大合奏!バンドブラザーズ

登録日:2012/02/09(木) 23:27:15
更新日:2021/12/03 Fri 23:10:15
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『大合奏!バンドブラザーズ』とは、2004年12月2日に任天堂から発売されたニンテンドーDS専用ソフト。
シリーズ2作目の『大合奏!バンドブラザーズDX』(以下『DX』)、3作目の『大合奏!バンドブラザーズP』(以下『P』)についても説明する。


♪概要

いわゆる「音ゲー」(公式のジャンル表記は「音楽ソフト」)。略称は『バンブラ』。
パートを選んで、JPOPやアニソン、クラシックなどの様々な楽曲を演奏したり、
通信プレイでほかのプレイヤーと合奏を楽しめるほか、
「作曲」機能で自分だけの楽曲を作って演奏や合奏をすることもできる。
『DX』『P』では楽曲のダウンロード配信が行われ、好きな楽曲をダウンロードして楽しむことも可能。
また、『P』ではヤマハの「VOCALOID(ボーカロイド)」が搭載されており、
歌詞のある楽曲や自作曲にボーカロイドの歌声をつけることができる。

もともとは『ゲームボーイミュージック』というタイトルで開発されていたソフトで、
諸事情により開発中止となったそうだが、その後開発が再開し、
ニンテンドーDS用『大合奏!バンドブラザーズ』として発売された。


♪おもなモード

シリーズによってモードの名称が異なっている。


  • 演奏
好きな楽曲とパートを選んで1人で演奏を楽しむモード。
基本的にはニンテンドーDS・3DS本体のボタンを使用して演奏する。

1作目では「ビギナー(最初のチュートリアルのみ)」「アマ」「プロ」の3種類、
『DX』『P』では「ビギナー」「アマ」「プロ」「マスター」の4種類の「演奏タイプ」が用意されており、
演奏タイプによって使用するボタンの数が異なっている。
「ビギナー」「アマ」「プロ」「マスター」の順に使用するボタン数が増えてむずかしくなるが、
より本格的に演奏を楽しめるようになる。
『P』では、「ビギナー」や、ギター・ドラムのパート、「ボーカル」のパートをタッチペンで演奏することも可能。

演奏後はプレイ結果が100点満点で採点され、各パートごとにハイスコアが保存される。
なお、1曲のパート数は1作目・『DX』では最大8パート、『P』では最大10パート。


  • 合奏
通信プレイで、ほかのプレイヤーとセッション(合奏)が楽しめるモード。
演奏の操作方法やルールは上記の「演奏」と同じ。
ほかの人と合奏する場合はパートを1人1つずつ担当するため、実際のバンド演奏のようにセッションを楽しむことができる。

1作目と『DX』では、ソフトが1本と人数分の本体があればダウンロードプレイ機能で最大8人で合奏可能。
『P』では最大10人で合奏可能で、当初はダウンロードプレイ機能には対応していなかったが、
ソフトのアップデートにより、ダウンロードプレイにも対応された。
また、『P』ではインターネット通信で遠くにいるだれかや「フレンド」と合奏をすることも可能。


  • レコーディング
1作目と『P』に搭載されているモード。

1作目では1人用のいわゆる腕試しのようなモードとなっており、
ゲーム開始当初はプレイヤーの実力に応じたパートしか演奏できないようになっているが、
この「レコーディング」モードで演奏してバーバラが指定した条件をクリアすると、
より難易度の高いパートが解禁され、「貸しスタジオ(1人用の演奏モード)」で演奏できるパートが増えていく。

『P』では内容がまったく違っており、
手持ちの楽曲のうち、歌詞のある楽曲にボーカロイドの歌声を吹き込むことができるモードとなっている。
インターネットでダウンロードした楽曲ははじめは歌声がついていないが、
このモードで歌声を吹き込むことで、演奏中も歌声が流れるようになる。


  • 今日のライブ
『DX』にのみ搭載されている1人用モード。
日替わりで指定されるイメージにアレンジされた楽曲を演奏し、そのスコアによって自分の「演奏レベル」が増減する。
パートは自分の演奏レベル+1の難度のものが自動で選ばれ、楽曲もランダムに指定されるが、
モードに入るたびに指定の楽曲は変わるので、粘れば自分の好きな曲で演奏可能。
ここで一定以上の演奏レベルに達すると隠し曲が手に入る。


