登録日：2011/09/26(月) 12:29:51
更新日：2021/05/16 Sun 10:42:18
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英霊よ、アタシに力を！！
アーケードゲームLORD of VERMILIONに登場する使い魔。
■種族：不死
■レアリティ：スーパーレア
■コスト：10
■速度：3
■HP：450→410
■ATK：25(炎複数)→30
■DEF：30→35
■FS：無し
■SS：Ｗ複スマ、リジェネ
■特殊技：英霊の導き
自身の攻撃力･防御力･移動速度を一定時間上げる。[時･遅]
■illust：泉沢康久
【DATA】
■身長：1.65m
■体重：45kg
■出生：ドンレミ村
■別名：ラ･ピュセル
■旧友：ジル・ド・レイ
■目的：自身の仇討ち
■CV：五十嵐由佳
アタシが聞いた「声｣が、本当に神の啓示だったかなんてもうどうでもいい。
声に従いイイ子のフリして、アタシが得たものはなんだ？！
火だ！ 投石だ！ 手酷い裏切りだ！
失ったものは何だ？！
……イイことなんて、何一つ思い出せやしないじゃないか……。
アタシを見ろ！ アタシ自身の、怒りの「声｣を聞け！
LORD of VERMILIONⅡのバージョンアップにて登場。
使い魔中最低値の10コスでありながら自パーティの回復とダメージの底上げという恵まれたSSを持ち、
不死デッキは勿論のこと、その他のデッキにも客将として組み込まれることも多い。
また、基本能力は10コス相当で、お世辞にも強いとは言えないが、
特殊技の英霊の導きにより攻撃力･防御力がともに30上昇し、実質的に30コスレベルの戦闘力を発揮するこてが出来る。
排出当初からその有用性、レアリティ、見た目の可愛さから値段は中々に高く、5000円ラインにいた。
排出開始から時間が経過した現在でも1000円ラインを維持する人気カードである。
このジャンヌ、実は排出枠のSRの他、抽選プレゼント用の3000枚限定SP枠も存在する。
【DATA】〜SP版〜
■身長：1.65m
■体重：45kg
■出生：ドンレミ村
■別名：ラ･ピュセル
■ファン層：オルレアンの兵士達
■処刑方法：火刑
■illust：るろお
誰にも許しを乞わない(私を許して)
私は魔女ではないのだから(聖女でもなかった)
こんな腐った世界(まだこの世界にいたい)
救済など望んでいない(灰になるのは嫌)
『もしも願いがかなうなら……』
世界を燃やし尽くしてやる！(私を燃やさないで！)
――――「絶叫のうた｣より抜粋
排出枠のパンクな衣装と比較すると、黒いゴシックドレスに身を包んだ令嬢といった印象を受ける。
フレーバーテキストを見る限り、SP版が処刑される前後の彼女の魂が闇に染まる過程を
SR版が闇に染まり、復讐を誓った彼女の心情を描いていると思われる。
ちなみにこのSP版、数あるSPカードの中でもトップクラスのレートを誇っており、
『SPアテナ』と並び一枚で15000円程の価格となっている。
LORD of VERMILION Re:2にて、新バージョンが登場
【怒】ジャンヌ･ダルク
■種族：不死
■レアリティ：レア
■コスト：10
■速度：3
■HP：450
■ATK：30(雷複数)
■DEF：25
■FS：無し
■SS：Ｗ単スマ、レジスト
■特殊技：英霊の共鳴
自身の攻撃力･防御力移動速度を上げる。更に範囲内に味方がいる場合、その味方が死滅し効果が上がる。[時･遅]
■illust：真嶋杏次
【DATA】
■身長：1.65m
■体重：45kg
■出生：ドンレミ村
■別名：ラ･ピュセル
■嫌いなもの：異端審問
■悩み：偏頭痛
音が闇を満たす……(音が虚しさを満たしてくれる……)
音がアタシを満たす……(音が哀しみを束の間隠す……)
世界がアタシを拒否しても(皆が私を嫌っても
「ここにアタシ(私)はいる！｣
アタシは解き放たれた獣！(魂は地獄に囚われている……)
優しさなどいらない！(優しさだけ欲しい……)
――――「ここにすべてが｣より抜粋
攻撃属性は雷となり、本来持っている特殊技の効果に加えデメリットを伴う更なる強化が加わったモノ。
誰も巻き込まない場合でもATK/DEF共に20ずつ上昇するので、海種メタとしても優秀。
2011年10月のバージョンアップにより、こちらのジャンヌは上方修正を受けた。
チャージスピード短縮に加え、味方死滅時のATK/DEF上昇値が
１体：40→50
２体：60→80
３体：80→120
に変更された。
海種でなくても逃げ出すレベルである。
ちなみに３体を死滅させる場合は降魔をも殺すという事なので、エクセレントに気を付けること。
味方を死滅させてしまう為にかなり大きなデメリットになってしまうが、使い方によってはメリットにも転じる為中々に面白いカードだ。
例えば
- Ｗアルカナ持ちを運び、仕事を済ませた使い魔を死滅させて高速撤退
- 前出しして死滅しかけてる使い魔にジャンヌの特殊を使い、戦闘力をあげたジャンヌで追い打ち(その後、アディションも有り)
など、少々変わった運用が可能である。
