津波が直撃するわで世界はてんやわんやになった
それから11年後、200X年が舞台
いやらしい形のマラ・ビルで生活を送ってる少女・真利阿は自らの存在に疑問を抱いていた
そんな折、ビルに怪物…魔獣が侵入する
その戦いは地下にまで及んだ
そこで真利阿が見たカプセルで眠っている男、それこそは魔獣慎一だった!
前々から続きを描きたいと言ってた作者様の願望が実現した運びとなった
言うまでもなく絵はますます上手くなって緻密になり、益荒男っぷりがほとばしってる
でも前作にあった「勢い」が少し失われいるような気がするというファンもいる
それと言うのも、主人公たる慎一がなんかゴリラっぽくなって電波も受信しちゃったから
あと動物をあんまり外に出さないのもある……
こう書くとまるでペットに責任を持てないダメな飼い主のようだが、そういう意味では無いのであしからず
キリスト教な感じのなんやかんやを漫画を描こうとすると、アレな感じになって手に負えなくなるというのは通説だが、この漫画ではどうか?
A 虚無の果てはやはり虚無でした
軍神イブ…
軍神アダム…
キリスト…
ユダ…
「いろいろ忘れろ、俺はそうした!」
「でもあんただって、あのまま終わって良いと思っちゃいねえんだろ!?」
「だから忘れろ、その方がいい!」
前作の伏線など最初から無かったかのような続編だが、真説は石川作品において非常に重要
真説読まずして現在の石川世界を語ろうなどとは無理な相談
この作品を読めば、必然的に
ゲッターロボ・サーガや
虚無戦記がより一層面白くなる
理解が深まると、人によっては
魔界転生、
魔空八犬伝やら
柳生十兵衛死すやらなんやらに至るまで一本の線で繋がる
それと言うのも真説のあのラストのせいである
まさかあんな事になるなんて…
どういうラストかは読んで確かめて欲しいが、あえてヒントを与えるならば
[神] [宇宙] [進化] [兵器] [同化]
あー…いつもの展開だなこれ。
そのおかげで「ああ、あのラストの」としか話題に上らない作品と化してしまっている
石川世界に対してより理解を深めたいと言う方は読んでみてはいかが?
- 四巻の巨大化した慎一の戦闘が圧倒的すぎる、言葉に出来ない迫力、これが石川作品なんだと衝撃を受けたのは今でも忘れない -- 名無しさん (2015-05-29 01:39:35)
- 無印のマリアの説明を見ると、時天空の欠片に挑もうとした慎一は全知全能なのかな?見た目はとてもそうとは思えないけど。 -- 名無しさん (2015-05-31 18:25:42)
- 最終ページ段階(最終段階には非ず、本来必要とされる能力からすれば序の口のジにも至ってないだろう)を見るに、時天空に挑むには魔獣であれ機械のバケモノであれ三位一体が効果的(かもしれない)という事だろうか? -- 名無しさん (2015-11-06 16:11:53)
- ↑ 三位一体と言えばゲッターロボだな -- 名無しさん (2017-10-02 13:30:10)
- 情念とか勢いとかの評価は分かれるかもしれんが、慎一のパワーと怖さは圧巻 -- 名無しさん (2019-08-31 16:01:15)
- 続編というよりかはパラレルワールド的なものと思ったほうがいいかなあ。せめてコーウェンくんとスティンガーくんは出してほしかった -- 名無しさん (2023-09-05 15:04:29)
最終更新:2024年10月17日 12:07