  • 作曲
自分で楽曲を作れるモード。
曲名やテンポ、調を設定し、パートごとに楽器を選択して譜面に音符を入力していく。
1曲に使えるパート数は1作目と『DX』では最大8個、『P』は最大10個。
『DX』『P』では、和音の入力や音のエフェクトなどの細かい調整も可能。
入力操作はむずかしくはないものの、まともに作りこむのであれば相応の音楽知識が必要。

自作曲は演奏や合奏モードで遊べるほか、通信機能で近くの人と自作曲の楽譜をやりとりすることもできる。
自作曲は1作目は8曲まで、『DX』では100曲まで保存可能。
『P』では最大500曲まで保存可能(『P』の自作曲は本体のSDカードに保存される)で、
自作曲にもボーカロイドで歌声をつけられる。

『DX』『P』では、JASRACなどに登録されている楽曲を入力した楽譜をインターネットで
任天堂に投稿することも可能。
投稿された楽譜は審査され、審査を通過するとダウンロード曲として配信される。
また『P』では、不定期にオリジナル曲の募集イベントが開催されることがあり、
自分のオリジナル曲を投稿することができる。


  • ラジオ
『DX』『P』に搭載。
ソフトに収録されている楽曲や、インターネットで配信中の楽曲を聴けるモード。
『DX』ではオリジナルバージョンの他、ピアノやファミコンの音などにアレンジされたバージョンも聴ける。
『P』の「ラジオ」モードはニッポン放送監修の本格派で、
実際のラジオのように楽しめる。
また、『P』ではソフトのアップデートで追加された「プレイヤー」機能で、
持っている楽曲を聴いたり、アレンジされたバージョンで聴いたりできる。


  • 歌う
『DX』『P』に搭載。
本体のマイクにむかって、実際に声を出して歌えるモード。要するにカラオケ機能である。
1曲歌うと本物のカラオケ同様に採点がされる。
『DX』では自分の歌声に合った楽曲を調べてくれる機能もある。


  • 楽曲ダウンロード
『DX』『P』では、インターネットに接続することで新曲をダウンロードできる。
ダウンロードできる曲は任天堂が用意したもののほか、ユーザーが「作曲」機能で投稿して審査に合格したものがあり、
相当な数の曲が配信されている。
ダウンロードした楽曲は演奏や合奏で使用可能。

『DX』では1つのソフトで最大100曲まで無料でダウンロードできる。
ただし、一度ダウンロードした楽曲は著作権の都合上、消すことはできない。
この仕様のため、2本目、3本目のソフトを買うプレイヤーも出現したらしい。

『P』では、ゲーム内で使用できる仮想通貨の「トマト」をつかって曲をダウンロードできる(1曲につき1トマトと交換)。
ダウンロード曲は本体のSDカードに保存され、空き容量があれば最大3000曲までダウンロード可能。
この「トマト」は有効期限が設定されており、
期限が過ぎると腐ってつかえなくなってしまう(これはおそらく「資金決済法」の関係)。
(新品の)製品版では最初に100個無料で「トマト」を受け取れるので、
ほしい曲に目星をつけてから「トマト」を受け取るのがおすすめ。
なお、「トマト」は有料で購入することもできる。

1作目では楽曲のダウンロードはできなかったが、
プレイヤーからの要望が多かった楽曲を収録した追加カートリッジが販売された。

ちなみに、人気の高い曲は複数の製作者が投稿している事がある。
ダウンロードの前に試聴ができるので、制作者による違いを聴き比べても良し、
金に物を言わせて全部ダウンロードしてしまうのも良し。


♪登場キャラクター

  • バーバラ・バット(声:新保友映)
楽器店「GBミュージック」の店長。ワガママで人使いのあらいお姉さん。
種族は彼女曰く「フルーツコウモリ」とのこと。年齢は不明。
服を着ているように見えるが、じつはそれらはすべて体毛であり、つまりは全裸ということである。
『P』では、事務所「GBプロダクション」を開業。
ちなみに“GB”とは「グレート・バーバラ」の略称らしい。
『DX』『P』のゲーム中のボイスを担当しているのは、ニッポン放送のアナウンサーの方。


  • ティンティン・バット
バーバラの弟。ぐーたらな姉のお手伝いをしている。
ちなみに、名前は「ティンティン・バット」であり、
けっして「チンチン・バット」ではない。


  • ポッキン・デス
死神の赤ん坊……らしい。
メニュー画面や通信エラー発生時の画面など、一部のシーンで登場している。


追記・修正は100曲以上DLした人がお願いします。

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最終更新:2021年12月03日 23:10