登録日:2012/09/06 Thu 22:14:31
更新日:2025/10/04 Sat 01:10:39
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天倉螢(あまくら けい)は、『
零 -刺青ノ聲-』の主人公の一人。
中の人は織田優成。
零シリーズ初の男主人公でもある。
プレイヤーが操作できるのは五ノ刻〜神隠シ〜から。
前作、『紅い蝶』の主人公である天倉澪と
天倉繭の叔父であるほか、メイン主人公の黒澤怜の婚約者麻生優雨、零シリーズ初代の主人公であり『刺青の聲』でも主人公の一人である雛咲深紅の兄真冬とも仕事仲間だった。
『紅い蝶』のラストで繭を亡くし、それゆえに「眠りの家」に囚われてしまった澪を助けるため、呪いから逃れる手段を求めて奔走するが、彼もまた「眠りの家」に囚われていく。
◆ストーリー中での活躍
仕事仲間である麻生優雨が死亡している事を知らず、怜の家に事件の手掛かりである資料を優雨宛ての手紙に同封して送ってきてくれる。
それらは怜が眠りの家の隠された秘密を解くために大いに役立つことになる。
物語終盤、山を降りて優雨に連絡を取ろうとしたところで、初めて優雨が亡くなったことを知る。
そして黒澤邸を訪れ、自分と同じく「眠りの家」に囚われた怜と深紅の話を聞き、資料を読み返した結果、「呪いを解くためには、刺青の巫女の四肢を『刺青木』と呼ばれる杭で穿って封じればいい」という結論に辿り着くが……
以下、ネタバレ
「刺青木」を得るために屋敷内を探し回り、儀式の補佐を担う「鎮女」と呼ばれる少女たちとの戦闘を経てやっと「刺青木」を入手するも、既に巫女の四肢は「刺青木」で穿たれていた。
困惑しながらもその場から逃れようとする螢だが扉が勝手に閉まり……
怜が目覚めた時、螢が寝ていたソファーには、黒い煤のような跡だけが残っていた……
余談だが二次創作ではだいたいヘタレになる。
その原因は彼がダメージを受けた時の「おぐふぁ!」という独特の声にあるのだが、その他にも理由は様々。
①「物陰に隠れて霊をやり過ごすという独自のモーション」→走って逃げたほうが早い
②身体能力に優れている→刺青の巫女こと零華に腕一本で締め上げられる。おぐふぁ!
③髪を梳かす女こと久世鏡華の想い人である柏木秋人にそっくりで、彼女に何度も追い回される。おぐふぁあ!
④射影機で怨霊を撮影してもダメージが低く、祓いの灯火が切れやすい。つまり零華に追い回されることになりやすい。おぐふぁああ!
⑤最後に外れている推理を実行して死亡。おぐふぁあぁあ!
……と散々な目に合っているからである。月蝕の長四郎兄さんは
イケメンなのに……
他にも澪を助けようと奔走する姿から姪コン扱いされることも多い。歳は10才以上離れてるのに……
一応、二周目からは螢を生き残らせてエンディングを迎えることが可能で、そちらのエンディングの方が正史でもある。
しかし、面倒な手順を踏まないといけない上に、スタッフロールに生存確認できる静止画が一枚入るだけという……そのためよく見殺しにされる。おぐふぁあぁああぁあ!
追記・修正は螢を生き残らせてからお願いします
- エロかったなぁ -- 名無しさん (2014-01-25 12:22:24)
- 同意w -- 名無しさん (2014-01-25 15:13:03)
- 過去に囚われて後ろ向きになった人間たちがいる中、霊的センスがないにも関わらず、状況を打開するべく奔走したことは褒めてもいいかと。ただ、その奔走が大方徒労に終わっちまったってだけでさ… -- 名無しさん (2014-01-25 21:44:00)
- 某所で最大の見せ場は屋根からの大ジャンプって言われてて吹いた 後はほぼ初対面に等しい人の家に勝手に上がり込んでソファーを汚してく人とも まあ、行動原理自体は十分評価できるいい人なのは間違いないだろうけど -- 名無しさん (2014-03-23 01:24:27)
- 当主の書庫の古文書読めるの螢だけだったはず。(多分)頭も良い、身体的能力もそこそこ高そう、なのにどうしてこうなった。 -- 名無しさん (2014-10-03 12:21:33)
- 「男性的な強みを持っているが、霊的な戦闘力は低い」というキャラコンセプトは男性キャラである意味づけを行いつつ、零のプレイヤーキャラ設定の根本にある「男性が主人公だと恐怖が薄れる(だから女性にしないとダメ)」という縛りをクリアーして恐怖感を損ねない良好なものであったと思う。後の男性主人公はこの辺をかなぐり捨て「男性的な爽快感」のみを重視して作られているので、なんかこれバイオとかやってる時と似た感覚だなあ、と感じる事がままある。 -- 名無しさん (2017-09-02 12:59:40)
- 生き残りルートが正史なのになぜか消えたルートで語られる不遇な人 -- 名無しさん (2024-08-11 13:42:33)
最終更新:2025年10月04日 01:10