登録日:2010/10/27(水) 16:22:49
更新日:2024/08/18 Sun 02:25:54
所要時間:約 2 分で読めます
ダメでも貧乏でも 父親業こなします
倉刈 仁志
子どもたちから野球で日本一の選手になって欲しいと応援されていて、実際にその実力は高く、エラーすることがまずない。
指導力にも定評があり、彼の指導した選手のほとんどがプロで活躍中であり、仲間評価も非常に高い。
しかし、彼の特徴はなんと言っても…
高い実力、指導力、人望を持ち
各登場作品ではイベントをこなせば幸せな人生を掴んだりもするのだが、
新作で彼が登場すると何かしらの理由で重い人生を背負っている。
パワポケ2でシリーズに初登場した時点で妻は男と蒸発している上、
人の良さから騙されて借金の保証人になっており、
親子3人で貧乏生活を送っている。
プロペラ団に反発し、
モグラーズで日本一の選手の一人となるものの、
次回作である3では、上記の優勝の後に野球ライセンスを取り消されており
更に子供達の親権を妻に奪われたことが判明。
主人公1.3の励ましにより
火星オクトパスに参加し、再び野球界に復帰するものの、
プロペラ団によりかつての日本一の記録が消滅。
裏社会で行われた
プロペラ団主催の野球大会で優勝するが、
元々大っぴらにできる大会ではない上に主催者である
プロペラ団自体が3のラストで消滅したため、この優勝も彼の功績として残らなかった。
5時代はオクトパスの監督である垣内の紹介でビデオ屋の店長となるが、経営不振で閉店してしまい貧乏生活を送っている。
占い師であるタマちゃんには先に光が見えないと言われてしまう。
6時代は、
医学部に合格した日出子の学費を出してあげるために借金をして、しあわせ島で強制労働。
11時代はしあわせ島の実験の後遺症から野球以外に何も覚えていないという状態でホームレスに。
更に日出子のストーリーでは最悪死亡してしまう。このときのセリフ、
『わたしはね……野球に出会えてよかったですよ…』
は涙なしに見ることが出来ない。
なお11が倉刈さんの最後の出演作であり、日出子が正史彼女の可能性はほぼほぼないが、
パワポケのストーリーは「プレイ中では並行して進めることができないイベントも含めて、色々なイベントが起こったり起こらなかったりした世界線」が正史であるため、
正史での倉刈さんは日出子と再会して幸せに暮らしている可能性がある。
●選手としての特徴
『2』のドリルモグラーズ・『3』の
火星オクトパス時代は遊撃手、『6』のBB団時代は外野手として登場。
サブポジションとして外野手・捕手も備えており、メインポジションが外野に移った『6』でも引き続き遊撃手も守れる。
何故か右投両打になったり右投右打になったりと設定がコロコロ変わる。
ステータスは
火星オクトパス時代のものが一番高く、走力はBをマークする。元プロの意地だろう。
また、当時は隠しステータスだった
耐エラー(現在でいう「捕球」)が極めて高く、ほぼ全ての作品で最大値のA15をマークする堅実な守備を誇る。
BB団では御年44歳ということもありやや弱体化しているが、歳を考えればそれでも十分な能力。
どの作品でもパワーアップイベントをこなしたり仲間評価を上げると走力・守備力が高くなり文句なしの名手となる。
特殊能力も「逆境○」「盗塁○」などを備えており、マイナス能力も特に持っていない。
●
裏サクセス
こちらでも彼はハードな人生を送っている。
例えば忍者編では貧乏で病弱、
しかもルートによっては敵勢力に潜り込むため(敵を信用させるため)のダシに使われ、仲間に殺されてしまう。
息子のアキラも似たり寄ったりで主人公に殴られたり、カズやラセツに殺される。
娘である日出子のグッドエンディングで彼らに貧乏神がくっついていることがわかる。
そのためか医者の娘とプロ野球選手の義子と子を持つ超高級取り家庭にもかかわらず相変わらず貧乏生活の様である(主にアキラの借金10億円が原因だろうか)。
それがキャラクターとしてのアイデンティティだから仕方ないね
●パワプロシリーズへの客演
『パワプロ10超決定版』にて「ホームラン競争」のご褒美選手として登場。
何故か三塁手(サブ外・補)になっている。また本作ではまだ非表示だったエラー回避が並程度(D8)なのであまりいいところがない。
本作では生年月日が登録されており、「1969年4月13日」生まれと言うことになっている。パワプロ10超決定版の2003年冬の時期に合わせると34歳。
『パワプロ2022』のパワフェスにて
ドリルモグラーズ所属の選手として凡田、水木とともに登場。
デフォルトでも既に捕球がAあり、走力・守備力も悪くないため早い段階で仲間にできるとセンターラインがかなり安定する。
本作では数多くの遊撃手が登場するが、Lv13まで育て上げた時の守備能力はあの
友沢亮すら上回るレベルなので決して侮れない。
同じく本作に出ているパワポケ出身の遊撃手、花丸高校・東と比べても全く遜色ない名手である。
どういう縁か、暮羽鋭次とのコンボイベントが存在する。
『パワプロ2024-2025』でも引き続き登場。
何故かハナレ島で台風が発生したときにのみ出現するレアキャラになっている。ランクは★3。
守備の名手だけあり「鉄壁!華麗!守備職人!」で勝負を挑んでくる。内野陣の守備力が低いとかなり厳しい。
育て上げた時の性能の高さは相変わらずだが、本作ではコンボ相手が存在しないためイベント面ではちょっと美味しくない立場となっている。
追記修正お願いします
- 幸せになってほしい、天国で野球できてりゃいいな -- 名無しさん (2018-04-04 21:26:14)
- 彼が何か悪い事をしたか、じゃない。そもそもこの世に「平等なんてない」から彼みたいな根は良い人なのにド不幸な人も現れてしまうんだろう -- 名無しさん (2020-11-06 18:17:20)
- 記事本文が「不幸キャラ」で纏めるために勝手に死亡確定扱いされてましたが、実際には11で死んだか幸せになったか不明なキャラなので、編集しときました。 -- 名無しさん (2021-02-24 01:08:45)
- そだね。明言化されてないことが唯一の救いだ -- 名無しさん (2021-11-02 21:46:06)
最終更新:2024年08月18日 02:25