上記はどちらも少数編成では活かしにくいので、６枚編成や軍師デッキでの編成だと活かしやすくなる。
上記でのアディションを使う場合は、しっかりと［死滅］が表示された後に使うこと。
ジャンヌの特殊使用直後にアディションをしても、
その時点では味方使い魔が死滅扱いになっていないので味方使い魔が呼び出されずに終わってしまう。
もっとも、SSも優秀である為に5枚型でも普通に投入される事が多い。
(その場合味方を範囲へ入れないか、誰を巻き込むかをよく考えながらの立ち回りになる)
余談だが彼女の旧友、
ジル・ド・レイも同時期にLoVに登場しており、ジャンヌと同じ不死として参戦している。
彼もジャンヌに同じく生者を恨んでおり、希望を抱いて生きるもの達を狩っている。
カードイラストが美少女な上当時としては斬新な「神に絶望しグレたジャンヌ」ということで大人気。
しかし
LORD of VERMILIONⅢ稼働時の排出カードからは省かれ、ファンを落胆させた。
そして待ちに待ったVer3.2で遂に実装された…のだが……。
名前 ジャンヌ・ダルク
■種族：不死
■ジョブ：アタッカー
■召喚コスト：20
■＜タイプ＞：純真者
■タイプ：リベリオン
■HP：350
■ATK：20
■DEF：20
■アビリティ
超覚醒：キルヒール
自身が敵ユニットを撃破するたびに、自身のHPが回復する。
■アーツ
TRANCE 超覚醒時、範囲内にいる最も近くのトランスを持つ自使い魔1体に憑依し、
自身のアビリティを付与、さらに攻撃力と防御力を30ずつ上げる。
ただし、同じ使い魔には1体しか憑依できない。
憑依した対象の自ユニットが死滅すると、トランスは解除され自身も死滅する。
■備考：人獣〔デビロッタ〕との同時登録不可
不死のハラス要員として登場。相手を倒すとHPが全回復する。
これで相手のマナ要員を撃退して遅延させるのが主な仕事である。
…ただし不死のハラス要員としては死滅時にマナを生み出すペルセポネや、(この時点では性能が微妙だったが)高コストの召喚マナを減らすユダ等が存在しており、マナに関係しないアビリティ持ちの彼女は評価が低かった。
一応不死には少ないアタッカーであったが、それだけで層の厚い20コスト帯に割り込める程ではない。
しかし彼女にはもう一つ「TRANCE」というアーツがあり、同じTRANCE持ちの誰かに憑依して自らの能力を与えることが可能であった。
…がそれすらも10コストに良質なTRANCE持ちがいたこともあり総じて使いにくいカードであった。
フレーバーでは相変わらずやさぐれていたが、ある日アフロディーテ、ラクシュミー、フォカロルに無理矢理バンドを組まされる羽目となった。
当初は嫌がってたが最終的に乗り気になるものの…。
ちなみに人獣の「デビロッタ」と一緒のデッキに組み込めないという制約がある。
というのもでびろったとは彼女が連れている白いもじゃもじゃの事。
後に偉大なる魔女だと判明し、コスト70の大型ユニットとして参戦したが、別にTRANCEでもないし種族もタイプも違う為世界観を盛り上げるフレーバーの染みレベルと考えてよい。
とまぁ人気キャラなのに使いにくい性能だった彼女だが…、Ⅲ最終バージョンであるVer3.5にて遂に…。
■ジャンヌ・ラ・ピュセル
■種族 神族
■ジョブ アタッカー
■召喚コスト 60
■＜タイプ＞ 天導者
■タイプ セイント
■HP 550
■ATK 100
■DEF 90
■アビリティ
覚醒 聖女の光
攻撃力と移動速度が上がる。
さらに、自身が戦場に出ている間、自ユニットの攻撃力と移動速度を上げる。
超覚醒 真揮『勝利の旗』
「聖光」を一定数得る。
さらに、【アームズ】「ヴィクトリア・ピュセル」が使用できるようになる。
■アーツ
アームズ ヴィクトリア・ピュセル
【アームズ】自身の防御力と移動速度を一定時間上げる。
ただし、『聖光』を消費する。
■備考：不死の自分との同時登録不可
不死として悪ぶっていた彼女が遂に聖女としての力を取り戻した。ただし口調はそのまま。
書いてあることが意味不明であるが、とりあえず覚醒させるだけでハラス使い魔＋全ユニット強化が可能。
超覚醒で更に自分を無料で数回強化できるアーツが使えると考えればいい。
特に覚醒の能力強化が強力でセルディッド、エリスを絡ませると105マナで作れるため若干遅いもののタワー攻めが行え、更に超覚醒まで持っていければそのまま主力として大活躍。
よしんば育てきれなくても覚醒まで持って行けば他の使い魔のサポートもできるという非常に強力な一枚に仕上がっている。
同じく味方強化系のオズマ姫と組ませると破格の強さとなるだろう。
そして肝心のストーリーだが…不明。
というのも彼女が実装された時はプロデューサー変更前もあってフレーバーが遅れに遅れ最後まで公表されなかった。
挙句続編の4には他のバンド仲間も登場せず、彼女の物語は未完である。
しかし荒々しくも力強い台詞の数々からハッピーエンドを勝ち取った。よしんばバッドエンドとしても今度は決して諦めなかった事は間違いない事実だろう。
追記・修正はジャンヌのサウンドに食われてからお願いします。
最終更新：2021年05月16日 10:42
