CRぱちんこ仮面ライダーMAX Edition

登録日:2010/08/28 Sat 22:25:06
更新日:2025/07/06 Sun 17:07:29
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京楽が出した「ショッカー全滅大作戦」の後継機で、進化系パチンコ初のST機。
複雑なシステムや若年層向けの作品とのタイアップなどで、中高年層に人気のなかった進化系パチンコ*1
馴染みのある仮面ライダーとのタイアップで人気の盛り返しを試みた機種でもある。
しかし葡萄セグは相変わらずでわかりづらく、スペック面で若者からも敬遠されがちだった。

■スペック
賞球:3&10&15
大当たり確率:1/399.6→1/43.7
小当たり確率:1/115
確変突入率:100%
(ST74回転まで)
時短:70回転

振り分け
■ヘソ入賞
14R確変40%
潜確57.5%
突確2.5%

■潜確中ヘソ入賞
14R確変40%
突確50%
潜確10%

■電チュー入賞
14R確変100%
サイクロンモードの理論上継続率は82%
STなので潜確、突確でも74回転で確変は終了する
盤面は前作とさほど見た目は変わらないがサイクロンモード、大当たりの時は右打ち仕様になっている。役物は液晶上部のライダーベルト。

特徴は何と言ってもヘソ入賞の半分以上が潜伏確変と言うことであろう。
MAXタイプでありながら、初当たりの半分以上が潜確なうえにSTと言うのは過去にはない。
そのため最悪で「約1/400を引き当てたのに潜確、さらには74回転スルー。出玉一切なし。」などと言う悲惨な目に合うこともある。
ただ一度サイクロンモードに入れば以降は14R確変100%と言う爆発力がある。STで電チューでミドルボーナスが廃された機種はこれとあしたのジョーのみ。

■サイクロンモード
突確、または14R確変に当選後に突入する74回転切りのST。一部確定演出には懐かしの仮面ライダーたちが登場する。
ラウンド中の曲などはその大当たりで登場したライダーの主題歌が流れるなど凝っている(デフォはrider chipsのDreamerなど)。
また、サイクロンモード中やCMでも流れていたrider chipsのRide a firstwayは名曲でかっこいい。

■総評
小当たりと潜伏確変でモード移行させ、ドキドキ感を継続させる演出。逆に言えば「長く打たせようというシステム」でもある。
わかりづらいがセグを見てしまえば一発で分かってしまう。

そもそも潜伏確変自体に批判的な声が多い中あえてこのようなスペックにするなど、CRグラディエーターレボリューションの一件*2以来、京楽に良い印象を持つ者は少なくなってしまった。

■その後
株主総会で当時の京楽社長が「進化系パチンコは中高年から支持を得られなかった」と暗に失敗を認め、進化系パチンコは「びっくりパチンコ」へと移行することとなった。
…が、実のところ大して変わっていなかった。

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最終更新:2025年07月06日 17:07

*1 実際は小当たりの嵐と潜伏ループと出玉の少なさが原因で若年層からも嫌われていたが

*2 「グラディエーターを導入しなければ他のうちの台はこれからは導入させないぞ」と、抱き合わせを強要していたことが明るみになった