アストラル☆パーティー

登録日:2025/07/21 Mon 02:37:42
更新日:2025/07/23 Wed 09:55:11
所要時間:約 25 分で読めます




『アストラル☆パーティー』(星引擎 Party)はSTAR ENGINE PROJECT開発のオンラインマルチプレイヤー対戦パーティーゲーム。Neverland Entertainmentからリリースされている。

2024年2月29日にSteamでサービス開始。2025年5月13日からはAndroid/ios版およびDMM版も配信開始されているが現時点では各プラットフォーム同士のクロスプレイには対応していない。*1

基本的には最新コンテンツはSteam版の方から実装されてゆくことになるため、真っ先に最新コンテンツに触れたい場合はそちらのプレイを推奨する。



■概要

内容はいわゆるマリオパーティライクなすごろく系ボードゲーム。
ルールは至ってシンプルで、サイコロを振って出た目の数だけ移動し、止まったマス目に応じて様々なイベントが発生。様々な条件で貯まるスターコインを集め、勝利条件を満たしてゲームに勝利するのが目的。
プレイヤー同士が4人でバトルロワイヤルを繰り広げるPvPモードと、4人で協力してボスのガオー(後述)を撃破するのを目的とするPvEモードの2つのゲームモードがある。
当初はPvPモードをメインコンテンツとしたゲームだったのだが、現在ではPvEモードに人口が集まっており、そちらが主力コンテンツとなっている。

プレイヤーは対戦開始時に固有のスキルを持った「キャラクター」を1人選んでプレイすることになるのだが、中国企業の開発ながらいわゆるアニメチックな絵柄がふんだんに使われた日本向けのキャラデザとなっている。ボイスも日本語のものが実装されている。

■ゲームシステム

先述の通りこのゲームには2つのゲームモードがあるのだが、基本的なルールに関しては共通となっている。
ただし現在開催してはいないものの、季節限定で特殊なルールのモードが開催されている事がある。

◇基本ルール

◯ゲーム開始

カスタムマッチ画面でルームを立てるか既存ルームに参加すると準備完了し、参加者4名が集まるとゲーム開始。*2キャラ選択画面に入る。この時行動順がランダムに決定され、画面左のプレイヤーから順番に行動してゆくことになる。そのため行動順が重要なキャラなどはこの段階でピックするかどうかを考慮する必要が出てくる。また1ゲーム内に同じキャラは1人しか存在できないため、キャラ選択は早い者勝ち。よく使うキャラは素早く確保するべし。*3
キャラクター選択後、様々な効果マスが配置されたマップに4人のプレイヤーが配置される。
プレイヤーが最初に配置されたマスはそのプレイヤーのスタートマスと呼ばれるマスになる。またこれらのスタートマスとは別にどのプレイヤーのものでもないセーフティポイントが数ヶ所箇所配置される。これらのスタートマスの役割については後述。
4プレイヤー全員のターンが終了することで1ラウンド終了となる。

◯キャラクター

プレイヤーは10面ダイスを振って移動歩数を決定し、キャラクターを動かしてマップ上を移動する。キャラクターには移動方向が設定されており、基本的にはキャラクターの足元に表示されている移動方向を示すリングの向きにしか移動できない。分岐点に差し掛かった場合や、特定のカード(後述)を使用した場合にのみ移動方向を指定することができる。
各キャラクターには以下のステータスが設定されており、これがゲームプレイに影響を及ぼす。
  • HP
    • キャラクターには一定数のHPが設定されている。このHPはイベントマスやカード効果、戦闘によって減少し、0になった場合気絶して次のターン行動できなくなる。気絶した場合、次のラウンドの自分ターン開始時にHP全回復状態で復活する。HPの最大値はキャラごとに異なる。
  • 攻撃力/防御力
    • 戦闘時(後述)のダメージ計算の際に参照される数値。
  • 移動力
    • 基本的にダイスを振って出た目の数だけ進むこのゲームだが、一部のキャラクターはスキルで移動歩数を増やすことができる。なのでステータスというよりはダイスの出目にかかる補正値と言ったほうが正しいか。
  • スキル
    • 各キャラクターには常時、ないし特定の条件を満たした際に自動発動するパッシブスキルと、画面右下にあるスキルボタンを押すことで任意発動できるアクティブスキルの2つのスキルが備わっている。アクティブスキルは発動するとクールタイムが発生し、一定ターン数が経過すると再使用可能になる。クールタイムのターン数は基本的に3~4ターンだが、後述する特定のキャラのみ2ターン。

◯カード

ゲーム開始時、プレイヤーには初期手札として4枚のランダムなカードが配られる。カードはバトルカードと効果カードの2種類に分かれており、マスの効果や発生するイベント、スキルなどによっても追加で獲得することができる。バトルカードは攻撃カードと防御カードの2種類があり、後述する戦闘時に使用する。効果カードは1ターンに1枚使用することができ、カードに書かれた固有の効果を発生させることができる。*4PvPモードではこれに加えて自身を対象に発動された効果カードから身を守るための「反撃カード」が存在する。
PvEとPvPの違いについては後述するが、ゲームルールの違いによりそれぞれのゲームモードにしか存在しないカードや、同じ名称でも効果が異なるカードがあったりする。

◯コイン

各キャラクターはマスの効果や後述する戦闘での勝利、効果カードの効果などによりスターコインを手に入れることができる。このコインはショップマスで前述のカードを購入するのに使用できる他、一定枚数以上所持した状態でスタートマスに止まることでスターを獲得することができる。このスターはPvEとPvPでは役割が違うのだがそれは後述。

◯戦闘

PvPでは他のプレイヤーと、PvEの場合は敵対NPCと同じマスを通過(止まる必要はない)した場合、戦闘を挑むことができる。
戦闘の際は前述した攻撃力・防御力を参照してダメージ計算を行う。
まず戦闘フェイズ開始時、お互いがバトルカードを出し合う。バトルカードには攻撃力、防御力の補正値が書かれており、最終的にはここで出されたバトルカードの補正値の範囲内でランダムに攻撃力・防御力が上昇する。*5
基本的なバトルカードは補正値上限の高さに応じて中~特大の3段階があり、当然特大になると補正値も大きくなるのでステータスを大きく強化できるのだが、各カードには使用コストが設定されている。
戦闘時の画面の下にある◇マークが残りコストで、カードに書かれている◇マークが消費コスト。プレイヤーはこの残りコストの範囲内でしかカードを出すことが出来ない。使用できるコストは最大3。
また最大補正値の大きいカードほど消費コストも大きく、多数を一気に使うことが出来ないため、最大値が大きい反面下振れの可能性も出てくるハイリスクハイリターンな存在になる。

カードを出し終わったらReadyボタンを押して戦闘開始。まずは攻撃側が6面ダイスを振り、振ったダイスの出目がそのまま攻撃力に加算される。対する防御側はここで「防御」するか「回避」するかを選ぶことができる。
防御した場合、防御側が6面ダイスを振り、振ったダイスの出目が防御力に加算される。
最終的にここで算出された攻撃力・防御力に先程出したカードの補正値を加えたものが攻撃力・防御力の最終値となり、攻撃力-防御力がそのまま防御側へのダメージとなる。
なお、防御力が攻撃力以上になった場合でも必ず1ダメージは受ける仕様なので、HP1の場合は回避を選ばないとそのまま殺されてしまう。
回避を選んだ場合、防御力が強制的に0になる代わりに、攻撃側が振ったダイスの出目より大きい出目を出した場合、防御側はダメージを0にできる。しかし相手の出目以下になってしまった場合、相手の攻撃力がそのままHPにダメージとして入ってしまうため、即死級の大ダメージを受ける可能性が高まる。相手の出目が1でも所詮は1/6の確率勝負であり、ファンブルを引く可能性も十分あるので基本的にはHPに余裕がある限り防御で受けるのが無難である。
HP1のときに相手がダイスで6を出してきた?ご愁傷様⋯*6
戦闘で気絶した場合、PvPの場合所持金の半分を強奪されてしまう。

