すごい屁(鋼の錬金術師)

登録日:2012/06/01 Fri 09:28:51
更新日:2024/05/06 Mon 08:19:31NEW!
所要時間:約 2 分で読めます




鋼の錬金術師の登場人物であるお父様の奥の手。
自分以外の錬金術の発動を無効化するというチート技であり、その効力はアメストリス全域に及ぶ。
エルリック兄弟と対峙した際には、(元々実力差があった所に)これを使って追い討ちを掛けた。
しかし傷の男やメイ・チャン、ホーエンハイムには何故か通用せず、お父様含めたホムンクルス陣営を驚かせた。



モーションは地面を軽く叩くことで「ぶわっ」という音が経ち、衝撃波のようなものが生じるというもの。



おまけ漫画では「一文字抜かしたらひどいことになる」との名目で「ぶわっ」→「ぶっ」と変えられたコラージュが掲載された。
厳密にはラフっぽく描き直されているが。
この時に書かれた作者公認の愛称は「すごい屁」。

そして元の技に特に技名は設定されていないため、この愛称が元の技を説明する際にも使われる様になってしまった。
非公式の愛称としては「錬金術封じ」等。







以下ネタバレ







アメストリスの錬金術は地殻変動の際に生じるエネルギーを使用するものだが、
お父様は地中に自身の「賢者の石」を埋め込み、ワンクッション置くことで錬金術の力を意図的に制限していた。
そのため「賢者の石」の力を強くすれば発動自体できなくなるというわけ。
あたり前だが本当に屁で発動を封じた訳ではない
シン国出身で、魂の反応を感知できるリンやメイ・チャンたちが、地中に人の蠢く気配を感じていたが、これは地中の賢者の石の気配と思われる。

傷の男やメイ・チャン、ホーエンハイムらに通用しなかった理由は、彼らの錬金術がアメストリス式の地殻変動に頼るものではなく、
大地を巡る気の流れである「龍脈」のエネルギーを利用するシン式のものであったため。
ホーエンハイムに関しては体内の賢者の石の力を利用した術であるため。 

最終決戦でも当然のごとく使用され、エルリック兄弟を戦力外にすることに成功した。
しかしそれを見越したエド達は、かつて傷の男の兄が考案した術式を用いて賢者の石の力を中和し、本来の地殻変動の力をフルに使用するというカウンターを用意していた。
(ホーエンハイムもほぼ同種の大規模なカウンターを仕込んでいたが)
最終決戦の最中に傷の男の協力を経てカウンターの発動に成功。すごい屁は破られた。

破った後については錬金術の力の制限がなくなり、地殻変動の力をフルに使える様になり錬金術が強化された(厳密に言えば弱体化がなくなった)。
「軽く錬成しただけでこれかよ」とエドが驚いており、どうもイメージよりも強いものが出来上がるらしい。


追記・修正はすごい屁を止めてからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 鋼の錬金術師
  • お父様
  • ぶわっ
  • ぶっ
  • おまけ漫画
  • 一文字抜かすと大変
  • すごい屁
  • 奥の手
  • フラスコの中の小人

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年05月06日 08:19