GOD EATER 禁忌を破る者

登録日:2011/09/18(日) 01:29:04
更新日:2021/10/12 Tue 12:50:01
所要時間:約 7 分で読めます




バンダイナムコゲームスから発売されているPSP専用ソフトGOD EATERの公式ノベライズ。
原作の発売前にもプロデューサー・富澤佑介氏によりゲーム雑誌「ゲーマガ」にて書き下ろしショートストーリー:『GOD EATER -DAYS OF RUINS-』が掲載されていたが、本項目ではゲーム発売以降に出版された3作のうち、『禁忌を破る者』について説明する。


GOD EATER
禁忌を破る者



出版:ファミ通文庫
著:ゆうきりん
口絵・本文挿絵:曽我部修司
週刊ファミ通でダイジェスト連載されていた作品。
単行本は原作ゲーム発売後に出版。
原作の時間軸ではアリサ加入直後に相当する。


◇あらすじ>>
新米神機使いの実地演習に同行していたリンドウに、本部直轄の特務部隊「アーサソール」が予定を繰り上げて到着する、という報せが入る。演習を中止し部隊を迎える準備をしていたところ、彼は第一種接触禁忌種《スサノオ》と遭遇してしまう。
その現場に突如として出現し、リンドウを窮地から救い出したのが、接触禁忌種の討伐を専門とする「アーサソール」の面々であった。
しかし、彼らの背後には陰謀の気配が渦巻いており……


◇登場人物>>

ギース・クリムゾン
性別:男
年齢:17歳
神機:新型(ロングブレード/ブラスト/シールド)…神蝕剣タキリ/神蝕銃タキツ/神蝕甲イチキシ
神蝕装備を振るう、アーサソールに所属する新型神機使い。接触禁忌種を討伐し続けてきたため戦闘能力は非常に高く、《スサノオ》との戦闘中でも鼻歌を歌うなど余裕を見せる。
陽気で前向きな性格の一方で好戦的でもあり、アナグラに事実上軟禁状態されたときは待遇に納得出来ず怒りを露にし、《アマテラス》出現の際には嬉しさを隠さない。
《アマテラス》の炎で黒焦げにされても平気。《ツクヨミ》に空高く吹き飛ばされても無事。何だただのチートか。
マルグリッドとヴェネとは幼馴染。特にマルグリッドに対しては好意を抱いており、彼女を意識した行動も多いが、想いを打ち明けられずにいる。何だただのヘタレか。
戦闘後に記憶力が低下する症状を持ち、また物語が進むにつれ精神に異常を来たしてゆく。

マルグリッド・クラヴェリ
性別:女
年齢:16歳
アーサソールに同行する整備士の少女。ギースと同時期に新型神機の適合候補者として選出されたが、適合する神機が見つからず、整備士として部隊に参加している。神機の整備の他にも戦闘用のオラクルバレット調合も行う。本人は適合する神機が見つかり次第神機使いとして戦う意思を持つ。
優しく献身的な性格で、ヴェネ共々暴走しやすいギースのストッパーになっている。また人物紹介欄にすら社会的不適合者と書かれているギースの身の回りの世話をするのも彼女の役目。ギース爆発しろ。何!? 爆発しても無事だと!? 本部のゴッドイーターは化け物か!?
ギースとヴェネとは幼馴染であり、2人には「マリー」という愛称で呼ばれている。また、以前からギースを無自覚ながら恋慕している模様。
秘密主義のイクスと、彼が調整する《ニーベルング・リング》の機能に疑問を抱くが……

ヴェネ・レフィカル
性別:男
年齢:21歳
神機:無し(消失)
アーサソールの隊長だが、物語が始まる以前に《スサノオ》に神機を喰われ、現在は引退している。3人だけの小隊の管理と、移動用兼拠点の大型装甲指揮車《グレイヴ》の運転及び本部との連絡役を担う。
血気盛んなギースとは対照的に冷静沈着で、常に落ち着いた素振りを見せていることと感情が抜けたような表情・真っ白な頭髪から、リンドウには老人に見えた。
彼の神機を喰った《スサノオ》は未だ存命であり、アーサソールはその反応を追っている。彼と彼の神機とその《スサノオ》は物語の根幹に最も深く関わる。
ギースとマルグリッドとは幼馴染で、昔からいつも3人一緒だった。
最後に彼のリングピアスはピアスでなくなり、別の意味を持つことになる。
「体術ではギースを凌駕する」と書いてあるけど、そんな描写は1つも無い。