◯マス

マップ上には様々なマスがあり、止まった場合マスに応じたイベントが発生する。
+ 主なマス
  • スタートマス(セーフティポイント)
    • マップにプレイヤーが配置された再、それぞれの初期スポーン地点がスタートマスになる。各プレイヤー専用スタートマスとは別に同じ効果を持つセーフティポイントがある。このマスに停止した場合、停止したキャラクターのHPが2ポイント回復する。また一定枚数以上のスターコインを持った状態で止まるとスターが獲得できるのだが、このスターはPvEとPvPとで役割が異なるため後述。
      基本的に自分専用のものとセーフティポイントのみ、通過した際にそこで停止するかどうかを任意で選べる。他プレイヤーのものはそのマスにぴったり停止しない限りそのまま通過してしまう。
  • 災厄/回復
    • 災厄マスに止まると2ダメージ受ける。回復マスは逆に2HP回復する。HPが少ないときの災厄マスは気絶させられる危険性が飛躍的に高まるので絶対に避けるべし。
  • ショップマス
    • ランダムに3枚のカードが表示され、1枚3コインで購入できる。止まらなくてもショップに入ることはできるが、ビタ止まりした場合ランダムなカードが1枚手に入る。
  • コインマス
    • 2~10枚のスターコインがランダムに手に入る。
  • 疾走
    • もう一度ダイスを振って進むことができる。
  • ?マス
    • ランダムに何かが起こるマス。ルールの都合上、PvPとPvEで起きる内容は異なる。PvPならゲームを引っ掻き回す目的で使えるかもしれないが、PvEだと目を覆わんばかりの大惨事を引き起こす可能性があるイベントが複数仕込まれているため、基本的には避けるべきマスとなる。
  • 突撃
    • プレイヤー(PvEの場合敵対NPC)を1体指定してそのマスまでワープし、戦闘を挑むことができる。移動先で戦闘を仕掛けるかどうかは任意なので、単なる移動手段としても使える。
  • 転送陣
    • 同じマップ内の別の転送陣マスに移動する。HPが少ない状態で敵から距離を置くのに使えなくもないが、移動先がランダムなので場合によっては敵集団のど真ん中に移動してしまうことも。
  • カード報酬
    • うまく止まった場合2枚カードが貰える美味しいマス。

◇ゲームモード

前述の通りこのゲームには現在PvPとPvEの2種類のゲームモードが実装されている。基本ルールが共通なのは先にも述べたとおりだが、2つのゲームモードでは勝利条件が異なるためそれぞれのゲームモード特有の要素が存在している。

◯PvP(ノーマルモード)

ゲーム開始当初からあるモード。サービス開始当初はこちらのゲームモードしかなかった。
ざっくりとPvPルールをまとめると、
  • 基本的にはマリオパーティーと同じく4人対戦式
  • 各プレイヤーはコインが一定数貯まった状態でスタートマスに停止すると獲得できるスターを3つ手に入れることで勝利できる。
  • このモードでHPが0になると所持コインが半減してしまう。バトルや効果ダメージでとどめを刺された場合、とどめを刺したプレイヤーに強奪されてしまう。ダメージマスやイベントなどで自滅した場合は気絶したマスに所持金がドロップし、次にそのマスに止まったプレイヤーが手にする。特定の効果カードを使うことでも回収できる。
  • 特定の数のラウンド開始時にラウンドボーナスとして一定枚数のコインとランダムな手札一枚が配布される。
  • 他プレイヤーをターゲットにデメリット効果を発生させたりダメージを与えたりするカードがある。またPvP専用の反撃カードが存在し、自身をターゲットとしたカード効果を跳ね返したり無効化したりできる。
  • ゲーム開始時にスター獲得に必要なコイン枚数を選択でき、これが実質的な難易度設定として機能する。
といった感じ。マップは2025年現在5種類あるが、このうち『遊園地』と『四つ辻』マップのみボスモンスターであるガオーが出現する。

+ ガオーについて
本ゲームのマスコットキャラクター的存在。後述するPvEモードでもガオーかガオーをもじった名前のボスモンスターが出現する。
PvPにおいては基本的にスペックは一定で、
  • スターを2つ獲得したプレイヤーが出たラウンドの終了時にセーフティポイントに出現。
  • その時点でラウンド勝利に最も近いプレイヤー*7を追跡して戦闘を仕掛けてくる。こちらから攻撃した場合、反撃でガオーも攻撃してくる。HPは40、攻撃力4、防御力2。
  • 移動の方向制限を受けず、常にターゲットを最短距離で追跡する。ガオーが止まったマスのイベントは発動しない。
  • 出現時と一定ターン間隔でその時のターゲットに砲撃する。3ダメージ受けるが、この砲撃を含めガオーからのダメージではHP0にはならない。
  • ガオーの行動開始時にターゲットが同じマスにいた場合、休眠状態になりそのターンは何もしなくなる。また何もなくても不定期に休眠状態になることもある。
  • ガオーを倒した場合、その時点でゲームセットとなり、撃破者の無条件勝利となる。
といった特徴がある。要するに得点トップのキャラに対するお邪魔キャラ的な存在。
倒せば即勝利だがPvPモードではHP40はかなり固く、加えて反撃で大幅にHPを削られると他プレイヤーからのキルの危険性が高まるため深追いしないほうが安全。

この手のゲームのお約束だが、ヘイト管理が重要。しつこく妨害してくるプレイヤーや勝利に近いプレイヤー、残りHPが少ないプレイヤーなどはヘイトが向きやすく集中攻撃を受けやすいので、どちらかと言えば他プレイヤーを倒すよりも自分が倒されないことを重点に立ち回ることが大事である。

◯PvE(協力チャレンジ)

2024年8月末に実装された新モード。イベントミッションでプレイ回数を求められることなどから現状のアストラルパーティーはこちらのゲームモードが主流となっている。プレイ人口も多い。
PvPモードとの主な違いは以下の通り。
  • 勝利条件はスターの獲得ではなくマップ固有のボスモンスターの討伐。ボスモンスターのステータスは固定ではなく、難易度によって上昇する。
  • 4人のプレイヤーで協力して戦う。
  • スター獲得のルールは同じだが、PvEでは獲得の際にコインを消費する。スターを獲得すると獲得数に応じてステータスが上昇する。*8
  • スタックと呼ばれる特殊な効果を持ったトークンが付与されることがある。累積させることができ、いくつ累積しているかはトークンのアイコンの横に書かれた数字で表される。
+ スタックの種類
  • ヒールスタック
    • 水色のマークのスタック。これが付与されているとターン開始時に付与されているヒールスタックの数と同値だけHPが回復する。ターン終了時にスタック数が半減する(小数点以下切り捨て)。
  • スターライト
    • 黄色いマークのスタック。ラウンドボーナスが支給される際、このスタックが付与されているプレイヤーにはスタックの数だけ追加のスターコインが支給される。気絶した場合でも消滅しない。
  • マークスタック
    • 赤いマークのスタック。主に敵キャラに付与され、付与されたキャラは被ダメージ+1。スタック数は効果の持続ターンにのみ影響するため基本的に大量に付与してもあまり意味はないのだが、後述する強化チップに付与数を参照する物があるのでそれとのコンボに使うこととなる。
これ以外にも特定のマップや一部のキャラのスキルでのみ付与されるスタック、敵専用スタックも存在するが、ここでは割愛する。
  • 強化チップの存在。スター獲得時やチップショップマス通過時、特定の条件達成時に獲得でき、様々な固有効果を永続で発生させる。特定のマップでしか出現しないチップも存在する。レアリティが3段階存在し、高レアリティのものほど出にくい代わりに強烈な効果を持っている。
+ 強化チップの例
  • ボクシンググローブ(初級/中級/上級)
    • 獲得すると一定数値攻撃力が永続的に上昇。初級は+1、中級は+2とそこそこ止まりだが、最高レアリティの上級は一気に+5も上昇する。逆に言うとそれ以上は上昇しないので最終的には頭打ちになるのだが、中級以上のものを最序盤に引けた場合その後の雑魚処理がかなり捗る。上がったあと減少することがないのも利点。また戦闘外でも常時アップしたままになるので一部の基礎ステータスを参照するスキルと相性が良い。
  • カッターナイフ(ベーシック/シャープ)
    • HP満タン時、固定値攻撃力上昇に加え、付与されているヒールスタック数と同値の攻撃力を加算する。ヒールスタックを付与する強化チップやスキルなどと併用することで爆発的な攻撃力を得られる。加えてレアリティ違いで2つ併用できるため、両方ピックした場合目を疑うような攻撃力を叩き出すことができ、後述する特定のキャラとの相性が非常に良いためPvEでの定番アイテムとなっている。一方で攻撃力がヒールスタックに依存するため単体だと前述のボクシンググローブ上級に見劣りしてしまい、攻撃力が不安定になりがちというデメリットがある。
  • ビッグバック/忍術手裏剣
    • ターン内での効果カード使用枚数+1。加えて忍術手裏剣にはダメージカード使用時に対象に付与されているマークスタックの数だけ追加ダメージを与える効果がある。言わずもがなカード主体の立ち回りをするキャラには必須クラスと言って良いアイテムで、これにより攻撃力バフカード2枚服用(ギメ)によるガンギマリ暴走列車や、ダメージカード連発による爆殺といった荒っぽい手段も使えるようになる。一方で手札が尽きるととたんに使い物にならなくなるので、合わせて手札を増やす手段を用意しておく必要がある。
  • エクストラバッテリー
    • 所持しているキャラのスキルのクールタイム-1。唯一無二の効果であり、スキル回転率が強さに直結するキャラにとっては垂涎の逸品。反面使い所を選ぶスキルとは相性が悪く、良くも悪くもキャラ相性次第で有用度が変わると言える。
  • 進捗ゲージの存在。ラウンドが進むごとに進捗ゲージが進行してゆき、一定ラウンド数内でボスを討伐できなかった場合ゲームオーバー。また進捗ゲージには時限イベントが設定されており、特定ラウンドに差し掛かると設定されているイベントが発生する。進捗ゲージをクリックするとイベントの内容が確認できる。
  • 気絶しても所持金が減らない代わりに進捗ゲージが+1され、制限時間が減少する。
  • 一部のカードやスキルはPvE用に効果が変更されている。またPvEにしか出現しないカードが存在する。
  • PvEをクリアすることでジュジュチップを獲得。*9ジュジュチップはバトルノートと交換できる。
  • バトルノートを使用することでキャラクターにPvE経験値を与えることができ、これによってレベルを上げるとPvEの際に様々なバフを受けられる。
    • PvEレベルは最大6。最大まで上昇させたあと、特定のアイテムを消費することで一部のキャラクターはPvE時のみ有効な潜在能力解放を行う事ができる。
  • ショップマスに止まると振り込みコマンドにより味方に1回だけ5コインを送金できる。

