クリミナル・マインド(海外ドラマ)

登録日:2011/01/25(火) 21:11:03
更新日:2018/04/04 Wed 05:16:26
所要時間:約 6 分で読めます




―罪なる心を打ち砕け―



『クリミナル・マインド‐FBI行動分析課』は2005年9月からアメリカのCBSで放送されているテレビドラマ。
制作総指揮に元警察官やハリウッドの大物を起用している。
また、日本では無名の役者が比較的多い。

日本では2017年9月からシーズン12がwowowで放送予定。
米国では第13シーズンの制作が決定している。
また、スピンオフ作品『クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル』『クリミナル・マインド 国際捜査班』が放送された。

ストーリーはFBIの行動分析課(Behavioral Analysis Unit、通称BAU)のプロファイラーたちが犯罪心理“罪なる心(クリミナルマインド)”を読み解き、この世で一番病んでいる連中“シリアルキラー(連続殺人犯)”による凶悪犯罪を解決していくというもの。
一話完結のものが多いが、「リーパー」のエピソードなど数話に渡って事件が解決されるものもある。
各話冒頭と最後に偉人・哲学者・作家(ガンジーやニーチェ等)などの格言が引用される。

凶悪犯罪の中でもとりわけ残虐な犯罪者を扱うという設定なだけに、救いようの無い結末や悲惨な結末やバッドエンド的な結末になるバターンも多い。
何の罪も無い市井の人間たちが凶悪な犯人の手で悲惨な目に合うというハードなシーンを作中ではこれでもかと見せるので、そういう展開が苦手な人はたぶん、早々に視聴を取りやめてしまうかもしれない。
だが、それだけで無く、ハッピーエンドで終わる結末や、事件解決したことで被害者関係者たちの新たな人生が開かれるパターンもあり、そこらへんはバランスが取れている。



以下登場人物は第4シーズンの主なメンバーについて。

■アーロン・ホッチナー(トーマス・ギブソン) 声:森田順平
(「虐待されて犯罪者になった者以外は?」と問われて)「犯罪者を捕まえる側…捜査官になった」
BAUのリーダー。チームのメンバーには「ホッチ」と呼ばれる。
常に冷静で優秀な頼れる指揮官。
プライベートでは家族思いの良い父親だが、仕事と家庭の両立の問題から、妻とは離婚した。第4シーズン18話「リーパー」のエピソードでは犯人からある取引を持ちかけられ、拒否したために更に犠牲者を出す結果を招いてしまう。
その際強い自責の念に駆られ、取り乱すシーンも見られた。このシーンでのロッシとのやりとりでは彼の誠実な人間性がかいま見える。
作中ほとんど眉間に皺が寄ったいかにも「堅物」といった風だが、中の人はイエティの仮装をして撮影に乱入し、共演者を本気でびびらせる程度にお茶目な方である。

■デヴィット・ロッシ(ジョー・マンテーニャ) 声:小川真司
BAU創設メンバーの一人でホッチナーのプロファイラーの師。
引退し担当した事件についての著書を発表するなどしていたが、前任者が辞めた穴を埋める形でBAUに復帰する。
見た目は良い感じの紳士だが三度の離婚を経験しており、女性に関する話題については「コメントする資格がない」と発言しているほど。
これだけ見るとダメなオッサンだがプロファイラーとしての腕は本物で、事件を解決し被害者を救うことを誇りとしている。
ちなみに著書が売れに売れたようで相当リッチ。各地の販売イベントに招かれている。
またBAU内の部屋に飾ってある絵画は彼曰く「最初に買った家より高い」そうだ。

■エミリー・プレンティス(パジェット・ブリュースター) 声:深見梨加
外交官の娘で三カ国語を操る才女。
BAUに入って初めて担当した事件ではアラビア語のスキルを活かし事件解決に貢献した。
カルト教団の人質となった際にはリードをかばって暴行を受けるなど仲間思いの強い女性。
今のところ作中では仕事一筋だが、雑誌によくある恋愛コラムなどは熟読してしまう方らしい。

■Dr.スペンサー・リード(マシュー・クレイ・ギュブラー) 声:森久保祥太郎
22歳でBAUに入ったIQ187の天才。
普通スーパーコンピュータにかける暗号を「僕が解いた方が速いと思って」と言い、ホワイトボード上で解くなどした。エミリーには「人間みたい」と称された。
しかしその反面、人の感情には疎いような場面も見られ、その点の未熟さから小僧呼ばわりされたことも。
第5シーズンでは暫く松葉杖をついているそうだが、これは中の人が不思議な踊りの練習中に膝を複雑骨折したためである。
余談だがwowow公式着ボイスには「ホッチ! ロッシ! トイレ行って良い?」という台詞がある。何か意味があるはずだ。

