ヘルブラム(七つの大罪)

登録日:2014/04/16 Wed 14:33:04
更新日:2025/05/05 Mon 08:05:40
所要時間:約 2 分で読めます





概要


ヘンドリクセン派の聖騎士。枢機卿位に就く高位の身分を持つ。
眼帯をつけた大柄な壮年の男性だが、強面な見かけに反して性格は軽くお茶目。
常に仮面(兜?)をつけていたが、途中で外して素顔で行動するようになった。

ギーラジェリコの上司で、
ヘンドリクセンの推薦で現在の地位に召し抱えられた過去を持つ不思議な経歴の持ち主である。

バイゼル喧嘩祭りでは審査員のラブヘルムとして姿を変えていた。

大剣を武器とし、他人から魔力を借りる魔力≪同調≫を使用する。
性格は冷徹かつ狡猾で部下を駒同然と扱う利己主義者。相手のことを「チミ」と呼ぶ。


キングとは旧知の仲で、浅からぬ因縁がある様子。

ヘンドリクセンの野望の同志で、魔神族の復活に力を注いでおりメリオダスの「常闇の棺」を奪った。
必要であれば無辜の民を犠牲にすることも厭わず、罪を全て<七つの大罪>になすりつける等、やり方は非情に汚く当然ながら部下に反感を抱かれている。



正体

本来の姿は妖精族の少年。(CV:神谷浩史)
外見はキングと同年代で、彼とは違い昆虫の羽が生えており耳は尖っている。
マーガレットの装飾を首回りにつけるなど紳士っぽい服を着ている。
性格が子供っぽいのは、元から子供であるからである。

キングの親友であり、妖精族の中でも特に人間に好意的で文化や考え方に興味を持っていた。
ある日、ヘルブラムはキングの制止を聞かず仲間を連れて森を出て行ってしまう。

そん時は俺っちを止めてくれよ。親友のチミがさ!

そこで出会った商人が持っている物の珍しさにつられるも、本性を露にした彼らに囚われてしまう。
人間達が目当てだったのは秘薬と言われている“妖精の羽”。

ヘルブラムは商人が雇った眼帯の老戦士によって重症を負い、目の前で仲間たちが羽をちぎられ死んでいく惨状を目の当たりにしたことで発狂。
助けにきたキングも老戦士により倒されたと思い込み、怒りで老戦士を殺した。

それ以来、人間への憎しみを抑えることができず、老戦士の姿を真似て人間に対する報復行為を無軌道に繰り返し続けていた。
キングに止められる形で討たれたものの、生存しておりヘンドリクセンに拾われて魔人族の復活を目論み暗躍している。

眼帯の老戦士の姿でいるのは憎しみを忘れない為であり、本来の姿と比べると戦闘力は落ちる。
神樹の根毛を召喚して戦うのが彼本人の戦い方らしい。

王国でも老戦士の姿でいることから、今でも人間への憎悪は持ち続けている模様。
ディアンヌを瀕死に追い詰めるも現れたキングによって倒された。

実はキングが一度倒したとき、本当に死んでいた。
妖精の体は死んでも腐ることはなく、肉体のみ約百五十年間闇商人の手に渡り、最終的にヘンドリクセンが買い取った。
ドルイドに伝わる禁呪・死者使役で蘇生され、再び生を受けたがこの術は“回数を重ねるごとに魂が摩擦し性質が著しく低下する”もの。二度も蘇生されたが、意を決したキングの「光華」(サンフラワー)の一撃によって、肉体は完全に消滅した。

ちなみにヘルブラムの玩具の兜は、騙した商人から貰ったキングへのお土産であり、二部では魂が兜に宿ってキングを見守る。
ヘンドリクセンのことも気になっているとのこと。
最後はかつて自分が滅ぼした町コランドの町の怨霊を静めるために自らが犠牲になり消滅した。


魔力

『同調(リンク)』
自分に同意した人間の魔力を借りることができる。
量はヘルブラム本人によって自由に決められることができ、一定以上の魔力を借りると相手が死ぬこともある。
バンの魔力「強奪」と似ている。


追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 七つの大罪
  • おっさん
  • 妖精
  • 置鮎龍太郎
  • 神谷浩史
  • ヘルブラム
  • 妖精族
  • 七つの大罪(漫画)
  • 聖騎士
  • 同調
  • ラブヘルム
  • 枢機卿
  • ヘンドリクセン派
  • リオネス王国
  • 哀しき悪役
  • 結構重い過去持ち
最終更新:2025年05月05日 08:05