4人で協力して挑むことになるので、チームワークがかなり重要になってくる。味方が撃ち漏らした雑魚を素早く処理したり、サポートカードを使って味方を支援したりと、PvPとは全く異なった立ち回りが要求されることだろう。マップごとに戦況も全く異なるので、どのキャラをピックするのかも重要。行動順の早いプレイヤーはなるべくサポート向きのキャラを、遅いプレイヤーはアタッカー役をピックするといった工夫が必要になるだろう。
また気絶すると制限時間が減少してしまうのが非常に厄介。自身の行動不能と合わせて実質2ターン分を無駄にする羽目になるので絶対に避けなければならない。特に最高難易度の狂気の場合1ターンの遅れが致命傷になる可能性があり、また意図しないタイミングで時限イベント発生→スポーンした敵がそのまま行動開始→体力の少ない味方が袋叩きにあって阿鼻叫喚といった玉突き事故を引き起こす可能性が高い。
HPが少ないときには無理にボスキャラに戦闘を仕掛けに行かないこと。

◇キャラクター

2025年7月時点で25人のキャラクターが実装されている。
この内初期キャラクターは4人、19人はガチャで引き当てることでアンロックされる。過去にコラボキャラが2名実装されているが、こちらは現在入手方法がない。
前述の通り各キャラクターにはそれぞれ固有のスキルが備わっており、これが各キャラの個性を決定づけている。
各キャラクターには好感度が設定されており、ゲーム内で手に入るアイテムなどを使って好感度を上げるとプレイ中に使えるエモートやスキンなどをアンロックすることができる。
一応強化育成要素自体は存在するのだが、基本運ゲー前提のボードゲームなのでそれほど複雑な物ではなく、とりあえず気に入ったキャラから強化していく程度の認識で大丈夫。
+ 実装キャラ
※は潜在能力解放実装キャラ。

【ゲームマスター】レン

  • HP/8 攻撃力/2 防御力/1
  • パッシブ:ジュジュさん、助けて!
    • PvP時効果:ジュジュシールドを展開中-3ダメージ。*10ダメージを受けるとジュジュシールドは消滅。*11
    • PvE時効果:スキル対象に指定した味方のHPが50%以下の場合、自身にジュジュシールドを展開しカード1枚獲得。
  • スキル:子供の特権(CT3)
    • PvP時効果:周囲8マス以内の他プレイヤーからランダムに1枚カードを盗む。盗んだカードがバトルカード以外だった場合ジュジュシールド展開。
    • PvE時効果:自分を含む味方1体を指定。ランダムなカード1枚を付与し、対象キャラにジュジュシールドを展開。
  • 潜在能力:ジュジュシールド展開中のキャラが攻撃を受けた場合反撃できる。
肩書通りアストラル☆パーティーを主催しているゲームマスターという設定のキャラ。メスガキ。基本的にはアストラル☆パーティーは彼女が作ったオンラインゲームという設定であるため、登場するキャラクターは全て彼女が作成したアバターということになっている。従ってリアルの姿は全くもって不明。実年齢も不明
スキルによって発生するジュジュシールドとカード盗みによる妨害を織り交ぜて戦ってゆくトリッキータイプ。初期開放キャラその1。
シールドによってダメージを軽減してくるので8という低めのHPの印象に対して異様にしぶとい。また周囲8マスと言う地味に長い射程でこちらのカードを盗んでくる嫌らしいスキルを持っており、持っていかれたカードによっては大幅に予定が狂わされてしまうことも。守りによし、妨害に良しとバランスが良く、初心者にも扱いやすい。PvPでは採用率トップクラス。
PvEでは一転して味方にカードを与えつつシールドを付与するサポートキャラクターに。擬似的にHPを3点回復できる射程無限のスキルということでサポート役としてはかなり優秀になっている。また潜在能力解放で反撃が付くようになるため、守りつつ切り込みもこなせる攻防一体のスキルとなる。
ただし守りと擾乱に特化している関係上火力に関わるスキルが全く無いのが弱点。

【看板娘】ミミ

  • HP/9 攻撃力/1 防御力/1
  • パッシブ:リサイクル
    • 効果:バトルカードを破棄した場合、コイン1枚を入手。*12
  • スキル:商品補充(CT3)
    • 効果:手札を全て破棄し、破棄した枚数+1枚のカードを獲得。
  • 潜在能力:獲得カード枚数25枚ごとに強化チップ1枚獲得。
アストラル☆パーティーの看板娘。バニーガール。デカい。アルバイトらしく、レンに雇われているらしい。
スキルによって手札を入れ替えながら大量のカードを仕入れては繰り出してゆくカード使用特化タイプ。初期開放キャラその2。
不要札をスキルで引き直すことで新たなカードを引き込みつつコインに還元できる。その際手札も1枚増えるため、入手したカード次第で多彩な選択肢を取ることができる。PvEでも手札回転力の強さを活かしてサポート役に回ることができ、総じてPvPでもPvEでも扱いやすい初心者向きのキャラと言える。
潜在能力で強化チップを獲得できるが、25枚カードを獲得するのが地味に難しく、恐らく一回発動できれば御の字といったところだろう。スキルによる手札入れ替えでもカウントが進むため積極的に活用していきたい。
欠点はランダム性の強さゆえに狙ったカードが引き込めるとは限らないことか。またスキルを十全に活かすためにもある程度手札を多めに保持しておく必要もある。

【風変わりな探偵】ファニィ

  • HP/10 攻撃力/1 防御力/2
  • パッシブ:盲点発現!
    • 効果:自身が全員イベント*13を発生させた場合、コイン+3。
  • スキル:トラブル・メーカー(CT3)
    • 効果:発動ターン、ファニィの移動後に全員イベント発生。
  • 潜在能力:スキルが発動と同時にランダムなイベント2つから一つを選ぶ方式になる。
所構わずトラブルの種をばらまいて回る迷探偵。初期開放キャラその3。にしてこのゲーム最凶のネタキャラ。
スキルはなんと両方ともランダムイベント絡み。引いてみるまで何が起こるかわからない。その代わり全員イベントが起こる度にコイン+3、しかもそのイベントを自力で引き起こせるため、周囲への被害さえ考えなければかなり金回りが良い。一方で起こる事象を自力で制御できないために延々と最悪のファンブルを引き続ける地獄絵図と化すことも。良くも悪くも想定通りの動かし方ができないキャラであり、初期開放キャラながら初心者には全く向いてない。何も考えずにすべてを運否天賦に任せると考えると難しいことを考えずに済むので却って初心者向きかもしれないが。
PvEでもその傍迷惑っぷりは健在だが、PvEの全員イベントには万が一引いてしまうと最悪の事態を引き起こすイベント複数仕込まれているためファニィがいるだけでマップ攻略難易度が激増する。⋯というのが従来の評価だったのだが、全員イベント含むイベント発生をトリガーに発動するスキルを持った「新人捜査官」リンの登場により評価が急変。ファニィがスキルでイベントを引き起こし、リンがそれをトリガーにスキルを発動するという形で強烈なシナジーが発生するようになり、PvEではセットでピックされることが多くなった。それでもヤバいことに変わりはないが。
潜在能力解放でスキルが完全ランダムから提示された2つのイベントから1つを選ぶ方式になる。こちらに有利な内容を引き当てやすくなり、場合によってはかなりありがたい効果が得られる可能性も高くなるが、2つとも最悪のファンブルを引いてしまう可能性は相変わらずなので過信は禁物。


