ヒグイデ(BIOMEGA)

登録日:2011/04/10 Sun 17:57:13
更新日:2024/06/19 Wed 21:02:21
所要時間:約 5 分で読めます




BIOMEGAに登場する人物。

公衆衛生局が擁する強制執行部隊、通称CEUに所属する巡回査察員。

インパクト有りまくる不気味なマスクに、鉈のような刀剣に鎖を付けて、タワシに見える分銅のような物を三つと、誰が見ても悪役にしか見えない風貌。

がそんな外見とは裏腹に、寡黙で職人気質、意外と律儀な性格。ついでに空気も読める渋メン。

タイラを追って、彼女を回収したコズロフを追い詰める。この時のここで壬二銖の放った弾丸で遠くまで落とされている。

この時戦っていたのは、通常運転している電車の上。この世界の電車が何キロ出てるか分からないが、撃ち落とされておきながら、何事もないように帰ってきている

彼女が雑魚を一掃したタイミングで、屋根を切り裂きながら突進。車両の前についた途端、屋根をぶち抜いて再登場、この時の格好良さは異常。因みに、傷は不意打ちされたマスクの焦げ痕くらい、色々吹っ飛んでいる。

出てくるタイミングを見計らい、放たれた最大加速弾を、読んでいたかのようにあっさり回避。お返しに剣を投擲、重二輪の爪を持っていき二銖の頭を掠めた。
その後は車両を切り離され、列車ごと置き去りされた。相当頭にきたらしく、青筋が浮かんでいる。脳内出血しかねないくらいに。

単行本巻末では、東亜重工のエージェント、丁五宇を殺害。この時、既に五宇の片手足をへし折っており、時間稼ぎのために瓦礫の下敷きにされている。

瓦礫の下敷きにされても、豪快に瓦礫をどけて、何事もないかのように平然としていた。

またタイラを搭載した重二輪を真っ二つにしている。作中を通してみても、復物主の世界になるまで東亜重工の重二輪や、彼らのスーツを通り越して内部にダメージを与えたのは、カーダルとヒグイデ、名無しの巡回査察員の三人のみ。

左断士官?避けて殴っただけですよ彼は。

本部から送られたイケメン達には冷たく、出会い頭に帰れ発言。身内以外には結構冷たいようだ。

対盤の際には、同じように片腕を無くして挑む辺り、彼の律儀さがうかがえる。対盤の時だけ、彼の貴重なエプロン姿が見れる。こっそり衣装チェンジもしてたり。

結果的に対盤には勝つが、イケメンの超加速した斬撃に胸まで切り裂かれた。対して彼は投擲で足を持っていき、切り裂かれるタイミングで、イケメンの頭
を斬り落とした。

肉を斬らせて、骨を断つとは言うが、些か斬らせ過ぎです。

DRF本部侵攻の際には、鎖は付けず、普通の刀剣に持ち変えている。また装備も騎士甲冑を思わせる物になっている。

何気にちょいちょい衣装を変えているあたり、オシャレさんである。

公衆衛生局のCEUが、次々と駆逐されていく中、単騎で黙々と戦い続けていた。男は背中で語るものなのか、ただの後ろ姿だけでも、かなりの格好良さが感じられる。

その後、DRFの小型飛行艦から撃ち落とされたニアルディに銃を向ける造一に加担する。

右断士官に対して

お前の相手は俺だ

の一言のみ。空気を読めるか読めないかの違い一つで、人とはここまで格好良く、渋くなれることを身を張って教えてくれたのだ。

そのまま右断士官と死闘を繰り広げていたが、渾身の一撃で首から先を、愛刀ごと砕いた。

だが、逆相写像重合体によって、変容していく胚珠に呑み込まれてしまった。

出番は終了かと思われたが、再生利用に定評のある弐瓶勉が、それで終わらさなかった。

復物主の世界にて、転送と言う形で再登場を果たした。
イヤークに落っこちてイルンゴルヌルカ姫の元に運ばれた。

ここで、不気味なマスクの下が遂に晒されたわけだが、まさかの渋メン。まさしくオッサンホイホイである。

成り行きでイヤークに滞在することになった彼は、あれこれ疑問に思っていたが、右腕が不可視になる怪現象が起こる。

普通は、気味悪いと遠縁するものだ。だがイルンゴルヌルカ姫は

「不可視だが、感触はあるぞ」
と、不気味がることもなく寛容な心で、ヒグイデさんのハートをキャッチ。

ハイスピードバトルにも定評のある弐瓶勉だが、セクロスへもハイスピードだった。

セクロス後もあって、不意を突かれて奇襲を許し怪我を負い、イルンゴルヌルカ姫も連れ拐われてしまう。

姫が交渉で自分の身代わりになったことを知ると、早速救出へ。臣下から剣と盾を渡され、ますます救世主ぽくなる。

そして発狂レンズのレーザーよりも速く動いてみせる。盾は途中で投げ捨てました。やはり守ると言う言葉は、彼の辞書には無いようだ。

あっさりとチャイドドリンの根城へ侵入し、姫にナニかしようとしていたチャイドドリンを、重機ごと根城を破壊。
しぶとく生きていたが、頭を踏み砕いて終了した。

救世主の如く、無双して姫もイヤークも救ってしまったヒグイデだったが、歓喜の声を聞かぬまま、不可視現象が全身に行き渡り、再び何処かへ転送されてしまった。

以後、行方不明となる……。ヒドイデ、作者………。









ヒグイデ「貴様等の手は借りん、今直ぐWiki篭りに引き返せ」

イケメン「お前等が追記・修正如きに窮していなければ、俺達が来る必要も無かったがな」

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最終更新:2024年06月19日 21:02