貪欲バリバリ・パックンガー

登録日:2012/05/22 Tue 03:37:22
更新日:2024/04/22 Mon 21:09:58
所要時間:約 3 分で読めます






その食欲、まさに貪欲!大地も獲物もバリバリパックン!



《貪欲バリバリ・パックンガー》とは、『デュエル・マスターズ』に登場するサイキック・クリーチャーである。


概要

貪欲バリバリ・パックンガー/自然文明 (15)
サイキック・スーパー・クリーチャー:ガイア・コマンド/バーサーカー/エイリアン 10500
相手のクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをアンタップする。
相手のクリーチャーが攻撃している間、このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。
W・ブレイカー
リンク解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのサイキック・セルのいずれか1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す)
※覚醒リンク前⇒
《イオの伝道師ガガ・パックン》(上)
《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》(下)
イラストが一新された記念すべきエピソード1 第1弾「ファースト・コンタクト」に収録された/自然の文明のサイキック・スーパー・クリーチャー。

相手のクリーチャーが攻撃するとアンタップし、さらにこの時ブロッカーを得る能力を持つ。

そもそもブロッカーは強みであると同時に弱みでもある。
何故ならば、ブロッカーは通常の除去に比べてかなり安いコストで済んでしまうからだ。

比較例

デーモン・ハンド 文明 (6
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを1体破壊する。

クリティカル・ブレード 文明 (2
呪文
S・トリガー
相手のブロッカーを持つクリーチャーを1体破壊する。
と、ご覧のようにブロッカーを持っているだけでこんなにも簡単に除去されてしまうのだ。

ここでの比較例は闇文明だが、火文明には《爆竜 GENJI・XX》をはじめとしたブロッカーの天敵とも呼べるクリーチャーや呪文がワンサカある。

そんなブロッカー特有の弱点を克服したのがこのクリーチャーである。
相手のクリーチャーが攻撃時にしかブロッカーを持たないので、当然呪文は割って入れない。

さらにGENJIはアタックトリガーでブロッカーを無差別破壊するが、

アタックトリガーの処理→このクリーチャーがブロッカー化

と処理する為、幾多のブロッカーを殺してきた彼にお灸を据える事が出来る。


一時ブロッカー化に話が偏ったが、さらにこのクリーチャーは相手クリーチャーが攻撃する度にアンタップする為、俗に言う無限ブロッカー……以上の性能を持っている。

無限ブロッカーとはブロックの後で生き残ってるならば再びアンタップ出来るブロッカーを指す。
しかし、《スパーク呪文》などで先にタップされてしまうとブロック出来る態勢その物を封じられるので無力となってしまう。

だが、このクリーチャーは相手クリーチャーが攻撃する度にアンタップする為、生半可なタップでは止められるのがオチなのである。
以上の性能を持っている上にリンク解除もあるので、大変場持ちのいいブロッカーとして重宝されている。

では、このサイキック・スーパー・クリーチャー、覚醒リンク前はどんな姿をしてるのかと言うと……


サイキック・セル

獲物を求めパックンパックン。
イオの伝道師ガガ・パックン文明 (4)
サイキック・クリーチャー:バーサーカー/エイリアンㅤ3000
相手の呪文を唱えるコストは1多くなる。
覚醒リンク
不遇で有名、絶滅したと思われたバーサーカー
このコスト+1が大した事ない様に見えてかなりくせ者。泣かされたプレーヤーも多いハズ。
ただし、S・トリガー等には反応しないので注意。


選ばれしエイリアンは、さらに優れた覚醒の力を手にした。
それこそが覚醒リンクと呼ばれる巨大な力である。
タイタンの大地ジオ・ザ・マン自然文明 (6)
サイキック・クリーチャー:ガイア・コマンド/エイリアンㅤ5000
自分のターンの終わりに、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
ターンの終わりにマナ回収出来る、自然文明らしい能力を持つ。
ターンの終わりなのでまず1回は発動可能。《超次元フェアリー・ホール》でコイツを出せば疑似的なドローになる。
また、コストが6なのでパックン程ではないが、出せる手段は結構多い。


さて、お気付きになっただろうか?


覚醒リンクするとお前誰だよ?的な能力になるのである。


サイキック・スーパー・クリーチャーは覚醒リンク前の能力が強化される事がほとんどだが、こいつの場合は合体前の面影が全くない。
加えて、サイキック・セルの2体は相手の妨害、マナ回収と十分優秀な要員であり、この2体の能力を目当てに出すことは非常に多い。

しかしサイキック・セル2体が並んだ状態でターンを向かえると強制的に覚醒リンクしてしまうという難点がある。


さらに、GENJIで破壊されないと前記したが、現在は裁定変更により、

GENJI攻撃→反応してブロッカー付加→アタックトリガー発動

となるので、GENJIが攻撃すると漏れなく死んでしまう。


とはいえ、クロスギア等で強化してあげればGENJIも返り討ちに出来る、強力な無限ブロッカーとして睨みをきかせる事も出来る。

覚醒リンクしたくなければ2体を並べなければいいだけの話である。

良くも悪くもデッキの相性次第だろう。

デュエル・マスターズ プレイス

プレイスではDMPP-16「ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-」で実装。
変化点は
  • ジオ・ザ・マンのパワーが1000下がり4000に
  • リンク解除は《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》側が強制的に戻る
の2つ。3体リンクではないためP'S覚醒リンクにはなっていない。

とはいえ元々リンク前それぞれで便利なカードのため、さほど困る点はないだろう。



追記・修正は貪欲な方がお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2024年04月22日 21:09