【会社員】パッドマン

  • HP/9 攻撃力/2 防御力/2
  • パッシブ:自己主張なし
    • 効果:攻撃力・防御力・移動力に次ターン開始時まで+2~-2の範囲内でランダムな補正がかかる。
  • スキル:マジで怒ったぞ(CT3)
    • 効果:パッシブによって掛かっている補正が全て最大値の+2に固定される。
  • 潜在能力:攻撃時にダイスで6が出た場合、相手の防御力が0になる。ダイスで1を出した場合、次の戦闘時にダイスで必ず6が出る。
顔にタブレット端末が貼り付けられた会社員風のハゲ。初期開放キャラその4。視認すると精神に異常を来たすオブジェクトとして収容されていたが、収容違反を起こして脱走したらしい。まずいですよ!!
ステータスこそ攻守2と高いが、この数値が毎ターン+2~-2の範囲で変動するという果てしなく不安定なキャラ。おまけに移動力も変動するので、移動力-2のときにダイスで2以下を出すと今踏んでいるマスの効果がもう一回発動するため、厄災マスなどを2回踏んで人知れず息を引き取っていたりすることも…
逆に言うと補正が乗り切った際の危険性は随一であり、唐突に暴走車と化して進路上にいる敵を次々血祭りにあげてゆくこともある。それを意図して引き起こせるのがスキルというわけ。色んな意味で何をしでかすかわからないランダム性が長所でもあり欠点でもあるといえる、初期開放キャラのくせに全く初心者に向いてないキャラその2
PvEでもその不安定さは据え置きだが、潜在能力解放を行うとダイスで6を出したときに相手の防御力を無視するようになる*14。更に1を引いた後の戦闘では必ず6が出るので、上振れた際の破壊力は随一。もっとも攻撃力がインフレしてくる後半になるほど防御力が意味を成さなくなってくるため、どちらかと言えば火力に乏しい最序盤に力を発揮するタイプだと言えるか。

【ぼっちシスター】アランナ

  • HP/9 攻撃力/1 防御力/1
  • パッシブ:勇気を出す!
    • 効果:前のラウンドでダメージを受けていない場合、ターン開始時に攻撃力+3。*15ダメージを受けると解除。
  • スキル:アイアン・メイデン(CT3)
    • 効果:次のターン開始時まで透明化して戦闘を仕掛けられなくなる。罠を踏んでも発動しない。
  • 潜在能力:
陰の者を極めし暗黒の権化デ カ いこのおっぱいで聖女は無理でしょ。
肩書に違わず存在感を消して敵の攻撃から逃げ回るスタイルのキャラ。前ラウンドで殴られずに調子に乗ると急に態度がデカくなって攻撃力がなんと3もアップするが、シバかれると元の陰キャに戻る。
パッシブ発動中の攻撃力はかなり強烈ではあるが、戦闘から逃げ回ることで利を得るスタイルとイマイチ噛み合っていない。戦闘は仕掛けられないもののダメージカードによる間接攻撃は受けるし、全員イベントのダメージも回避できないため、意外とパッシブ発動状態を維持し続けるのは難しいのだ。運用するならそこをカバーする工夫が必要になるだろう。
潜在能力を開放するとなんとスキル発動ターンは完全に無敵になる。これにより純粋にパッシブによる火力アップの恩恵を活かすことができるようになり、アタッカーとしての性能が一段アップした。

【暗躍する忍者】コマチ

  • HP/9 攻撃力/1 防御力/1
  • パッシブ:コピーニンジャ
    • 効果:3枚効果カードを使用する度に、最後に使用したカードと同じカード1枚を獲得。
  • スキル:忍術連撃(CT3)
    • 効果:発動ターン、効果カードをもう一枚追加で使用できる。
アイエエエ!?
スキルを見れば分かる通り清々しいほどのカード使用特化型キャラ。パッシブによって3回毎に手札がキャッシュバックされるため、スキル発動と合わせてダメージカード2枚で爆殺といったえげつない攻め方ができたり。PvEではパッシブ、スキルと同じ効果を持った強化チップが実装されているが、効果が重複するのでマップによっては最大5枚まで効果カードを連続発射できる。
ただしその分手札使いが荒く、無計画に使っているとすぐガス欠を起こす。自身の攻撃力を引き上げるスキルやアビリティも持たない都合上手札不足は死活問題であるため、失った手札を一気に回復できる手段を合わせて用意しておく必要がある。ハマると強いが場当たり的な運用はNG。

【深紅のギャル】パパラ

  • HP/10 攻撃力/2 防御力/1
  • パッシブ:可愛さは正義
    • 効果:現在HPが最大HPの50%以下の場合、攻撃力+3。
  • スキル:ひとくちだけ(CT3)
    • 効果:残りHP50%以上の場合HP-3。次のターン開始時まで戦闘で与えたダメージの半分をHPとして吸収する。
完璧で究極な小悪魔系黒ギャル。吸血鬼。
自傷スキルを使ってHPを減らすことで攻撃力を激増させるヘビー級アタッカー。パッシブ発動時の攻撃力はなんと5。これは自身のパッシブだけで出せる攻撃力としては全キャラ中トップタイの数値であり、迂闊に攻撃すると凶暴化して手が付けられなくなる。
とはいえ発動条件がなかなかに厳しく、常時低HP状態を維持し続けなくてはならないので高攻撃力と合わせて急激にヘイトを集めてしまう危険性がある。HP管理にはくれぐれも気をつけよう。
PvEでも攻撃力は健在だが、気絶時のデメリットが非常に重いPvEモードのルールでは十全に活かす場合かなり工夫が必要。基本的に低HPを維持するというより、特定タイミングで高火力を発揮する機会型のアタッカーと考えた方が良い。「王の力」*16「毒で毒を制する」*17といった自傷カードを使って瞬間的に攻撃力を引き上げるのも良い。
幸い強化チップには最大HPを上昇させてくれる物もあり、これを利用してパッシブ発動の閾値を引き上げれば多少殴られても大丈夫なHPを維持したままパッシブ発動といった芸当も可能となるため、引いた場合優先的にピックしてよいだろう。また後述するユメと組むことでスキルを使って常識外れの攻撃力を叩き出すコンボが存在する。

【やり手の商人】パルナン

  • HP/10 攻撃力/1 防御力/2
  • パッシブ:伝説商人
    • 効果:ショップに入るたびコイン1枚獲得。ショップに陳列されるカード枚数+1。
  • スキル:リモートショップ(CT2)
    • 効果:発動するとその場でカードショップに入ることができる。
狐耳の関西弁商人。がめつい。
スキルですぐにショップ画面に入れ、ショップに入る度にコインがもらえる。本人の能力はこれだけなのだが、状況に応じて必要なカードをすぐにゲットできるのが利点。例えば死にかけのプレイヤーがいたらダメージカードを買ってとどめを刺す、といった使い方が考えられる。ただしその分手持ちのコイン残額次第で何もできなくなる可能性もあるので、リソース管理能力が問われる。
PvEでは豊富なカードを活かしたサポート役となる。特に2025年時点では唯一無二のCT2という特徴により、強化チップのエクストラバッテリーを取得することで毎ターンスキルを発動できるため、毎ターンショップから送金して他キャラを支援したりすることもできる。

