ゴウセル(七つの大罪)

登録日:2013/12/25 Wed 18:25:00
更新日:2024/10/11 Fri 19:33:53
所要時間:約 3 分で読めます




ゴウセルとは七つの大罪(漫画)の登場人物。

CV:髙木裕平

概要

<七つの大罪>の団員の一人。色欲の罪(ゴート・シン)を司る。
印となる獣は山羊で右胸にある。

巨大な鎧巨人(アーマージャイアント)で団員の中ではディアンヌに次ぐ巨体の持ち主。
手配書にも仮面で書かれており、仲間達も素顔は知らない。

オーダン村でゴウセルが発見され騎士団<暁闇の咆哮>により包囲される。
そのとき、村長の子息ペリオが鎧巨人を倒そうと一触即発の中で介入してしまう。
ゴウセルはペリオを殺そうとするも従者アーマンドが庇い、アーマンドは頭部をぶっ潰されてしまう。



そして<七つの大罪>と<暁闇の咆哮>が戦闘開始。
そして、聖騎士の矢がゴウセルに向かったとき……。




なんと矢を素手で受け止めた、アーマンドが立っていた!!




俺はアーマンドではない




なんと、鎧姿の巨人は別人であり、アーマンドこそが本物のゴウセルであったのだ。
素顔を知らなかった団員達が驚愕する中で、ゴウセルは変身を解く。その姿は……。







美少年キターーーーーー!!!





鎧巨人の鎧を身につけていたのは魔神であり、かつてメリオダスたちとも面識のあった聖騎士の成れの果てであった。
ゴウセルは数年前にオーダン村でこの怪物と出会い、暴走を防ぐべく自らの鎧を装着させることで被害を食い止めていた。
しかし代償は大きく体を損傷。偶然ペリオに救われ、以降は従者として付き従い生活していた。


聖騎士の成れの果てを団員達と倒し(戦闘では見ていただけであるが)仲間に加わる事となる。


本当の素顔は赤髪に朱眼。
後述の理由で眼鏡をかけた中性的な美貌を持つ。
外見は10代後半で少女のような痩躯な体をしている。

シンボルカラーは黒。
種族は人形。
また、壊れないよう頑丈に造られているようで鎧には魔力を抑止する力がある。何故、騎士時代はこの鎧をつけていたのかは不明。

性格は冷静沈着のレベルを超え、ポーカーフェイスで淡々としている。
ただし口調は独特なもので彼が話す台詞の吹き出しは四角になっており団員達もその話し方で本物だと気づいた。

感情を表現しない分、ストレートな発言が多く思った事をすぐに言ってしまう。
観察力や洞察力が鋭いが、場の空気が読めていない。劇中では仲間の秘密を魔力で暴露しエリザベスやハウザーの恋心ですら同様にぶちまけた。

仕草や動作がいちいち色っぽく、サービスショットも描かれることもある。
視力が悪いようでメガネの度をしばしば確かめている。
人間の作る物語が大好きで本人も読書家であり話にのめりこみ過ぎて役にはまってしまう一面も持っている。

戦闘では敵に容赦なく、細身な外見に反して非常に丈夫で素早い。
聖騎士長ドレファスに匹敵するほどの身体能力を持ち、更に持前の魔力は彼のトラウマを刺激させて戦闘不能にまで追いやった程。
このときの「人間って脆い」の台詞は怖い。必要な戦闘はしない主義であるが、敵だと認識すれば無表情のまま攻撃を仕掛けていく。

一見、冷徹に見られるゴウセルであるが情に厚い一面を持ち合わせており、聖騎士のなれの果てと戦わなかったのも、彼を不憫に思ったからである。
また身元もわからない自分を看病してくれたペリオに感謝として数年間従者として尽くし、彼の喜ぶよう亡き母親の髪型を模して道化を演じ続けていた程である。

上記の一件から、無表情なのにも関わらず5年も一緒にいた<七つの大罪>でさえ見抜けなかった程、演技が達者。
ちなみにまだ豚の帽子亭の仕事は決まっていない。


色欲の罪

「ナージャ王女を誘惑し、惨殺した罪」

他者との関係

団員達との関係は良好であり、再会後はすぐに打ち解けている。
「感激」とまで表現している辺り、ゴウセルにとっても<七つの大罪>を大切にしていることがわかる。
ただし空気が読めず混乱させることも。それは彼のご愛嬌ということで。

魔力

  • 『侵入(インベイション)』
腕を弓矢に変形し、魔力の矢で射った相手に幻覚を起こさせる。応用技では相手の記憶や思考を読み込むことができる。

ゴウセルの前では隠し事はできない。

神器

  • 双弓ハーリット
実は隠し持っていたゴウセルの神器。
キングとは違い「侵入」を更に進化したような形態。

一時的に相手の記憶を書き換える能力がある。


神器事件

ゴウセルの美貌は読者も好評であるが、作中でも異常なまでもモテモテ話が存在する。
それは双弓ハーリットを使用したときに事件は起こった。

聖騎士達との対戦の最中。ゴウセルは神器を発動。
すると敵意を露にしていた聖騎士が途端にメリオダスには息子と、バンには兄貴と慕って来る。
しかし、ゴウセルだけは違った。

ゴウセルた〜ん!

一緒に風呂に入りてぇ!

!?
ゴウセルに向けて愛を語る騎士も出没。記憶を書き換えられたとはいえ、同性の騎士達がゴウセルに群がるのである。
恐怖を覚えたメリオダスとバンは今後、ゴウセルに使わないように言った。




正体

実はマーリン以上に優秀な魔術師によって作られた人形。
感情を持たず、空気を読まない言動を繰り返していたのも「感情を知りたい」という思いからだった。
つーかそれ自体ひとつの感情じゃね? という気もするんだが。

そして正体その2

実は優秀な魔術師とは魔神族精鋭中の精鋭「十戒」の一人にして「無欲」のゴウセル。
過去なんらかの理由で自らの呪いにより感情と記憶の全てを封印している。

そして真の正体その3

実は「十戒」の一人「無欲」のゴウセルには、中の人が居た。
「無欲」の呪いのせいで魔神王に幽閉されていた*1「本体ゴウセル」が呪いの影響を受けずに行動する為の「人形」それがゴウセルの正体。
人形の姿は本体ゴウセルの恋人の顔をして、本体ゴウセルが情欲を抱かないように男の体に作った。
通常は自分の意志を人形を通して伝えて遠隔操作していた。人形ゴウセルに中の人が居た事は「十戒」のメンバーは知っていた。でもフラウドリンは知らなかったっぽい


追記、修正を宜しく頼む。


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最終更新:2024年10月11日 19:33

*1 無欲の呪いはありとあらゆる欲を抱くと欲を抱いた者の記憶が喪失する、当然本体ゴウセルも