砕神兵ガッツンダー

登録日:2015/01/14 (水) 12:33:53
更新日:2024/04/13 Sat 22:58:51
所要時間:約 5 分で読めます






オマエダカラコソ、ホンキデイクゼ




概要

真の脅威が迫ったら、無限の拳でぶち破れ!

砕神兵ガッツンダーとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
DM-10「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」にて初収録。レアリティはレア。

■DMC-14「紅の鋼鉄兵団(クリムゾン・アーマロイド)デッキ」
■DMC-55「コロコロ・レジェンド・7」
■DMD-15「ビギニング・ドラゴン・デッキ 熱血の戦闘龍」

などでも再録された。

対大型クリーチャー専用兵器とも言えるアーマロイド。
アーマロイドの代表的クリーチャーの一体と言っても過言ではない。

スペック

「デカイヤツホド、タタカウイミガアル」――砕神兵ガッツンダー

砕神兵ガッツンダー R 火文明 (2)
クリーチャー:アーマロイド 1000+
このクリーチャーは、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。
このクリーチャーがパワー6000以上のクリーチャーを攻撃する時、そのターン、このクリーチャーのパワーは+9000される。

タップされていないクリーチャーを攻撃できるアンタップキラー。

そして、特定条件下でパワーが大幅に上昇する。
その条件は、パワー6000以上のクリーチャーを攻撃する時に発動する。
また、パワーアップは「攻撃する時」なので、パワー6000以上のクリーチャーを攻撃し、パワー6000未満のクリーチャーにブロックされてもパワーは+9000される。

アンタップキラーの中ではコストパフォーマンスが大変軽い。
しかも驚異的なパワー上昇効果は注目するべきものがある。
最低一回でも6000以上の大型獣を殴れば、パワー6000~9500までのクリーチャーを撃破できるというだけでも恐ろしい。

単体でも2コストと軽いし、序盤に展開しやすいという点も魅力にあふれている。
そこに何らかの方法でパンプアップしてやると、6000未満の小型から中型も狙えるようにもなれる。

かなり大きいパワーの上昇もターン終了時まで継続される。
呪文などで無限アタッカーにすれば、殴るたびにパワーアップが行われるので、パワーが数万を上回ることもある。
連ドラやヘブンズ・ゲートなどの、大型クリーチャーを踏み倒すデッキで並べられた大型クリーチャーも容易に殲滅できる。

ちなみに無限アタッカーと化した状態で《光器パーフェクト・マドンナ》を相手にすると面白い事態に発展する。

マドンナを殴り続ければ、マドンナの除去耐性も絡んでパワーを無限に上昇できる。
とにかく高いパワーが欲しかったりするときにはチャレンジしてみよう。

また、アンタップキラーによるパワー上昇などが生かせない状況でもあまり問題は無い。
何故ならば、コストが軽量であるために序盤からシールドを殴る要因になれるだろう。
そのため、出すターンが序盤だろうが終盤だろうが、何らかの形で使いこなせる。

とにかく腐りにくいという面を見ても魅力にあふれていると言える。

相性の良いカード

無限掌 UC 火文明 (1)
呪文
バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップする。

DM-09で登場した火の呪文。

ガッツンダーにこの呪文を使えば、ガッツンダーが大型クリーチャーを殴るたびにパワーが上昇する。
パワー40000超えも夢では無くなるので、相手のバトルゾーンを壊滅させられる。

無限掌もコストが軽いので、ガッツンダーとの組み合わせを早いターンから起動できるのもよろしい。
ただ相手がパワー6000以上のクリーチャーを最低一体は出していないとパンプアップできないので、あまり早過ぎても後が続かないが。

光器ペトローバ SR 光文明 (5)
クリーチャー:メカ・デル・ソル 3500
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、メカ・デル・ソル以外の種族を1つ選ぶ。その種族のクリーチャーすべてのパワーは+4000される。
相手がクリーチャーを選ぶ時、《光器ペトローバ》を選ぶことはできない。

DM-09で登場したメカ・デル・ソル。

ペトローバで強化すれば、ガッツンダーが得意ではないパワー5000未満のクリーチャー撃破できるようになる。
パワー5500以外のクリーチャーには対応できるようになるため、隙が無くなるのだ。
アーマロイドデッキなどで投入し、他のアーマロイドもまとめて強化するという形で使うと良いだろう。