【回収ロボット】Z3000

  • HP/10 攻撃力/1 防御力/2
  • パッシブ:ごみ分別*18
    • PvP時効果:食品系効果カード*19使用時、自分がいるマスに【謎のオブジェ】*20を配置。
    • PvE時効果:敵NPC撃破時にスキルのCT-2。
  • スキル:引き寄せる(CT3)*21
    • PvP時効果:7マス以内の相手を自分のマスに引き寄せて1ダメージを与え、1ターンの間移動距離-2。
    • PvE時効果:7マス以内の敵NPCを引き寄せ5ダメージ与える。
ロボット掃除機。赤いクズ鉄
PvPとPvEでスキルの性質が全く異なり、立ち回り方がガラリと変わる。
PvPの場合は清々しいまでの妨害特化キャラ。他プレイヤーを引き寄せつつ移動力を下げたり、謎の汚物オブジェ(汚ったねぇ!!)を設置して敵の進路を曲げさせたりなど、自分を有利にするというより他プレイヤーの動きを止めて時間稼ぎをすることが得意な動きとなる。本当にロボット掃除機なんだろうか。
特に謎の汚物オブジェを糞…踏んでしまった時の3ダメージはPvPだとかなり痛く、ほかプレイヤーから追撃を受ける危険性が高まるため、スタートマスやセーフティポイントを狙って汚染設置することで止まりたくても止まれないという嫌らしい状況を作り出すことができる。間違って自分が踏んだら目も当てられないが。
PvEの場合、主にアタッカーとして振る舞うことになる。スキルで与えられるダメージが5とかなり強烈になったので主に撃ち漏らしの雑魚などを文字通りゴミ掃除していくことになるわけなのだが、自分のいるマスまで引き寄せるのでダメージを与えて弱らせた雑魚を追撃で仕留めるといったムーブができないなど若干チグハグな面があるのが否めない。おまけにスキルのCTが他キャラより長いので回転率が悪く、パッシブによるCT短縮を使わないと効率的な運用が難しい。かなり玄人向けのキャラ。

【スライムガール】ルル

  • HP/9 攻撃力/2 防御力/2
  • パッシブ:細胞分裂
    • PvP時効果:ダメージを受けるたびにスキルCT-1。
    • PvE時効果:ダメージを受けるたびにスキルCT-1、ヒールスタック+1。
  • スキル:粘着スライム(CT4)*22
    • PvP時効果:10マス以内にいる相手の移動を2ターンの間-3。
    • PvE時効果:10マス以内のキャラを指定し、ヒールスタック+3を付与。
露出過多なスライム娘。デ カ い。多分このゲームで一番危険(意味深)な見た目だが、擬態したスライムなので多分セーフ。
全キャラ中トップの基礎ステータス(攻守2)を持つ。PvEではすぐステータスがインフレするので地味だが、PvPでは大きな強みになるだろう。
PvPにおける立ち回りはZ3000と同じく妨害工作が主軸。スキルを使って大幅に足を遅くさせることができるが、結局ダイスの出目次第なので有効に働かない場面も。CTも4と非常に重いので使うタイミングを見極める必要があるだろう。
PvEでは一転、ヒーラー的な立ち位置。指定した対象に一気に3点もヒールスタックを付与できるため、弱った味方を延命できる他、カッターナイフと組み合わせて攻撃力の底上げに使ったりといった動きも可能。

【ドレスガール】ヒメ

  • HP/10 攻撃力/1 防御力/0
  • パッシブ:エネルギー保存
    • 効果:戦闘をしなかったターン終了時に、次回攻撃時まで攻撃と防御を+2。*23
  • 特殊パッシブ:以心伝心
    • 効果:スキル発動時、ユメが「符カード - 福」1枚を獲得。
  • スキル:練気功修練(CT3)
    • 効果:HP2回復。エネルギー保存が発動していたらこのターン終了時まで攻撃力+4。*24
古典的チャイナ娘。後述するユメの姉だが、妹の方は標準語で話す。どういうことなの…
キャラクターとしては戦闘特化型。パッシブで2、スキルで更に3、PvEでなら4と自身のスキル込みで最大7もの高打点を叩き出せるが、息切れするととたんに攻撃力1防御力0のクソザコナメクジと化してしまうピーキーな性能。
その関係上全力を出せるタイミングが3ターンに一回しか回ってこず、雑魚処理の速度を求められるPvEでは遅れを取りがち。アタッカーとしてもより安定して高打点が維持できるミサキ(後述)の存在もありかなり厳しい立場にある。有効活用するならスキルの回転速度がパッシブの発動タイミングと一致するようにエクストラバッテリーを取得するのが良いだろう。
大きな特徴としては現状たった2例しか実装例のない特定キャラとのコンビパッシブが存在していることが挙げられる。ヒメの場合、同じゲームでユメを使っているプレイヤーがいる時、スキル発動時にユメの手札に「符カード - 福」*25を一枚追加するというもの。これによりユメからの支援を受けやすくなる(これも後述)…と思いきや、せっかく進呈したカードをヒメよりもっと有効に活かせる別キャラクターに使われてしまったりしてユメ専用券売機と化していることがしばしば。ひどいアルよ…
逆にPvPではその攻撃力は非常に脅威。連戦する必要がないためスキル再発動までの時間を稼ぎやすく、高攻撃力を活かしたキルマシーンとして立ち回っていくことになる。

【肉弾戦車】パンダマン

  • HP/14 攻撃力/1 防御力/0
  • パッシブ:善きも悪しきもある
    • PvP時効果:全ての回復効果を+2し、受けるダメージを+1。
    • PvE時効果:チョコレートケーキかハンバーガー使用後、周囲5マス以内のキャラのHPを2回復。
  • スキル:厚い肌(CT4)*26
    • PvP時効果:「自爆」か「目には目を」のどちらか1枚を手札に加える。
    • PvE時効果:「チョコレートケーキ」か「ハンバーガー」のどちらか1枚を獲得。
爆弾魔ラッパーパンダ。デカい(タフネス的な意味で)。
ステータスは貧弱そのものでしかも回復効果が2増える代わりに被ダメージが1増える紙装甲だが、全キャラ中最大の14というクソデカ体力を持つアンバランスすぎる性能。
体力が多いため効果カードの定数ダメージによる攻撃に非常に強く、これを活かして自爆*27する戦法を使う。
またスキルで獲得できるカードも「自爆」「目には目を」*28とおあつらえ向きであり、自爆されるので近づきたくないが遠距離から効果カードで攻めようとしても効果が薄いどころか却って危険という非常に厄介な性質を持つ。マルマインかな?
反面貧弱な防御力とパッシブのデメリットが災いして戦闘による被ダメージが嵩みやすく、連続で殴られるとあっさり沈んでしまう可能性がある。また「腐った弁当」*29などで付与される毒ダメージも増えるのでそれだけでも致命傷を負う可能性がある。かなり癖の強いキャラ。
PvEではヒーラー兼肉壁的な役割になるのだが、耐久力は高くても火力がからっきしなのでかなり扱いづらい。このゲームでは敵NPCは1ターンに1回までしか攻撃を仕掛けないという性質があり、それを利用して瀕死の味方の前に割り込んで攻撃を受け止めるという使い方ができるので、耐久力を底上げする強化チップを使って固くなりつつポジションを調整してゆく立ち回りでなら強みを活かせるか。

【太刀使い】ミサキ

  • HP/9 攻撃力/0 防御力/2
  • パッシブ:剣気
    • 効果:攻撃命中時、敵からの攻撃回避時に剣気スタックを1つチャージ(最大3。)。剣気スタック蓄積量に応じて攻撃力アップ。*30気絶した場合剣気スタックは全て消滅。
  • スキル:桜裂空斬(CT3)
    • 効果:4マス以内のキャラを指定し2ダメージを与え、剣気を1スタック獲得。
  • 潜在能力:スキルの射程+2。剣気3スタックの時にスキルを使用した場合、剣気を全て消費して「名刀:ガオー切り」1枚を獲得。「名刀:ガオー切り」の使用コスト-1
太刀を携えた和装少女。
見た目に違わず徹底的に戦闘に振り切った性能。基礎攻撃力は0だが剣気を貯めることで最大5まで上昇するため、全キャラ中屈指の火力を誇る。カードやチップ、スキルに頼らずに出せる火力としてはパパラと並んで最高であり、加えて一度上がってしまえばパパラと違って上がりっぱなしなのが強い。
しかもスキル使用で剣気と引き換えに「名刀:ガオー切り」*31を1枚獲得でき、その使用コストを下げるおまけまで付いてくる。
PvEモードではその高火力で敵を次々血祭りに上げてゆく文句なしの筆頭アタッカーであり、迷ったらとりあえず選んでおけば問題ないといったレベルで採用率が高い。またこの頃から本格的にゲーム全体がPvEメインの方向性に変わり始めた事もあり、以後登場するキャラはPvE前提の性能のものが大半を占めるようになってゆく。
反面戦闘以外からっきしといっていいレベルの脳筋性能なので、単純に殴っても勝てない相手が出てきたり、HPが残り少なく戦闘を仕掛けに行けないといった状況下では途端に何もできなくなる。気絶すると剣気スタックを貯め直しになるため、一度でも倒れると立て直しに時間を取られやすい点も注意が必要。
PvPではこの点がモロに響き、対話拒否の相手にカード効果で一方的に翻弄され続ける羽目になることもある。

