オメガ・クライシス・ドラグーン

登録日:2014/10/12 Sun 20:09:26
更新日:2023/10/17 Tue 19:00:26
所要時間:約 4 分で読めます








一万年経とうと、竜は変わらず気高い存在だ。




概要

オメガ・クライシス・ドラグーンとは、デュエル・マスターズのクリーチャーである。
DM-19「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」にて収録。レアリティはスーパーレア。

コントロール型ティラノ・ドレイクデッキでは使用率が高いクリーチャー。


スペック

オメガ・クライシス・ドラグーン SR 火文明 (8)
クリーチャー:ティラノ・ドレイク 6000
自分のティラノ・ドレイクをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは自分自身の、ティラノ・ドレイク以外の種族のクリーチャーを1体選び、破壊する。
自分のティラノ・ドレイクを出した時に、毎ターンティラノ・ドレイク以外に通じる《黒神龍アバヨ・シャバヨ》的な能力を発動することができる。
もちろん、オメガ・クライシス・ドラグーンもティラノ・ドレイクなので能力は起動し、最低でも相手のクリーチャーを一体は撃破できる。

相手自身がクリーチャーを選ぶため、選ばれないクリーチャーを難なく破壊できる点は魅力的。
《レッド・ABYTHEN・カイザー》事実上のアンタッチャブル能力持ちクリーチャーをも能力を起動させない。
ただし、pig能力を持ったクリーチャーには注意。

良いことなのか悪いことなのかは分からないが、ティラノ・ドレイクが不遇種族であることも能力を強くしている。
何故ならば、相手がティラノ・ドレイクデッキを使ってくるという場面にはなりにくいため、能力を発動しやすい。
だが、相手がティラノ・ドレイクデッキを決して使ってはこないという訳ではないため、一応の注意はしておこう。


しかし、弱点も非常に多い。

まず能力は相手だけでなく自分にも影響する。

なので、ティラノ・ドレイクのサポート種族のはずのブレイブ・スピリットまで巻き込んでしまうという痛すぎる難点もある。
不死鳥編の他のハイブリッド種族と違い、ティラノ・ドレイクのみは未だにサポート種族はデッキにも重要な一員なのであまり巻き込みたくは無いところだが…

しかしそこは我慢をして、デッキをブレイブ・スピリットの比率を低くしティラノ・ドレイクで固める必要は出てくるだろう。
墓地回収やpig能力を持ったクリーチャーと合わせて使うなどの工夫もありか。
効果が強制なので、自分が不利にならないように気を付けたい。


次の難点としては、コストが重いこと。

コストが8と重量級であり、マナブーストに長けていないティラノ・ドレイクデッキでは出すのに時間がかかる。
仮に出せても、コスト8のクリーチャーの割にはパワーは高くない方なので、除去耐性が低い部分も厄介か。

だが、ティラノ・ドレイクはコントロールに長けてはおり、長期戦も出来る種族なので、場に出すまで粘ることは不可能ではないだろう。
《竜音のキラ》などで、コスト軽減の努力をするのもありかもしれない。


何だかんだで弱点は多いが、出せたならば非常に強いクリーチャー。

ティラノ・ドレイク以外のデッキが相手ならば、相手のバトルゾーンを壊滅状態に追い込める。
このカードの登場当時よりも軽いティラノ・ドレイクは増えているため、能力の発動も登場当時よりは楽だろう。

不死鳥編初期のクリーチャーながらも、その実力は侮れない。


相性の良いカード

ブラッディ・ドラグーン P(C) 闇文明 (2)
クリーチャー:ティラノ・ドレイク 4000
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、このクリーチャーを破壊する。
ブラッディ・イヤリング》の同型再販。

コストが非常に軽く出しやすいので、オメガ・クライシスの能力を発動させやすい。
ティラノ・ドレイクデッキの数少ない使いやすい守備要員として働ける点もベスト。

闘竜炎霊パイロン R 闇/火文明 (2)
クリーチャー:ティラノ・ドレイク/ブレイブ・スピリット 2000+
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
パワーアタッカー+2000
O・ドライブ-光×1と水×1と自然×1:(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンでさらに光1枚と水1枚と自然1枚をタップしてもよい。そうした場合、次のOD能力を得る。)
OD-このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のタップされているクリーチャーを1体破壊するか、このクリーチャーが相手のシールドを1枚ブレイクする。
DM-27で登場した闇/火のティラノ・ドレイク/ブレイブ・スピリット。
5色のO・ドライブを要求するサイクルの火/闇。

2コストのティラノ・ドレイクであるので、オメガ・クライシスの能力を起動させやすい。
O・ドライブを使える場面がまずないであろう点はちょっと残念ではあるか。

威牙忍ヤミカゼ・ドラグーン C 闇文明 (3)
クリーチャー:ティラノ・ドレイク/シノビ 2000
ニンジャ・ストライク2
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体は、「スレイヤー」を得る。
DM-29で登場した闇のティラノ・ドレイク/シノビ。
ニンジャ・ストライク2と、自分のクリーチャー1枚にスレイヤーを付与するcip能力を持つ。

このクリーチャーの登場により相手のターン中にもオメガ・クライシスの能力が発動できるようになった。
ヤミカゼの能力と組み合わさり、相手のバトルゾーンをズダズダにすることも容易。

攻撃クリーチャーを破壊した場合、攻撃は中止することも可能。

オメガ・クライシスの能力が突然発動できるその姿は、相手にとっては正に『不意打ち』そのものだろう。


補足

パワー6000にもかかわらず、W・ブレイカーを持っていない。
能力の都合上、スペックが調整されたのだろうが、不死鳥編以降のクリーチャーとして考えるとちょっと珍しい。



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最終更新:2023年10月17日 19:00