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モランド大佐(ゴルゴ13)

登録日:2014/05/16(金) 17:40:21
更新日:2026/07/09 Thu 20:38:08
所要時間:約 3 分で読めます






奴が……奴が、ゴルゴ13か……



DANGER G.13 CAUTION
危険G13注意




モランド大佐とは、『ゴルゴ13』第25巻・第95話のエピソード「カリフォルニア軍団」に登場するゲストキャラクター。

概要

右目に眼帯をしている男性で、「カリフォルニア軍団」における事実上の主役。
ハミルトンに仕える元軍人のボディーガードで、彼に危害を加えるものは容赦しない。

表向きは米国防総省御用の建設業だが、裏で外国人部隊を派遣するギンメル社の社長のハミルトンは別居中の妻が東側のスパイ・ラフエスキーと密通していたことを知り、止むを得ずゴルゴに二人の抹殺を依頼。
一方、ハミルトンに仕えるモランド大佐は、一匹狼の殺し屋は信用出来ないとギンメル社の情報漏洩阻止のために驚くべき計画を立てた。
それは、モランド大佐率いる「カリフォルニア軍団」を使い、ラエフスキー殺害後にゴルゴ13を抹殺するというものだった。
ハミルトン自身はモランド大佐を信用していたのだが、結果としてすれ違う不幸を生んだわけでこの辺りは「軍人」と「商人」との間にある考えの違いから悲劇が生まれたのかもしれない。

と言ってもゴルゴ13に喧嘩を売るのは、大抵が逆恨みや自惚れ等だが、モランド大佐は「依頼を出したハミルトンの不安要素を少しでも減らす」という比較的合理的な判断だった。
実際、殺される直前に恐れたのが自分の命ではなくハミルトンへの報復だったため、上記のようなやり取りをした。

また、彼に油断も慢心も無く、ハミルトンが依頼を出したのがゴルゴ13と知ると、元特殊部隊の部下20人でも足りないと判断して、50人に増強して将校も一人から五人に手配。
更に計画も一から練り直して昼夜を問わず会議を続けていた。

他にも、あえて宣戦布告したり(一般人を巻き込まない配慮の一つだと推測される)、ゴルゴでは意外と珍しい「一般人を巻き込まない」という信念を持ち、ゴルゴの張り込みをしていた探偵のボブが尾行していた事を知っても「標的はゴルゴ13のみ」と指示を出して引き離そうとしていた。
但し、その忠告をボブは無視して「攻撃現場を目撃」した事で、最終的に抹殺司令が下された。

ゴルゴもその態度に敬意を示したのか、名前を事前に知りながら名前を訊ねたり、ハミルトンには手を出さないと誓ったりしている。
その漢らしさからゴルゴ13でも屈指の人気を誇る。

劇中の活躍

何日も張り込みを続けたゴルゴが遂に現れたラフエスキーとハミルトン夫人を狙撃した際にそれを合図としてモランド大佐はゴルゴ抹殺計画を始動。

仕事を終え、ホテルから立ち去るゴルゴの前に機動隊に変装した軍隊が攻撃を仕掛けるも失敗。
次に、戦車部隊の巨大トラックで前後から挟み撃ちにする「ローラー作戦」を実行するもコレも失敗。
二度も敗れたカリフォルニア軍団は、車で行き止まりを作り左右の崖から一斉射撃する「Xポイント」で決着をつけようとする。
しかし、ゴルゴは進路を塞いでいた車に突っ込み、その隙間から狙撃する離れ業で彼らを苦しめる。
Xポイントは全滅し、ゴルゴは射殺されたボブの車でその場を立ち去る結果に終わった。

カリフォルニア軍は最後の罠としてガソリンスタンド店員に変装して火炎放射機で攻撃を仕掛けるも失敗。
遂にモランド大佐以外は全滅、最期にゴルゴは彼の名を訊ねる。



「名前を……聞こうか……?」

「モランド……大佐だ……お前のことだ、事前に依頼者の関係者をリストアップし、わしの名前も知っていると思う……」
「しかし断わっておくが、この作戦に、おまえの依頼主のMr.ハミルトンは一切関係ない!」

「………」

「分かっただろうな!? 彼は何も知らないのだ!」

「……よく分かったよ……」
「たしかに、この作戦は民間人のものじゃない……たたきあげられた軍人のものだからな……」
「モランド大佐……」


ドゥンッ





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最終更新:2026年07月09日 20:38