【ディスティニーガール】カイセイ

  • HP/10 攻撃力/1 防御力/1
  • パッシブ:幸運な番号
    • 効果:自身の移動ダイスの出目が6だった場合、コイン6枚を獲得。
  • スキル:フェイト・エコー(CT3)
    • PvP時効果:指定したキャラ1人の受けるダメージを2ターンの間+1。効果中にそのキャラが気絶すると4コイン入手。2ターン以内に気絶しなかった場合対象のHP+4
    • PvE時効果:指定した敵NPC1人の受けるダメージを2ターンの間+1。効果中に対象を撃破した場合カイセイが3コイン入手。
占い師。デ カ い
対象にダメージ増加のデバフを貼り付けて支援するサポート型のキャラ。増加量は1点と微々たるものだが、このゲーム、特にPvEではこの1点が非常に重い意味を持っていたりする。例えば防御力8の相手に攻撃力2のキャラが挑むと考えた場合、2ダメージ以上を与えるためにはこちらの攻撃力を9以上引き上げなければならなくなる。*32相手のHPが2以上残っているならこの差はかなり大きく、複数人で叩けばその分ダメージも蓄積するので、高防御低HPの中ボスには絶大な効果を発揮する。
PvPでは任意のプレイヤーにヘイトを集める手段として使える。瀕死のプレイヤーにデバフを貼り付けて他プレイヤーに叩かせて自分は漁夫の利を頂くという陰湿極まりない戦法だが、貼り付けるタイミングを考えないとHP回復4で却って塩を送る結果になりかねないので注意。

【オアシスクイーン】ナーディス

  • HP/9 攻撃力/1 防御力/1
  • パッシブ:プレッシャー
    • 効果:戦闘する相手よりも手札枚数が多い場合、1枚につき攻撃力+1(最大+3)。*33
  • スキル:クィーンプリビレッジ(CT3)
    • 効果:カード3枚を獲得。行動終了時にこのスキルで獲得したカードは消滅する。
褐色高飛車女王様。
相手の手札との枚数差に応じて自身の攻撃力を増加させる独特のパッシブを持ち、手札の状況次第ではなかなか高い打点を出せる。またスキルで一時的に手札を水増しできるのでサポーターとしての運用も優秀。総じて爆発力こそ乏しいが不安定さは少なく、かなり安定的な運用ができるキャラだと言える。初心者にもオススメ。
裏を返すと尖った強みがないので各分野の突出した強キャラを差し置いてナーディスをピックするメリットに乏しいということでもあるのだが…

【ロボメイド】ジャスミン

  • HP/9 攻撃力/1 防御力/0
  • パッシブ:チャージステップ
    • 効果:移動マス数13マスごとに攻撃・防御が交互に永続的に+1。
  • スキル:オーバードライブ(CT4)
    • 効果:1ターンの間、防御力-3、移動数+3。
カイセイ作のロボットメイド。デカい
移動距離に応じて自身に永続バフを掛けるアタッカー型キャラ。そのスキルの性質上とんでもなくスロースターターだが、代わりに一度仕上がるとその後は手の付けられない暴力の権化と化す。
反面スキルも含めて徹底的にパッシブの発動に全振りしているような設計なので基本的にひたすら走り回って遭遇した敵を鏖殺してゆく以外の戦法が取れず、その分移動ダイスで下振れを引き続けてしまうといつまで経ってもクソザコナメクジのままという悲惨な状況に陥る。運用していくうえで強化チップで足回りを改善するのは必須だろう。

【真夜中の閃光】ルカ

  • HP/9 攻撃力/1 防御力/2
  • パッシブ:攻めの姿勢
    • 効果:1ターンに1度、スタートマスかセーフティポイントを通過した場合スキルのCT-2。
  • スキル:真夜の一閃(CT3)
    • PvP時効果:移動時に6面ダイスを2個振り、このターン戦闘を行えない代わりに移動で対戦相手or敵NPCのいるマスを通過した時、移動数の半分(小数点以下切り捨て)のダメージを与える。*34
    • PvE時効果:移動時に6面ダイスを2個振り、このターン戦闘を行えない代わりに移動で敵NPCのいるマスを通過した時、自分の攻撃力+2のダメージを与える。*35
轢き逃げ犯美少女ライダー。デカい
基本的にこのゲームは他キャラを戦闘で倒すことを前提に設計されているのだが、ルカは後述するメガスやリンと並んでこの前提から外れたかなり特殊な運用をするキャラとなっている。
ルカは基本的に戦闘は殆ど行わず、自身のスキルで敵を轢き逃げしてダメージを与える戦法を使う。
スキル発動時は6面ダイス2個を投げるため移動距離が長く、進路上の敵を一網打尽にできる他、殴ると危険なボスキャラを戦闘を介さずに轢き殺すといった事ができる。また移動時にスタートマスかセーフティポイントを通過するとスキルのCTが-2されるので次ターンも発動できるようになる。
反面、自前で火力を補う手段がほぼないため強化チップなどで補強しないと火力的に頭打ちになりやすい点、またジャスミン同様性能が移動距離に直結しているため移動ダイスでファンブルを引いてしまうと何もできなくなることが難点。
戦闘時にしかバフ効果を発揮できないチップとの相性も悪いので、基本的にはボクシンググローブ系のチップを取って基礎火力を底上げしつつ、移動力を強化するチップで足回りを改善していくのが良いだろう。

【ネットファントム】ナンシーロー

  • HP/9 攻撃力/1 防御力/1
  • パッシブ:ファイアウォール
    • 効果:ターン開始時に自身の周囲3マス以内に敵キャラがいない場合攻撃力・防御力+1(PvE時は+2)、ランダムなバトルカード1枚獲得。*36攻撃後、手札のバトルカードを全て破棄する。*37
  • スキル:ハッキング(CT3)
    • PvP時効果:7マス以上離れたプレイヤー1人を指定して戦闘を仕掛ける。この戦闘時パッシブによる手札破棄は発生しない。
    • PvE時効果:敵NPC1体を指定して戦闘を仕掛ける。指定した相手が3マス以上離れている場合反撃無効。この戦闘時パッシブによる手札破棄は発生しない。
おっぱいナーフ女スーパーハッカー。デ カ い
スキルにより離れた相手にいきなり戦闘を仕掛けることができる、シンプルだがこのゲームにおいてはあまりにも凶悪すぎる能力を持つ。
なにせ瀕死の状態の場合どこにいても遠隔でとどめを刺される危険性が出てくるわけで、最悪の場合あと一歩で勝利といったところを全て掻っ攫われたり、ダイス次第では開幕いきなり即死させられたりと理不尽な展開が発生することになるのだ。そのためリスク承知でスキル射程圏外の至近距離に居座るか、とにかく徹底的にHPに気を使って立ち回るといったプレイングを他プレイヤーに強要することができる。PvPでは間違いなく最強格の一角である。
その性質はPvEにおいても健在で、それどころか射程距離の制限がなくなりパッシブによるバフが強化されデメリットが軽減されるなどむしろ強化されている。またこのスキルでは本来戦闘を仕掛けられない一部のNPCも攻撃することができるので、ステージギミックを破壊することも可能。
一方でパッシブに戦闘ごとにバトルカードが消し飛ぶ重大なデメリットがあり、連戦するとすぐに手札が尽きて息切れする弱点がある。また敵が密集するような状況ではパッシブも適用しづらく、自身の強みである遠隔攻撃も活かせないので途端に空気になってしまう。なんJ民かな?強みである戦闘面を安定させるためにも早い段階で攻撃力強化チップをピックアップし、むやみに攻撃を仕掛けるのではなく弱った敵を狙い撃ちしていく運用が求められる。
まとめるとミサキほど安定した運用はできないが、代わりにナンシーにしかできない立ち回りが多く、PvPでもPvEでも強いといったキャラ。初心者なら最初にガチャでミサキかナンシーを引ければかなり心強いことだろう。

