トイレ

登録日:2009/09/07(月) 04:26:13
更新日:2019/02/15 Fri 21:43:55
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各家庭や建物に設置されている、排泄行為を行う場所。
主に便意尿意をもよおした時に利用する。

日本語では「便所」だが、英語のtoiletから和製英語の「トイレ」が生まれ定着した。

ちなみに、仏語でもtoilette(トワレ)、独語でもtoilette(トアレッテ)といい、
西語ではban~o(バニョ)、伊語でもbagno(バニョ)という。

排泄行為自体は人目に触れるべきではないことなので、
日本語でも便所のほかに、お手洗い、厠(かわや)、雪隠(せっちん)、はばかりなど数多くの隠語的用語が存在する。


これは他言語でも同様で、英語ではtoiletのほかに、lavatoryや、アメリカの俗語でjohn、イギリスの俗語でloo、
個人の家庭ではbathroom(ユニットバスの家庭が多いため)、
公共の建物ではrest roomやthe facilitiesなどとも呼ばれる。

また、誰もが知っているW.C.という表記。
これはWater Closetという言葉の略で、実は文語的用語であり、日常会話では滅多に用いない。
が、フランスでは「トワレ」と言うよりも「ヴェセ(WCの仏語読み)」と言った方が上品らしい。
実にまどろっこしい。


ちなみに、日本語の「便所」は便をする
「厠」は、昔はでしていたことから、もしくは母屋のに設置されていたことから、
「雪隠」は、用を足して隠したことから、
「はばかり」は、人目を憚って用を足すことから、それぞれの語ができた。


また小学校、中学校辺りに設置されている便器を使うと『ウ●コをした』という事実からクラスから滅茶苦茶からかわれ酷い場合は虐められたりする時がある。
これのせいで学校のトイレが使えなくなり漏らした生徒もいるとか。
排泄行為は生物として当たり前の行為なのだから絶対に邪魔したり笑ってはいけないぞ。

また一部DQNの煙草の吸い場所としても重宝される。

余談だが吸い殻をそのまま水洗便所に流そうとしても流れない。

流す時には紙にくるんで流すといった方法が必要。

だが便所紙以外の物を流すと詰まるリスクが高まるので本当はやってはいけない。


現代のトイレは基本的に水洗式で、内部に「便器」なる排泄器具が設置されている。
便器には基本的に3つのタイプがある。

①和式便器
便器を覆うように中腰でまたがって用を足すように作られている。
この時の体勢を俗に「う●こ座り」という。
用を足した後は水で流すが、それまでは濃厚な小便、もしくはむき出しの大便が至近距離で晒されておりくさい。とてもくさい
また狙いを外して端っこに少しウ●コがこびり付いていたり、酷い時は思いっきり便器外に狙いを外してそのまま放置されてたりする光景もよくある話。
次に使う人の迷惑なので止めようね。


②洋式便器
便座に腰掛け、あらかじめ溜めてある水に用を足すタイプ。
和式と異なり、大量の水で便が薄まるので匂いは弱くなる。
またフタがついている。これから用を足そうという人がフタを開けてみると前の人のウ〇コが流されずに残っていたという事態に遭遇することがある。
その人に多大な絶望感とトラウマを植え付けてしまう恐れがあるので、ちゃんと終わったら流そう。

そして次の人のためにもフタは開けておこう。

男性ならば立ったまま小用を足してもいいが、めちゃめちゃ跳ねるのであまりオススメできないと世界一受けたい授業で言ってた。
ちなみに、長く腰掛けたままでいるとの原因になります。


③小便器
立ったまま小水をするため、男性専用に作られた器具。
芳香剤が入れられている事が多い。
家庭以外の男性用トイレに設置されており、形はところにより様々。
最もポピュラーな、ウツボカズラのような形をした物の俗称である「アサガオ」の名で呼ばれることもある。
国立競技場には女性用の小立ち便器が存在する。設置理由は小用時間の短縮化。
確かに個室に入るならば男性より時間が掛かるだろう。


肉便器
恐らく世界で最もエロい便器。
でも犯罪なので絶対に使ってはいけません。


⑤豚便所
中国の一部で実在する便所。
なんと、ボットン式便所の便槽(排泄物を貯めておくところ)にあたるところで豚を飼っているのである。
そう、ひり出したブツが豚のエサとなっているのである。
ジョジョの奇妙な冒険第3部でポルナレフがトイレに入ったら豚が便器から顔を出していたシーンを思い出してほしい。アレである。

かつては日本(特に沖縄)でも利用されていたが、戦後GHQの命令で使用が厳禁とされた。
大便を豚の餌としそれを食用にする結果、サナダムシをはじめとする寄生虫が人間と豚の間で完全にサイクル化されてしまうのである。想像したくない…



最近では便座付きの和式便器も存在するらしいが、おそらく極めてマイナー。


また、古い日本家屋や山中だと昔ながらの汲み取り式便所(いわゆるボットン便所)がいまだに現役だったりする。
中は覗き込まない方がいい。

「汲み取り式」だとさ。

某SIRENの鳴るゲームではタバコとの組み合わせで図らずも世界を救った男がいる。

どう後処理するのかなんて想像したくもないが、
現在はバキュームカーで処理しているが、
それ以前は…

ついでに、かつてはその他たくさんの種類の便所も存在していたが、今ではまず目にしないので割愛。


ちなみに、現代の主流である水洗式トイレは意外に歴史が古く、かの名将・武田信玄が用いていたり、
より昔にも、溝を作って川の水を引き、足した用を流すようにしていた集落なども見つかっている。

