登録日:2012/04/05(木) 17:00:42
更新日:2024/09/11 Wed 12:49:38
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Motley Crue(モトリー・クルー)は1981年に結成されたバンド。
80年代半ばから高い人気を誇り、LAメタルのブームを巻き起こした。
「
セックス、ドラッグ、ロックンロール」を体現するバンドの1つで、ゴシップが付き物だったハードロックシーンの中でも、
スキャンダルや悪名高さで一際強い存在感を放ち、ハードロックバンドのメンバーは恐い人達ばかりというイメージを植えつけた。
だってしょうがないじゃない、
本当に怖いんだもん
アルバム「Too Fast For Love」でデビュー。
セカンドアルバムの「Shout at the Devil」は初期の代表作となった。
1989年に五枚目のアルバム「Dr. Feelgood」が全世界で1000万枚を超え、人気を不動の物にした。
近年、リバイバルブームに乗っ取ったのか再結成しアルバムも発表し、ラウドパークなどで来日するなどしてファンを喜ばせている。
2015年の大晦日に解散し、再結成をしない誓約書まで書いたが、4年後の2019年に再結成をし、ライブは2020年からデフレパードとツアーをすると発表した。そして前述の誓約書を文字通り爆破させた。マジでさせた。
その呪いなのか、2020年からデフレパードとツアーをするはずがコロナで一年延期、その一年後も再び一年延期、そして、やっとツアーが出来るかと思えばトミーがツアー初日の数日前に骨折し、最初の三曲のみしか叩けず、あとはホームスウィートホームでピアノを弾くのみというライブに、そしてやっとトミーも復活し、順調にツアーを続けていくかと思えばミックがツアー離脱を発表し、その後、メンバーから外され、泥沼訴訟へと発展する。
そんな中アルバムこそ出さないものの、シングル曲などを出してツアーを続けている。
メンバー
ボーカル
ヴィンス・ニール
モトリーの怖い人1。
一聴してそれとわかる特徴的なハイトーンボイスが持ち味。
Guns N' Rosesの
アクセルとの確執はあまりにも有名だが、お互いに人のこと言えないんじゃ…なんて絶対に言ってはいけない。
昔はいろいろと悪名高かったが最近性格共々丸くなってきたようで、慈善活動などを行ったりしているが
アクセルとの確執は相変わらずである。
そのアクセルと
テレビ番組で合意上のタイマン勝負の約束をしたが約束の場所へ現れたのは
ヴィンスだけだった。
ドラム
トミー・リー
結成当初は彼の
イケメンぶりでバンドを支えた。パワフルなドラミングが持ち味で「Wild Side」の回転ドラムは有名である。
ホームスウィートホームではピアノを弾くのが定番。
ギター
ジョン・5
ミックに代わってサポートとして参加したが、そのうちにメンバーへと昇格。
マリリンマンソンやデヴィッド・リー・ロスのバンドにいたことで有名で、ミックのギターフレーズをしっかりとコピーする。
来日公演の二日目ではギターソロで三味線を弾くなどファンを喜ばせた。
ライブ中時々、鼻水を垂らしている。
ベース
ニッキー・シックス
モトリーの人気No.1の男であり
イケメンでありバンドの創始者でありバンドのリーダーであり超絶
DQN。
作詞センスがピカイチ。
ヘロインを打ち過ぎて心臓が2分間停止して意識不明の状態に陥り生死の狭間をさ迷う。
病院に運ばれなんとか一命をとりとめて意識を取り戻したところで事情聴取に来た警察と口論してまた気を失う。
再び気を取り戻し病院を脱走、しかし自分を心配して見舞いにきたファンに感動して二度とドラッグはやらないと近い車で自宅へ送ってもらう。
自宅にはニッキーが死亡したと聞き付けたマスコミが大勢駆けつけていたので裏口から入る。
自宅について最初にした事は電話の留守電メッセージを「やあ、こちらニッキー。死んじまったんで、家にはいません。」に変えたことだった。
次は風呂に入っていると電話が鳴り、さっき入れたばかりの留守電メッセージを聴きながらまたヘロインを打ち気絶する。
…この時の経験を元に作曲したのがライブでも定番の曲「Kickstart My Heart」である。
シアターオブペインツアーの頃はピアノを弾くトミーのバックでシンセサイザーを弾いていた。
元メンバー
ボーカル
ジョン・コラビ
6thアルバム制作前に解雇されたヴィンスに代わって入ったメンバー。
直後にリリースされたアルバム「Motley crue」は良作にもかかわらずコラビはバンドに合わないと批評される。
その後ヴィンスが復帰したので解雇されたが。
ニッキーとはまだ確執があるらしく、2016年のラウドパークにはデッド・デイジーズというバンドで出演しており、ちょうどニッキーもシックス:A.Mというバンドでラウパに出演していたが、共演はなかった。
また2022年にモトリーが来日した際もジョンはデッド・デイジーズでちょうどこちらも来日しており、来日公演初日の前の日までライブをしていたが、やはり、ライブには出て来ず、モトリーのライブ初日の日にはもう飛行機に乗っていた。
ミック・マーズ
モトリーの恐い人2。
ニッキーと共にバンドを立ち上げた。
最年長メンバーということもあり、スキャンダルの面では影が薄い存在だったが何よりも見た目が怖いので問題ない。
だがメンバーに虐められていたという噂も…。還暦を迎えたのでミックじいちゃんと呼ぶファンも居る。酒乱。
彼のザクザクとしたギターはバンドの特徴の1つ。
再結成の後、元々の体調等が原因でツアーを離脱。最初はあくまでメンバーでツアーには出ないだけとなっていたが、いつの間にか、メンバーで無くなっていることがわかり、訴訟を起こす。ミック側はミックこそがモトリーの曲を作っており、メンバーでないことは考えられないと言い、バンド側は俺らはミックを愛してる。あいつは弁護士に洗脳されているんだと泥沼状態になった。
ドラム
ランディ・カスティロ
かつてはオジーのバンドでプレイしていた。「New tattoo」のレコーディング後癌により休養していたが、2003年死去。
ライブではサマンサ・マロニーがサポートとして参加していた。
追記・修正よろしくお願いします
最終更新:2024年09月11日 12:49