【メカ・ドミナンス】メガス

  • HP/9 攻撃力/0 防御力/2
  • パッシブ:リサプライ
    • 効果:自身の行動終了時、手札が5枚未満の場合ランダムにカード1枚獲得。
  • スキル:軌道エアバースト(CT3)
    • PvP時効果:手札を全て破棄。破棄したカード2枚ごとに6マス以内のランダムなキャラに複数回2ダメージを与える。
    • PvE時効果:手札を全て破棄。破棄したカード2枚ごとに6マス以内のランダムな敵NPCに複数回3ダメージを与える。破棄したカードにバトルカードがあった場合、総コスト数に応じてダメージが増加する。
メカニック。効果カード「レーザー」の後ろに描かれていた謎の人物の正体。
ルカに並びこのゲームで最も特殊な運用をするキャラの一人。まず基礎攻撃力が0でありながら、ミサキと違って自身の攻撃力を上げる術を一切持たない。そのためメガス自身は基本的に一切戦闘を行わず、スキル効果による定数ダメージで削ってゆく事となる。
真骨頂は手札を全消費して発動する豪快な効果ダメージスキル。消費枚数に応じてダメージ回数が増える他、PvEではバトルカードを消費することでダメージを引き上げることができ、うまく条件が整えばスキル1発で数十ダメージほどを一気に稼ぐことができる。
問題は良くも悪くもスキル一辺倒な点。手札がないと話にならず、その手札もスキル発動で消し飛ぶのでとにかく燃費が悪い。無論スキル発動より手札をそのまま使ったほうがいい場面もあるため、発動タイミングに関しては慎重に選ぶ必要がある。
幸い自身のパッシブで多少なりともカードが稼げるほか、強化チップにカード獲得効果のあるものが存在しているため、積極的にそれらをピックすることで燃費を改善していくのが良いだろう。

【風水師】ユメ

  • HP/10 攻撃力/1 防御力/1
  • パッシブ:禍福倚伏
    • 効果:ダイスの出目が1なら「符カード - 禍」*38、6なら「符カード - 福」*39を入手。*40
  • スキル:白沢よ、福を与えよ(CT3)
    • PvP時効果:発動時、「符カード - 福」を1枚獲得。このターン自分がHPの上限を超えて回復した場合、その数値分のスターコインを獲得。
    • PvE時効果:味方一人を対象に発動。発動時、「符カード - 福」を1枚獲得。このターン発動時に指定した味方がHPの上限を超えて回復した場合、その数値分攻撃力アップ。
  • 特殊パッシブ:お手伝い完璧
    • 効果:スキル発動時、ユメが「符カード - 福」1枚を獲得。
風水師。前述したヒメの妹だがあ る 部 分は全く似ていない。
ミサキが攻めの頂点だとするならユメはこのゲームにおける補助の極みといった所。その理由はパッシブ、スキルで獲得できるユメ専用の「符カード - 福」(以下「福」)「符カード - 禍」(以下「禍」)にある。
一見すると「福」は微弱なHP回復、「禍」は貧弱なダメージカードにしか見えず、そこだけ切り取ると単なる凡庸なヒーラーにしか見えないのだが、問題はスキル発動時の効果。なんと対象を回復した時MAXHPを超えると超えた分が攻撃力に変換される。つまりヒーラーに見せかけたクソデカバッファーなのである。
更にこの効果は「福」カードによる回復だけでなくありとあらゆる回復が対象になるので、対象がヒールスタックを付与されていた場合その数値がそのまま攻撃力に変換される。これにより常軌を逸した攻撃力のインフレを引き起こすことが可能となる。
+ 方法
例えば対象が強化チップの例でも触れた「カッターナイフ-シャープ」を持ち、ユメが強化チップ「友情バッジ」*41を持っているとする。
この状況で「福」を5枚使うと、対象の攻撃力は10上昇すると同時にヒールスタックが10付く。対象のターン開始時にヒールスタックの効果でさらに10回復するので攻撃力は更に10上昇する。そして「カッターナイフ-シャープ」の効果により攻撃力は固定上昇値4+ヒールスタック分増えるので戦闘時に攻撃力は合計で34も増加することになる。
もし「カッターナイフ-ベーシック」も一緒に持っていた場合、ヒールスタック分の攻撃力加算値が倍になるので、合計46増加という攻撃力お化けが爆誕することになるのだ。
更に前述のパパラのスキルで攻撃ごとにHPを回復した場合、一戦闘ごとに攻撃力が約1.5倍に跳ね上がっていく。ここまで来るともはやロマン砲ではあるが、突撃マスを使って連撃を叩き込めばHP100以上もあるボスを即死させることすら可能だったりする。
言うまでもなくボスのスピード討伐には欠かせない存在であり、また状況に応じてHP回復もこなせる便利さもありPvEでは使用率トップクラスとなっている。
とはいえその強さは運用の難しさにもそのまま直結している。まず大量の「福」「禍」を手札にストックしておく必要があるので手札枚数制限に引っかかりやすくなる。そのためスキルを最大限に活かそうとするとそれ以外の動きが取りづらくなる。
また肝心のスキルに関しても低耐久の雑魚だとオーバーキルになるので、ボス格の敵を仕留めに行けるような状況のキャラに使えなければ意味がない。
ユメを運用するなら状況をよく読んで誰にどのような支援を行うべきかを的確に把握する必要があるのだ。そういう意味ではかなりこのゲームを理解した人向けのキャラだと言える。
ちなみにヒメと対になる特殊パッシブ持ちで、効果は「ヒメに「福」を使うとパッシブ「エネルギー保存」が即座に適用される」というもの。そのため「ヒメがパッシブで「福」を供給→獲得した「福」でヒメを支援」というコンビ運用を想定していたと思われるのだが、その「福」をミサキかナンシーに使ったほうが強いという理由で放置される事が多い。どうして…
なお一応PvPでも使えなくもないが、「福」を貯める手段に乏しく性能はそれなり止まり。やはりPvEで使ってこそ本領を発揮できるものと考えたほうが良いだろう。

【暗黒の若君】アル

  • HP/9 攻撃力/1 防御力/1
  • パッシブ:札束パワー*42
    • PvP時効果:スターコインを獲得した場合、次の行動終了時まで攻撃力+2、防御力+1。
    • PvE時効果:味方にカードを与えた場合*43、その味方と自分にスターライトスタック+1。付与されているスターライトスタック7つ毎に永続的に攻撃力と防御力+1。
  • スキル:強者の憐憫(CT3)
    • PvP時効果:指定したプレイヤー1人に手札のカードを最大3枚まで渡す代わりに渡した枚数×3のスターコインを対象から強奪。
    • PvE時効果:指定した味方1人に手札のカードを最大3枚まで渡し、自分は渡したカード枚数分のコスターコインを獲得。
その身に邪気眼を宿した暗黒商人。なにげにこのゲームでは現状ほぼ唯一の普通の人間男性キャラ。パッドマンはそもそも人間なのかどうかが不明なので…
効果としてはカードを押し付けつつスターライトスタックを貯めてステータスを上げていく分かりやすい自己強化型キャラ。
自分では活用できないカードをその時一番有効活用できそうなキャラにプレゼントしつつ自分はコインを獲得するという形でサポートと自己強化が連動しており、サポーターであると同時にアタッカーもこなせる器用な立ち回りが売り。その性質上スターコインがラウンドボーナスでじゃぶじゃぶ入ってくるようになるため、送金で仲間を支援する動き方も可能。
ただしカード送り付けはそもそも原資となるカードがないと機能しないため、有効活用するためには手札枚数を稼げる強化チップとの併用が不可欠。
またスターライトスタックを貯めることが前提なのでジャスミンほどではないにしろかなりスロースターター気味で、かつ強化チップでスターライトスタックを稼いでいく必要もある。
優秀なキャラではあるが立ち回りにはカード獲得とスターライトスタック稼ぎの繊細なバランス取りが要求されることになるだろう。