また世界でも、ローマ時代(紀元前6~5世紀頃)の遺跡で水洗トイレらしき遺溝が見つかり、
さらにはインカ帝国のマチュピチュ遺跡(15~16世紀頃)にも同様の設備が見られる。




が、しかし、
人口超過密状態だった17、8世紀のヨーロッパでは、アパート暮らしの一般家庭にはトイレが普及しておらず、
市民は糞尿を専用容器に溜めたあと窓から街路にぶん投げていたという。
これは栄華の象徴ベルサイユ宮殿でも似たようなもので、
人口に対してトイレの設置数が圧倒的に足りず、
しょうがないから庭園の木陰でう●こしたり、
しょうがないから簡易便器を持ち歩いてそれに足しても、従者が庭に投げ捨てたりしていたため、
華やかな宮殿内にはいつもかぐわしい香りが漂っていたそうだ。
ちなみに「お花を摘みに行く」という隠語は宮殿の庭で花を摘むフリをして野グソをしていたことから来たとか…

まさに花の都…いや
黄金もとい黄土の都

そりゃ病気も流行るわけだ。
なお、ハイヒールが中世ヨーロッパで発展した理由は「当時一般的だったロングスカートの先が道に落ちているウンコに触れないようにするため」
…努力の方向が根本的に間違っているような気がしないでもない。

一部の専門家にはトイレの発達は文明の発達と非常に密接な関係があると言う人もいる。そりゃあ不潔なところに誰も住みたく無いもんね。

今の世の中、どんなに狭い家でもトイレは必ずついているもの。
現代に生まれてよかったね。

トイレの花子さんを始め赤紙青紙等、学校の怪談物には付き物である。

余談だが日本のトイレは世界一と言われている。
暖かい便座にウォシュレットや消臭機能などに加え、公衆トイレでは鳥や水の音で用を足す音をかき消すなど、他国では見られない機能が目白押しである。
外国人はウォシュレットや暖かい便座にマジでビビることがあるとか。



また、周知の通り、トイレは虹作品では格好のイベントスポット。
トイレのドアを開けたらおにゃのこがおしっこしてたり、逆にトイレのドアの前でプシャアアァァァアしたり、
我慢出来なくなった女の子がこっそりオナニーしてたりする。
果てはトイレに閉じ込められて、しょうがないからセクロスしてみたりする。

かと思ったら絶好のホラースポットでもある。


健全なアニヲタ諸君は、そんなわけで帰り道にある公園のトイレにやって来たのだ程度でとどめよう。

時々「愛の巣」と書かれた扉に閉じこもっている男がトイレにいるらしい。
そっとしておこう



う●こし終わって紙がない時の絶望感は異常。

「カミに見捨てられた!!」

紙を巡って熾烈な駆け引きを繰り広げる天然パーマどもを見かけたら紙ヤスリを渡して選択肢を与えてやるのも一興である。
まあパクリ疑惑と表裏一体だが。

婆さん「トイレにはそれはそれは綺麗な女神様がいて毎日掃除すると女神様みたいになれるんやで」



ストレイト・クーガー兄貴いわく
「何を言うお前らはトイレがどれだけ崇高なものかわかっていない。
 トイレは排泄行為をするだけの場所ではなく、ゆるやかに物事を考えることのできる個室空間なのである。
 個人宅のトイレもいいが、やはり通なら公共トイレの個室だろう!
 他人が近くにいて、天井には外との隙間があるというのに、プライベートが保障されている矛盾に満ちた空間!
 自らの恥部をさらけだした開放感に酔いしれつつ、今後の生き方を考えるのもよし、過去を振り返るのもよし、壁に書かれている落書きを楽しむのもまた一興。
 しかも、誰かに覗かれているのではないかという、マゾヒスティィックな要求にも、覗きたいというサディスティィックな要求にも、応えてくれる柔軟性がある。
 ここに速さは必要ありません!!気持ちを落ち着かせ、開放感に浸りながら便器と友達になる!その便器は友達でーす!!トイレと僕とぉぉぉ・・・。」


最後に、ジーニアス英和辞典で「throne」と引いてみよう。

たまに(しょっちゅう)オ○ニーにも使う。

さっきのクーガーさんも言ってたことだが、プライバシーのない現代社会でトイレという個室空間は貴重なものである。
というわけで、トイレ休憩と称して精神を落ち着けに行くという使い方もある。
中にはトイレで落ち着くことが絶対勝利フラグになるというギャンブル漫画の主人公もいる。

ある程度長い距離・時間を走る鉄道車両にもトイレが付いているのも一部の例外を除いて当たり前になりつつある。鉄道黎明期にはトイレがなく、日本に初めて鉄道が開通した時にもトイレがなかったために乗客が小便を我慢できなくなってイチモツを窓から出して用を済ませたものの、後で普通の立ちションよりも高額な罰金を取られたという逸話が有名。かつては線路上へモノをそのまま垂れ流していたので、沿線ではそれはそれはかぐわしい香りが漂い、駅停車中に使用するな*1と書いてあるのに使用する人は絶えず、大きな駅でもかぐわしい香りが漂っていたという。*2
垂れ流し式が主流の頃は線路の保守点検や工事を担当する職員は走行中の列車から排出されたモノの直撃を受けることがあったという逸話がある。

御手洗さん、追記修正お願いします

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