登録日:2011/05/09 Mon 19:17:19
更新日:2025/06/19 Thu 16:50:54
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株式会社ビジュアルアーツの製作しているビジュアルノベル、ノベル
ゲームの一種。
一見すると普通のアドベンチャーゲームだが、選択肢が皆無に等しく、ほぼ完全な一本道で、対話式要素を盛り込んでいる。
そのため、「ゲーム」としての要素は少なく、寧ろ「小説」に近い。
音楽が流れるラノベと言えば解り易いだろう。
オートモードにしてしまえば、ゲームでボタンを押す、パソコンのマウスをクリックするということをせずに内容に没頭できる。うっかりうとうとして眠ってしまわないように。
また、ビジュアルアーツと言えば、
keyのようなアダルトゲームを多く世に出しているブランドを持つ会社だが、このキネティックノベルにそういった要素はなく、年齢制限はないのも特徴の一つ。
小説のようなもので、美少女、恋愛ゲームのような選択肢によって展開が変化するといったことが無い為、容量も少ない。さらにパッケージではなく、ダウンロード販売を主にしていることから製造コストも抑えている。
(この系列では有名な
神曲奏界ポリフォニカがパッケージ版を多く発売している作品であるように、全てがダウンロード専門というわけではないが。)
以上のことから製品の価格が安い。が、同時にフルプライス作品と比べて物語が短い事でも有名。
まぁ、音楽が流れるちょっと高いラノベと思えば問題無いだろう。
一方でこの作品をゲームとして作るには、まず文面である原稿が完成してからになる為(他のアドベンチャーゲームはライターと他のスタッフと並行して作業する)、開発期間は従来のものよりも長く取らないといけないらしい。流石に中で使う一枚絵なんかはその間に作っているだろうが。
一応内容が完成してからゲームでの演出等といった彩色を施す為、よりシナリオが活きてくる作品に仕上がりやすいと考えることも出来るので悪いことばかりではない。
基本的に知名度は低く、マイナーブランドから発売されたゲームは、タイトルすら知られていないものも多いが、
keyの人気向上に伴い、同ブランドの作品は徐々に知名度を上げてきている。
そして現在は、『キネティックノベル大賞』という企画を株式会社ビジュアルアーツが開催し、新たなコンテンツの担い手を発掘し、世に出していくことを目的として毎年行っている。音楽・イラスト・小説の3部門で募集をしており、令和の世の現在では既に10回を超えているほどそれなりに長い企画となっている。
実際に募集のポスターでは、「―求む、明日を担うクリエイター」や「―求む、未来の人気コンテンツ」といった文言が一緒に載っている。
また、こちらでも内容は全年齢向けであることが基本とされており、年齢制限が付くようなエッチなテキスト、内容はダメなんだとか。
作品リスト
◆大熊猫
○メイデンハロー
◆AMEDEO
○カレと彼の間で ~ホワイトラビリンス~
○カレと彼の間で ~再婚家族編~
◆ななせんち
○TRANCEキッス 恋愛乙女パラドックス
◆mana
○ノーブルリージュ!
◆issue
○名探偵失格な彼女
◆キネティックノベルス
○ホーリーアンデッド 〜非モテでぼっちの死霊術士が、聖女に転生してお友達を増やします〜
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最終更新:2025年06月19日 16:50