じごくのメンドーサ

登録日:2013/06/01 Sat 17:58:25
更新日:2025/06/27 Fri 23:08:23
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じごくのメンドーサとは、「ドラゴンクエストシリーズ」に登場するモンスターの一種。

●概要

ドラゴンクエストⅨで初登場。
青いローブを纏った単眼の神官のような怪人。
頭の両脇、及びローブの下からもヘビが飛び出している。
厳しい修行に耐えた魔界の賢者とも呼ばれており、ドルクマ、ドルモーア、ザオリク、ラリホーマ、マホカンタといった多彩な呪文を使いこなす。めんどくさい。
また攻撃を喰らうとたまにマヒする。キアリクめんどくさい。
弱点は雷と光。目眩ましということか?
ドロップアイテムは魔女の服かエルフの飲み薬。

絶望と憎悪の魔宮、宝の地図の洞窟の遺跡タイプのFランク、自然タイプのEランク階に出現する。
また他のモンスターのお供としてなら、アルマの塔周辺、セントシュタイン東の小島、宝の地図の洞窟の火山タイプのEランク階にも出現する。
この系統全てに言えるのだが、エンカウント時には地面から突然出てくる上に、当たり判定がけっこう大きく、避けるのが至難の業。
しかも、こちらに気づくとしつこく追ってくる。ステルスを有効活用したい。

みやぶるで解禁される2ページ目の図鑑によると、呪文を覚えるのが地獄の面倒さだったようだ。
……はぁ~

ちなみに、ポンポコだぬきの上位種「メイジポンポコ」は、このモンスターに弟子入りし、呪文を習得するために何百年もの修行を積んだという。
その結果、会得したのはバギ。普通のバギ。メラだのホイミだのと同列の初級呪文である。
ドルマゲスくらい才能がなかったのか、努力の方向が間違っていたのだろうか。

◆じごくのメンドーサ系統のモンスター

・スネークロード

系統最下位種。
バギマでこちらを攻撃し、ベホマラーで自分と他の魔物の体力を回復する。
ローブの下は無数のヘビが蠢いているらしい。

・ビュアール

系統最上位種。
主に宝の地図の洞窟に出現する。
オレンジの体色と黒い目玉が特徴。

完全2回行動で、ベホマズンで全員を完全回復させたり、巨大な津波でこちらを攻撃したりする。この津波攻撃はいわゆる固定ダメージで、ガードするかスーパーハイテンションでなければ110ダメージ前後(±10)食らう。
さらに怪しい瞳で一人を強制的に眠らせてくる強敵。

当たり判定が大きい、こちらに気づくとしつこく追ってくることから宝の地図の障害の一つとして知られている。
また、クラウンヘッドの顔に模様を描いた張本人でもあるらしい。


●外伝作品での扱い

・ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2 プロフェッショナル

ゾンビ系のBランク。
配合素材は、なぞの神官とスカイドラゴン。スカルサーペントではダメだったのだろうか。

特性はマヒ攻撃、ドルマブレイク、ときどきインテ。最強化するとつねにマホカンタがつくので常時呪文を跳ね返す(味方からの補助は受けられる)。
魔術師系らしく賢さと素早さが高く、攻撃力が低め。スキルは全体回復。

・ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D

上記とほぼ同じ。れっぷうのとびらに野生で出るが

・ドラゴンクエストモンスターズ2 イルルカ

配合方法は同じ。
新生配合でやみのはどう、メガボディ化でAI1~2回行動、ギガボディ化でベタンブレイクを身に着ける。


●余談

名前の由来は、ヘビのモンスターということで、恐らく「メデューサ」。
これを捩ったものと思われる。
ただ、なぜ「地獄の」などという単語を被せたのかは不明。
まさか、本気で「地獄の面倒さ」というダジャレを押し通そうとした訳ではあるまい…。

ちなみに「メンドーサ」という語自体は、スペイン語圏で人名や地名などにたまに使われる単語である。


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最終更新:2025年06月27日 23:08