イクス
性別:男
年齢:30歳
アーサソールの管理官。役割は本部からの偏食因子アンプル提供と神機のオーバーホール。ギースが身に着けている首輪《ニーベルング・リング》の開発者。
常に他人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべ、ギースを完全に実験動物扱いしているため、周囲から好意的に見られることは一切無い。
作中ではアーサソールの真実とその目的を知る唯一の人物である。
「イクス」とはドイツ語で「正体不明」という意味で、偽名と思われる。また、カーゴ内に引き篭もっているのでプライベートな情報は皆無である。
取り敢えず「ムカつくおっさん」とだけ覚えていれば間違いはない。
「格闘術はヴェネを凌ぐ」とか書いてあるけど、そんな描写は全く無い。

雨宮リンドウ
ヨハネスの命令により、極東でのアーサソールの監視役として部隊に同行する。
ヨハネスと榊博士の両名から部隊の情報を極東側にリークするよう指示され、探りを入れる。
飄々とした言動はマルグリッドとヴェネの緊張をほぐすが、ギースにとっては火に油である。

ヨハネス・フォン・シックザール
本部からの通達を受け、到着するアーサソールの応対をリンドウに任せる。
イクスが情報の秘匿義務のため部隊員のメディカルチェックを拒否したので、極東支部におけるアーサソールの行動を制限。これには榊もギースもご機嫌斜めに。
本部に太いパイプを持ち、ロシア支部を傀儡化させているらしい。

ペイラー・榊
アーク計画をめぐりリンドウ共々ヨハネスと腹の探り合いを行う。
アーサソールの技術は魅力的だと語るが、それを得るためには手段を選ばないというヨハネスの姿勢には難色を示す。

楠リッカ
みんな大好きリッカ嬢。
本作ではたった15ページだけの登場。
ちくしょうめ!!
同じ神機整備士としてマルグリッドと意気投合し、第一部隊の面々を紹介する。

藤木コウタ
アリサ・イリーニチナ・アミエーラ
ソーマ・シックザール
チョイ役。
他にも誰かいた気がするけどまぁいいや。


◇用語>>}

アーサソール
名目上、接触禁忌種の討伐を専門とする本部直轄の特務部隊。各地を移動しながら接触禁忌種を討伐し、定期的に地域毎の支部に立ち寄っては極秘裏に物資の供給・神機と装甲車の整備を受けている。
どうやら部隊の目的は別にあるようだが、『the spiral fate』に登場する同名の部隊を見るに、その目的自体は達成されていた模様である。

接触禁忌種
通常種よりも遥かに強力な進化・或いは変異を経たアラガミ。
後述の強力な偏食場により一般の神機使いの接触を禁じられている、とされている。
このアラガミを討伐するための部隊がアーサソールである、が……

偏食場(〜パルス)
アラガミが発する、偏食因子やオラクル細胞を不安定化させる特殊な力場。通常種のものは問題無いが、第一種接触禁忌種のものは神機使いの肉体や精神にも影響すると言われている。
イクス曰く、これまで発見されたことのない「波」であるため機械での測定は不可能とのこと。
だが、本作より時系列が前の『地下アリ』ではこれを機械で観測している上、『ヘブン状態』、『the spiral fate』ではこれに関する理論まで確立している。

ニーベルング・リング
イクス開発の偏食場を中和する首輪。これを通してギース自身の健康状態も測定されている。
この首輪があるため、アーサソールは接触禁忌種と戦えると言うが、ぶっちゃけ対応しきれていない。
測定した情報は本部の管轄であり、極東支部側には公開されない。



『――なんで僕なんだ。なんで僕が項目変更に入れなくて、wiki籠りは入れるんだ』

『――なんで僕がアク禁依頼されたんだ。何故項目にロックをかける。どうしてこうもくをしょうきょいらいする』

『――僕だって追記したい。修正したい』

『――それなのに、何故』

『――何故――』

『――何故、僕じゃないんだ! 何故、書き禁なんだ!――めいでん!』

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最終更新:2021年10月12日 12:50