奮戦の精霊龍 デコデッコ・デコリアーヌ・ピッカピカIII世(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/12/28 Sun 00:28:47
更新日:2025/07/11 Fri 19:28:16
所要時間:約 3 分で読めます








正義があればなんでもできる! ---奮戦の精霊龍 デコデッコ・デコリアーヌ・ピッカピカⅢ世






《奮戦の精霊龍 デコデッコ・デコリアーヌ・ピッカピカⅢ世》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。
なおページ名は文字化けなどを考慮して大文字のI3つで作成したが、カード名自体は「Ⅲ」(ローマ数字の「3」)である。
検索の際は注意。


概要


…見ての通り、名前が長い。
奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》の持っていた名前の最長記録を悠々と追い抜いた。
また名前の読みもファイナル・ストームや《R.S.F.K.》を追い抜かして堂々のトップである。

そもそもドラゴン・サーガのエンジェル・コマンド・ドラゴンは、エピソードシリーズの反省なのか何なのかはわからないが、かなりかっこいい名前が多い。
そんな中、なぜかこいつは時代に逆行するかのようにアホみたいな名前を名乗り始めた。
見た目も他が高貴な姿をしている中、ひとり禿げたおっさん

まあコモンということでそれなりのスペックの弱いネタカードなんだろうなあ…と思ったかもしれない。

奮戦の精霊龍 デコデッコ・デコリアーヌ・ピッカピカⅢ世  光文明 (4)
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 5000
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
このクリーチャーがブロックする時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。

これがまたそれなりには強いのである。
相手を2体止められる、4コストのエンジェル・コマンド
進化元としても、「エンジェル・コマンド進化」や「ドラゴン進化」「ブロッカー進化」に手広く対応。
現時点で登場している『聖霊龍王』も、


なんと貫禄の全対応。特にアルカディアスDやスタグネイトあたりはコストが繋がりやすいために実用度合いが高い。
最軽量光ドラゴンとしてもこれほどありがたい存在はないだろう。
《神令の精霊ウルテミス》や《専防の精霊龍 オルセー》といった対抗馬もいるが、そこに割って入れるスペックである。

松本大先生の漫画では

DMR-14前の漫画で《熱血龍 ドロドロ・ゲキカレーカラ・カレパン》を打ち取るために登場。
両者ともに「暴龍ガイグレン」非収録だったため、プレイヤーの中には疑問に思ったものもいたという。

まあ一方で突き抜けすぎた名前のクリーチャーが出るわけがないと思っていた人もいるらしいが。
タカラトミー…恐ろしい子!

なお《熱血龍 ドロドロ・ゲキカレーカラ・カレパン》の体中のカレーパンが炸裂したことでデュエマ自体は中断されている。
まるで意味がわからんぞ!

関連カード

聖霊王エルフェウス 光文明 (5)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 9500
進化-自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
相手クリーチャーはタップされた状態でバトルゾーンに出る。
W・ブレイカー
軽量エンジェル・コマンドのひとつ。
《死皇帝ベルフェギウス》のお供として長らく活躍してきたクリーチャー。
オルセーとピッカピカIII世のおかげで、光エンジェル・コマンド・ドラゴンデッキでさらなる活躍を見せられるかもしれない。

聖霊龍王 スタグネイト 光文明 (5)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 10500
進化-自分の光のドラゴン1体の上に置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーがタップしている時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーは相手のターンのはじめにアンタップされない。
スタグネイトは遅延の意。
ペルフェギウスとはまた異なるアンタップ封じであり、エルフェウスと組み合わせることで強固なロックを仕掛けることができる。
光文明単独でこの動きができるのは面白い。

聖霊龍王 アルカディアスD(ディー) 光文明 (6)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 12500
進化-自分の光のドラゴン1体の上に置く。
T・ブレイカー
誰も光以外の呪文を唱えることができない。
ドラゴン化したアルカディアス。
能力とPをそのままにWBからTBに変わっており、ドラゴンメインではあちらの上位となる。
ただしウルテミスなどを併用するなら元祖アルカディアスを採用する場面もあるかもしれない。
あちらのほうが汎用性は高いうえ、こちらはあちらに比べて進化元がまだ少ないため、ここらへんは他のカードと相談すべきか。

アルカディアスD、エルフェウス、スタグネイトが並ぶとほとんどのデッキにロックがかかる。ただしVANには要注意。
ロックを優先すべきか殴る方を優先すべきかは相手を見て考えよう。

余談

おそらくは滝川るるをイメージしたクリーチャーだが、本家本元のでこちゃんはここまでむさ苦しいおっさんではない(どころか、おでこからビームを発射できる病弱な怪力美少女である)。

フレーバーテキストはアントニオ猪木氏の「元気があれば何でもできる」からか。
元気が正義になったせいでやけに胡散臭いことになっているが。

《熱血龍 ドロドロ・ゲキカレーカラ・カレパン》のフレーバーテキストでは自分の名前がいいにくいと難癖をつけられて、「お主に言われたくないわい」と答えている。そりゃそうだ。

禿げたおっさんだが一応鱗と羽根をつけており、エンジェル・コマンド・ドラゴンとしての体裁はなんとか保っている。

アニメ「VS」第43話でも登場。バレンタインのチョコの守護天使として紹介されるも、周囲からおっさんじゃないかと総ツッコミ。
ぶっちゃけ・襟斗先輩の手持ちカード(ハラグロX&モーコリゴリ娘。)からは気持ち悪がられる始末であった。
しかも女の子クリーチャーではないのに掛け声で終わらず普通にしゃべる。ちなみに声はコジローを担当した檜山修之氏。
その後、「VSRF」第29話ではまじめ所ちょーがバサラ戦で使用。《ヘブンズ・フォース》で召喚された。使い手のネタに合いの手を入れる等、外見に違わずコミカルな演出を見せたが、彼の早期登場が仇となり侵略ZEROの発動を許してしまい、《ZERO ハンド》で破壊されてしまった。


項目があればなんでもできる! ---追記の精霊龍 デコデッコ・シュウセイヌ・ピッカピカⅢ世

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最終更新:2025年07月11日 19:28