喧嘩

登録日:2018/11/10 (土) 00:08:33
更新日:2025/06/14 Sat 21:06:43
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喧嘩とは、主に小学生と大人げない大人などが繰り広げる争いである。

基本的に対等な関係の者同士が行うものとされており、上下関係が関わると大抵いじめ(ハラスメント)として認識される。
ここでは『口喧嘩』と『暴力による喧嘩』について解説する。


口喧嘩

口喧嘩とは、暴言などで相手を傷つけるタイプ。
肉体的なダメージではなく精神面でのそれしか与えられないが、集団によるいじめなどに発展すると相手を自殺や不登校に追いやるということもあるので侮ってはいけない。
インターネット上での喧嘩は相手を攻撃できるようなゲームでない限り口論や口喧嘩となることが多い。
主な悪口としては以下のものがあげられる。

死ね

最もポピュラーかつ相手を容易に傷つける言葉である。
大抵の人は喧嘩の際に頭に血が上り、冷静な判断力が無くなっているためこの言葉を使用する場合がほとんど。
喧嘩の際には言った人は本当に相手が死んだときのことを考えてはいないであろう。

バカ、まぬけ、アホ

相手の知能面に対する侮辱である。
これはプライドが高く、自分のことを知能が高い等考えているような相手に対しては効果的である。

Fワード

英語の侮辱語。日本語の『死ね』より強い言い方なのでここでは具体的表現を控えさせていただく。英語圏で使おうものなら途端に社会的な死を迎えること必至。
インターネットの普及により増えてきた侮辱である。
最近では知っている小学生も多く、意味までは理解せずに使っていると思われる。

ブス、キモイ

相手の容姿に関して侮辱した言葉である。
自分の容姿にコンプレックスを持っている人を深く傷つける場合があり、非常に強力である。
相手によっては『ハゲ』なども使われる場合がある。

じじい、ババア/餓鬼、キッズ

相手の年齢について侮辱する言葉。
餓鬼、キッズはインターネットで使われる傾向があり、相手の発言が幼稚っぽい、漢字などの誤字が多い相手などに精神年齢が低いですね、という意味を込めて使われる言葉だが、YouTubeなどの年齢制限があるサービスなどでは『キッズはアカウントを作っちゃいけないよ』などの実年齢に対する煽りに使われる場合がある。

ビッチ、変態、スケベ

相手の性的な面について侮辱した言葉である。
ビッチ』は雌犬という意味であり、複数の男性と性的関係を持った女性などに侮辱としてしようされる言葉である。

う●こ、ち●こ

小学生などによる下品な言葉の羅列である。
どのような意図があるかはいまだに解明されていない。

その他

  • 阿婆擦れ
  • 負け犬
  • 糞野郎
  • 弱虫
  • 腰抜け
  • ずるい
  • ケチ
  • チビ
  • お前の母ちゃん出べそ


暴力による喧嘩

小学生などに多く、喧嘩をした後のことなどが考えられない人が行う場合が多い。
基本的に手段は選ばれず、場合によっては傷害事件や殺人未遂事件に発展する場合もある。

殴る

暴力のテンプレで、主に手を丸めて行われる。
威力は攻撃する部位によって異なる。
後頭部:基本的に頭蓋骨があるのであまり痛くないが、内出血をおこしたりたんこぶができたりする場合がある。
顔:目や鼻があり、非常にダメージが入りやすいため注意。
腹:臓器等があり、非常に危険
背中:背骨がありあまりいたくないが危険である。
足:恐らく喧嘩中に寝転んで足を殴ろうとする人はいないと思われる。
また殴るのが原因でなくても突き飛ばされて後頭部をぶつける場合がある。

蹴る

相手を蹴り、ダメージを与える。
足は手に比べて動かしやすく、殴るより威力がある。

踵落とし

あしのかかとを相手に思いっきりぶつける技である。
踵は非常に硬いうえに、上記の足の威力も加わり本当に危険。
場合によっては骨折する場合もあるし、それで済めばまだ良い方で死亡例も報告されている。

はたく、平手打ち

殴るとは違い、手をパーにしてはたく。

唾を吐きかける

相手に唾を吐きかけ、精神的な不快感を与えると共に、それを行ったものがインフルエンザなどに感染していた場合は病気への感染もあり得る。

噛みつく

腕などの柔らかい部位には威力が高い。
またヒトの口内も雑菌だらけなので、下手をするとそこから何かに罹ってもおかしくない。地味だが怖い技なのだ。

首を絞める

読んで字のごとく手や腕などを使って首を締め上げる。比較的簡単にできるが
やられた側の死亡率も非常に高く(恐らく上記の暴力の中で1、2位を争うだろう)シャレにならない結果になり得るので安易に使ってはいけない。

色々な喧嘩

世にはいろいろな喧嘩が存在する。

競技としての喧嘩

厳密には喧嘩ではないが、柔道や空手などは多少の暴力的要素が含まれている。

インターネットでの喧嘩

インターネットは匿名性があり、喧嘩は現実よりも多い。
なお、和解することはまずない。

裁判

裁判は合法的な喧嘩である。

語録などを用いた喧嘩

例のアレカテゴリに多く、淫夢語録などを使用する。
つまり限られた単語やセリフしか使えず、難易度が高い。

夫婦喧嘩

金銭的な問題や、家事や育児などのトラブルで発生する。
離婚に発展する場合があるが、この場合子供の未来が心配であるため非常に人を巻き込みやすい。
夫婦喧嘩は犬も食わないとされるが……。

痴話喧嘩

恋人同士がつまらない事から起こす。リア充爆発しろ

献花

霊前などに花を供える行為。

喧嘩男



アニメやゲームにおける『喧嘩』

特にヤンキー物においては欠かせないもの。

バトル物において、素手格闘を得手とする脳筋単細胞キャラが敵との戦闘を『喧嘩』と表現することがしばしばある。
これにはあえて日常的な表現を使うことで、一種の親しみやすさや後腐れの無さと頭の軽さを印象付ける効果がある。
代表的な例は「スクライド」の主人公カズマ等。

恋愛物において、序盤で喧嘩(という名の言い争い)をしている男女がやがてお互いを意識し出すというストーリーは定番である。
そして両思いになってからもストーリーを動かすために度々喧嘩をする。

お仕事物において、主人公が客同士の喧嘩を仲裁するシーンもしばしば見られる。日常の業務の一コマだったり、さらなるトラブルの伏線だったり、仲裁のために駆け回ったり、料理で仲裁したり、描かれ型は様々である。

そしてジャンルを問わず、「普段は喧嘩ばかりしているが、お互いのことを誰よりも認めている」関係性は人気が高い。






ここまで書いてきたが、やはり何の争いもなく、本当に平和で平凡な毎日こそ幸せなはず。
喧嘩に勝ったり論破したりした達成感より、家族や友達と幸せにすごしたり、それでなくとも相手に対しての礼儀やマナーには気をつけたりしよう。
ネットは公共の場で、匿名性のあるストレス発散所ではないということを念頭に置こう。


追記・修正は、喧嘩しないでお願いします。

( ゚Д゚)「おい!追記修正じゃなくて追記、修正にしろよハゲ!」
( ゚Д゚)「んだとこの野郎!やんのか!?」

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最終更新:2025年06月14日 21:06