登録日:2025/07/21 Mon 18:50:58
更新日:2025/08/01 Fri 18:22:53
所要時間:首領、約 3 分寿司、へいお待ち!
概要
鶴亀の国の征服を目論む悪の組織
朧党に所属する魚人忍獣で、前者は『疾風』、後者は『
輝』に登場しており、また彼らが登場したエピソードはいずれも海底が舞台あるいは海に関連する出来事・アイテムが登場するといった共通点を持つ。
以下、羅混と羅諢の見分け方
- 羅混・・・やや小太りでジト目
- 羅諢・・・細くて長身でつり目
羅混
『疾風』第2話「冥府羅州出現の巻」(ボンボンKC、復刻版、電子書籍版共に1巻収録)に登場した板前忍獣。
首領・
冥府羅州烈風斎のために美味い寿司を作る使命を与えられ、朧党御用達の寿司屋の板前となる。
朧党に入る以前は流れ板として食事処を渡り歩き、地元の女を泣かせまくったなんとも罪深い忍獣。
武器は投擲針・千本で、無数の千本を投げ放つ千本乱れうちが必殺技。
主な活躍
海底に隠された飛空船の中で配下の
愚比羅が鶴亀近海で密漁してきた魚介類で握った寿司をめひらすに差し上げていた最中、愚比羅が
マンと
セブンら
ウル忍を魚と勘違いして飛空船に運んできたことでウル忍と戦闘になる。
マンたちに千本乱れうちを放つが、マンたちが身代わりの術と称して盾にしためひらすに当ててしまい、逆上しためひらすが制裁のつもりで放った破壊光線の前に弁明を与えられないまま粛清された。
部下
羅混の配下で、羅混の寿司ネタの魚介類の密漁を行う。
原典同様、普段は鞘袋に被されている鼻先のドリル状の角が武器で、それ以外にも忍者刀も帯刀しているが、手が鰭状になっているため物が持てず、実質的に武器はドリル角しかない。
また、ウル忍を魚と勘違いして砦に連れ込んでしまったり、闇雲に角による突進戦法で砦を穴だらけにしてしまうなど頭は良くない。
羅混の寿司ネタの確保と鶴亀の国の住人を魚介類摂取不足で衰弱させてからの天下掌握のため鶴亀の海の魚介類を根こそぎ密漁していたところ、津波に襲われて海水をたらふく飲んでデブったマンとセブンを
変な姿をしたフグと勘違いして飛空船内に持ち運んできてしまったことでウルトラ水流を自身と
怪夢瑠たちに浴びせて
※本当のウルトラ水流はこんな変な技じゃありません(by茂田さん)元の体型に戻ったウル忍と戦闘となる。
羅混が
失態を犯してめひらすの怒りを買って処刑されて倒されてからは自慢のドリル角に突進戦法を繰り出すががむしゃらに突っ込んで飛空船を穴ボコだらけにしただけに終わり、最期は角をセブンのアイスラッガーで切り落とされたことで攻撃手段を失い、マンに投げ飛ばされグロッキー状態になったところを八つ裂き光輪とアイスラッガーのダブル切断技によりバラバラに下ろされる。
その後切り身となった身体は
刺身の大量盛りとして
ウル父に差し出されたが、「そんな気持ち悪いの食えるか!」と大不評だった。
羅諢
『輝』中編「どんロボウイルス編」(電子書籍版18巻収録)に登場した海底支部支部長。
朧党の資金源として支部の領内である鶴亀湾の海底で昆布と鮑などの魚介類を採取していたが、それ以外楽しいことがない事実上の閑職状態の身分のため内心暇を持て余していた。
主な活躍
毎日の採取生活に飽々しながらも今日も今日とて魚介類採取に勤しんでいたところにどんロボウイルスを治すワクチン・神仙丹の材料を探しに支部領内に侵入してきたマンたちと遭遇。
マンたちに苦戦し、後述の巨大イソギンチャクを差し向けようとするも既にマンたちに倒されていたため無駄に終わり、最終的にマンたちに神仙丹の材料として頭の鰭を全部むしり取られハゲ頭にされる。
その後、「ぷあ~!復讐を誓った男現る!!」(電子書籍版19巻収録)にてその件で周囲から笑い者にされ悔しい思いをしたとのことで、墨海上人の弟の深海仙人の物置から
奪魂棒を盗み出した後、顔を隠して地上に上陸。ぞげぞげ森付近に団子屋を開いて
ゾフィーお頭と
エースをはじめ、店に来た町人の魂を抜き取り、ゾンビとして使役させることでマンたちへの復讐を目論む。
異変を察したウル忍が店に乗り込んだことで正体を明かし
たものの、前の件でハゲ頭だったのでマンたちからは全く本人だと信じてくれなかった、ゾフィーお頭や町人を操ってマンたちを苦戦させるが、最期は
レオのレオトルネードで奪魂棒を奪い返され、無力化したところをマンと
ティガの合体光線を受け倒された。
部下
羅諢配下の怪夢瑠。
外見は
陸怪夢瑠の
怪夢瑠十人衆と瓜二つだが、彼らと違って頬辺りに鰓が付いており、呼吸も鰓呼吸で行う。でも十人衆と同じく弱い。
ちなみにそれぞれ
たくや、のぶお、ひとしなどの名前がつけられている。
その名の通り巨大なイソギンチャクで、羅諢の配下。
神仙丹の材料探しに鶴亀湾海底にやってきたウル忍を襲い、触手でマンを捕らえ捕食するが、体内でマンが放ったスペシウム光線により爆散。
触手は神仙丹の材料になり、倒された後マンたちに回収された。
余談
『輝』「ぷあ~!復讐を誓った男現る!!」で羅諢が再登場した経緯は、作者が「世界観を広げるよりも設定を深く掘り下げた方が面白みが増える」という制作路線から来ており、この姿勢は後の「闇の邪法編」で生かされることとなる。
追記・修正は海底で魚介類を採取し、寿司を握ってからお願いします。
- 羅諢のつるつるのはげ頭にされる展開の元ネタは恐らくラゴンの着ぐるみがザラブ星人に改造された事だと思う。 -- 名無しさん (2025-07-22 22:57:21)
- 敵にダメージを与える技全てがウルトラ忍法として上手投げを繰り出したのが愚比羅戦だっけか -- 名無しさん (2025-07-23 00:23:40)
最終更新:2025年08月01日 18:22