【新人捜査官】リン

  • HP/9 攻撃力/1 防御力/1
  • パッシブ:調査結果
    • 効果:全員イベント発生時、「ライフ・ブック」1枚を獲得。((PvE時は「ライフ・ブック」を1枚使用する毎に次回以降に使用する「ライフ・ブック」の与ダメージを+1する。((
  • スキル:ライフ・ブック(CT3)
    • 効果:「ライフ・ブック」を1枚獲得。ターン終了時まで全効果カードの効果距離+3マス。
ドジっ子捜査官。デ カ い
ルカ、メガスと並んだ戦闘キャンセル勢その3。こちらはスキル発動とパッシブによって得られる専用の効果ダメージカードおよびマークスタックによるバーン特化型。この専用バーンカードはPvPとPVEで効果が異なる。
PvPでの効果は「5マス以内の相手に2ダメージ与えてマークスタックを付与、この効果は無効*44にできない。」スキルを使わないと射程が長いわけでもなく、火力もちょっと地味。一方PvPモードで唯一マークスタックを付与することができる手段なので、弱らせてから直接攻撃で仕留めに向かうといったムーブが可能。割と緩めの条件でホイホイ手に入るので雑に削りに使っても良いだろう。
地味にスキル発動時は他の効果カードの射程も伸びるので、ブリック*45のような高威力だが短射程のカードも扱いやすく、マークスタックでダメージを更に伸ばすことができる。
問題はPvEの方で、こちらでの効果はなんと「5マス以内の相手に2ダメージ与えてマークスタックを付与、対象のマークが3スタック以上ならカード使用枚数+1。」
なんと対象にマークスタックが3以上付与されている場合、使用枚数に事実上上限がなくなる。しかも「ライフ・ブック」は使用する度パッシブでどんどん攻撃力が上昇していく。そして強化チップ「忍術手裏剣」*46を組み合わせることで一撃15~30程度のダメージ連射してどんな高耐久のボスでも一瞬で焼き切る超火力を叩き出すようになるのだ。
とはいえここまで至るにはかなり綿密な下準備が必要であり、可能であるならパーティ全体でマーク蓄積を手伝ったりするといった工夫が必要になる。リン自身もただカードを貯めるだけでなく序盤からある程度スキルを使って「ライフ・ブック」の火力を底上げしておくなどといった立ち回りの工夫が求められるだろう。
一方カードを貯めるためには全員イベントを起こす?マスを踏まなければならないという問題がある。この全員イベント、当たりを引いた場合の恩恵はデカいがハズレに制限時間-1という致命的なブツが仕込まれている危険極まりない代物であり、それを敢えて踏みにいかなければならないのである。
そのため現在ではスキルで全員イベントを起こすことができ、潜在能力である程度危険性を制御できるファニィが一緒にピックされる事が多い。リンが登場した時期にファニィの新スキンが実装されていたため、恐らく公式としても意図的にそうなるよう設計したと思われる。

【三神教祖】テル

  • HP/10 攻撃力/1 防御力/1
  • パッシブ:狐火
    • 効果:テルに憑依された対象がコスト2以上のバトルカード*47を使用した場合、テルは狐火スタックを1つ獲得する。
  • スキル:三神憑依(CT3)
    • PvP時効果:他プレイヤー1人を指定して憑依し、狐火スタックと同数のコインを強奪。次の行動開始時まで憑依対象の攻撃力・防御力の半分(小数点以下切り上げ)を自身のステータスに加算。
    • PvE時効果:味方一人を指定して憑依し、次の行動開始時まで憑依対象の攻撃力・防御力の半分(小数点以下切り上げ)を自身のステータスに加算。憑依対象が戦闘を行う際、攻撃後にテルの攻撃力+狐火スタックの数の攻撃力で追撃を行う。*48
カルト教団三上教の教祖。ロリ。でも好感度アップアイテムの好みにビールが入ってるので年齢詐称疑惑アリ。
2025年7月時点で最新のキャラだけあり効果はかなり複雑だが、要するに取り憑いた相手のステータスを半分拝借し、それを元に火力を出していくスタイルの変則的なサポーター兼アタッカー。
高ステータスの相手に便乗することで自分も火力を出し、上がった火力を憑依した相手にも還元することで自分も相手も大幅に火力を増強できる。
この際に参照される攻撃力は非戦闘時のステータスとなるので、基本的には強化チップでボクシンググローブなど基礎火力自体を引き上げるものをピックしてスキル点火時の破壊力を確保していきたい所。
難点としてはやはり火力が他力本願になりやすい点、狐火スタックを貯めるのにやや苦労する点か。
PvPでは相手がこちらの思惑通り動いてくれるとは限らないため、他力本願な性質が裏目に出やすいため若干厳しい立場。


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最終更新:2025年07月23日 09:55

*1 2025年内には可能になるよう開発が進められているとのこと。

*2 ただしルームホストの判断でBOTを参加させることも可能。戦力としてはほぼ役に立たないが。

*3 ただしこの手のゲームのお決まりではあるが良くも悪くも運ゲーであるため、基本的にはどのキャラを使っても極端な有利不利は出ないようなゲームバランスになっている。

*4 スキルや後述する効果チップにより使用枚数が増えることもある。

*5 例えば補正値1~3の場合、参照される攻撃力・防御力の最終値が1~3までの範囲内で上昇する。

*6 一応同じ6の目を出した場合は回避できるようになっている。

*7 スターが最も多いプレイヤー。同率が2人以上いるなら所持コインが多いキャラクター。

*8 前述した戦闘の際に使用できるカードコストの最大値増加など。これにより一度に多数のカードを出せるようになるほか、コスト4以上を消費する強力なPvE専用カードが使用できるようになる。

*9 週間1000枚までの上限あり。

*10 厳密にはパッシブによる効果ではなくジュジュシールド自体の効果。

*11 説明文には書かれていないがゲーム開始時にジュジュシールドを展開する効果もあり。

*12 手札上限超過による破棄の他、スキル使用によるリロードでも発動する。

*13 ?マスに止まった際に発生するランダムイベントのこと。

*14 基礎値を0として計算するだけなので、ダイスで上乗せされた分は無視できない。

*15 累積しない。パッシブによるバフが掛かっていないときのみ発動する。

*16 4ダメージ受ける代わりに3ターン攻撃力+5

*17 2ダメージ受ける代わりにその後3ターンの間ターン開始時に3点ライフを回復

*18 PvEではスキル名が「回収利用」に変化。

*19 PvPでは「腐った弁当」「毒で毒を制する」「チョコレートケーキ」「ハンバーガー」の4つが対象。

*20 罠の一種。配置されたマスに止まると3ダメージ。

*21 PvEではCT4。

*22 PvEではスキルが「癒しの粘液」(CT3)に変化。

*23 アランナと同じ仕様で累積しない。

*24 PvP時は攻撃力+3。

*25 これも後述するが、ユメを運用する上で最重要となる特殊な効果カード。

*26 PvE時は「食べ放題」(CT3)に変化。

*27 3ダメージ受ける代わりに周囲5マス以内の敵に5ダメージを与える効果カード。

*28 特殊な効果カードの一種。所持者が効果カードの対象になった際にのみ使用でき、効果カードの使用者に効果対象を変更する。

*29 周囲6マス以内の相手に2ダメージ与え、次のターン開始時にも2ダメージ与える。その後自分のいるマスに謎のオブジェ(踏むと3ダメージ)を設置する。

*30 剣気1~2は1ずつ、剣気3で3の最大5アップ。

*31 PvEモード専用バトルカードの1枚で、コストが4とスターレベルを上げないと使えない代わりに攻撃力が最大20まで上昇するこのゲーム最強のバトルカード。

*32 防御側もダイスを振るため、ダイス補正込みだと防御力は最低でも9になる。相手のダイスの出目次第では更にそれ以上の攻撃力増加手段がなければならなくなるため、カイセイのデバフは最低2ダメージ以上与えられる水準まで相手の防御力を下げてしまう効果であるとも言える。

*33 PvEの敵NPCは手札0として扱う。

*34 突撃マスに止まった場合は例外。そのまま戦闘を仕掛けられる。

*35 こちらもPvPと同じく突撃マスに止まった場合は例外。そのまま戦闘を仕掛けられる。

*36 パッシブは累積しない。また自身のターン開始時に判定されるため、ラウンド開始時に敵キャラがいても自身の行動順までにいなくなっていれば適用される。

*37 PvE時は1枚破棄。

*38 敵一人を指定して1ダメージ。ターン内での効果カード使用可能枚数+1。ただし持っているとターン終了時に1ダメージ受ける。

*39 味方一人を指定してHP2回復。ターン内での効果カード使用可能枚数+1

*40 移動ダイス、バトルダイスどちらで出た場合でも発動する。

*41 持っているときに効果カードで誰かを回復したりショップで送金したりする度に対象と自分にヒールスタック2を付与する。

*42 PvEではスキル名が「ウィンウィン」に変化。

*43 下記のスキル発動だけでなく効果カード「あなたもどうぞ」(味方一人と自分がカード1枚獲得)を使用した場合でも適用される。

*44 反撃カードを使った打ち消しのこと。

*45 3マス以内のプレイヤー1人に5ダメージ

*46 1ターン内でのカード使用枚数+1、効果カードでダメージを与えた場合、対象のマークスタックの数値分ダメージが上乗せされる。

*47 攻撃カードのみ。防御カードは対象外。

*48 効果説明に書かれていない部分が多いので補足すると、狐火スタックは攻撃前にバトルカードを消費した時点で加算され、追撃ダメージは敵が回避に成功したかにかかわらず確定で入る。追撃で与えるダメージは相手のダイス補正を無視して基礎防御力のみで計算する。