もちろん、ガッツンダーにはペトローバ以外の強化方法もある。
自分の使うデッキの好みに合わせ、強化方法を考えよう。

パワード・スタリオン SR 自然文明 (3)
クロスギア
これをクロスしたクリーチャーのパワーは2倍になる。
これをクロスしたクリーチャーは、パワー6000以上の時、「W・ブレイカー」を得る。
これをクロスしたクリーチャーは、パワー15000以上の時、「T・ブレイカー」を得る。

DM-14で登場した自然のクロスギア。

デュエルマスターズのパワー計算は+-を処理してから最後に2倍するという仕様になっている。
そのためこれをクロスした状態で能力が発動した場合+9000してから2倍、すなわち少なくとも20000というとんでもない数字になる。
コスト3のクロスギアを装備したコスト2のクリーチャーが切り札級の大型クリーチャーを軽く叩き潰す姿はまさしく圧巻の一言。

轟剣 レイジング・ザックス UC 火文明 (2)
クロスギア:サムライ
これをクロスしたクリーチャーは、「パワーアタッカー+3000」を得、タップされていないゴッドを攻撃できる。
ゴッドとバトルする時、これをクロスしたクリーチャーのパワーは+12000される。
これをクロスしたクリーチャーが、各ターンはじめてゴッドを攻撃する時、これをクロスしたクリーチャーをアンタップする。

DM-29で登場した火のサムライクロスギア。

ガッツンダーにクロスしてゴッドを攻撃する際にはパワーが最低でも16000。
パワー6000以上のゴッド(≒G・リンク状態のゴッド)ならば、パワー25000になってしまうので、大多数のゴッドを撃破できる。

まさに「砕神」兵という名前を体現するようになるのだ。

至宝 オール・イエス R 光/闇文明 (2)
クロスギア:サムライ
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
これをクロスしたクリーチャーのパワーは+4000され、「ブロッカー」を得る。
これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手の手札を見ないで1枚選び、捨てさせる。

DM-31で登場した光/闇のサムライクロスギア。

これをガッツンダーにクロスすれば、パワー5500以外のパワー6000未満クリーチャーに対応できるようになる。
その上に、攻撃の際にはハンデスも可能になるため、相手へさらなる追撃を行える。
コストも軽いので、クロスもしやすいだろう。

ただしブロッカーにもなるため、ブロッカー除去に弱くなってしまう点には注意。

デュエル・マスターズ プレイス

DMPP-10EX「魔帝剣征 -BATTLE OF GLORY-」にて収録。能力は変わっていないが、レアリティがアンコモンに降格した。
性能的に変化はないのでTCG版と特に使い勝手も変わりはないが、登場時点の環境で見かけやすい《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》の火力除去などには注意したい。

補足

フレーバーテキストを見ると、このクリーチャーは普段は本気を出していないが、どうやら特定の相手でないと、どうやら本気で戦わないようである。
しかもDMC-55のフレーバーテキストから見るに、大きい相手との戦いに意義を見出している思われる。

いつも本気で戦っていたら、背景世界でも相当な実力者になるのかもしれない。

DMD-15に収録された際には、ガッツンダーにまさかの異変が。

今まで片言で話していたガッツンダーが流暢に喋っているのだ。
しかも、光文明相手に自分の力を自慢しているかのような台詞であり、これまでのガッツンダーとは性格も異なっている。

これは、DMD-15などから始まったドラゴン・サーガの世界観が影響している。

ドラゴン・サーガは、従来の超獣世界とは違った歴史を歩んでいる別の世界である。
つまりDMD-15収録のガッツンダーは、これまでに収録されていたガッツンダーとはパラレル的存在。

なので、DMD-15のフレーバーテキストはドラゴン・サーガの世界観を上手く表していると言える。

アニメ

アニメでは「VSR」12話で、大量の量産されたガッツンダーによって、「カードショップ滝川」の周りの土地が全部人工の海になってしまった。
(デュエマ―ランドがデュエマーシーの建設のために地上げをしていた)





マチガイノオオイコウモクホド、ツイキ・シュウセイスルイミガアル

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • DM
  • DM-10
  • DMC-14
  • DMC-55
  • DMD-15
  • デュエル・マスターズ
  • 火文明
  • 砕神兵ガッツンダー
  • 聖拳編
  • レア
  • アーマロイド
  • パンプアップ
  • アンタップキラー
  • 相手が強いと本気を出す
  • 片言←別世界では流暢に喋る
  • デュエル・マスターズ プレイス
  • アンコモン
  • 栗田樹
  • 火文明のクリーチャー
  • デュエマ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月13日 22:58