やりすぎたイタズラ/ぼくらのスゴイやつ

登録日:2010/07/17 Sat 01:27:10
更新日:2025/03/30 Sun 20:00:11
所要時間:約 5 分で読めます




※WARNING※
この項目はホモエロネタです。
耐性のない方、18歳未満の方、柔道に青春をささげるノンケは今すぐブラウザバックしてください。
また、ペニス増大法に関しては自己責任で行ってください。



【概要】

山川純一のホモ漫画。初出は『やりすぎたイタズラ』が『薔薇族』1982年12月号、『ぼくらのスゴイやつ』が『薔薇族』1984年10月号。
『やりすぎたイタズラ』は単行本『君にニャンニャン』、『ぼくらのスゴイやつ』は単行本『兄貴にド・キ・ド・キ』に収録。
両作とも後に復刻された『ウホッ!! いい男たち~ヤマジュン・パーフェクト』および『ウホッ!! ヤマジュン・セレクション やらないか』に収録されている。
一話完結型の読みきりが多いヤマジュン作品には珍しく、2つの作品を跨いで人物が登場する。
『ぼくらのスゴイやつ』は、単行本『兄貴にド・キ・ド・キ』のサブタイトルでもある。



【やりすぎたイタズラ】

■あらすじ

とある高校の柔道同好会に所属する長野太と後輩の堂本幸司は恋人同士。
ある日2人は練習の後に道場でおっぱじめるが、何者かに股間のみを盗撮され、翌朝その写真を校内の掲示板に貼り出されてしまう。

一方、風紀担当教諭の山田雄介は掲示板に群がる生徒たちに「性的行為や盗撮のような悪戯はやめるように」と言い、追い払う。

屋上にて盗撮事件を憂う2人であったが、屋上までは盗撮しに来ないと確信しホモ・セックスを開始。
しかしその様子も盗撮され、掲示板に貼り出されてしまった。
業を煮やした2人は放課後、盗撮犯を捕まえるべく、校内の片隅で一芝居を打ち見事取り押さえる。

なんと犯人の正体は山田であった。
実は山田もゲイだったのだが、短小なせいで生まれてから男女問わず性的な経験がなく、2人の関係に嫉妬していたと告白する。
そんな山田を憐れんだ2人は、3Pによってセックスの悦びを教えてあげた。

感激する山田はお詫びに何でもすると言うが、それを聞いた2人は翌日山田のペニスの写真を掲示板に貼り出してしまう。

「他の2人よりずいぶん短小だな」などと生徒たちに批評される様子を見て、山田は泣く泣く写真をはがす。
やりすぎてしまったイタズラを見て2人は影で微笑んでいた。


■登場人物

  • 長野太(ながの ふとし)
柔道同好会主将。後輩の堂本とは恋人関係でタチ(攻め)。

【名セリフ】
「く…くる。絶頂が…」

  • 堂本幸司(どうもと こうじ)
柔道同好会所属。長野とは恋人関係でネコ(受け)。

【名セリフ】
「そんな……オレ先輩がいなかったら気が狂っちゃうよ」

  • 山田雄介(やまだ ゆうすけ)
風紀担当教諭。
掲示板に貼られた堂本と長野の写真を破り捨て、群がる生徒を追い払うが、実は一連の盗撮と掲示は彼の自作自演であり、堂本と長野への「イタズラ」であった。
後に長野たちの作戦に引っかかり盗撮の犯人であった事がバレてしまうが、短小で前も後ろも未使用の童貞&処女だったために堂本たちに嫉妬したと悪戯の動機を告白、
2人とホモ・セックスをし、36年来の願望を果たした。
だが、今までの盗撮への仕返しとして逆に自分の「つまようじ」を掲示板で晒されてしまう。

【名セリフ】
「うわあ感激!あこがれのものをこんな近くて見られるなんて」
「わっ!みるみるふくらんでくる。大きいからこのそりぐあいのみごとなこと!」



【ぼくらのスゴいやつ】

■あらすじ

大学に進学した長野は2年ぶりに母校の高校を訪れる。
かつては同好会であった柔道部の激しい練習の様子に感心しつつ、現柔道部主将で後輩、そして恋人であった堂本に再会する。

2年前の一件などの昔話に花が咲いたところで、長野は堂本を誘うが、堂本はこれから部長先生が訪れるからと拒否。

その時ちょうど件の部長先生が現れ、長野はその場で柔道着に着替える部長先生の美しい姿に見とれるが、同時に彼が堂本と仲良くしているのを見て2人の仲に嫉妬する。

しかし、その部長先生はあの山田だった。
長野の卒業後、山田は堂本と恋人関係になり、気に入られたいという想いから柔道を始めたという。
長野はどうしても信じられないでいたが、山田が見せたペニスを竹刀でバシィーッと叩き付ける強烈な「ペニス増大法」を見る内にその疑念も消えてきた。

山田は「もう一つのペニス増大法」と、堂本のバックを攻め始める。そのとき長野は山田に嫉妬しているのではなく、鍛え上げられた大人の男の体に愛情を感じているのだという事に気づき、
自分も仲間に入れてほしいと懇願。
山田はこれを受け入れる。

しかし、山田の肛門に挿入したその瞬間、山田の口調が女性口調になってしまった。
困惑する長野に堂本は、山田はバックから攻められると女性化してしまうという性癖を持っている事を教える。

それを聞いた長野は、いくら外見を鍛えても、頭の中身は山田のままだった事に落胆するのであった。


■登場人物

  • 長野太(ながの ふとし)
現在は大学生。大学でも柔道部に入る。しごかれているようだ。
堂本との会話の中でメタ発言をしている。

【名セリフ】
「ああ、やりすぎたイタズラ(No.一一九)*1以来だから2年ぶりだな」
「ちがう…!俺は、堂本をとられてくやしいんじゃない。山田にバックを貫かれあえいでいる堂本がうらやましいんだ」
「この肉体的に成熟しきった大人のオスに愛情を感じているのが本音なんだ!」

  • 堂本幸司(どうもと こうじ)
現在は柔道部部長。
長野の卒業後、唯一のおホモだち・山田に交際を申し込み現在は恋人関係にある。後に柔道を始めた山田を鍛え始める。

【名セリフ】
「あおおーっ!!」

  • 山田雄介(やまだ ゆうすけ)
柔道部の部長先生で、元風紀担当。
堂本と付き合い始めるようになり、気に入られたいという一心で柔道をはじめ、今では柔道部長の堂本より強くなり、顔つきも2年前とは別人ってレベルじゃないほどに変化。
女生徒からラブレターを貰うまでの美形となったが、それらに一切興味を示さない根っからの同性愛者。
ちなみに扉絵によると喫煙者の模様。

しかし、2年の間に何があったか、挿入されるとカマ的な性格に変化するという悪癖も生まれてしまった。
もっとも、前作の【名セリフ】からも分かるように、元々女性的なものをもっていたのだと思われる。

【名セリフ】
「3連結だ。お前の太いのをぶちこんでくれ!」
「きゃいーん、いいわいいわ、二人とももっとあたしをいじめてーっ!!ああーん、すてきっ!」



追記・修正はペニス増大作戦の効果が現れた方にお願いします。

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最終更新:2025年03月30日 20:00

*1 『ヤマジュン・パーフェクト』や『ヤマジュン・セレクション やらないか』では「やりすぎたイタズラ」の掲載ページとなっている。