聖霊龍王 アルカディアスD

登録日:2014/12/28 Sun 18:40:13
更新日:2024/10/15 Tue 08:19:57
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聖霊王が「D」の力に目覚めし時、邪悪なるものは全て封じられる。





《聖霊龍王 アルカディアスD》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。

概要

DMX-17「龍の祭典!ドラゴン魂フェス!!」で登場した《聖霊王アルカディアス》のリメイククリーチャー。

対となる《悪魔龍王 ドルバロムD》と異なり、アルファディオスではなく元祖アルカディアスのリメイクとなっている。
元々は公式も、アルファディオスをリメイクする予定であり、その場合はドルバロムDとアルファディオスDという形になったのであろうが、パック全体のバランスということから重めのコストを持つクリーチャーを《獅子頂龍 ライオネル》に譲り、代わりにコストが軽いアルカディアスのリメイクに相成った、という経緯がある。

聖霊龍王 アルカディアスD(ディー) VR 光文明 (6)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 12500
進化-自分の光のドラゴン1体の上に置く。
T・ブレイカー
誰も光以外の呪文を唱えることができない。

ドルバロムD同様に「D」がついたことでドラゴン版と明示されているが、ドルバロムD同様そもそも冠詞が変わっているので必要ない気もしなくもない。
とはいえ、非公式の略称が「アルカ」「アルD」と呼び分けられるのは評価すべきところか。

ドルバロムDは進化元と種族が変更されただけに過ぎないのに対して、こちらは本来W・ブレイカーだったものがT・ブレイカーに変更されている。
これはDM-04時点で「T・ブレイカー」が存在しなかっただけの話であり、こちらが正当なパワーに見合ったブレイク数である。
そのため進化元を無視すれば上位互換の存在となる。

…もっとも、その「無視すれば」が、まったく無視できないのがアルカディアスDと元祖アルカディアスの差である。

ドルバロムDの闇ドラゴンは、ドラゴン・ゾンビブラック・コマンド・ドラゴンが多く存在することもあって、進化元には困らないうえ、《コッコ・ドッコ》のスーサイドなどでサポートも可能という充実っぷり。
一方アルカディアスDが指定する光のドラゴン…アポロニア・ドラゴンはそこまで覇権を取った種族でもなく、またホワイト・コマンド・ドラゴンは名古屋名物天むすしかおらず、キング・コマンド・ドラゴンに《偽りの王 ナンバーナイン》はいるが、正直進化元にするには贅沢過ぎる。
よってエンジェル・コマンド・ドラゴンを進化元にすることにはなるが、そのエンジェル・コマンド・ドラゴンはエンジェル・コマンドでもあるため、エンジェル・コマンド主体のデッキでは明らかに元祖アルカディアスに軍配が上がってしまう。

では、どういうデッキに採用することになるのだろうか?

まず《聖龍の翼 コッコルア》などのコマンド・ドラゴンサポートは充実させたい。
また、せっかく光のドラゴンが多くなるのだから、それに合わせて《ポッピ・ラッキー》などは採用しておきたい。

進化元は《寄生の精霊龍 パラス・ルーソワ》《専防の精霊龍 オルセー》《奮戦の精霊龍 デコデッコ・デコリアーヌ・ピッカピカⅢ世》あたりがベストか。
音感の精霊龍 エメラルーダ》《白壁の精霊龍 ヌーベル・バウラ》《天雷龍姫エリザベス》《光神龍ラル・アブゾーバー》なども候補に入るだろうか。

それにしても、ドラゴンサポートが少し少ないため、白単ではきついかもしれない。
元々のアルカディアスからして切札というよりは銀の弾丸としての役割が多かったこともあるので、こちらもサブで投入して意表をつくほうがおもしろみがあるかもしれない。
あるいは緑を少々混ぜるタイプもあるかもしれない。その場合《G・A・ペガサス》も候補に入るだろうか。

対となるドルバロムDに対してゲームエンド級の強さを持っていないためしょうしょう扱いには困るが、今後のカードプール次第ではデッキの潤滑油になり得ると期待したい。



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最終更新:2024年10月15日 08:19