■デレク・モーガン(シェマー・ムーア) 声:咲野俊介
情に厚い漢。タフガイ。
BAUきっての行動派で、爆弾を積んだ車を郊外へ移動させるなど危険な仕事を自ら請け負うことが多い。この作品は証言をとるために多くの煽り文句が使われるが、彼の場合は下半身を比喩したものが多い。「薬使わないと女一人満足させられないのか? んん?」や「ナニが小さくて女房に逃げられたのか。そりゃあ残念になぁ!」などなど。
またよく現場のドアを蹴破ることから「Mr.ドアキック」と呼ばれ、作中でもリードから「ドアを蹴破るのはモーガンの仕事」と言われた。ドアを蹴破った先は安全なことの方が多い。
良くも悪くも感情の出やすい性格で、思いこみから捜査で先走ってしまうことも。
チーム内では特にガルシアと仲が良く、通信の最中には冗談を言い合ったりする。ガルシアに対する呼び方は「お姫様」
キャスト同士でも仲が良いようで、ガルシア役のカーステン・ヴァングスネスがインタビューを受けている時に乱入し彼女の胸元にキスをしていった。うらやましい。

■ペネロープ・ガルシア(カーステン・ヴァングスネス) 声:斉藤貴美子
天才的なハッキング能力をかわれFBIにスカウトされたミラクルハッカー。
エピソード毎に髪型も眼鏡も変わるおしゃれさん。
「画面の中のことと自分を切り離す」ためにデスクには彼女の好きなかわいい小物が溢れている。
情報収集の腕は確かで、「〜について調べられるか」という質問に「もうやってます」と返すのはお約束。
凄惨な事件をテーマとするこのドラマで彼女の軽口と良心に癒されることも多い。
犯罪被害者のためのボランティア活動にも参加しており、その活動がきっかけで事件に巻きこまれたこともあった。
地声が凄く綺麗。

■ジェニファー・ジャロウ(A.J.クック) 声:園崎未恵
才色兼備のBAUの渉外担当。
BAUに依頼された事件は彼女が全て確認しチームに報告される。
出産のため一時的にチームを離れ、再び戻ってきた。
出産後は母親の観点から事件を見ることもあり、炭疽菌によるバイオテロが発生した際、自身の子どもを守りたいと思う気持ちと一般人の知り得ない情報を利用してはならないとするFBIの規則の間に立たされひどく苦しんだ。
思いやりに溢れる優しい女性である。


以下、過去に登場した人物
■ジェイソン・ギデオン(マンディ・パティンキン) 声:有本欽隆
シーズン1からシーズン3にかけて登場。
初登場時は、自身のミスが原因で悲惨な結果を招いた経験から、ほかのメンバーからも『このオッサン、マジで大丈夫なの?』という疑念を抱かせるほどであった。
だが、蓋を開けてみると、さすが百戦錬磨のFBIプロファイラー。時を経るにしたがって、その本領を発揮し、次々と事件を解決。
ベテランだけあって、シーズン2のあたりまでは、BAUチームのお父さん的な存在であった。

■エル・グリーナウェイ(ローラ・グラウディーニ) 声:山像かおり
シーズン1からシーズン3序盤まで登場。シアトル支局から移籍してきた女性捜査官。
シアトル支局時代は長年、性犯罪にかかわってきたため、性犯罪分析のエキスパート。そのため、性犯罪被害者からの聞き込みはお手の者。
美人なため、当初はモーガンからよく口説かれてたため、それに嫉妬を覚えたガルシアから敵意むき出しにされたこともあった。
シーズン1『蘇ったシリアルキラー』あたりから、BAUの仕事に心身ともについていけなくなりつつあったことに加え、シーズン1最終話およびシーズン2第1話における『フィッシャーキング事件』で心身ともに大ダメージを負った事がトドメとなり、その結果ある重大な事態を引き起こす。これが原因で、シーズン2序盤で自らFBIを退職した。

エピソード項目
灰色の陰


余談だが、FBIに実在する課であり、作中では実在するシリアルキラーが話題に上がることもある(有名所はジャック・ザ・リッパー等)。
これらの事件について興味本位で検索するとマジで痛い目見るからおすすめしない。
作中の事件もスッキリ終わるものは少なく、考えさせられるものも多い。
例)家族全員がある事件に巻き込まれ自分が弱いが故に皆殺しにされ、それ以来心が壊れ、一家の父親を殺しまわる犯人など
ドラマはドラマとして楽しむべきであるが……


wiki篭り曰く…
「この世には二種類の人間がいる。追記・修正する人間と、そうでない人間だ。」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/