安倍有行(ぬらりひょんの孫)

登録日:2013/10/21 Mon 20:49:20
更新日:2024/02/25 Sun 22:30:23
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君は・・・


花開院家の者だね





安倍有行(あべ の ありゆき)とは漫画『ぬらりひょんの孫』の登場するキャラクター。
白装・安倍姓四代目の当主。在位期間は1334年~1392年で、南北朝時代の到来から終幕に位置する。

名前は、史実上の安倍吉平の孫にあたる、安倍有行に由来する。


【人物】

九代目の御門院水蛭子と並ぶ、安倍一族の二大ショタの一人。
おっとりのんびりしているマイペースな性格で、口調は無邪気な子供そのものな合法ショタ。
真逆の性格の水蛭子を毎回怒らせてばかりいる。
水蛭子同様、少年期に泰山府君の儀を終えた天才児であり、「無邪気」=「邪悪」というテンプレ設定を地で行くキャラクター。

寄席を観に行く趣味があり、その縁で百物語組の黒幕・圓潮と知り合った。
そして彼もまた鵺の復活を目論んでいることを知り、自身の式神である夜雀を貸し出したという。
やたら圓潮の周囲に現れていたのもそのため。

なお、彼のあとをついだ五代目・御門院泰長は史実通り有行の息子という設定になっているため、有行はこの姿のままで子作りしたことになる。
初登場時は顔と体のバランスが崩れていてデブショタ化していたが、再登場時には修正されている。

スペック的にも水蛭子に匹敵する強敵となりえるはずだったが、物語の尺の都合で戦いがダイジェスト版になってしまった気の毒な人。



【技】

  • 暗闇鏡
二つの空間を行き来する鏡の空間を作り出す。
鏡の中は夜雀の羽で満たされた暗闇になっていて、入り込んだものを無明の世界に閉じ込め、恐怖に陥れる。
北朝と南朝の2つの都に同時に式を飛ばすために有行が開発した秘術。

  • 夜雀
有行の式神。
もともと圓潮にレンタルしたものが、玉章へ又貸しされたことにより、四国妖怪兼山ン本のスパイということになっていた。
ゆらの式神「武曲」と並ぶ、数少ない人型の式神。








【動向】





そろそろ遊び再開しよっか




初登場は百物語組が仕掛けた「鬼ごっこ」の終盤で、山ン本に吸収されかけている圓潮を救出し、姿を消す。
以降は随所で登場するものの、彼の本格的な戦闘シーンが見られるのは最終決戦時となった。
葵螺旋城での戦いでは、自身の式神と因縁を持つ玉章と対決。
暗闇鏡の中へ玉章を引きずり込むことに成功するが、獺祭の加勢によって暗闇を破られてしまった。
最期は主君である晴明の敗北と同時に自らの体も消滅する。









あはっ・・・


ボクらはとうとう


必要なくなったんだね・・・











追記・修正は、式神をレンタルお願いします。




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最終更新:2024年02月25日 22:30