霧島レナ(戦闘城塞マスラヲ)

登録日:2011/09/11 Sun 05:39:07
更新日:2023/01/26 Thu 22:26:10
所要時間:約 4 分で読めます




《狙うは神器、聖魔杯!目指すは頂点、聖魔王!その決戦の火蓋が、今切って落とされるッ!!》

《聖魔杯、開幕ですっ!!》



林トモアキ先生のライトノベル作品「戦闘城塞マスラヲ」の登場人物。

聖魔杯の運営委員の一人であり、大会の司会役を務める。

ショートカットの快活な女性で、ボーイッシュな見た目に一人称がボク。人殺しとさえ呼ばれる見た目のヒデオにも躊躇なく近付いてきて明るく話しかけてくれる。当然理不尽に暴力は振るわないし、理不尽な要求をしたりしないし、銃を突きつけたりしない。あまつさえ気があるように振る舞う。

大会開始直後のセレモニーでは、武力を競うことの意味のなさを参加者たちに身をもってわからせるなど、冷たい笑顔を披露したりもしたが、それはそれ。

まさしく朴念仁のヒデオが、周りに見た目中学生や美人婦警、高校生にツンデレ精霊までいるヒデオが、それらを差し置いて「恋をしていた」と明言するほどの、素晴らしい女性である。

あまりにも真っ当な美人であるため、どうした林トモアキと思った人もいたとかいないとか。

元気ボーイッシュな彼女は今日も俺たちファンを明るくさせてくれるだろう
























ねえ……いじめられた?ここに来る前に、広場のパーティー会場通ってきたんでしょ?嘘つき、っていじめられなかった?大嘘つきのペテン師野郎、っていじめられなかった?何の実力もないくせに調子に乗るな、っていじめられなかった?

……そう。じゃあ、ボクがいじめてあげるよっ!!




あの林トモアキがそんな真っ当な美女を書くはずがなかった。

第4巻終盤にて、本性を、正体を表す。

その正体は魔人組織アルハザンの一人。大会運営委員になったのも、ヒデオに近付いたのも、全てはアルハザンのためである。

気性の荒さはアルハザンの中でも格別らしく、自分たちを騙して、結果的にアルハザンの首魁アーチェスを敗退させたことにぶちぎれ、ヒデオに暴行を加える。

あまりの豹変ぶりに、どん引いた読者が続出したとかなんとか…。


そんな気性なことにも理由があり、彼女は昔虐待を受けていた身にあった。そんな生活から助けてくれたアーチェスに対して依存症になっていたからである。普段は完璧な女性であるが、アーチェスに害する存在に対しては苛烈に感情をぶつける。


そんな彼女だからこそ、物語終盤にてアーチェスの本当の目的を知ったとき、今まで心の支えだったものがなくなり、ぶっ壊れる

既にアーチェスの言うことも聞かず、地中に埋まっている核爆弾のスイッチを押して、事実上の自爆、大規模の心中をしようとする。

バイバイ、パパ。そして死ね、クズども。私をいらなかった世界!クズの住む世界なんて、消えて、無くなれェ−−!!









−−が、しかし


霧島ぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ−−!!



ヒデオの覚醒、ウィル子の能力によって爆破は防がれる。さらにヒデオが諭すことで、彼女は世界を恨み、依存して生きていかずとも良いことをしった−−。

大会終了後は荒い気性はなりをひそめ、司会をしているときとも、以前ヒデオと会っていたときとも違う、飾っているのではない、内側に鬼もいない、素顔で微笑む姿を見せた。



ヒデオのハーレム陣の中では前述の暴行や、このような事件を起こした事実、住んでいる居場所といった問題から今はひいている状態だが、ヒデオが好きだったと明言したのは今のところ彼女一人である。

さらに、ヒデオに近付いていたことに関しても、実はレナも『本気』だったことが示唆されている…

もし「レイセン」に彼女がでてくるようなことがあれば、ヤンデレ婦警ツンデレ巫女以上の勢力となる可能性もあるだろう…


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最終更新:2023年01月26日 22:26