登録日:2011/12/27 Tue 04:06:48
更新日:2024/06/18 Tue 17:30:07
所要時間:約 4 分で読めます
HOME FRONT(ホームフロント)は、THQ傘下のKaos Studio開発の
FPSである。
日本の販売元はスパイク。システムやらなんやら色々あるが、このソフトの神髄はストーリーである。
舞台は2027年の
朝鮮人民軍
によって西半分が占領された
アメリカ
朝鮮人民軍
によって西半分が占領された
アメリカ
大事な(ry
そう…このソフトの売りはなんと言ってもこのとんでも設定なのだ。
現実世界では考えられない設定と物語のストーリー性も相まって独特の世界観がおもしろい。
敵兵は朝鮮語で喋るし、ポスターや文字などもハングルで大半が書かれている。
また細かいところの歴史系譜は収集アイテムを通して回収しており、より一層物語にリアリティーが出されている。(収集アイテムはとらなくてもクリア可能)
しかしシステム、内容的にちょっと残念な仕上がりになっている。
物語のとんでも設定が拍車をかけて期待度が高くなりすぎたのか、発売されるや否や評判がイマイチなもんでTHQの株が20%下がったそうだ。
具体的にはキャンペーン(ストーリーモード)が短い、武器が少ない、しょっちゅうフリーズするなどなど。
特にキャンペーンが短いのは、オフ(一人プレイ)にとって致命的である。
ただこの
ゲーム、どちらかというとオフよりオン(ネット対戦)をメインにした作りとなっている。
そのためマルチプレイモードは評価が高い。(最大32人までプレイ可)
以下ネタバレ注意
■ストーリー
2011:北朝鮮が核実験により国連より制裁措置を受ける。
2012:将軍死亡。大将(正恩)が新たな指導者となる。(現実は1年早いけどな!)
2013:南北朝鮮統一。大朝鮮連邦となる。
2014:旧韓国より米軍撤退。
2015:中東でドンパチ。
原油価格が急騰する。
2016:米軍が日本を見捨てる。
2018:日本終了。
2019:国連解体。
2021:朝鮮人民軍(KPA)がアジア諸国を支配下に置く。アメリカでパンデミック。
2022:USドルが紙切れになる。
2025:大将様の打ち上げた愛国心あふれ平和的な人工衛星が核爆発を起こす。アメリカのインフラが壊滅状態。これを機にKPAがハワイを占領、西海岸への上陸、空挺部隊による中部アメリカへ攻撃。
2027:アメリカ軍が無力化。KPAのホロコーストが各地で行われる。その後主人公たちの活躍により、もとのアメリカに戻りつつある。
■登場人物
主人公で元米海軍パイロット。KPAに拉致されるがレジスタンスにより救助される。
FPSのためグラフィックはない。おそらく
ゲームパッケージが主人公だと思われる。
レジスタンスのリーダー。46歳の元警官。物語の途中で死ぬ。印象が薄く、正直噛まs(ry
レジスタンスの一員。37歳。主人公を救助するためトラックで体当たり。ガソリンスタンドをぶっ放す。ヘリからタンクローリーに移動するなど、ガッツあふれるオヤジ。
「その程度か!この×◆Д☆野郎!」
レジスタンスの一員。27歳。格闘術が得意。作風のせいかお色気はほとんどなし。
「こんなの無理よ!」
レジスタンスの一員。32歳。在米韓国人3世。メカに対しての知識がある。アジア系のためKPAの仲間と疑われ家を焼かれた。
「撃たれてるぞ!」
朝鮮人民軍。しかし北朝鮮人だけでなく韓国人、日本人、その他アジア各国の人民で構成されている。(作中に中国タバコが出てくるため、中国は存在してる模様。)
ゲームとはいえ自国民を撃つのは心苦しいものがある。
レジスタンスにガソリンをもらって復活。お前らもうちょっと頑張れww!
同じアメリカ人だけど敵。ヘリコプターを貸してくれる予定だったが急きょ拒否。主人公いわく残虐的で常軌を逸脱してるとか。
色々書いてきたがなんだかんだで面白い!
将軍が亡くなったことで、現実世界とよりリンクした感覚を味わえるのも楽しい。
ネトウヨにしてみたら対北朝鮮ということだけで楽しめるかもしれない。
ただシステムそのものは普通の
FPSなので可もなく不可もなく。ストーリーに魅力を感じる人はいいソフトとなるのではないだろうか?
「後戻りはできないぞ!この項目を見たんだ。お前はもう立派な追記・修正者だ!」
- 中国の存在感なさ過ぎじゃね……? -- 名無しさん (2023-04-16 22:12:26)
- 韓国では販売禁止だろうな…。 -- 名無しさん (2024-06-18 17:30:07)
最終更新:2024年06月18日 17:30